JP4642184B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定間隔を維持しながら装着された複数のインク吐出部を有する記録手段からインクを吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワードプロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーションなどの出力機器として用いられる記録装置は、画像情報に基づいて紙、布、プラスチックシート、OHP用シート等の記録媒体(被記録材、被記録媒体)に画像(文字や記号等を含む)を記録していくように構成されている。前記記録装置は、記録方式により、インクジェット式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザービーム式等に分けることができる。
【0003】
記録媒体の搬送方向(紙送り方向、副走査方向)と交叉する方向を主走査する記録方式を採るシリアルタイプの記録装置においては、記録媒体を所定の記録位置にセットした後、記録媒体に沿って移動するキャリッジ上に搭載した記録手段によって画像を記録(主走査)し、1行分の記録を終了した後に所定量の紙送り(ピッチ搬送)を行い、その後に次の行の画像を記録(主走査)するという動作を繰り返すことにより、記録媒体全体の画像記録が行われる。一方、記録媒体の搬送方向の副走査のみで記録するラインタイプの記録装置においては、記録媒体を所定の記録位置にセットし、一括して1行分の記録を行った後、所定量の紙送り(ピッチ送り)を行い、さらに、次の行の記録を一括して行うという動作を繰り返すことにより、記録媒体全体の画像記録が行なわれる。
【0004】
インクジェット記録装置は、記録手段から記録媒体にインクを吐出して記録を行うものであり、記録手段のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で記録することができ、普通紙に特別の処理を必要とせずに記録することができ、ランニングコストが安く、ノンインパクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色のインクを使用してカラー画像を記録するのが容易であるなどの利点を有している。特に、熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット式の記録手段は、エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロセスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、液路壁、天板などを形成することにより、高密度な液路形成が可能であり、一層のコンパクト化を図ることができる。
【0005】
前記インクジェット記録装置においては、記録ヘッドからインクを吐出する時に発生するインクミストやインクのリフィル時に発生するサテライトインクなどにより吐出口面(吐出口が配列されたインク吐出面)に濡れインクが付着することがあり、また、吐出口からインクを吸引する等の回復処理時にも残留インク(吸引残りインク)が吐出口面に付着することがある。そこで、このような吐出口面に付着したインクを取り除くための回復装置を設けることが行なわれている。この回復装置は、主として、吐出口からインクを強制的に排出させるための吸引機構と、吐出口面を拭き取り清掃(ワイピング、クリーニング)するためのワイピング機構とで構成されるのが一般的である。
【0006】
前記ワイピング機構は、例えば、ゴム状弾性材から成るブレードを記録ヘッドの吐出口面に当接させて相対的に移動させながら該吐出口面に摺擦させることにより、複数の吐出口から吐出口列及びその周辺を拭き取り清掃(クリーニング)し、インク吐出性能の安定性を確保するように構成されている。
【0007】
図7は従来のインクジェット記録装置の構成例を示す模式的斜視図である。図7において、記録ヘッド101はキャリッジ102上に搭載されており、このキャリッジ102は装置本体に設置されたガイド軸103に沿って往復移動可能に案内支持されている。このキャリッジ102の移動により前記記録ヘッド101を記録媒体105と対向しながら往復移動させる間に、記録情報に基づいて該記録ヘッドの吐出口からインクを吐出することで記録媒体105上に画像を記録していくように構成されている。前記記録媒体105は、不図示のピンチローラにより不図示のフィードローラに圧接され、このフィードローラを回転駆動することにより記録部を通して搬送(紙送り)される。また、記録された記録媒体105は不図示の排出ローラによって記録装置外へ送り出される。
