JP2006082269A - 液体吐出記録ヘッドおよび液体吐出記録装置 - Google Patents

液体吐出記録ヘッドおよび液体吐出記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】インクジェット記録ヘッドのインク吐出面のクリーニング性を向上させる。
【解決手段】記録素子基板H1100がホルダーH1500の凹部H1501内に固定され、記録素子基板H1100の、吐出口が形成された面を露出させる開口部が形成された電気配線基板H1300がホルダーH1500上に固定されている。電気配線基板H1300は、その開口部の縁の一部に、記録素子基板H1100と接続されたリードを有し、開口部の縁の、リードが形成されていない部分に、ホルダーH1500の凹部の縁を越えて記録素子基板H1300上まで延びる被覆部H1304を有し、被覆部H1304には補強パターンH1300dが形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、インク等の記録液を吐出して記録動作を行うインクジェット記録装置(液体吐出記録装置)、それに適用されるインクジェット記録ヘッド(液体吐出記録ヘッド)に関するものである。なお、本発明は、一般的なプリント装置のほか、複写機、通信システムを有するファクシミリ、プリント部を有するワードプロセッサ等の装置、さらには、各種処理装置と複合的に組み合わされた産業用記録装置に適用することができる。
インクジェット記録装置は、いわゆるノンインパクト記録方式の記録装置であり、高速な記録や、様々な記録メディアに対する記録が可能であるとともに、記録時における騒音がほとんど生じないという特徴を有するため、プリンタ、ワードプロセッサ、ファクシミリ、複写機等の記録機構を担う装置として広く採用されている。
インクジェット記録装置に備えられる一般的な記録ヘッドを図7,8に示す。図7は、インク吐出面側から見た図、図8は、図7のA−A線に沿った断面図である。
この記録ヘッドは、発熱抵抗体を有する電気熱変換素子によってインクを加熱し、膜沸騰の作用により吐出口群H2101の各吐出口からインク滴を吐出させる記録素子基板H2100を有している。記録素子基板H2100は、インクタンク(不図示)を保持するホルダーH2500に形成された凹部H2501内に取り付けられている。この凹部H2501の底面には、インクタンクに通じるインク流路が開口しており、記録素子基板H2100は、このインク流路に接続され、インクタンクのインクが供給されるように配置され接着固定されている。図7,8に示す記録ヘッドは、往復移動させられながら、吐出口群H2101の各吐出口から選択的にインクを吐出することによって、吐出口群H2101の長さに対応した所定幅の領域に画像を形成する構成であり、この際の移動方向は、吐出口群H2101の延びる方向に直交する、図7の左右方向である。
詳細には図示していないが、記録素子基板H2100には、その対向する両端部、図7に示す例では、吐出口群H2101の延びる方向の両端部に電気接続部が形成されており、これに、装置本体からの駆動信号伝達等のための電気配線基板H2300のリードが接続されている。電気配線基板H2300は、可撓性を有するフィルム状の基板基材H2300aと、カバー層H2300c、およびその間に配置された配線パターンH2300bが接着剤(不図示)を介して積層されて構成されたものである。電気配線基板H2300は、凹部H2501とほぼ同一寸法の開口部H2301を有しており、この開口部H2301を凹部H2501に合わせて、ホルダーH2500上に固定されている。この開口部H2301の、対向する2辺において、記録素子基板H2100の電気接続部に対応する位置に、電気接続部に接続されるリードが形成されている。この際、凹部H2501の深さは、記録素子基板H2100の厚みとほぼ同等の寸法になっており、それによって、電気配線基板H2300のリードと記録素子基板H2100の電気接続部がほぼ同一の高さに位置するようになっている。記録素子基板H2100の周囲は、電気配線基板H2300との接続部のある両側が第1の封止剤H2303、他の両側が第2の封止剤H2305によって覆われている
このような記録ヘッドを有する記録装置には、図8に示すように、ゴム製のワイパーM5002によって、そのインク吐出面に付着したインクiを拭き取るクリーニング機構を設けることが一般的に知られている。このようなクリーニングを行うことによって、インク吐出面に付着したインクiのために、記録画像が汚れたり、インク吐出が不安定になったりするのを抑制することができる。
この際、インクを拭き取る構成としては、図7の矢印Bによって示すように、電気接続部を乗り越える方向にインク吐出面を拭く構成と、矢印Cによって示すように、電気接続部が設けられた2辺に平行に拭く構成の二通りがある。図7に示す例では、上記のように、記録ヘッドは、図7の左右方向に往復移動させられる構成であり、図7の矢印C方向に拭き取る構成には、ワイパーM5002のためにワイピング機構を設けなくても、記録ヘッドの往復移動を利用してワイピングを行う構成とすることができるという利点がある。
