JPH0418904B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0418904B2
JPH0418904B2 JP5373387A JP5373387A JPH0418904B2 JP H0418904 B2 JPH0418904 B2 JP H0418904B2 JP 5373387 A JP5373387 A JP 5373387A JP 5373387 A JP5373387 A JP 5373387A JP H0418904 B2 JPH0418904 B2 JP H0418904B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper feed
cutting
time
paper
document
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5373387A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63221855A (ja
Inventor
Tetsuya Ito
Shogo Iwai
Shizuo Yoshikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP5373387A priority Critical patent/JPS63221855A/ja
Priority to EP88103296A priority patent/EP0281136B1/en
Priority to DE8888103296T priority patent/DE3863657D1/de
Priority to US07/164,338 priority patent/US4817877A/en
Publication of JPS63221855A publication Critical patent/JPS63221855A/ja
Publication of JPH0418904B2 publication Critical patent/JPH0418904B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈技術分野〉 本発明は、給紙機構を備え、文書、書類等の裁
断(細断)を行う裁断機に関し、給紙トラブルの
検出機構を設けた装置に関するものである。
〈従来技術〉 給紙機構を備える裁断機は、西独公開特許
2214799に開示されている。
当該特許によれば、文書をセツトする給紙台
は、スプリング(弾性部材)で、常時、給送ロー
ラーの方向へ付勢され、前記給紙台にセツトされ
た書類は前記給送ローラーにより上部から適量ず
つカツターへ給送される。当該カツターに給送さ
れた文書は細かく裁断され、屑箱に排出される。
上述した様に、前記給紙台は前記スプリングの
弾性作用によつて、常時、前記給送ローラーの方
向に付勢されているため、文書を前記給紙台にセ
ツトするためには、手操作で該給紙台を押し下げ
ねばならず、操作性が極めて悪いという問題があ
つた。
そのため、文書のセツト状態が悪いまま裁断が
開始され、用紙がカツターに給送される途中で給
紙トラブルが発生していた。
〈発明の目的〉 本発明は、上記の事情に鑑み、給紙トラブルを
正確に検出し、該給紙トラブルが検出されたとき
は、即座に文書の裁断動作を停止させる裁断機を
提出し装置の故障を未然に防ぐことを目的とす
る。
〈実施例〉 以下、本発明の構成を図面を参照しつつ説明す
る。
第1図は本発明の実施例に係る裁断機の斜視
図、第22図は前記裁断機の操作パネルの平面
図、第3図は前記裁断機の概略断面図である。
同図において、1は裁断機本体を表わしてい
る。当該裁断機本体1は2つの給紙口、即ち、第
1給紙口2と第2給紙口3とを備えている。
前記第1給紙口2は、廃棄文書が載置される給
紙台4と、当該給紙台4を被覆する給紙台カバー
5とから成つている。当該第1給紙台2には文書
を多量にセツトでき、又、セツトされた文書を適
量ずつカツター(裁断部)6a,6bに送り込む
給紙ローラー7が設けられている。図示される如
く前記裁断部は一対のカツターローラー6a及び
6bから成り、当該カツターローラー6a及び6
bはモーター8の駆動により回動する。
他方、前記第2給紙口3は、2〜3枚の書類を
裁断処理する場合に使用される。即ち、裁断によ
つて廃棄したい文書を当該第2給紙口3に挿入す
ると、順次、前記カツター6a,6bによる裁断
が実行される。
以下、前記給紙ローラー7を有し、セツトされ
た文書を前記裁断部6a,6bに給送する給送機
構を備える給紙部を第1給紙部、前記第2給紙口
3から成る給紙部を第2給紙部と呼ぶ。