【0008】
記録ヘッド101の吐出口面101aに付着した紙粉などの異物や余分なインクは、装置本体の記録領域を外れた位置に配設されたワイピングブレード104によって掻き取られる(拭き取られる)。また、装置本体の記録領域を外れた所定位置(通常、記録ヘッド101のホームポジション)には、記録ヘッド101の吐出口面101aを覆って吐出口付近のインクの乾燥や吐出口の目詰まりを防止(又は軽減)するためのキャップ106が配設されている。このキャップ106の内部は吸引ポンプ等の負圧発生源(不図示)に接続されている。そして、記録開始前や一定期間ごとに吐出口面101aをキャップ106で覆った状態(キャッピング状態)で負圧発生源を作動させてキャップ106内に負圧を発生させることにより、吐出口からインクとともに増粘インクや気泡などを吸い出し、吐出口内のインク性状をリフレッシュしてインク吐出性能を維持回復する吸引回復動作を行うように構成されている。
【0009】
図8は前記ワイピングブレード104によって吐出口面101aを拭き取り清掃する従来のクリーニング動作(ワイピング動作)を模式的に示す説明図である。図8において、ワイピングブレード104について、状態aはワイピング動作前の状態、状態bはワイピング動作中の状態、状態cはワイピング動作後の状態をそれぞれ示している。また、107はワイピングブレード104から飛散したインクを示し、X1 は記録ヘッド101の吐出口面101aにおける吐出口列の位置を示す。図21においては、キャリッジ102が矢印A方向へ移動することにより、ワイピングブレード104が記録ヘッド101の吐出口面101aと摺擦し、該吐出口面の拭き取り清掃を行うように構成されている。
【0010】
この拭き取り清掃(ワイピング)はブレード104の先端部を吐出口面101aに所定量オーバーラップさせることにより所定の押圧力で圧接させた状態で行われ、ブレード104の先端は吐出口面101aに向けて押圧されて湾曲状態に撓むことになる。この状態のまま記録ヘッド101はさらに矢印A方向に移動するので、吐出口面101aに付着した異物(紙粉等)やインクはブレード104の先端部で掻き取られ、記録ヘッド101がブレード104を完全に通過しきると、該ブレード104はその弾性復元力によって直ちに元の形状に復帰する。以上のような一連のワイピング動作で吐出口面101aをクリーニングすることにより、吐出口からのインク吐出性能を良好な状態に維持回復させることができ、安定した良好な画像記録を行うことが可能となる。
【0011】
図9はインクジェット記録ヘッド101の吐出エレメントを示す部分断面斜視図であり、図10は複数の吐出口列が配列された形態の記録手段のヘッドカートリッジ(インク吐出部)の模式的斜視図である。次に、記録手段として用いられるインクジェット記録ヘッドの構成の一例を図9及び図10に基づいて説明する。図9において、インクジェット記録ヘッド101は、、インクを吐出するための複数の吐出口(吐出口列、吐出口群)141を有するオリフィスプレート140と、各吐出口141に連通したインク流路401を形成するための天板400と、インク流路401の一部を構成しかつ吐出のための熱エネルギーを発生する電気熱変換体501(吐出ヒータ)を有する素子基板500と、によって構成されている。なお、前記オリフィスプレート140は、天板400と一体的に形成される場合と別体に形成される場合があり、さらに、該オリフィスプレート140を設けない場合もある。
【0012】
このようなインクジェット記録ヘッド101をインク貯蔵容器(不図示)等と一体に形成することによりインクジェット式のヘッドカートリッジが構成される。また、ヘッドカートリッジの形態としては、インクの種類と同じ数だけ設ける場合、黒インクとカラーインク(イエロー、マゼンタ、シアン等の3種類のインク)との2種類に分割する場合など、種々の形態がある。そして、シリアル式の記録装置においては、これら複数のヘッドカートリッジは往復移動するキャリッジの所定位置に搭載されて固定される。
【0013】