特開2002−19120号公報
上述の構成では、図8に示すように、記録素子基板H2100の端部と凹部H2501の縁との間に溝部H2503が形成される場合がある。そのために、ワイピング時にワイパーM5002の先端が当接し、滑って動く面に段差が生じることになるが、このような段差は、小さい方が、ワイパーM5002の挙動が安定してインクiを良好に拭き取ることができ、また、段差部にインクiが残留して、経時的に粘度が高くなり、ワイパーM5002に付着して、インク吐出面を汚してしまうのも低減できるので好ましい。
また、ワイパーM5002によって拭く面の段差を低減する方法として、図9に示すように、電気配線基板H2300に、記録素子基板H2100の端部と凹部H2501の縁の間の第2の封止剤H2305上を覆う被覆部H2304を設けることが考えられる。このような構成によって、ワイパーM5002によって拭く面の段差を、ある程度低減できることが期待されるが、電気配線基板H2300の開口部H2301の、リードが設けられない縁付近によって構成される被覆部H2304は、図9に示すように、可撓性の基板基材H2300aやカバー層H2300cのみによって構成されるため、第2の封止剤H2305の硬化収縮等の変形によって被覆部H2304も引っ張られて変形し、ある程度の凹部H2505が形成される場合があり、さらなる改善の余地がある。
本発明は上記の問題点に着目してなされたものであり、本発明の目的は、記録ヘッドのインク吐出面のクリーニング性のさらなる向上を図ることができる液体吐出記録ヘッドおよび液体吐出記録装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の液体吐出記録ヘッドは、液体を吐出するためのエネルギーを発生する液体吐出エネルギー発生手段を備え、液体吐出エネルギー発生手段の発生エネルギーによって液体が吐出される吐出口と、吐出口に供給する液体を導入するための液体供給口とが形成された記録素子基板と、記録素子基板を組み込むための凹部を有し、凹部内に、液体供給口に接続され、記録素子基板に液体を供給するための液体流路が開口しており、凹部の縁が、記録素子基板の、吐出口が形成された面と実質的に同じ高さになっている支持部材と、支持部材の、凹部が形成された面に固定され、記録素子基板の、吐出口が形成された面を露出させる開口部が形成され、開口部の縁の一部から露出したリードを介して記録素子基板に電気的に接続された電気配線基板とを有し、電気配線基板は、開口部の縁の、リードが設けられていない部分に、凹部の縁を超えて記録素子基板の、吐出口が形成された面上まで内側に延びる被覆部を有しており、被覆部に補強パターンが形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、被覆部は補強パターンが形成されていることによって実質的に平坦な状態を維持し、記録素子基板の、吐出口が形成された面と、記録素子基板の開口部の、リードが設けられていない縁部分とが実質的に平坦に接続される。それによって、吐出口が形成された面をワイパーによってクリーニングする際のクリーニング性を向上させることができる。
以下、本発明が実施もしくは適用される最良なインクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置の実施の形態について説明する。
本実施形態のインクジェット記録装置は、図3の斜視図に示すように、記録紙への記録動作を実行する装置本体M1000、装置本体M1000内に記録媒体を給送する給送部M3022、記録が完了した記録紙を保持する排出トレイM1004を有している。装置本体M1000の内部には、図4に示すように、各記録動作機構等がシャーシM3019に取り付けられて設けられている。詳細には説明しないが、記録動作機構としては、後述する記録ヘッド(インクジェット記録ヘッド)H1001を保持し、往復移動させるキャリッジM4001や、往復移動させられている記録ヘッドH1001の、吐出口が形成されたインク吐出面に対面する位置を通って記録紙を搬送する搬送機構、往復移動させられている記録ヘッドH1001のインク吐出面をクリーニングするクリーニング機構、それらの動作を制御する制御機構などが設けられている。
図5,6は、キャリッジM4001に搭載される記録ヘッドH1001を示している。図5は外観斜視図、図6は分解斜視図である。この記録ヘッドH1001は、インクを吐出させるための素子を備えた記録素子基板H1100と、記録素子基板H1100に供給するためのインクが充填された不図示のインクタンクを保持するホルダー(支持部材)H1500と、記録素子基板H1100を記録装置本体に電気的に接続するための電気配線基板H1300を有している。