なお、上述した如く、第1給紙部と第2給紙部
の2つの給紙部を備えている場合、当該第1給紙
部による文書裁断中、緊急に裁断処理を行いたい
書類があれば、これを前記第2給紙部に投入す
る。そして、前記第1給紙部からの裁断処理と平
行して緊急書類の裁断も行える。
又、コンピユータフオーム紙の様な連続紙を裁
断する場合は、支持棒9に支持されているセツト
台10a,10bの上に連続紙をセツトし、セツ
トされた連続紙の先端を前記第2給紙部に投入し
て、裁断処理を行う。
前記カツター6a,6bに送り込まれた文書
は、裁断後、前記本体下部11内に収納される。
当該本体下部11の前面扉12は開放可能な構造
となつており、前記本体下部11内(正しくは当
該本体下部11内に設けられている袋又は箱)に
収納された裁断屑を、適宜、処分できる様になつ
ている。
図中、13は操作パネルであり、そこには、前
記カツターローラー6a,6bを逆転させるため
の逆転キー201、裁断中裁断動作を停止させ、
かつ裁断中断中裁動動作を再開させるためのポー
ズキー202、電源が供給されている時点灯する
ランプ204、前記モーター8,16,21に過
負荷がかかつたとき点滅するランプ205、前記
モーター8の温度が所定温度以上になつたとき点
滅するランプ207、前記カツター6a,6bに
より裁断された裁断屑が満杯になつたとき点灯す
るランプ208、給送トラブルのとき点滅するラ
ンプ209、並びに裁断中断中点滅するランプ2
03が設けられている。
又、前記給紙台カバー5には透明部材から成る
窓部15が設けられてあり、当該給紙台カバー5
を閉じた状態でも前記第1給紙部にセツトされて
いる文書の量が外部から見える様になつている。
前記第1給紙部の斜視図を第3図に示した。
図中、16は直流モーターで、当該直流モータ
ー16の駆動は減速ギヤユニツト17を通して回
転軸18に伝達されるので、給紙台4は前記直流
モーター16の制御により当該回転軸18を中心
にして回動できる。
前記給紙台4には補強のために凹部19が設け
られており、さらに、当該給紙台4上に文書があ
るか否か検出するためのアクチユエータ20を備
えている。
直流モーター21の駆動は、図示しない減速機
構を通して、回転軸22に伝達される。
前記回転軸22には搬送ローラー23が固定さ
れている。又、当該回転軸22に対してアーム2
4がフリーに取り付けられている。
前記アーム24の他端には軸25が取り付けら
れ、当該軸25の両端には給送ローラー7が備え
られている。
又、前記回転軸22の回転力はベルト26を介
して前記軸25に伝達されるため、前記直流モー
ター21が回転すると前記搬送ローラー23のみ
ならず前記給送ローラー7も回転する。
なお、図中、27は前記給紙台4上に載置され
た文書の最上部の位置を検出するためのアクチユ
エーターである。又、28は前記給紙台4に文書
を案内するガイド、29及び30は前記給紙台4
上にセツトされた文書を裁断部に案内するガイド
である。
次に、本実施例の裁断機の給紙部及び裁断部の
詳細につき、第4図乃至第6図を用いて説明す
る。既出部品には同符号を付与している。
カツター固定フレーム31には、前記カツター
6a及び6bの他に、ガイド板32,33が固定
されている。このカツター固定フレーム31は、
防振ゴム34を介して下ユニツト35に固定され
ている。
給紙フレーム36には、第1給紙部を構成する
回転軸18,22、ガイド28、給紙台カバー
5、ガイド29,30等が取り付けられている。
又、当該給紙フレーム36は前記防振ゴム34を
介することなく前記下ユニツト35に取り付けら
れている。
この様に給紙フレーム36とカツター固定フレ
ーム31は互いに直接連結されていないので、前
記カツターローラ6a,6bの振動が給紙フレー
ム36に伝わりにくくなり、給紙機の故障が少な
くなる。
ここで、前記下ユニツト35とは、ゴミ袋
(箱)を六方に囲んだ木製の筐体であつて、前方
には開放可能なドア12が設けられ、上方には前
記カツター6a,6bで裁断された裁断屑が通過
するための開口部37が形成されている。
第4図は前記給紙台カバー5を開成した状態を
示している。等該給紙台カバー5を開けると、カ
バースイツチCSW38はOFFとなつて、前記給
紙台4は下方に移動する。そして、前記アーム2
4の一端に形成された突起部39が前記ガイド1
7と係合するため、前記給送ローラー7は図で示
す位置に停止している。
その他、スイツチ40、スイツチ41、スイツ
チ42、スイツチ43並びにスイツチ44が設け
られている。
前記スイツチ40は、前記給紙口3に書類が投
入されたか否かを検出するために設けられてい
る。
又、前記スイツチ41は、前記ガイド29とガ
イド30との間の搬送路に書類が存在するか否
