JPH04187446A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH04187446A
JPH04187446A JP31668090A JP31668090A JPH04187446A JP H04187446 A JPH04187446 A JP H04187446A JP 31668090 A JP31668090 A JP 31668090A JP 31668090 A JP31668090 A JP 31668090A JP H04187446 A JPH04187446 A JP H04187446A
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tube
tubes
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JP31668090A
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English (en)
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Tatsuo Mitomi
三富 達夫
Tomohiro Aoki
青木 友洋
Yasushi Murayama
泰 村山
Setsu Uchida
内田 節
Toru Kobayashi
徹 小林
Masatoshi Ichikatai
一方井 雅俊
Masaharu Nemura
雅晴 根村
Yasuyuki Takanaka
康之 高中
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録手段から被記録材へインクを吐出させて
記録を行なうインクジェット記録装置に関する。
〔従来の技術] コンピューターやワードプロセッサ等と併用されたり、
あるいは単独に使用されるプリンタ、複写機、ファクシ
ミリ等の記録装置は、画像情報に基づいて、紙やプラス
チック薄板等の被記録材に画像を形成していくように構
成されている。
前記記録装置は、記録方式により、インクジェット式、
ワイヤドツト式、サーマル式、レーザービーム式等に分
けることができ、そのうちのインクジェット式(インク
ジェット記録装置)は、記録手段から被記録材にインク
を吐出させて記録を行なうように構成されている。
インクジェット記録装置は、高精細な画像を高速で記録
することができ、ノンインパクト方式であるため騒音が
少なく、しかも、多色のインクを使用してカラー画像を
記録するのが容易であるなどの利点を有している。
このインクジェット記録装置においては、インクタンク
等のインク貯蔵部から記録ヘッド等の記録手段へインク
を供給するためのインク供給系が設けられている。
このインク供給系として、例えば、インクタンクと記録
ヘッドとを供給側チューブおよび戻り側チューブで接続
し、供給側に圧送ポンプを接続するとともに戻り側チュ
ーブに逆止弁を設ける構成のものが用いられている。
従来のこの種のインク供給系ては、インクタンク→圧送
ポンプ→記録ヘッド→逆止弁→インクタンクを順次接続
する場合、チューブ端部をパイプ状突起に押し込み嵌合
し、該チューブの弾性力で接続する構造が採られている
〔発明が解決しようとする技術的課題]しかし、上記従
来のインク供給系におけるチューブ接続構造にあっては
、部品交換などのためにチューブを着脱する際に、イン
ク供給系内にゴミ等の異物が侵入し、目詰まり等により
インク吐出不良の原因となることがあった。
さらに、チューブ着脱の際に、インクがこぼれたり、チ
ューブが変形して抜は易くなるなどの解決すべき技術的
課題もあった。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたもので
あり、本発明の目的は、チューブを着脱する場合でも、
インク供給系へのゴミ等の侵入を確実に阻止することが
でき、かつ、チューブ着脱時のインクこぼれやチューブ
変形なども防止し得るインク供給系を有するインクジェ
ット記録装置を提供することである。
〔課題解決のための手段] 本発明は、記録手段から被記録材へインクを吐出させて
記録を行なうインクジェット記録装置において、インク
貯蔵部と記録手段を接続するインク流路の少な(とも1
箇所を、接続状態で開き、かつ分離状態で閉じる開閉弁
を有するコネクターを介して、着脱可能に接続する構成
とすることにより、チューブを着脱する場合でも、イン
ク供給系へのゴミ等の侵入を確実に阻止することができ
、かつ、チューブ着脱時のインクこぼれやチューブ変形
なども防止し得るインク供給系を有するインクジェット
記録装置を提供するものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第3図は本発明の一実施例によるインクジェット記録装
置の全体構成を示す模式的斜視図である。
第3図において、12は、不図示のモータにより駆動さ
れ、用紙やプラスチック薄板等のシート状の被記録材を
搬送し、記録面を形成するためのプラテンローラである
連続シートまたはカットシートの形態をした被記録材は
、プラテンローラ12に圧接されたピンチローラ(不図
示)により搬送力を付与され、記録手段(記録ヘッド)
■とプラテンローラ12との間を通して送られる。
記録手段lは、2本のガイドレール13aおよび13b
に沿って図中S方向に往復駆動されるキャリッジ2の上
に搭載されており、記録領域を往復駆動される過程で記
録ヘッド1のインク吐出エネルギー発生体を駆動するこ
とにより被記録材に画像が記録されてい(。
この記録時には、プラテンローラ12を一時停止させ、
静止している被記録材に対してキャリッジ2を走査移動
させながら1行分の記録が行なわれる。
1行分の記録が終了すると、プラテンローラ12を所定
量回動させて被記録材の行送りを行った後、次の行の記
