JPH04189433A - 部品教示方法とこれに用いる部品供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子部品を部品集合体から取出して回路基板に
装着する際に部品装着機に前記電子部品の形状データを
教示する部品教示方法とこれに用いる部品供給装置に関
するものである。

従来の技術 回路基板に電子部品を装着する際、電子部品の大きさや
外形寸法、リード付の場合はり一トの長さや本数などの
形状データを部品装着機に入力しなければならない。

これに対して従来は、テープ状部品集合体などの部品集
合体から電子部品を取出した後、形状データ入力用の認
識カメラで前記電子部品を撮像することにより行われた
り、又は部品形状データを手入力することにより行われ
ている。

発明が解決しようとする課題 しかし電子部品を撮像するには、移動途中で電子部品を
所定位置に位置決めしなければならないため、１回の部
品装着動作に要する時間が長くかかり、部品装着効率が
悪いという問題がある。

又手入力は手間がかかるのみならず、誤入力が発生し易
いという問題がある。

本発明は上記従来例の問題点に鑑み、部品装着効率を低
下させず且つ誤入力の少ない部品教示方法とこれに用い
る部品供給装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本願の部品教示方法に関する第１発明は、多数の部品を
備えた部品集合体に前記部品の形状データを表すマーク
を予め設けておき、この部品集合体が装填された部品供
給ユニットを部品装着機械にセットする際に、前記マー
クを読取って前記形状データを前記部品装着機に入力す
ることを特徴とする。

本願の部品供給装置に関する第２発明は、テープ状部品
集合体の先端部に部品データを表すマークを予め設けて
おくと共に、前記テープ状部品集合体が装填される部品
供給ユニットの先端部に前記マークから部品データを読
取るマーク読取手段を設け、且つ読取られた部品データ
を格納する記憶部を前記部品供給ユニットに設けたこと
を特徴とする。

本願の部品供給装置に関する第３発明は、部品供給ユニ
ットに装填されたテープ状部品集合体の部品データを部
品装着機に伝送するためのデータ伝送部を前記部品供給
ユニットに設けると共に、この伝送部から伝送される部
品データを受信するデータ受信部を前記部品装着機に設
しりたことを特徴とする。

本願の部品供給装置に関する第４発明は、テープ状部品
集合体の長手方向複数箇所に部品数量データが格納され
た記録媒体を設けると共に、これら記録媒体から部品供
給動作に応じて前記部品数量データを読取るデータ読取
手段を設けたことを特徴とする。

作用 第１発明によれば、部品集合体のマークを読取ってその
形状データを部品装着機に入力することにより、従来の
ように部品集合体から取出した部品を途中で認識カメラ
上で位置決めすることに起因する部品装着作業の効率低
下や、形状データの手入力に起因する誤人力の発生を回
避することができる。

第２発明によれば、テープ状部品集合体を部品供給ユニ
ットに装填する際、テープ状部品集合体の先端部を部品
供給ユニットの先端部に導き出す通常の装填作業を行う
ことにより、部品供給ユニットのマーク読取手段によっ
てテープ状部品集合体のマークを読取ることができるの
で、第１発明におけるマークの読取作業を特別の手間を
かけることなく行うことができる。又段取替えなどによ
り部品供給作業途中で取外された部品供給ユニットを再
度セットしテープ状部品集合体の途中箇所から供給作業
を開始する場合は部品データの読取はできないが、この
場合でも一旦読取られた部品データは記憶部に格納され
ているので支障は生じない。尚、前記マークは形状デー
タを含む任意の部品データを表すことができるので、部
品の品番管理を行うための品番データなど必要な部品デ
ータを同時に読取らせることができる。

第３発明によれば、部品データをそのテープ状部品集合
体が装填されている部品供給ユニットの記憶部に記憶さ
せておき、この部品供給ユニットを部品装着機にセント
する際、前記部品供給ユニットのデータ伝送部から前記
部品装着機のデータ受信部に伝送することができるので
、第２発明における形状データの入力作業を特別の手間
をかけることなく、部品供給ユニットの通常のセット作
業によって自動的に行うことができ、しかも形状データ
以外に品番データなどの部品データを部品装着機に同時
に入力することができるので、部品供給ユニットの誤セ
ントをチエツクすることもできる。又部品データは記憶
部に格納されており必要に応じて部品データを部品装着
機に入力することができるので、部品供給作業途中にお
ける部品供給ユニットの交換を任意に行うことができる
。

第４発明によれば、テープ状部品集合体が部品供給ユニ
ットのリールから繰出されるなどの部品供給動作に応じ
て前記テープ状部品集合体の部品数量データを読取るこ
とができるので、部品供給作業途中での数量管理を行う
ことができる。

実施例 本発明の第１実施例を、第１図ないし第３図に基き説明
する。

第１図に示す電子部品の装着機において、装着機本体１
の上部に、電子部品２を吸着保持する吸着ノズル３がＸ
−Ｙ−Ｚ方向に移動可能なように配設されている。装着
機本体１の左部には、電子部品２が装着される回路基板
４を所定位置に搬送して位置決めするための搬送位置決
め手段５が配設されている。装着機本体１の右部には、
多数の電子部品２をテープ状体に１列状に収容しリール
６に巻回されたテープ状部品集合体（部品集合体）７が
繰出し可能に装填された複数の部品カセット（部品供給
ユニット）８がセットされている。

