JPH0418661A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JPH0418661A
JPH0418661A JP2276891A JP27689190A JPH0418661A JP H0418661 A JPH0418661 A JP H0418661A JP 2276891 A JP2276891 A JP 2276891A JP 27689190 A JP27689190 A JP 27689190A JP H0418661 A JPH0418661 A JP H0418661A
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signal
circuit
neuron
signal processing
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Hirotoshi Eguchi
裕俊 江口
Toshiyuki Furuta
俊之 古田
Hiroshi Shimura
浩 志村
Takashi Kitaguchi
貴史 北口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
一扼A氷J 本発明は、信号処理方法及びその装置、より詳細には、
神経回路網を模倣したニューラルコンピュータに関し、
例えば、文字や図形認識、ロボットなどの運動制御、連
想記憶等に応用して好適なものである。 従」q1樒 生体の情報処理の基本的な単位である神経細胞にニュー
ロン)の機能を模倣し、さらに、この「神経細胞模倣素
子」 (神経細胞ユニット)をネットワークに構成する
ことで情報の並列処理をめざしたものが、いわゆるニュ
ーラルネットワークである。文字認識や、連想記憶、運
動制御等、生体ではいとも簡単に行われていても、従来
のノイマン型コンピュータではなかなか達成できないも
のが多い。生体の神経系、特に生体特有の機能、すなわ
ち並列処理、自己学習等を模倣して、これらの問題を解
決しようとする試みが、計算機シミュレーションを中心
として、盛んに行われている。 第13図は、従来のニューラルネットワークのモデルに
ついて説明するための図で、図中、Aは、1つの神経細
胞ユニットを表し、第14図は、それをネットワークに
構成したもので、A□、A2゜A3は、それぞれ神経細
胞ユニットを表わす。1つの神経細胞ユニットは、多数
の他の神経細胞ユニットと結合しており、それらから受
けた信号を処理して出力する。第14図の場合、ネット
ワー=3 夕は階層型であり、神経細胞ユニットA2は、1つ前の
層の神経細胞ユニットA1より信号を受け、1つ先の層
(図中右側)の神経細胞ユニットA3へ出力する。 最初に、第13図に示した神経細胞ユニットAについて
説明すると、jつの神経細胞ユニットと他の神経細胞ユ
ニットとの結合の度合を表すのが、結合係数(T)と呼
ばれているものであり、i番]」の神経細胞ユニットと
j番目の神経細胞ユニットの結合係数を、一般に、T、
jで表す。結合には、相手のニューロンからの信号が大
きいほど自分の出力が大きくなる興奮性結合と、相手の
信号が大きいほど自分の出力が小さくなる抑制性結合が
あり、Tlj〉0が興奮性結合、T t b < Oが
抑制性結合である。j番目の神経細胞ユニットへの入力
は、〕番口の神経細胞ユニットの出力をy、とすると、
これにTljをかけたT、、ytとして求められる゛。 前述のように、1つの神経細胞ユニットは多数の神経細
胞ユニットと結合しているので、それらの1ニツトに対
するT L 5 ytを足し合わせたもの、=4= すなわち、ΣTi、y、が、ネットワーク内における1
つの神経細胞ユニットへの入力となる。これを内部電位
と言い、U、で表す。 u、1=ΣTLjyL             (1
)次に、この入力を非線形処理することで、その神経細
胞ユニットの出力とする。ここで用いる非線形関数を神
経細胞応答関数と呼び、次に示すような、シグモイド関
数f (x)を用いる。 f  (x)=1/ (1+e−”)        
 (2)第15図は、このシグモイド関数を示す図であ
る。 上記神経細胞ユニットを、第14図に示すような、ネッ
トワークに構成し、各結合係数を与え、式(1)、(2
)を次々と計算することにより、情報の並列処理が可能
となり最終的な出力が得られる。 第16図は、上記ネットワークを電気回路で実現したも
のの一例を示す図で(特開昭62−295188号公報
)、これは、ネットワークへの入力や出力の信号強度を
電圧で表し、上記神経細胞ユニット間の結合係数T、4
.の値を抵抗値で実現したものである。すなわち、第1
6図において、複数の増幅器73は、反転量カフ3a及
び非反転出カフ3bとを有し、かつ、各増幅器73の入
力には入力電流を供給する時定数手段72を有しており
、更に、予め選ばれた第1の値又は予め選ばれた第2の
値であるコンダクタンス(T、j)で前記増幅器の各々
の出力を前記入力に接続する相互接続7トリンクス7]
を有している。前記のTiJはi番目の増幅器の出力と
j番目の増幅器の入力との間の相互コンダクタンスを表
わし、前記コンダクタンスT1.は、回路網が平衡する
複数の極小値を作るように選ばれ、複数の極小値を持っ
たエネルギー関数を最小にするようにしている。結合係
数T1.が負の場合、負の抵抗値は実現できないので、
増幅器73を用いて出力を反転させることでこれを実現
している。また、第15図で示したシグモイド関数に相
当するものとして、増幅器73を用いている。 次に、ネッ1へワークの学習機能について説明する。数
値計算で用いられている学習法則としては、パックプロ
パゲーションと呼ばれる次のようなものがある。 まず、各神経細胞ユニット間の結合係数をランダムな値
に設定しておく。この状態でネットワークに入力を与え
ると、その出力結果は必ずしも望ましいものではない。 そこで、このネットワークに正解(教師信号)を与えて