録が行なわれる。
前記キャリッジ2は、モータ16の軸17に固定された
プーリ18aとアイドルプーリ18bとの間に張架され
たベルト19に連結されており、前記モータ16を駆動
することによりプラテンローラ12に沿って往復駆動さ
れる。
図示の記録手段1は複数の記録へノドから成るカラー記
録用のものであり、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)およびブラック(B)の4色のイ
ンクに対応する4個の記録ヘッドIY、IM、IC1I
B(不図示)で構成されている。
これらインク色Y、M、CおよびBの記録を行う各記録
ヘッドは、供給側のインク流路を形成するチューブ6Y
、6M、6C16B、並びに戻り側のインク流路を形成
するチューブ7Y、7M、7C17Bによって、対応す
る色のインク貯蔵部(インクタンク等)4Y、4M、4
C,4Bに接続されている。
なお、各インク色の記録へノドIY、IM、IC1IB
およびインク貯蔵部(インクタンク)4Y、4M、4C
14B、あるいは各インク色のインク流路を形成する供
給側チューブ6Y、6M、6C,6Bおよび戻り側チュ
ーブ7Y、7M、7C17Bなどは、以下、それらの全
てを一括して示す場合、またはそれらのうちの任意の一
つを示す場合は、色符号Y、’M、C,Bを省略し、単
に記録ヘッド1、インク貯蔵部4、供給側チューブ(イ
ンク流路)6、戻り側チューブ(インク流路)7などで
示すことにする。
また、第3図では、簡略化のため、戻り側のインク流路
7については、イエローのインクが流れるチューブ7Y
のみが図示されている。
供給側の各チューブ6の途中には、各インクタンク4か
ら各記録ヘッド1ヘインクを供給するためのポンプ5Y
、5M、5C15Bが接続されている。
このポンプ5は、記録ヘッド1のインク吐出部の吐出口
の目詰まり等による吐出不良を解消するための回復ポン
プとしても使用されるものである。
一方、戻り側の各チューブ7の途中には、インクの逆流
を防止するための逆止弁35(第5図)が接続されてい
る。
こうして、インクタンク4と記録ヘッド1との間にイン
ク供給系が構成されている。
キャリッジ2の移動範囲内であって記録領域を外れた位
置には、ホームポジションHPが設定されており、該ホ
ームポジションには、各記録へノド1の吐出口面(イン
ク吐出部)と対向し、圧接離反するように矢印r方向に
移動可能なキャッピング手段10が配置されている。
前記記録手段(記録ヘッド)1は、熱エネルギーを利用
してインクを吐出する記録手段であって、熱エネルギー
を発生するための電気熱変換体を備えたものである。
また、前記記録手段1は、前記電気熱変換体によって印
加される熱エネルギーにより生しる膜沸騰による気泡の
成長、収縮によって生じる圧力変化を利用して、吐出口
よりインクを吐出させ、記録を行なうものである。
第4図は、前記記録手段(記録ヘッド)1のインク吐出
部20の構造を模式的に示す部分斜視図である。
第4図において、被記録材に所定の隙間(例えば、約0
.5〜2.0−程度)をおいて対面する吐出口面21に
は、所定のピンチで複数の吐出口22が形成され、共通
液室23と各吐出口22とを連通ずる各液路24の壁面
に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するための電
気熱変換体(発熱抵抗体など)25が配設されている。
第3図および第4図に示すインクジェット記録装置では
、記録手段(記録ヘッド)1は、前記吐出口22がキャ
リッジ2の走査方向(移動方向)と交叉する方向に並ぶ
ような位置関係で、該キャリッジ2に搭載されている。
こうして、画像信号または吐出信号に基づいて対応する
電気熱変換体25を駆動(通電)して、液路24内のイ
ンクを膜沸騰させ、その時に発生する圧力によって吐出
口22からインクを吐出させる記録手段(記録ヘッド)
1が構成されている。
第5図は、本発明によるインクジェット記録装置のイン
ク供給系の構成例を示す模式図である。
第5図において、インクタンク4の出口は、供給側のチ
ューブ6を通して、記録ヘッドlの共通液室23の入口
に接続されており、該共通液室23の出口33は戻り側
のチューブ7を通して、インクタンク4の戻り口34に
接続されている。
供給側のチューブ6の途中には、共通液室23ヘインク
を供給(圧送)するためのポンプ5が設けられており、
戻り側のチューブ7の途中には、共通液室23へのイン
クの逆流を防止するための逆止弁35が設けられている
こうして、インクタンク4から矢印方向のみにインクが
流れ得るインク供給系が構成されている。
共通液室23の入口32の近傍には、インク内のゴミ等
の異物を除去するためのフィルター36が設けられてい
る。
記録へノド1の吐出口面21には、所定ピッチで複数の
吐出口22が開口しており、各吐出口22はそれぞれの
液路24(第4図)を通して共通液室23に連通してい
る。
各液路24のそれぞれの壁部には電気熱変換体25(第
4図)が添設されており、各電気熱変換体25を記録信
号や空吐出信号に基づいて選択的に駆動(通電)するこ
とにより、所定の吐出口22からインク滴が吐出させら
れる。
吐出口22から吐出するインクは、インクタンク4から
共通液室23を通して矢印方向に循環するインクの一部
であり、残りは戻り側のチューブ7を通してインクタン
ク4へ戻される。
そこで、供給側のチューブ6のインクタンク4とポンプ
5との間および該ポンプ5と共通液室23との間の2箇
所には、コネクター38A、38ヘツドが接続されてお
り、該供給側チューブ6は各コネクター38Aおよび3
8Bの位置で着脱可能(分離可能)に接続されている。
一方、戻り側のチューブ7も、共通液室23と逆止弁3
5との間および該逆止弁35とインクタンク戻り口34
との間に設けられたコネクター380および38Dによ
り、それぞれの位置で着脱可能(分離可能)に接続され