図10に示すヘッドカートリッジは、単体のカートリッジから多種類のインクが噴射される形態のものであり、図示のように単体の平板部材150に複数の吐出口列141が所定の配置で形成されている。このような単体型のインクジェット式ヘッドカートリッジの形態としては、前記キャリッジに対して着脱可能(交換可能)に構成される場合と、該キャリッジに一体的に構成される場合とがある。また、前記平板部材150の形態としても、インクの種類と同じ数に分割して構成する場合や、2〜3列の吐出口列毎に分割して構成する場合や、これらを組み合わせて構成する場合など、種々の形態が実施されている。さらに、ヘッドカートリッジの形態には、前記平板部材150の上面にオリフィスプレートを貼り付けた構成のものもある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来のインクジェット記録装置における記録ヘッドの吐出口面を拭き取り清掃するワイピング装置の従来例では、ブレード先端部と吐出口面(インク吐出面)との摺擦によって該吐出口面に付着した異物や余分なインクの除去がなされている。しかし、このようなワイピング装置では、ブレード先端と吐出口面(インク吐出面)が相対移動する際にその間の摩擦力が反力として作用する。そして、この摩擦反力がブレード先端の湾曲形成部(湾曲状に撓んだ部分)をより大きく変形させるように作用する。これに対し、ブレードはゴム状弾性材やエラストマー等の弾性体で形成されているため、ブレード先端はそれ自体の弾性復元力によって湾曲部の変形量を小さくするように作用する。
【0015】
従って、ワイピング動作中(摺擦中)では、ブレードの先端部は接触面の摩擦抵抗力による湾曲部の変形量増大とそれ自体の弾性復元力による湾曲部の変形量減少とを交互に繰り返すことになり、それによって微振動を起こすことになる。この微振動により、ブレードによって回収されるインクの一部が該ブレード進行方向の前方へ押し出され、該インクが前方周辺に飛散する可能性がある。この飛散したインクが隣接する別種インクの吐出口面(インク吐出面)に付着すると、インクの混色が生じて記録品位が劣化することなる。そこで、このような不都合を回避するために、一般に、ブレードの相対移動による摺擦方向(移送方向)は吐出口列の配列方向に設定され、飛散したインクが隣接する吐出口面へ到達しにくくなるように配慮されている。
【0016】
そのため、従来ワイピング装置では、ブレードの相対移動距離が長くなり、ワイピング動作の消費時間が大きくなり、ブレードの耐久性を維持(確保)する必要性から高価な材料が採用されている。また、インクジェット記録装置においては、銀塩フィルムに匹敵する解像力を得ること、記録速度をレーザービーム記録装置に匹敵するように高速化すること等が要求されており、このような要求を満足させるために、インクジェット記録装置では、インクの種類が異なる複数の吐出口列を並列に配置して記録の高速化を図ったり、隣接する吐出口列の間の間隔を狭小化してインクが記録媒体に着弾する時のインクの混色が効率良く行われるようにしたりすることによって、記録品位の向上を図るという対応策が講じられている。しかし、このように吐出口列の間隔が狭小化されると、ワイピング動作中に飛散したインクが隣接する別種インクの吐出口面(インク吐出口面)に付着しやすくなり、異なる成分のインク同士が混色を起こして記録品位が劣化してしまうおそれがある。
【0017】
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ブレードから飛散したインクが隣接する別種インクの吐出口面に向かって行っても該別種インクとの混色を防止することができ、ブレードが吐出口列の配列方向と直交する方向に相対移動(摺擦)する場合でもワイピング時の混色を防止することができ、ブレードが吐出口列の並列方向に移動させることでワイピング動作時のブレードの移動距離が短縮される場合は、ブレードに要求される耐久性を軽減して該ブレードを安価な材料で製作することが可能となり、さらに、ワイピング動作の消費時間を短縮することで画像形成装置における記録の高速化を図ることができるインクジェット記録装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、インク吐出部を有する記録ヘッドを複数搭載して移動するキャリッジと、該キャリッジの移動方向と交差する方向に移動して前記インク吐出部をワイピングする複数のワイピングブレードと