記録素子基板H1100は、記録画像に対応する電気信号に応じて、発熱抵抗体を有する電気熱変換素子(液体吐出エネルギー発生手段)によってインクを加熱し、膜沸騰の作用によってインク滴を吐出させる、いわゆるバブルジェット方式と称される構成を有している。詳細には図示していないが、記録素子基板H1100は、複数の発熱抵抗体が形成されたシリコン製の基板を有している。このような発熱抵抗体を形成した基板はヒーターボードと呼ばれている。このヒーターボードには、それを貫通する長穴の平面形状のインク供給口(液体供給口)が形成されており、発熱抵抗体は、インク供給口の両側にほぼ等間隔で並んでいる。また、ヒーターボード上には、発熱抵抗体に電力を供給するための配線が引き回されていて、ヒーターボード上の両端、本実施形態では、インク供給口の長手方向の両端に設置されている電極パッドと結線されている。そして、このようなヒーターボード上に、インク供給口から発熱抵抗体上へインクを供給する複数の流路と、この流路に連通し、インクが吐出される複数の吐出口(吐出口群H1101)を構成するオリフィスプレート等と称される部材が設けられて、記録素子基板H1100が構成されている。本実施形態の記録素子基板H1100は、特に、ヒーターボードの、発熱抵抗体が形成された面に対面する位置に吐出口が形成された、いわゆるサイドシューター型と称される構成を有している。
記録素子基板H1100は、ホルダーH1500の凹部H1501内に取り付けられている。凹部H1501内には、インクタンクから通じるインク流路(液体流路)H1502が開口しており、記録素子基板H1100は、その裏面の、インク供給口の開口にインク流路H1502が接続するように配置され、接着固定されている。
電気配線基板H1300は、可撓性を有するフィルム状の基板基材H1300aと、カバー層H1300c、およびその間に配置された配線パターンH1300b(図2参照)が接着剤(不図示)を介して積層されて構成されている。そして、電気配線基板H1300は、凹部H1501とほぼ同一寸法の開口部H1301を有しており、この開口部H1301を凹部H1501に合わせて、ホルダーH1500上に接着固定されている。電気配線基板H1300には、その開口部H1301の、対向する2辺にリードH1302が設けられている。これらのリードH1302は、ヒーターボードの電極パッドに、電極パッド上にバンプを形成してTAB実装法を適用することによって電気接合されている。この際、凹部H1501の深さは、記録素子基板H1100の厚みとほぼ同等の寸法になっており、それによって、電気配線基板H1300のリードH1302と記録素子基板H1100のバンプがほぼ同一の高さの位置にくるようになっている。また、凹部H1501と記録素子基板H1100のインク吐出面が実質的に同じ高さとなるようになっている(図2参照)。
本実施形態のインクジェット記録装置による記録動作は、以下のように行われる。
まず、給紙部M3022に載置された記録紙が給紙部M3022によって、記録装置本体M1000内に給送され、記録装置本体M1000の搬送機構によって、記録ヘッドH1001のインク吐出面に対面する所定の位置に搬送される。この状態で、記録ヘッドH1001がキャリッジM4001によって往復移動させられ、この際、記録ヘッドH1001の抵抗発熱体が、記録画像に応じた電気信号によって駆動されて、記録ヘッドH1001からインクが吐出され、それによって、記録紙の、吐出口群H1101の長さに対応する所定幅の領域に画像が形成される。その後、記録紙が、形成画像の幅に応じて所定量だけ搬送され、再び記録ヘッドH1001が往復移動させられて、所定幅の画像形成が行われる。このように、所定幅の画像形成が繰り返され、記録紙の所望の領域に所望の画像が形成される。
次に、図1,2を参照して、本実施形態の記録ヘッドH1001のインク吐出面付近の構成についてさらに詳細に説明するとともに、インク吐出面のクリーニング動作について説明する。図1は、記録ヘッドH1001の、インク吐出面側から見た平面図、図2は、図1のE−E線に沿った断面図であるとともに、記録ヘッドH1001のインク吐出面をクリーニングしている様子を示す図である。
図1に示すように、記録素子基板H1100の、電気配線基板H1300との接続部が設けられた両端部とホルダーH1500の凹部H1501の縁との間は、第1の封止剤H1303によって封止されている。一方、図2に示すように、記録素子基板H1100の、他の両端部と凹部H1501の縁との間は、第2の封止剤H1304によって封止されている。
そして、電気配線基板H1300の開口部H1301の、リードH1302が設けられていない2辺は、凹部H1501の縁を越えて、記録素子基板H1100のインク吐出面の端部上まで内側に延びている。それによって、電気配線基板H1300は、第2の封止剤H1305上を覆う被覆部H1304を形成している。この際、電気配線基板H1300の開口部H1301の、被覆部H1304を形成する縁付近には、基板基材H1300aとカバー層H1300cの間に、被覆部H1304にまで延びる補強パターンH1300dが形成されている。この補強パターンH1300dは、配線パターンH1300bと同様の材料から同様に形成された独立パターンであってよい。補強パターンH1300dの材料は、具体的には、例えば銅(Cu)であってよく、または銅と同様の熱伝導率を有する他の材料であってもよい。