ている。
前記各コネクター38A〜38Dには、接続状態では流
路6.7を連通させ、かつ分離状態では流路6.7を遮
断する開閉弁が設けられている。
第1図および第2図は前記コネクター38A〜38Dの
うちの任意の一つ(以下、単にコネクター38と呼ぶ)
の構造を示す縦断面図であり、第1図は分離した状態を
示し、第2図は結合(接続)した状態を示す。
なお、第1図および第2図においては、コネクター38
が供給側のチューブ6に設けられたコネクター38Aま
たは38Bである場合を示すが、戻り側のチューブ7に
接続されるコネクター38も実質上これと同じ構造をし
ている。
第1図および第2図において、分割された上流側および
下流側の各チューブ6の端部には常閉型の開閉弁40が
結合されており、各チューブ6.6は、貫通路41が形
成されたジヨイント部材42を各開閉弁40.40に押
し込み挿入することにより、第2図に示すように接続(
結合)される。
各開閉弁40は、チューブ6の端部に押し込み嵌合され
たパイプ状のケーシング43と、該ケーシング内に0リ
ング44を挟んで密封嵌合されたスプリングホルダー4
5と、該スプリングホルダー45内に収納されたバルブ
スプリング46およびバルブボール47と、スプリング
ホルダー45の出側開口部に装着された封止用の環状パ
ンキン(バルブシート)48と、前記ケーシング43の
先端部にねし係合して該環状パンキン48および前記ス
プリングホルダー45を保持するためのキャップ48と
、で構成されている。
第1図の各チューブ6を分離した状態では、各開閉弁4
0のバルブボール47がバルブスプリング45によって
パンキン48に押し付けられるので、各開閉弁40が閉
じ状態となり、各チューブ6の端部でインク流路が遮断
される。
第2図のように、各開閉弁40をジヨイント部材42に
挿入した状態では、該ジヨイント部材42の両側挿入部
51.52が前記環状パツキン48で密封(シール)さ
れるとともに、各バルブボール47が該挿入部51.5
2によって押し込まれ、各開閉弁40が開き状態となり
、各チューブ6はジヨイント部材42の貫通路41を通
して連通される。
第2図の結合状態からチューブ6を分離する場合は、前
言己ジヨイント部材42から各開閉弁40から引き抜く
だけでよく、該ジヨイント部材の挿入部51および52
から引き抜くと同時に、各開閉弁40のバルブボール4
7が環状パ・ッキン48に圧接されて各開閉弁40が閉
しる。
以上説明した実施例によれば、記録ヘッド1やポンプ5
などを交換する場合には、ジヨイント部材42から両方
の開閉弁付きのチューブ6を引き抜けば、引き抜くと同
時に各開閉弁が閉じ状態になるので、インク流路6.7
や記録へノド1の内部へゴミ等の異物が侵入することを
確実に防止することができ、同時に、チューブ6.7か
らのインク漏れも防止することができた。
なお、以上の実施例では、第5回に示すように、供給側
および戻り側のインク流路6.7のそれぞれに2個づつ
のコネクター38を設けたが、このコネクター38の数
および接続位置は、ポンプ5や記録ヘッド1等の構成部
品の交換の要否などを考慮して、自由に選定できるもの
である。
また、本発明は、供給側のインク流路のみを設ける場合
にも適用可能である。
さらに、前記コネクター38の他の構造例としては、前
述の構造の開閉弁40をいずれか一方のチューブ(例え
ば、記録ヘッド1例のチューブ)のみに装着し、前記ジ
ヨイント部材42に相当する部材または部分を他方のチ
ューブに設ける構造とすることもできる。
また、前記開閉弁40は、記録ヘッドl、インクタンク
4またはポンプ5などのインク入口やイー ンク出口に
配置し、これら記録ヘッド1、インクタンク4またはポ
ンプ5などと一体的に設けることもでき、このような構
成によっても同様の効果を達成することができる。
なお、以上の実施例では、異なる色で記録する複数の記
録ヘッドlを備えたカラーインクジェット記録装置の場
合を例に挙げて説明したが、本発明は、1個の記録ヘッ
ドで記録するインクジェット記録装置、あるいは色彩が
同じで濃度が異なる複数の記録ヘッドを使用する諧調記
録用のインクジェット記録装置など、記録ヘッドの個数
に関係無く同様に適用でき、同様の作用効果を達成し得
るものである。
また、以上の実施例では、被記録材に沿って移動するキ
ャリッジ2上に記録手段lを搭載するシリアル記録方式
のインクジェット記録装置の場合を例に挙げて説明した
が、本発明は、被記録材の幅方向記録領域の全体または
一部に対応する長さのライン記録手段を用いるライン型
のインクジェット記録装置においても、同様に適用する
ことができ、同様の効果を達成し得るものである。
なお、本発明は、インクジェット記録装置であれば、例
えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を用いる記録手
段(記録ヘッド)を使用するものに適用できるが、中で
も、キャノン株式会社によって提唱されているバブルジ
ェット方式のインクジェット記録装置において優れた効
果をもたらすものである。
かかる方式によれば、記録の高密度化、高精細化が達成
できるからである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第472312’9号明細書、同第4740796号明
細書に開示されている基本的な原理を用いて行なうのが
好ましい。
この方式は、所謂オンデマンド型、コンティニュアス型
のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型
の場合には、液体(インク)が保持されているシートや
液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情
報に対応していて核沸謄を越える急速な温度上昇を与え
る少なくとも一つの駆動信号を印加することによって、