か、即ち、書類の有無を検出するために設けられ
ている。
さらに、前記スイツチ42は、前記給紙台4が
第4図に示す最下の位置にあることを検出するた
めに設けられている。
さらに、前記スイツチ43は、前記給紙台4上
の書類の有無を検出するために設けられている。
さらに、前記スイツチ44は、前記給紙台4上
に多量に積載された書類の最上部位置を検出する
ために設けられている。
第5図は前記給紙台4上に多量(300〜500枚)
の書類45をセツトした後、前記給紙台カバー5
を閉じた状態を示している。
このとき、前記書類45の最上部が前記アクチ
ユエータ27を動作させ、前記スイツチ44が
ONするまで、前記給紙台4が上昇する。なお、
当該給紙台4の下部にはスプリング46が取付け
られているが、これは前記直流モーター16のパ
ワーを軽減するために補助的に取り付けられたも
のである。
第6図は前記給紙台4上に数枚の書類がある場
合の状態を示している。
ここで、第5図と第6図において、前記給送ロ
ーラー7の位置を比比較すればわかる様に、セツ
トされた書類の量が多いほど、前記給送ローラー
7の位置は高くなる。これは、給紙先端部の高さ
を基準にしているためである。
図より明らかな如く、前記給紙台カバー5は支
点47を中心に回動自在になつており、当該給紙
台カバー5のカバー部分が形成されてない側に
は、前記カバースイツチCSW38を押圧する部
材48が設けられている。当該押圧部材48は前
記給紙台カバー5が開らいているときは前記カバ
ースイツチCSW38を押圧せず、これとは反対
に、当該給紙台カバー5が閉じているときは当該
カバースイツチCSW38を押圧する。
第7図に前記カツター6a,6bを回転させる
ためのカツターモーター8の駆動制御回路及び電
源回路を示す。
図中、49は交流電流、50は主電源スイツ
チ、51はトランス、52は前記トランス51に
より変圧された交流電圧を直流に変換するための
コンデンサ、53は交流を直流に変換する安定化
電源回路、55,56は、各々、体記ドア12の
開放に応答するスイツチ、前記カツターモーター
8が所定温度以上になると開成するスイツチであ
る。
又、図中,は、各々、カツターモー
タ駆動信号MFR、カツターモータ逆転信号MRR
の反転信号、またはV2,V5は、各々、安定化さ
れる5Vの電圧、安定化されていない約24Vの安
定である。
従つて、が“L”が“H”のとき、
リレーコイル306に電流が流れ、常開接点57
は閉成し、前記カツターモーター8は正方向に回
転する。又、,が共に“L”の時はリ
レーコイル305,306共に電流が流れるので
常開接点57,58,59は閉成し、かつ、常閉
接点61,62は開成し、カツターモータ8は逆
方向に回転する。
又、カツターモーター8への電力供給線にはコ
イル304が巻かれており、このコイル304は
電流電圧変換回路300に接続されている。これ
はカツターモーター8に流れる電流量を検出する
ものであつて、その電流値に比例する電圧が電流
電圧変換器300から出力される。従つて、この
電流電圧変換器300からの出力を比較回路30
1で、基準電圧と比較したとき出力が基準電圧よ
り大きい場合は、カツターモーター8に過電流が
流れた(即ち、過負荷がかかつた)ことになる。
又、Vsは安定化されていない約24Vの電圧で
あり、負荷(直流モーター16,20)側に過負
荷がかかつた場合は、Vsは電位降下し約18V以
下になつてしまう。このVsの電位降下を比較回
路302で検出する。従つて、前記直流モータ1
6,20に過負荷がかかつた場合Vsは約18V以
下に降下し、比較回路302の出力は“H”とな
る。
そして、比較回路301,302の出力は共に
ORゲートである論理回路303に入力され、そ
の出力はMI信号として出力される。従つてMI信
号は、カツターモーター8、直流モーター16,
20に過負荷がかかつた時“H”となる。
〈給紙台昇降制御〉 給紙台4は直流モーター16によつて昇降制御
を行う。前記給紙台4は前記給紙台カバー4が開
いているとき、当該給紙台に書類がないとき、前
記カツターローラー6a,6bが逆転していると
き、給送トラブルのとき、いずれも下降する様に
制御される。
その他、前記給紙台4に書類がセツトされてい
るときはセツトされている書類の最上部が前記ア
クチユエータ27は動作させて前記スイツチ44
をONするまで上昇するように制御される。従つ
て、裁断処理中は、上部より適量ずつ書類が給送
されるためスイツチ44はほぼ定期的にON−
OFFを繰り返しOFFになつたときは、ONするま
で給紙台を上昇させる。
〈カツターモーター8の駆動制御〉 前記スイツチ40若しくはスイツチ44がON
しているとき及び当該スイツチ40若しくはスイ