このような本実施形態の構成によれば、補強パターンH1300dによって被覆部H1304の剛性が高められる。それによって、第2の封止剤H1305が、例えば硬化収縮によって変形したとしても、被覆部H1304の変形を抑えることができる。そのため、本実施形態の構成では、被覆部H1304は実質的に平坦になっている。
そして、本実施形態のインクジェット記録装置には、記録ヘッドH1001のインク吐出面のクリーニング機構として、図2に示すように、インク吐出面に当接する、ゴムなどの可撓性部材からなるワイパーM4002が設けられている。ワイパーM4002は、図2の矢印Cで示すように、インク吐出面に当接した状態でインク吐出面に沿って移動させられ、すなわちワイピング動作することによって、インク吐出面のインクiを拭き取る働きをする。この際、本実施形態の構成では、ワイパーM4002の移動方向は、図1から分かるように、吐出口群H1101の延びる方向に直交する方向、すなわち記録ヘッドH1001の、キャリッジM4001による往復移動方向と同じになっている。したがって、本実施形態の構成では、ワイパーM4002自体を動かす機構を設けなくても、記録ヘッドH1001の往復移動を利用してワイピングを行う構成とすることができる。
以上説明した本実施形態の構成では、上述のように記録素子基板H1100の、電気接続部が設けられていない端部と凹部H1501の縁の間が平坦な被覆部H1304によって覆われているため、ワイパーM4002によってワイピングされる面は、基板基材H1300aの、例えば0.12mm程度の厚み分の僅かな段差を除いては、全体が実質的に平坦になっている。したがって、インク吐出面のクリーニングの際、ワイパーM4002は、電気配線基板H1300上から記録素子基板H1100上にスムーズに移動できるので、ワイパーM4002の挙動が安定し、クリーニング性が向上する。それによって、インク吐出面にインクが残って記録紙が汚れたり、インク吐出特性に影響が生じたりするのを低減し、良好な記録品位での記録が可能となる。
本発明の実施形態のインクジェット記録ヘッドをインク吐出面側から見た平面図である。 図1のE−E線に沿った断面図である。 図1のインクジェット記録ヘッドが搭載されるインクジェット記録装置の外観斜視図である。 図3に示す記録装置の外装部材を取り外した状態の斜視図である。 図1の記録ヘッドの斜視図である。 図1の記録ヘッドの分解斜視図である。 一般的なインクジェット記録ヘッドをインク吐出面側から見た平面図である。 図7のA−A線に沿った断面図である。 図7に示すインクジェット記録ヘッドにおいてクリーニング性を向上させる構成を示す図である。
符号の説明
H1001 記録ヘッド(液体吐出記録ヘッド)
H1100 記録素子基板
H1101 吐出口群
H1300 電気配線基板
H1300d 補強パターン
H1301 開口部
H1302 リード
H1304 被覆部
H1500 ホルダー(支持部材)
H1501 凹部
H1502 インク流路(液体流路)

Claims (4)

  1. 液体を吐出するためのエネルギーを発生する液体吐出エネルギー発生手段を備え、該液体吐出エネルギー発生手段の発生エネルギーによって液体が吐出される吐出口と、前記吐出口に供給する液体を導入するための液体供給口とが形成された記録素子基板と、
    前記記録素子基板を組み込むための凹部を有し、該凹部内に、前記液体供給口に接続され、前記記録素子基板に液体を供給するための液体流路が開口しており、前記凹部の縁が、前記記録素子基板の、前記吐出口が形成された面と実質的に同じ高さになっている支持部材と、
    前記支持部材の、前記凹部が形成された面に固定され、前記記録素子基板の、前記吐出口が形成された面を露出させる開口部が形成され、該開口部の縁の一部から露出したリードを介して前記記録素子基板に電気的に接続された電気配線基板とを有し、
    前記電気配線基板は、前記開口部の縁の、前記リードが設けられていない部分に、前記凹部の縁を超えて前記記録素子基板の、前記吐出口が形成された面上まで内側に延びる被覆部を有しており、該被覆部に補強パターンが形成されている液体吐出記録ヘッド。
  2. 前記電気配線基板の前記補強パターンは、前記電気配線基板の配線パターンと同じ材料から形成されている、請求項1に記載の液体吐出記録ヘッド。
  3. 前記電気配線基板の前記補強パターンは銅箔から形成されている、請求項1または2に記載の液体吐出記録ヘッド。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の液体吐出記録ヘッドが搭載されるキャリッジと、
    前記キャリッジに搭載された前記液体吐出ヘッドの、前記吐出口が形成された面に当接し、前記被覆部が形成された部分を通る方向に、前記吐出口が形成された面に沿って移動させられるワイパーとを有する液体吐出記録装置。
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