電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録手段(
記録ヘッド)の熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの
駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を形成
出来るので有効である。
この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(
インク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する
この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の
成長収縮が行なわれるので、特に応答性に優れた液体(
インク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパルス
形状の駆動信号としては、米国特許第4463359号
明細書、同第4345262号明細書に記載されている
ようなものが適している。
尚、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、更に優れた記録を行なうことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ
構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱′作用部
が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特
許第4558333号明細書、米国特許第445960
0号明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである
加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリッ
トを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭
59年第123670号公報や熱エネルギーの圧力波を
吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開
昭59年第138461号公報に基づいた構成としても
本発明は有効である。
すなわち、記録へノドの形態がどのようなものであって
も、本発明によれば、記録を確実に効率よく行なうこと
ができるようになるからである。
さらに、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に対応
した長さを存するフルラインタイプの記録ヘッドに対し
ても、本発明は有効に適用できる。
そのような記録ヘッドとしては、複数記録へ・7ドの組
み合わせによってその長さを満たす構成や、一体的に形
成された1個の記録へノドとしての構成のいずれでもよ
い。
加えて、上剥のようなシリアルタイプのものでも、装置
本体に固定された記録ヘッド、あるいは装置本体に装着
されることで装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチンブタイブの
記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインク
タンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを
用いた場合にも本発明はを効である。
また、本発明に記録装置の構成として設けられる、記録
ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明の効果を一層安定できるので好ましい
ものである。
これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対しての、キ
ャッピング手段、クリーニング手段、加圧或は吸引手段
、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或はこれらの
組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行
なう予備吐出モードを行なうことも安定した記録を行な
うために有効である。
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、例えば、単色のインクに対応して1個のみが設けら
れたものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに
対応して複数個数設けられるものであってもよい。
すなわち、例えば、記録装置の記録モードとしては、黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録へノ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか、
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー又は、混色に
よるフルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発
明は極めて有効である。
さらに加えて、以上説明した本発明実施例においては、
インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で
固化するインクであって、室温で軟化もしくは液化する
もの、あるいは、インクジェット方式では、インク自体
を30’C以上70°C以下の範囲内で温度調整を行っ
てインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御す