ツチ44がOFFになつてから一定時間(約1〜
6秒)経過するまで前記カツターモーター8は正
方向に回転し、前記カツター6a,6bも回転す
る。ただし、裁断処理中、前記カツター6a,6
bに多量の文書が送り込まれたり、堅い物質(金
属や木材等)が送り込まれると、前記カツター6
a,6bは回転しなくなるため前記カツターモー
ター8には過電流が流れ、それを検出して前記カ
ツターモーター8を停止させるこのときランプ2
09が点滅する。この状態で、例えば前記給紙0
3に書類を投入しても前記カツターモーター8は
回転しない。この場合、一度逆転スイツチ201
(第1図b)を押し、前記カツターモーター8を
逆転すなわちカツターローラ6a,6bを逆転さ
せてカツター間につまつた書類等を取り出してか
ら裁断処理の再開が可能となる。
〈給紙機構の制御〉 前記給紙台4に書類がセツトされると前記給送
ローラ7、搬送ローラ23は給送動作を行う。た
だし、次の場合は給送動作を停止する。
(i) 給紙動作開始後、所定時間経過しても、前記
ガイド29,30に挾まれた搬送路を書類が通
過しない場合 (ii) 先行する書類が前記ガイド29,30に挾ま
れた搬送路を通過してから所定時間経過しても
後続の書類が当該搬送路を通過しない場合 (iii) 前記給紙台4上に書類がなくなつた場合 (iv) 裁断処理中、給送ローラ7が動作しているに
もかかわらず所定時間(約40秒)以上スイツチ
44がONしている場合 〈2つの給紙口から並行裁断処理〉 前記給紙口4にセツトされた書類と、前記給紙
口3から投入された書類は、同時に並行して前記
カツター6a,6bで裁断処理を行うことができ
る。
又、給紙ミス等による第1給紙部の給紙動作不
能のときでも、前記スイツチ40がONすれば前
記カツター6a,6bは回転する様に構成されて
いるため、前記給紙口3からの裁断処理を行うこ
とができる。
〈直流モーター16,21の駆動制御〉 前記給紙台4を昇降制御するための直流モータ
ー16は正逆回転可能である。図は,
STFRが共に“H”のときの状態を表わしてい
る。このときリレーコイル151,154には電
流が流れないのでモーター16は回転しない。切
換切片は152,155は図の状態である。
一方、が“L”の時は、リレーコイル1
54には電流が流れ切換切片155が切り換り、
モーター16に電流が供給されモーター16は正
回転する。
又、が“L”の時はモーター16は逆回
転する。
又、か“L”の時はリレーコイル156
には電流が流れ切換切片157が切り換りモータ
ー21は正回転する。
以上に述べた,,は後述する
回路より出力される信号である。
続いて、上述した制御を行うための制御回路図
を第9図乃至第17図に示す。
第10図はタイマー回路であり、第11a図の
様に入力が所定時間T1以上Lとなつた場合は、
当該所定時間経過後から入力が再び“H”となる
までその出力は“L”となる。又第11b図のよ
うに入力が所定時間T1内だけ“L”となる場合
は出力は“H”のままである。前記所定時間T1
は抵抗134コンデンサ134を適当に選択する
ことによつて変えることができる。
第12図は主電源50ON時から所定時間
“H”を出力するリセツト信号出力回路である。
この出力信号を第13図に示している。
第9図は本発明に係る制御回路図である。この
内、105は給紙トラブルを検出するための回路
であり、入力I1〜I4に対し出力O1,O2が出力され
る。給紙トラブルを検出したときは出力O2
“H”、出力O1が“L”となる。この給紙トラブ
ル検出回路105の具体的な回路を第14図に示
している。
ここで第14図aに示された給紙トラブル検知
回路について説明する。図中139,140は第
10図に示したタイマー回路であり、その所定時
間T1は、夫々、40秒、2.5秒に設計されている。
この給紙トラブル検知回路105は2つの給紙
トラブルを検出することができる。
1つは給紙動作開始後所定時間(2.5秒)経過
しても、書類がガイド29,30間を通過しない
とき、もう一つは、裁断処理中スイツチ44が所
定時間(40秒)経過してもOFFしないときであ
る。
前者の場合、給送ローラー7が正常に動作しな
かつたり、又、正常に動作しても書類がスイツチ
41をONするまでに詰まつたりすることが原因
となつて給紙トラブルとなる。
後者の場合、正常な裁断動作をくり返した場合
書類45は除々に給送されていくためスイツチ4
4はOFFとなり、それに従つて給紙台4を上昇
させ、スイツチ44がON、又、書類が給送され
るためスイツチ44はOFFとなり、以上の様に
スイツチ44はON若しくはOFFを繰り返す。
しかし、書類がガイド29,30間に詰つてい
るにもかかわらず給送ローラ7が給送動作を継続
