JPH0418781Y2 - - Google Patents

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JPH0418781Y2
JPH0418781Y2 JP11397985U JP11397985U JPH0418781Y2 JP H0418781 Y2 JPH0418781 Y2 JP H0418781Y2 JP 11397985 U JP11397985 U JP 11397985U JP 11397985 U JP11397985 U JP 11397985U JP H0418781 Y2 JPH0418781 Y2 JP H0418781Y2
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JP
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bit
spindle
axial direction
attached
hammer
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JP11397985U
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JPS6222081U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案はコンクリートやモルタルへの穴明け作
業に使用されるハンマードリル、殊にビツトの保
持部に関するものである。
[背景技術] ハンマードリルでは、穿孔用のビツトを軸方向
に振動させるために、ビツトの保持は軸方向の摺
動を自在とした状態で行なう構造となつており、
このために、コンクリートやモルタルにプラグ装
填用などの穴を明ける際に生じる切粉がビツト外
周とビツト保持部の内周面との間に侵入し、ビツ
トの動作あるいはビツト駆動機構の動作を妨げて
しまうおそれを有している。このような事態の発
生を防止するために、第3図に示すように、従来
においてはビツトが先端開口に差し込まれるスピ
ンドル34の先端に、内周面がビツト外周面に摺
接するゴム製の防塵リング48を装着し、ビツト
をスピンドル34に差し込む時にはそのシヤンク
にシール用グリスを塗るようにしていた。
しかしながら、このものにおいては、使用者が
ビツトシヤンクに常にグリスを塗布するとは限ら
ず、また持ち合わせのグリスがなくなり、しかた
なくグリスを塗布することなく差し込んで使用す
ることもあり、この結果、ビツトシヤンクに付着
した異物が防塵リング48を傷付けてしまうこと
があり、防塵リング48の傷が大きくなると、グ
リスが塗布したとしても、防塵機能を十分に発揮
することができなくなつてしまい、前記動作不良
を招いてしまうという問題点を有していた。
[考案の目的] 本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところはビツトシヤンクへの
グリスの塗布を行なわずとも、長期にわたり内部
への異物の侵入を防ぐことができるハンマードリ
ルを提供するにある。
[考案の開示] しかして本考案は、ビツトを軸方向に摺動自在
に保持するビツト保持部材におけるビツトが差し
込まれる開口部に、ビツト外周面に接するブラシ
を配設したことを要旨としているものである。
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述す
る。ハウジング1はその前端にビツト38が装着
されるチヤツク部41を有するものであつて、後
端下部はグリツプ3となつており、このグリツプ
3の前方にはハンドルスペース52を介して蓄電
池5の収納室50が一体に設けられ、また前端下
部には補助グリツプ4が取り付けられている。1
2はスイツチ、11はスイツチハンドルであり、
グリツプ3を握る手で操作することができるよう
にされている。前面が蓋51とされている収納室
50に収められる蓄電池5は、その後端上面に設
置されている端子55を、ハウジング1内に配さ
れた接触ばね56に接触させる。
モータ2はハウジング1の後端部にその軸方向
が前後方向とされた状態で制御回路ボツクス13
とともに収納されており、その出力軸20にピニ
オン21が取り付けられている。このピニオン2
1は、ギアケース6内において両端が軸受45,
45で回転自在に支持されて軸方向がモータ2の
軸方向と平行とされている中間軸23一端のギア
22と噛み合つている。また中間軸23はその他
端にピニオン24を備えているとともに、ベベル
ギア26が遊転自在に取り付けられているもので
あり、更に中央部には中間軸23に対してスプラ
イン結合されてクラツチばね44によつてベベル
ギア26側に付勢されたクラツチ板43が取り付
けられている。クラツチ板43はクラツチ切換レ
バー(図示せず)の操作に応じて、ベベルギア2
6との噛み合いが制御されるものである。
前記モータ2の軸方向前方には、前後両端が軸
受46,46で支持されることで軸まわりの回転
が自在とされている円筒状シリンダー31がモー
タ2と同軸に設置されている。このシリンダー3
1は、その後端部外周に前記ピニオン24と噛み
合うギア25が固着されたものであるとともに、
前部内にハンマー33を、後部内にピストン32
を収納したもので、ピストン32とハンマー33
との間の空間を空気ばね室としている。そしてシ