、を備えるインクジェット記録装置において、隣接するインク吐出部の間に進入した第1の位置と、前記隣接するインク吐出部の間から退避した第2の位置と、に移動可能なインク吸収性を有する材料によって形成された仕切り部材を備え、該仕切り部材が前記第1の位置にあるときに、前記ワイピングブレードにより前記インク吐出部のワイピングを行わせることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明を適用したインクジェット記録装置の記録ヘッド(ヘッドカートリッジ、インク吐出部)の構成例を模式的に示す部分断面斜視図であり、図2は図1の記録ヘッドの模式的外観斜視図であり、図3は本発明を適用するのに好適なキャリッジ上に並列された複数の記録ヘッドから成る記録手段を示す模式的斜視図であり、図4は図3の記録手段を本発明を適用した回復装置の第1実施例によって拭き取り清掃している状態を示す模式的斜視図であり、図5は本発明を適用するのに好適なインクジェット記録装置の概略構成を示す模式的斜視図である。以下、図1〜図5を参照して本発明の第1実施例について説明する。
【0021】
図1及び図2において、15はインクジェット記録ヘッドのチップ(ヘッドチップ)を示し、このヘッドチップ15は以下のように構成される。すなわち、ヘッドチップ15において、1はヒータボードであり、このヒータボード1は、インクを吐出するためのエネルギーを発生する電気熱変換体(吐出ヒータ)1aと該電気熱変換体1aへ電力を供給する配線とをシリコン成膜プロセスによりシリコン基板上に形成した構造のものである。4はアルミニウムあるいはセラミックス等によって形成された支持基板(ベースプレートとも称す)であり、このベースプレート4は記録動作に伴って生じるヒータボード1の熱を放熱冷却するヒートシンクとしても機能する。上記ヒータボード1はベースプレート4上にダイボンディング接合等で固着されている。
【0022】
5はインク流路を形成する天板であり、6はインクを記録媒体へ吐出するための吐出口6aを所望の数だけ有するオリフィスプレートである。前記天板5の底面にはインク流路としてのノズル列7が形成されており、各ノズル列7はオリフィスプレート6の各吐出口6aと連通している。前記天板5の底面には、各ノズル7へインクを供給するサブタンクとしての役割をもつ共通液室8が形成されており、また、前記天板5の背面には、前記この共通液室8にインクを供給するためのインク供給口9が形成されている。11はチップタンクである。このチップタンク11には、ヘッドチップ(記録ヘッド)15の上流側位置に配設される不図示のインク貯蔵タンク又はサブタンク等からのインクを供給するインク供給口9へインクを導くためのインク通路11aが形成されている。
【0023】
チップタンク11には前面プレート部11bが設けられており、この前面プレート部11bはオリフィスプレート6の吐出口6aの外側部分の領域を接合保持する役割を有する。また、この前面プレート部11bは、キャッピング動作時に、記録装置本体に配設される不図示のキャップ部材から加えられる脱着力や押圧保持力に対してオリフィスプレート6が十分に耐え得るようにオリフィスプレート6を支持する役割を担っている。前記天板5は、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリプロピレン、変性ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンサルファイド、液晶ポリマー等の樹脂あるいはセラミックス、シリコン、ニッケル、カーボン等の材料によって形成される。また、前記オリフィスプレート6は、SUS、Ni、Cr、Al等の金属プレート、ポリイミド、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンサルファイド、ポリプロピレン等の樹脂成形品や樹脂フィルム材等で形成され、さらにはシリコン、セラミックス等によっても形成される。
【0024】