しても書類45は減少することがないので前記ス
イツチ44はONしたままである。
従つて、正常なとき前記はスイツチ44は
ON、OFFを繰り返すのに対し、給紙トラブル時
は、スイツチ44はONしたままであり、これを
検出して給紙トラブルとする。このときの正常時
及び異常時のタイムチヤートを、各々、第14b
図、第14c図に示す。図中137′,139′は
各々NANDゲート、タイマー139の夫々の出
力である。第14b図の様にスイツチ44が所定
時間T2以内にON、OFFをくり返す場合は、タイ
マー139の出力139′は“H”のままである
のに対し、第14c図の様にスイツチ44が所定
時間T2以上ONしつづけるとタイマー139の出
力139′は“L”となりR−Sフリツプフロツ
プ143をセツトする。
このR−Sフリツプフロツプのリセツト端子に
は、カバースイツチ(SW38とリセツト信号が
入力されているので、前記カバー5を開けること
によりこのフリツプフロツプはリセツトされ、給
紙トラブルは解除される。
従つて給紙トラブルのときは、給紙カバー5が
開けられるか、主電源を切つて再びONするまで
給紙トラブル検知回路105の出力O1,O2
各々“L”、“H”となる。
第9図に示す様に給紙トラブル検知回路105
の出力O1はアンドゲート106に入力され、従
つて裁断処理中給紙トラブルが起きると、アンド
ゲート106の出力は、カバー5の開閉状態にか
かわりなく“L”アンドゲート107の出力は
“H”、アンドゲート108の出力は“H”、AND
ゲート109の出力は“L”となり、,
STFRは各々“L”、“H”となりモーター16は
逆回転し給紙台4は下降する。
又、PSW40またはFSW44がONした時、
ORゲート121の出力は“H”となる。ORゲ
ート121の出力が入力されるタイマー122は
第10図に示したタイマー回路136と同様で、
その所定時間T1は約2.5秒に設定されている。こ
のタイマー回路122の出力はアンドゲート12
8、ORゲート161、インバータ132を介し
て信号となる。
従つて、信号はFSW44又はPSW40
がONしているとき及びOFFしてから約2.5秒間
“L”となり、その間、カツターモータ8は正回
路する。又、FSW44がONしている時は
信号は“L”になりモーター21は回転し給送ロ
ーラ7は給送動作を行う。
次に裁断動作を中断する時の制御について説明
する。裁断処理中ポーズキー202を押すか、裁
断屑が満杯になるとランプ203が点滅し、スイ
ツチ40,44の状態にかかわりなく裁断動作は
中断する。
図中の中断制御回路124の詳細図を第15図
に示す。
第15図中、149はDタイプエツジトリガー
ドフリツプフロツプであり、これはCP端子に立
ち上がりパルス波形が入力されると出力Qはその
時入力端子Dに入力されている信号を出力し、再
びCP端子に立ち上がりパルス波形が入力される
までその状態を保持し、ただしS端子に“L”が
入力されたとき出力Qは“H”を、端子に
“L”が入力されたとき出力Qは“L”を、各々、
出力するフリツプフロツプである。従つて裁断処
理中ポーズキー202を1回押すとフリツプフロ
ツプ149のCP端子には立ち上がりパルスが入
力され出力Qは“L”となる(この時出力は
“H”となる)。この状態で再度ポーズキー202
を押すと出力Qは“H”となる。また裁断処理
中、裁断屑が満杯になると、入力I3は“L”とな
り、ANDゲート146は、主電源をONした時
と裁断動作を行なつていないときのみ“H”とな
るので、裁断処理中、裁断屑が満杯になるとフリ
ツプフロツプ149の端子には“L”が入力さ
れるのでフリツプフロツプ149の出力Qは
“L”となる。この様に、ポーズキー202を押
すか、または裁断屑が満杯になるとフリツプフロ
ツプ149の出力Qは“L”となり裁断動作は中
断する。この時ランプ203は点滅する。この状
態において、ポーズキー202を押すと出力Qは
“H”に、またはスイツチPSW40、スイツチ
FSW44を再びONさせるとANDゲート145
の出力は“H”となりフリツプフロツプの端子
に“H”が入力されるのでフリツプフロツプの出
力Qは“H”となり、裁断動作は再開する。
次に前記カツターモーター8の逆転動作につい
て説明する。第7図で説明した様に、カツターモ
ーター8、直流モーター16,21に過負荷がか
かつたときMI信号は“H”となるためR−Sフ
リツプフロツプ120はセツトされその出力Qは
“H”は“L”となり、は“H”となつて
裁断動作は停止する。このときランプ206は点
滅する。この状態においてフリツプフロツプ12
0のR端子に立ち下がりパルス波形が入力される
とフリツプフロツプ120の出力Qは“L”出力
Qは“H”となり、裁断動作は再開可能なる。こ