各テープ状部品集合体７の先端部上面には、このテープ
状部品集合体７が有する電子部品２の大きさ、リードの
長さや本数、外形寸法などの形状データ、品番データ、
搭載数量データなどの部品データを表すバーコード（マ
ーク）９が、第２図に示すように、予め設けられている
。一方、部品カセット８の先端部に立設された断面り字
形状の支持部１０の先端部下面には、このバーコード９
を読取るための発光素子１１ａ　及び受光素子１１ｂか
らなるマーク読取手段１１が下向きに設けられている。

部品カセット８の前後中間部には、読取られた部品デー
タを記憶するための記憶部１２が設けられている。又部
品カセット８の先端前面部には、前記記憶部１２に記憶
されている部品データを装着機に光伝送する光伝送部（
伝送部）１３が設けられている。これに対応して装着機
本体１の前記部品カセット８と対面する部位には、前記
光伝送部１３との間で送受信を行う送受信部（受信部）
１４が設けられている。

又テープ状部品集合体７のテープ部分側縁部の複数箇所
には、第３図に示すように、部品数量データを格納する
磁気テープ（記録媒体）１５が例えば１００個の電子部
品２に対応するピッチで配設されている。各磁気テープ
１５には夫々の配設箇所以降に収容されている電子部品
２の搭載数量が格納されている。尚、テープ状部品集合
体７の終端部近傍では配設ピッチを細かくしている。一
方、装着機本体１には、部品カセット８がセットされた
状態で前記磁気テープ１５から部品数量データを読取る
読取ヘッド（データ読取手段）１６が昇降可能に配設さ
れている。

本実施例によれば、テープ状部品集合体７をリール６に
巻回された状態で部品カセット８に装填し、その先端部
を部品カセット８の先端部に導き出すことにより、テー
プ状部品集合体７のバーコード９からその部品データが
読取られて一旦格納され、前記部品カセット８を装着機
本体１にセットすることにより、装着機からの指示を受
けて前記部品データを前記装着機に入力することができ
る。又部品供給作業の途中であっても、更にはテープ状
部品集合体７の途中箇所から部品供給作業が開始されて
も、テープ状部品集合体７の繰出動作に応じて部品数量
データを読取り電子部品２の取出数量や残量をカウント
して数量管理を行うことができる。尚、部品データは一
旦読取られた後は部品カセ・ント８の記憶部１２に格納
されているので、テープ状部品集合体７の途中箇所から
供給を開始する場合でも装着機の指示を受けて部品デー
タをこの装着機に入力することがことができ、部品カセ
ット８の交換を任意に行うことができる。

本発明の第２実施例を、第４図に基き説明する。

本実施例では、部品データを表すバーコード９をリール
６の外面に設け、このバーコード９を読取るためのバー
コードリーグ（マーク読取手段）１７を部品カセット８
の記憶部１２に着脱可能とした点に特徴を有する。本実
施例のそのほかの構成は第１実施例と同様なので共通符
号を付して示し、説明は省略する。

これにより、第１実施例では部品データの読取がテープ
状部品集合体７を部品カセット８に装填するときしかで
きないのに対し、本実施例ではバーコードリーダ１７に
よって随時行うことができる。従って本実施例では、部
品カセット８の記憶部１２を省略することも可能である
。

本発明は上記実施例に示すほか、種々の態様に構成する
ことができる。例えば上記実施例ではバーコードによっ
てマークを構成しているが所定部品データを表すことが
できるものであればこれに限定されない。

発明の効果 本願の第１発明は、部品装着効率の低下や誤入力の発生
を招くことなく部品の形状データを部品装着機に入力す
ることができる。

本願の第２発明は、テープ状部品集合体を部品供給ユニ
ットに装填する装填作業のみで、形状データなどの部品
データの読取作業を特別の手間をかけることなく行うこ
とができる。又読取られた部品データは記憶部に格納さ
れているので、部品供給ユニットの交換を任意に行うこ
とができる。

本願の第３発明は、部品供給ユニットの通常のセット作
業のみで、部品データの入力作業を行うことができる。

本願の第４発明は、テープ状部品集合体の部品数量管理
を部品供給作業の途中で行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の全体構成図、第２図はそ
の要部の構成図、第３図はその変形例の要部の構成図、
第４図は本発明の第２実施例の全体構成図である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）多数の部品を備えた部品集合体に前記部品の形状
   データを表すマークを予め設けておき、この部品集合体
   が装填された部品供給ユニットを部品装着機械にセット
   する際に、前記マークを読取って前記形状データを前記
   部品装着機に入力することを特徴とする部品教示方法。
2. （２）テープ状部品集合体の先端部に部品データを表す
   マークを予め設けておくと共に、前記テープ状部品集合
   体が装填される部品供給ユニットの先端部に前記マーク
   から部品データを読取るマーク読取手段を設け、且つ読
   取られた部品データを格納する記憶部を前記部品供給ユ
   ニットに設けたことを特徴とする部品供給装置。
3. （３）部品供給ユニットに装填されたテープ状部品集合
   体の部品データを部品装着機に伝送するためのデータ伝
   送部を前記部品供給ユニットに設けると共に、この伝送
   部から伝送される部品データを受信するデータ受信部を
   前記部品装着機に設けたことを特徴とする部品供給装置
   。
4. （４）テープ状部品集合体の長手方向複数箇所に部品数
   量データが格納された記録媒体を設けると共に、これら
   記録媒体から部品供給動作に応じて前記部品数量データ
   を読取るデータ読取手段を設けたことを特徴とする部品
   供給装置。