次に、図1及び図2を参照してインクジェット記録ヘッドの組立て工程の概略を説明する。ヒータボード1上の各電気熱変換体(吐出ヒータ)1aと天板5上の各ノズル7とは相対応しており、これらの電気熱変換体1aとノズル7とが高精度に合致するようにアラインメントされた後に、接着剤等の接合手段あるいは押えバネ(不図示)等の圧接手段によって前記ヒータボード1と前記天板5とが密着され、それによってインク流路が形成される。次に、チップタンク11が組込まれ、天板5のインク供給口9とインク通路11aが接続される。一方、前面プレート部11bは、インク流路端面1b、5b(ヒータボード前端面1b、天板前端面5b)の外側を覆うようになる。この時、インク流路端面1b、5bは前面プレート部11bの前面よりも数十μmから数百μm程度前方へ突出するように構成されている。
【0025】
次に、ヒータボード1と天板5との密着によって突出形成されたインク流路端面(ノズル開口面)1b、5bに、オリフィスプレート6が接着剤等の接合手段によって接合固着される。その際、前面プレート部11bの前端面は、前記インク流路端面1b、5bよりも後退しており、オリフィスプレート6とインク流路端面1b、5bとの接合の妨げにはならない。そして、次工程で、オリフィスプレート6における吐出口6aの外周領域の裏面と前面プレート部11bとの間に形成された隙間(前面プレート部11bとインク流路端面1b、5bとの数十μmから数百μmの段差)に接着剤又は封止剤等を流し込むことにより、オリフィスプレート6の接合が完了する。以上説明したインクジェットヘッドチップ15と該ヘッドチップにインクを供給するインク貯蔵容器(不図示)とを接続(結合)することにより、ヘッドカートリッジ(インクジェット記録カートリッジ)が完成する。
【0026】
図1及び図2に示すインク吐出部の構成を有する記録手段(記録ヘッド)は、熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記録手段であって、熱エネルギーを発生するための電気熱変換体1aを備えたものである。また、この記録ヘッドは、前記電気熱変換体1aによって印加される熱エネルギーにより生じる膜沸騰による気泡の成長、収縮によって生じる圧力変化(状態変化)を利用して、吐出口6aよりインクを吐出させ、記録を行うものである。
【0027】
図1及び図2において、用紙等の記録媒体と所定の隙間(例えば、約0.3〜2.0ミリ程度)をおいて対面する吐出口面(インク吐出面)には、所定のピッチで複数の吐出口6aが形成され、共通液室8と各吐出口6aとを連通する各液路7の壁面に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するための電気熱変換体(発熱抵抗体など)1aが配設されている。本例においては、記録ヘッド(ヘッドカートリッジ)21は、前記吐出口6aがキャリッジの走査方向と交叉する方向に並ぶような位置関係で、該キャリッジに搭載されている。こうして、画像信号または吐出信号に基づいて対応する電気熱変換体(吐出ヒータ)1aを駆動(通電)して、液路(ノズル)7内のインクを膜沸騰させ、その時に発生する圧力によって吐出口6aからインクを吐出させる記録ヘッドが構成されている。
【0028】
このようなヘッドカートリッジは、インクの種類と同じ数の独立したカートリッジで記録手段を構成する形態、黒インク専用カートリッジとカラーインク(例えばイエロー、シアン、マゼンタ等)用カートリッジの2種類のカートリッジで記録手段を構成する形態、前記2種類と異なるカートリッジを組み合わせて記録手段を構成する形態など、種々の形態で実施されている。本発明は、並列配置された複数の個別のインク吐出部(記録ヘッド部)から成る形態の記録手段を用いるインクジェット記録装置であれば、ヘッドカートリッジ(インクジェット記録カートリッジ)が前述の何れの形態であっても適用可能なものである。また、シリアル式のインクジェット記録装置の場合、ヘッドカートリッジはキャリッジに対して着脱可能に搭載される場合とキャリッジに一体的に形成される場合とがあるが、本発明は何れの形態であっても適用可能なものである。
【0029】
次に、前述のヘッドカートリッジ(インクジェット記録カートリッジ)を用いて記録を行うインクジェット記録装置について説明する。図5において、図示のインクジェット記録装置500においては、4種類(4個)のヘッドカートリッジ21(例えば、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの4種のインクを用いるヘッドカートリッジ)が不図示のラッチ機構によってキャリッジ501に位置決め固定されている。キャリッジ501は、ギア群506を介して駆動モータ505で駆動シャフト(スクリューシャフト)504を回転させることにより、ガイドシャフト502に沿って往復移動できるように構成されている。また、記録紙等の記録媒体503は不図示の記録媒体搬送機構によって搬送される。