のR端子に立ちがりパルス波形を入力するために
は逆転キー201を押すことにより達成できる。
図中、111,114,115,117は第10
図に示したタイマー回路である。従つて、逆転キ
ー201を押している間、とは“L”
となりモーター8は逆回転する。
第16図は、カツターモーター8の温度上昇を
検出する回路である。前記カツターモーター8が
所定温度以上に上昇すると、第7図に示すスイツ
チ56が開成し電圧V1が0Vとなり、これをコン
パレータ158に比較することによつて検出す
る。従つてカツターモーター8の温度が所定温度
以上になるとコンパレーター158の出力、即ち
ERT信号は“H”となる。
第17図に表示部の制御回路について示してい
る。第7図で説明したTHPの出力は安定化電源
回路159によつて安定化される。又、図中、
ERT,ERI,ERJ,ERS,ERBは、夫々、前記
モーター8が所定温度以上のとき、カツターモー
ター8、直流モーター16,21に過負荷がかか
つたとき、給紙トラブルのとき、裁断動作中断の
とき、裁断屑が満杯のとき“H”となる信号であ
る。パルス波形発生回路160の出力はANDゲ
ート161,162,163,164に入力され
るためランプ203,206,207,209は
点滅するように制御される。ただしランプ204
と208は点灯する。
次に、第18図乃至第21図のタイムチヤート
を用いて上述した制御回路の動作説明をする。
第18図のタイムチヤートは、 時刻t1:前記給紙カバー5を開ける(前記スイツ
チ38がOFF)。
時刻t2:廃棄書類を前記給紙台4にセツトする
(前記スイツチ43がON)。
時刻t3:前記給紙台カバー5を閉じる(前記スイ
ツチ38がON)。
時刻t4:裁断を開始する(前記スイツチ44が
ON)。
時刻t5:裁断処理の途中で前記給紙台カバー5を
開ける(前記スイツチ38がOFF)。
時刻t6:廃棄書類をつぎ足してから前記給紙台カ
バー5を閉じる(前記スイツチ38が
ON)。
時刻t7:前記給紙台4上の廃棄書類が全て給送し
終わる(前記スイツチ43がOFF)。
時刻t8:時刻t7から所定時間経過して前記カツタ
ー6a,6bは停止し、裁断処理を終
了する。
の動作を表わすものである。
時刻t1において前記給紙台カバー5を開けると
インバータ102の出力は“L”となる。時刻t2
において、廃棄書類を前記給紙台4にセツトする
と前記スイツチ43はONとなり、インバータ1
01の出力は“H”となる。
時刻t3において、前記給紙台カバー5を閉める
と、インバータ102の出力は“H”となり、
ANDゲート107の出力は“H”となり、スイ
ツチ44がONになるまで、即ち、前記インバー
タ103の出力が“H”となるまで、インバータ
130の出力は“L”となるので、切換切片15
5を切り換えて直流モーター16を正回転させ
て、前記給紙台4を上昇させる。時刻t4におい
て、前記給紙台4上にセツトされた書類の最上部
がアクチユエータ27を動作し、スイツチ44を
ONにして、インバータ103の出力は“H”と
なる。そして、、はいずれも“L”と
なり、前記直流モーター21及びカツターモータ
ー8は回転を開始し、前記給紙台4上にセツトさ
れた書類に裁断処理が施こされる。
この裁断処理中に、時刻t5において、前記給紙
台カバー5を開けると、ANDゲート107の出
力は“L”となり、インバータ129の出力は前
記スイツチ42がONになるまで“L”となるの
で、切換切片153,154は切り換り、前記直
流モーター16は逆転し、前記給紙台4は最下部
まで下降する。
既にセツトされている書類の上に、さらに書類
につぎ足して、時刻t6において前記給紙台カバー
5を閉めると(前記スイツチ38がON)、イン
バータ130はスイツチ44がONするまで
“L”を出力し、前記給紙台4は上昇し、裁断処
理を行う。時刻t7において、前記給紙台4上に書
類が全て給送し終ると、前記スイツチ43は
OFFし、インバータ101の出力は“L”とな
る。その後、タイマー120で設定された時間
(約2.5秒)経過してからは“H”となり、
前記カツター6a,6bは停止する。
第19図のタイムチヤートは、第1給紙部から
の裁断処理継続中の状態で、 時刻t11:第2給紙部からの裁断処理を開始する。
時刻t12:上記裁断処理を終了する。
時刻t13:第1給紙部の給紙トラブルが発生する。
時刻t14:第2給紙部からの裁断処理を再開する。
時刻t15:前記給紙カバー5を開く。
時刻t16:上記裁断処理を終了する。
のときを表わしている。
第1給紙部からの裁断処理中に、時刻t11にお
いて第2給紙部(前記給紙口3)から書類を投入
すると、前記スイツチ40はONとなりインバー
タ104の出力は“H”となる。