リンダー31とモータ2との間には、軸方向を上
下方向として軸受47,47で回転自在に支持さ
れているクランク軸28が設置されており、一端
を前記ピストン32に連結したコネクテイングロ
ツド30の他端がこのクランク軸28にクランク
ピン29によつて連結されており、またクランク
軸28下端には前記ベベルギア26と噛み合つて
いるベベルギア27が設けられている。クランク
軸28の回転によつてピストン32は往復動を行
なうとともに、空気ばねを介してハンマー33を
駆動する。
シリンダー31の回転はスピンドル34を介し
て、ピストン32の往復動は、ハンマー33及び
ストライカ35を介してビツト38に伝達され
る。スピンドル34はシリンダー31の前端内に
ストツプキー37によつて後端部が固着された円
筒状のもので、その後部内にストライカ35を軸
方向に摺動自在に支持しており、前端にはゴム製
の防塵リング48が取り付けられている。尚、ス
トライカ35の摺動は、ストライカ35に形成さ
れた軸方向に長い長溝36と上記ストツプキー3
7との係合によつて、その範囲が規制されてい
る。
ビツト38はスピンドル34の前部内に後端部
が収められて保持される。そしてビツト38後端
部の外周面に設けられた軸方向に長い長溝39
と、スピンドル34によつて保持されているキー
40との係合によつて、所定範囲内の軸方向の摺
動が自在とされているとともに、スピンドル34
と共にビツト38が回転するようにされている。
ビツト38の着脱は、チヤツク部41をコイルば
ね42に抗して後退させ、キー40を外方へと退
去させることができるようにすることで行なう。
しかしてこのハンマードリルにおいては、モー
タ2を回転させると、ビツト38は、中間軸23
からシリンダー31及びスピンドル34を介して
回転力を受けて回転する。また、クラツチ板43
とベベルギア26とによるクラツチが接続されて
いる時には、クランク軸28とコネクテイングロ
ツド30とによるピストン32の往復動にハンマ
ー33が追従し、そしてハンマー33がストライ
カ35を打つ時の打撃衝撃がストライカ35を介
して回転しているビツト38に伝達される。
さて、スピンドル34の先端に装着された前記
防塵リング48であるが、これはゴムのような弾
性部材で形成されてスピンドル34の先端部に被
せられているとともに、その前端部の内周面に
は、第2図にも示すように、ブラシ49が密に植
設されており、ブラシ49をビツト38の外周面
に植接させている。
穴明け作業などの際に生じた切粉や石屑等の異
物は、ビツト38とスピンドル34との間の間隙
内に侵入しようとしても、ブラシ49によつて阻
止されてしまうとともに、たとえグリスがビツト
38に塗布されておらなくとも、ブラシ49が損
傷を受けるようなことはなく、常に確実に異物を
排除することができるものである。
[考案の効果] 以上のように本考案においては、ビツト外周面
に摺接するブラシでもつて、ビツト外周面とビツ
ト保持部材の内周面との間に異物が侵入するのを
防いでいるものであり、ビツトにグリスを塗布し
ておらなくとも、損傷を受けることなくブラシは
異物の排除を行なつて、異物侵入によるかみ込み
等の動作不良を防止するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の縦断面図、第2図は
同上の防塵リングの正面図、第3図は従来の防塵
構造を示す断面図であつて、34はビツト保持部
材としてのスピンドル、38はビツト、48は防
塵リング、49はブラシを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ビツトを軸方向に摺動自在に保持するビツト保
    持部材におけるビツトが差し込まれる開口部に、
    ビツト外周面に接するブラシを配設して成るハン
    マードリル。
JP11397985U 1985-07-25 1985-07-25 Expired JPH0418781Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11397985U JPH0418781Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11397985U JPH0418781Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6222081U JPS6222081U (ja) 1987-02-10
JPH0418781Y2 true JPH0418781Y2 (ja) 1992-04-27

Family

ID=30996289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11397985U Expired JPH0418781Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

Country Status (1)

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JP (1) JPH0418781Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS6222081U (ja) 1987-02-10

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