【0030】
また、インクジェット記録装置500には、各ヘッドカートリッジ21の吐出口からインクを吐出させるための駆動信号を供給する駆動信号供給手段としての制御部(不図示)を具備している。記録モード時には、各ヘッドカートリッジ21の吐出口から吐出されたインク滴が記録媒体503に到達(着弾)して付着することで、該記録媒体503上に記録画像が形成される。記録手段のインク吐出性能を維持回復するための回復処理を行う回復モード時には、各ヘッドカートリッジ21が回復装置507の上方へ移送され、該回復装置507によって、キャッピング、回復動作(吸引回復動作、空吐出動作等)、ワイピング(吐出口面の拭き取り清掃)等の回復処理が行われる。
【0031】
図4は、図3の複数のインク吐出部を有する記録手段に本発明を適用した第1実施例において、ブレードにより各インク吐出部(記録ヘッド)の吐出口面を拭き取り清掃(ワイピング)している状態を示す模式的斜視図である。図4において、前記回復装置507(図5)には、複数のインク吐出部(ヘッドカートリッジ21)のそれぞれに対応する複数の板状のゴム状弾性材もしくはエラストマー材等から成るワイピングブレード31が設けられている。このワイピング機構は、各ブレード31を各吐出口面とオーバーラップさせるとともに平行移動させて該吐出口面の吐出口周辺を該ブレードで摺擦することによって、吐出口周辺の残留インクや紙粉等の異物などを拭き取り清掃して除去するものである。
【0032】
複数のワイピングブレード31は、異種インクの混色が生じないないように、複数のヘッドカートリッジ(インクジェット記録カートリッジ)21のそれぞれに対応して個別に配設されている。また、回復装置507には複数の仕切り部材32が配設されている。これらの仕切り部材32は、ワイピング動作時に隣接するヘッドカートリッジ21の先端部の隙間(合計3箇所)と左右両端のヘッドカートリッジ21の外側(2箇所)に進入するように配設されている。従って、前記ブレード31の数は前記インク吐出部(ヘッドカートリッジ21)の数と同じであり、前記仕切り部材32の合計の数は前記インク吐出部(ヘッドカートリッジ21)の数より1つ多い数になっている。
【0033】
こうして、図4の構成によれば、所定間隔を維持しながら装着された複数のインク吐出部を有する記録手段からインクを吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置において、前記記録手段と対向する位置に前進後退可能に配設され、前進位置にあるときに該記録手段との相対移動によって前記複数のインク吐出部のそれぞれを拭き取り清掃する複数のブレード31と、前記ブレード31による拭き取り清掃が開始されるときに前記複数のインク吐出部のそれぞれの間に進入し、前記ブレード31による拭き取り清掃が終了した後に前記複数のインク吐出部のそれぞれの間から退避するように構成された複数の仕切り部材32と、を具備することを特徴とするインクジェット記録装置が構成されている。そして、前記仕切り部材32は発泡材等のインク吸収性(液体吸収性)を有する材料によって形成することが望ましい。また、前記仕切り部材32を清掃するために、インク吸収部材もしくは拭き取り部材から成る清掃手段(不図示)を設けることが望ましい。
【0034】
図4のインクジェット記録装置の記録手段の構成によれば、仕切り部材32が隣接するインク吐出部(ヘッドカートリッジ21)の間に進入して隣接するインク吐出部の間を遮断するので、インク吐出部(吐出口面)をブレード31でワイピング(拭き取り清掃)している最中に、該ブレード31の摺擦によって拭き取り回収されるインクの一部が飛散しても、隣接するヘッドカートリッジ21の吐出口周辺領域(吐出口面)に到達することはなく、異なる種類のインク同志の混色等を防止することができる。また、仕切り部材32は両側のヘッドカートリッジ21の外側にも配設されているため、ブレード31によって掻き取られたインクが記録媒体の通路や駆動系や電装系等に向けて飛散していくことを防止できる。上記したワイピング装置による記録ヘッド(ヘッドカートリッジ21)の回復動作が終了すると、各仕切り部材32は各ブレード31とともに各ヘッドカートリッジ21から離間退避(後退)して図3の状態に戻される。従って、各仕切り部材32が記録モード時に記録動作の妨げとなることはない。