そして、第1給紙部から送られてくる書類と第
2給紙部から投入される書類は、同時に前記カツ
ター6a,6bで裁断される。
時刻t12において第2給紙部からの裁断が終了
する。
時刻t13において、第1給紙部で給紙トラブル
が発生するとERJは“H”となり、は“H”
となつて前記直流モーター21は停止する(第1
給紙部からの裁断処理は中断)。
この様に、第1給紙部の給紙トラブル発生中、
時刻t14において第2おいて第2給紙部(給紙口
3)から書類を投入すると、ORゲート121の
出力はANDゲート110の出力にかかわりなく
“L”となるので、は“L”となり、前記カ
ツターモーター8は回転し、第2給紙部からの裁
断処理を行える。
時刻t15において、前記給紙台カバー5を開け
ると、ERJは“L”となり、トラブルは解除され
る。そして、トラブルを除去し、当該給紙台カバ
ー5を閉めると、再び、第1給紙部からの裁断を
開始する。
第20図は、 時刻t21:前記モーター8に過負荷がかかる。
時刻t22:逆転キーがONになる。
時刻t23:逆転キーがOFFになる。
ときを表わしている。
第1給紙部からの裁断処理中、時刻t21におい
て、前記モーター8に過負荷がかかると、過負荷
信号ERIは“H”となり、裁断動作は停止する。
時刻t22において、逆転キーを押すと、は
“L”となり、前記カツター6a,6bは逆転す
る。このとき、過負荷信号は“L”となり、リセ
ツトされる。
この様に、過負荷によるトラブルのリセツトは
逆転キーを操作することにより達成される。
又、前記カツター6a,6bは逆転キーを押し
ているときのみ回転する。
第21図は、給紙トラブル検知を示すタイムチ
ヤートであり、 時刻t31:前記給紙台カバー5を開ける。
時刻t32:書類をセツトする。
時刻t33:前記給紙台カバー5を閉める。
時刻t34:先行する用紙の先端を検知する。
時刻t35:時刻t34からタイマー140による時間
(約2.5秒)経過後、後続する用紙の先
端を検知しないので給紙トラブルを検
知する。
時刻t36:前記給紙台カバー5を開ける(給紙ト
ラブル解除)。
時刻t37:前記給紙台カバー5を閉め、裁断を続
行する。
のときを表わしている。
時刻t31〜t33は、第15図のt1〜t3と同じであ
る。時刻t34において、インバータ160の出力
が“L”となると、前記スイツチ41にて先行す
る用紙の後端を検知したことになり、それから所
定時間経過したt35において、インバータ160
の出力が“H”となるので、タイマー140の出
力は“L”となり、RSフリツプフロツプはセツ
トされる。又、インバータ129の出力は“L”
となるので、前記給紙台4は下降する。
〈効 果〉 以上の様に本発明に係る裁断機は、文書を裁断
する裁断手段と、裁断する文書をセツトするため
の給紙台と、前記給紙台にセツトされている文書
を適量ずつ前記裁断手段に給送する給送手段と、
前記給紙台にセツトされている文書の最上部を検
出する文書検出手段と、前記文書検出手段の検出
出力に応答して、前記給紙台を移動させる給紙台
駆動手段と、前記文書検出手段の検出出力が所定
時間以上変わらない場合に、前記給送手段の給送
動作を停止させる制御手段とを具備するから、裁
断すべき文書の給紙トラブルが発生すると直ちに
裁断動作が停止され、これによつて、装置の故障
を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る裁断機の斜視
図、第2図は前記裁断機の断面図、第3図は前記
裁断機の第1給紙部の構造を示す図、第4図乃至
第6図は前記裁断機の給紙部及び裁断部の構造を
説明するための図、第7図乃至第17図は前記裁
断機を構成する回路の説明図、第18図乃至第2
1図は回路の動作を示すタイムチヤート、第22
図は前記裁断機の操作パネルの平面図である。 1…裁断機本体、2…第1給紙口、3…第2給
紙口、4…給紙台、5…給紙台カバー、6a,6
b…カツター、7…給紙(給送)ローラー、8…
モーター、16…直流モーター、18…回転軸、
20…アクチユエータ、21…直流モーター、2
2…回転軸、23…搬送ローラー、24…アー
ム、25…軸、26…ベルト、27…アクチユエ
ーター、28…ガイド、29,30…ガイド、3
1…カツター固定フレーム、32,33…ガイド
板、35…下ユニツト、36…給紙フレーム、3
8…カバースイツチ、39…突起部、40,4
1,42,43,44…スイツチ、45…書類、
46…スプリング、49…交流電源、50…主電
源スイツチ、55…スイツチ、56…スイツチ、
57,58,59,60…常開接点、61,62
…常閉接点、63…タイマー回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 文書を裁断する裁断手段と、 裁断する文書をセツトするための給紙台と、 前記給紙台にセツトされている文書を上部より