るものが一般的であるから、使用記録信号付与時にイン
クが液状をなすものであればよい。
加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固
形状態から液体状態への状態変化のエネルギーとして使
用せしめることで防止するか、または、インクの蒸発防
止を目的として放置状態で固化するインクを用いるかし
て、いずれにしても、熱エネルギーの記録信号に応した
付与によってインクが液化し、液状インクが吐出される
ものや、記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始め
るもの等のような、熱工フルギーによって初めて液化す
る性質のインクを使用する場合も本発明は通用可能であ
る。
このような場合のインクは、特開昭51−56847号
公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載され
るような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または
固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対して
対向するような形態としてもよい。
本発明においては、上述した各インクに対して最も有効
なものは、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
さらに加えて、本発明によるインクシェアド記録装置の
形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出
力端末として用いられるものの他、リーダ等と組み合わ
せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクンミ
リ装置の形態を採るもの等であってもよい。
〔発明の効果] 以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、記録
手段から被記録材へインクを吐出させて記録を行なうイ
ンクジェット記録装置において、インク貯蔵部と記録手
段を接続するインク流路の少なくとも1箇所を、接続状
態で開き、かつ分離状態で閉しる開閉弁を有するコネク
ターを介して、着脱可酷に接続する構成としたので、チ
ューブを着脱する場合でも、インク供給系へのゴミ等の
侵入を確寞に阻止することができ、かつ、チューブ着脱
時のインクこぼれやチューブ変形なども防止し得るイン
ク供給系を有するインクジェット記録装置が提供される
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるインクジェット記録装
置のインク供給系のインク流路に設けるコネクターの分
離状態を示す縦断面図、第2図は第1図のコネクターの
結合状態を示す縦断面図、第3図は本発明の一実施例に
よるインクジェット記録装置の要部構成を示す模式的斜
視図、第4図は第3図のインクジェット記録装置の記録
手段のインク吐出部の構造を模式的に示す部分斜視図、
第5図は第3図のインクジェット記録装置のインク供給
系の構成を示す模式図である。 以下に、図面中の主要な構成部分を表す符号を列挙する
。 1(IA〜L D )−−−−一記録手段(記録ヘッド
)、2−−−−−キャリッジ、4 (4A〜4 D )
−−−−−インク貯蔵部(インクタンク)、5 (5A
〜5D)−一ポンプ、6(6A〜6D)  ・・−供給
側のインク流路(チューブ)、7 (7A〜7 D )
 、−−−一戻り側のインク流路(チューブ) 、2 
()−−−−インク吐出部、22−−−−−一吐出口、
23−−−−一共通液室、24−−・液路、25−−−
−−−一電気熱変換体、35−−−−一逆止弁、36・
−一−−−−フィルター、3B  (38A〜38D)
−−コネクター、40−−−−−−一開閉弁、42−−
−−−ジヨイント部材、45−m−−−・スプリングホ
ノ1ダー、46・−一バルブスプリング、47−−−−
−−−バルブボール、48−・・−・環状パンキン、5
1.52−−−−−一挿入部(ジヨイント部材)。 第4図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録手段から被記録材へインクを吐出させて記録
    を行なうインクジェット記録装置において、インク貯蔵
    部と記録手段を接続するインク流路の少なくとも1箇所
    を、接続状態で開き、かつ分離状態で閉じる開閉弁を有
    するコネクターを介して、着脱可能に接続することを特
    徴とするインクジェット記録装置。
  2. (2)インク貯蔵部と記録手段を供給側および戻り側の
    インク流路で接続し、各インク流路に少なくとも1個の
    コネクターを設けることを特徴とする請求項1に記載の
    インクジェット記録装置。
  3. (3)前記記録手段が、熱エネルギーを利用してインク
    を吐出する記録手段であって、熱エネルギーを発生する
    ための電気熱変換体を備えている記録手段であることを
    特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. (4)前記記録手段が、前記電気熱変換体によって印加
    される熱エネルギーにより生じる膜沸騰による気泡の成
    長によって生じる状態変化を利用して、吐出口よりイン
    クを吐出させることを特徴とする請求項3に記載のイン
    クジェット記録装置。
JP31668090A 1990-11-21 1990-11-21 インクジェット記録装置 Pending JPH04187446A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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