【0035】
また、前記仕切り部材32をインク吸収性に優れた材料によって形成すれば、飛散等によって仕切り部材32に付着したインクが該仕切り部材の表面に留まることなく、内部に吸収されるようになり、仕切り部材32に付着したインクが増粘して表面に堆積することも防止することができる。つまり、仕切り部材32の表面に増粘インク等が堆積して突出するようなことがないため、仕切り部材32がヘッドカートリッジ21の先端部から進退する際に、インクジェット記録ヘッドと接触することもない。さらに、仕切り部材32を清掃するための清掃手段を設け、該仕切り部材32が退避状態にある時に該仕切り部材の表面を清掃するような構成とすることによって、仕切り部材32の表面に付着した異物が除去できるようになり、インクジェット記録カートリッジ21の間の隙間がさらに狭小化されても、これに対応して仕切り部材32の幅を小さく設定することができるようになる。
【0036】
すなわち、図1〜図5の実施例によれば、ワイピング動作開始時に仕切り部材32がキャリッジ501上の所定位置に並列して固定保持されたヘッドカートリッジ21の先端部の間の隙間に進入するので、ブレード31から飛散したインクが隣接するインク吐出部(吐出口面、インク吐出面)に向かって飛散しても、前記仕切り部材32によって飛散インクが遮断されることになり、異種インク同志の混色を防止することが可能となる。また、ワイピング動作終了後、仕切り部材32をヘッドカートリッジ21の先端部の間の隙間から直ちに離間退避(後退)させるので、記録の際に仕切り部材32が記録動作の妨げになることはない。
【0037】
また、仕切り部材32に付着したインクが増粘して堆積されると、該仕切り部材の外形が形状変化を起こし、該仕切り部材の前進後退時にヘッドカートリッジ21と接触する恐れがあるが、前記仕切り部材32をインク吸収性に優れた材料で形成しておけば、該仕切り部材32に付着したインクを内部に回収することができ、該仕切り部材32に付着したインクが表面に堆積して行くことを防止できる。また、前記仕切り部材32を清掃するための清掃手段(不図示)を設けておけば、該仕切り部材32が退避状態にある時に該仕切り部材32の表面を清掃するような構成にすることによって、該仕切り部材32の表面に付着した異物を除去することができるようになり、ヘッドカートリッジ(インクジェット記録カートリッジ)21の間の隙間がさらに狭小化されても、それに対応して仕切り部材32の幅を小さく設定することができる。
【0038】
図6は図3の記録手段を本発明を適用した回復装置の第2実施例によって拭き取り清掃している状態を示す模式的斜視図である。本実施例は、図4の第1実施例と比べ、ワイピングブレード31による吐出口面の摺擦方向を吐出口の配列方向と直角な方向(ヘッドカートリッジ21を並べた方向)に設定する点で相違しており、その他の点では実質的に同じ構成をしている。従って、図6の第2実施例についても前述の第1実施例中の対応部分を同一符号で引用しながら説明する。
【0039】
図6の第2実施例によれば、図4の第1実施例の場合と同様の作用効果が得られることに加え、次のような作用効果が得られる。すなわち、図6に示すようにワイピングブレード31を吐出口の配列方向と直角方向に摺擦させるので、吐出口配列方向にワイピングを行う第1実施例に比べて、ワイピング動作時間を大幅に短縮することができる。そのため、ワイピングブレード31に要求される耐久性能が軽減され、このワイピングブレード31を比較的安価な材料で製作することが可能になる。また、ワイピング時間が大幅に短縮されることから、記録装置を含むシステム全体の記録時間の高速化を図ることが可能になる。
【0040】
なお、前述の実施例では、記録手段(記録ヘッド)を主走査方向に移動させるシリアル記録方式の場合を例に挙げて説明したが、本発明は、記録媒体の全幅または一部をカバーする長さのライン記録手段を用いて副走査のみで記録するライン記録方式の場合にも同様に適用することができ、同様の効果を達成しうるものである。また、本発明は、異なる種類のインクを用いる複数のインク吐出部を横に並べて構成した記録手段を有するインクジェット記録装置であれば、異なる色のインクで記録するカラーインクジェット記録装置、同一色彩で異なる濃度のインクを用いる階調インクジェット記録装置、さらには、これらを組み合わせたインクジェット記録装置など、記録ヘッドの数や種類にも関係なく同様に適用することができ、同様の効果を達成しうるものである。