    適量ずつ前記裁断手段に給送する給送手段と、 前記給紙台にセツトされている文書の最上部を
    検出する文書検出手段と、 前記文書検出手段の検出出力に応答して、前記
    給紙台を移動させる給紙台駆動手段と、 前記文書検出手段の検出出力が所定時間以上変
    わらない場合に、前記給送手段の給送動作を停止
    させる制御手段とを具備することを特徴とする裁
    断機。 2 上記文書検出手段は上記給送手段の近傍に設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の裁断機。
JP5373387A 1987-03-04 1987-03-09 裁断機 Granted JPS63221855A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5373387A JPS63221855A (ja) 1987-03-09 1987-03-09 裁断機
EP88103296A EP0281136B1 (en) 1987-03-04 1988-03-03 Shredding machine
DE8888103296T DE3863657D1 (de) 1987-03-04 1988-03-03 Reisswolf.
US07/164,338 US4817877A (en) 1987-03-04 1988-03-04 Shredding machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5373387A JPS63221855A (ja) 1987-03-09 1987-03-09 裁断機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63221855A JPS63221855A (ja) 1988-09-14
JPH0418904B2 true JPH0418904B2 (ja) 1992-03-30

Family

ID=12951031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5373387A Granted JPS63221855A (ja) 1987-03-04 1987-03-09 裁断機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63221855A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63221855A (ja) 1988-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0281136B1 (en) Shredding machine
EP0414278B1 (en) Shredding machine
US5662280A (en) Process and apparatus for controlling paper feed to a shredder
EP0244850B1 (en) Shredder
CA2747598C (en) Thickness adjusted motor controller
US8430347B2 (en) Thickness adjusted motor controller
JPS6239401Y2 (ja)
JPS6391148A (ja) 文書細断機
JP5081446B2 (ja) 電動ブラインド
JPH0418904B2 (ja)
JPH0418903B2 (ja)
JPH02251255A (ja) 文書細断機の紙詰まり制御装置
JPH0418902B2 (ja)
US11984751B2 (en) Discharge circuit and discharging method of motor drive power supply circuit, and robot controller
JPH0582264B2 (ja)
JPS63218261A (ja) 裁断機
JPS63175646A (ja) 裁断機
JP3406925B2 (ja) 画像形成装置および電源制御装置
JP3326048B2 (ja) シュレッダの給紙装置
JPH0319943Y2 (ja)
JP2529542Y2 (ja) パワーウインドウ装置の制御回路
JPH05317738A (ja) シュレッダ用給紙装置
CN107537652B (zh) 具有清除卡纸功能的碎纸机
JPS6391156A (ja) 文書細断機
JPH0513408Y2 (ja)