【0041】
さらに、本発明は、記録手段がインク吐出部とインク貯留部とを一体化した交換可能なインクジェットカートリッジ(ヘッドカートリッジ)である場合、あるいは記録手段がパーマネント式である場合など、記録手段及びインク貯留部が種々の形態を採る場合にも同様に適用することができ、同様の作用効果を達成しうるものである。なお、本発明は、インクジェット記録装置であれば、例えばピエゾ素子等の電気機械変換体等を用いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものにも適用できるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出する方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置において優れた効果をもたらすものである。かかる方式によれば、記録の高密度化及び高精細化を達成できるからである。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、ブレードから飛散したインクが隣接する別種インクの吐出口面に吐出口面に向かって行っても別種インクとの混色を防止することができるインクジェット記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット記録装置の記録ヘッドの構成例を模式的に示す部分断面斜視図である。
【図2】図1の記録ヘッドの模式的外観斜視図である。
【図3】本発明を適用するのに好適なキャリッジ上に並列された複数のヘッドカートリッジから成る記録手段を示す模式的斜視図である。
【図4】図3の記録手段を本発明を適用した回復装置の第1実施例によって拭き取り清掃している状態を示す模式的斜視図である。
【図5】本発明を適用するのに好適なインクジェット記録装置の概略構成を示す模式的斜視図である。
【図6】図3の記録手段を本発明を適用した回復装置の第2実施例によって拭き取り清掃している状態を示す模式的斜視図である。
【図7】従来のインクジェット記録装置の構成例を示す模式的斜視図である。
【図8】ブレードによって吐出口面を拭き取り清掃する従来のワイピング動作を模式的に示す説明図である。
【図9】インクジェット記録ヘッドの吐出エレメントを示す部分断面斜視図である。
【図10】複数の吐出口列が配列された形態のヘッドカートリッジの模式的斜視図である。
【符号の説明】
1 ヒータボード
1a 電気熱変換体(吐出ヒータ)
1b インク流路端面
6 オリフィスプレート
6a 吐出口
7 液路(ノズル)
8 共通液室
11 チップタンク
11b インク流路端面
15 ヘッドチップ
21 ヘッドカートリッジ(記録ヘッド)
31 ブレード(ワイピングブレード)
32 仕切り部材
500 インクジェット記録装置
501 キャリッジ
502 ガイドシャフト
503 記録媒体(記録紙)
504 駆動シャフト(スクリューシャフト)
505 駆動モータ
507 回復装置
Claims (3)
- インク吐出部を有する記録ヘッドを複数搭載して移動するキャリッジと、該キャリッジの移動方向と交差する方向に移動して前記インク吐出部をワイピングする複数のワイピングブレードと、を備えるインクジェット記録装置において、
隣接するインク吐出部の間に進入した第1の位置と、前記隣接するインク吐出部の間から退避した第2の位置と、に移動可能なインク吸収性を有する材料によって形成された仕切り部材を備え、
該仕切り部材が前記第1の位置にあるときに、前記ワイピングブレードにより前記インク吐出部のワイピングを行わせることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記ワイピングブレードによるワイピング動作が終了した後に、前記仕切り部材を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記仕切り部材が前記第2の位置にあるときに、前記仕切り部材を清掃するための清掃手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
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