、再び同じ入力があったとき出力結果が正解となるよう
に、各結合係数を変化させる。例えば、第14図に示し
たような階層型のネットワークにおいて、最終層(図の
右の1A3)のj番目の神経細胞ユニットの出力をy、
とし、その神経細胞ユニットに対する教師信号をd、と
すると、 E=Σ(dj−y、) 2          (3)
で表されるEが最小となるように、 ΔTiJ=aE/aT0          (4)を
用いてT、jを変化させる。具体的には、まず、次のよ
うに誤差信号δを求める。 δs= (dJ  yj)Xf’(u、+)     
  (5)(出力層A3) δ4=ΣδcTzX f’(u+) (A3より前の層の中間層A2)    (6)ただし
、f′はfの一階微分である。これを用いて、 八TL
j=η(δ、y、)+αΔT、jT c4 =T t、
1’ + T tj(7)とすることで、T、を変化さ
せる。ただし、ΔT、j’ 、 T、J’はそれぞれ前
回の学習時の値である。また、ηは学習定数、αは安定
化定数と呼ばれているものであり、各々、理論的には求
められないので経験的に求める。このような方法で結合
係数を変化させる量を求めるアルゴリズムを、パックプ
ロパゲーションと呼んでいる。 このような学習を繰り返すことで、やがて、与えられた
入力に対して望ましい結果が得られるようなTiJが決
定される。 第17図〜第19図は、このようなニューラルネットワ
ークをデジタル回路で実現した例を示す図で、第17図
は、単一神経細胞の回路構成例を示す図で、80はシナ
プス回路、81は樹状突起回路、82は細胞体回路を示
す。第18図は、第17図に示したシナプス回路80の
構成例、第19図は、第17図に示した細胞体回路82
の構成例を示す図で、第18図中のfは入力信号、Wは
重み付けの値、aはフィードバック信号に掛ける倍率(
1または2)である。これは、神経細胞ユニットの入出
力をパルス列で表現し、そのパルス密度で信号の値を表
している。結合係数は2進数で取扱い、メモリ上に保存
している。入力信号をレートマルチプライヤ−のクロッ
クへ入力し、結合係数をシー1〜値へ入力することによ
って、入力信号のパルス密度をレート値に応じて減らし
ている。これは、バゾクプロパゲーシ囲ンモデルの式の
T□jyLの部分に相当する。また、次にΣT。 aytのΣの部分は、樹状突起回路81によって示され
る○R回路で実現している。結合には興奮性、抑制性が
あるので、あらかじめグループ分けしておき、それぞれ
のグループ別にORをとる。第17図において、Flは
興奮性、F2は抑制性出力を示、す。この2つの出力を
、第19図に示したカウンターのアップ側、ダウン側に
それぞれ入力してカウントすることで、出力が得られる
。この出力は2進数であるのでレートマルチプライヤ−
を用いて、パルス密度に変換する。この神経細胞ユニッ
トをネットワークにすることによって、ニューラルネッ
トワークが実現できる。学習機能は、ネットワークの最
終出力を外部のコンピュータに入力して、コンピュータ
内部で数値計算を行い、その結果を結合係数のメモリに
書き込むことによって実現している。 しかしながら、ニューラルネトワークの試みは、前述の
ように、計算機シミュレーションで行われているものが
多く、本来の機能を発揮するには、並列処理が必要であ
り、ネットワークのハードウェア化が必要である。 神経細胞ユニットのハードウェア化の試みは、はとんど
の場合アナログ回路で行わ九でおり、これらの回路には
以下のような問題点がある。 ■ネットワーク内部での信号の強度を電圧や電流などの
アナログ値で表し、内部の演算もアナログ的に行うため
、温度特性や、電源投入直後のドリフト等により、その
値が変化する。 ■ネットワークを構成するために多くの素子を必要とす
るが、それぞれの特性を揃えることは困難である。 ■1つの素子の精度や安定性が問題になると、それをネ
ットワークにした場合に新たな問題が起きる可能性があ
り、ネットワーク全体における動きが予想できない。 ■結合係数の値が固定であり、あらかじめシミュレーシ
ョンなど他の方法で学習させた値を使わざるを得す、自
己学習ができない。 一方、パックプロパゲーションを用いた学習方法を何ら
かの手段でハードウェア化しようとした場合、学習には
多量の四則演算が必要であり、実現が困難である。また
、学習方法そのものもハードウェア化に対しては不向き
である。 従来のデジタル回路によるネッI・ワークも、学習は外
部のコンピュータで行っており、従って、自己学習機能
は全くない。そのうえ、パルス密度の信号をカウンター
を用いて一旦数値に変換し、一]2 その後再びパルス密度に変換するため、回路の構成が複
雑なものになっている。 以上をまとめると、従来技術では次の欠点を有する。 ■ネットワーク内部の演算を行うアナログ回路は動作に
確実性がない。 ■数値計算による学習方法も計算が複雑であり、ハード
ウェア化に適さない。 ■デジタル方式の回路では、回路構成が複雑である。 ■ハードウェア」二で自己学習ができない。 且−一煎 上述のごとき実情に鑑みて、本出願人は、先に動作が確
実なデジタル回路を採用し、かつ、ハードウェア化が容
易でシンプルな信号処理、学習方法を提供し、かつ、実
際にハードウェア上で自己学習を実現することが可能な
信号処理回路を提案した。本発明は、その信号処理回路
において、入出力データをデジタル信号(パルス密度)
に限定せず、アナログ信号をも取り扱えるようにするこ
とによって、より使いやすい、汎用性の高い回路を実現
することを目的としてなされたものである。 青−一玖 本発明は、上記目的を達成するために、(1)結合係数
可変手段と、該結合係数可変手段の可変結合係数値を教
師信号に対する誤差信号に基づいて生成する結合係数生
成手段とにより自己学習手段を構成し、該自己学習手段
をデジタル論理手段を用いて神経細胞模倣素子に結合し
て神経細胞回路網を構成し、該神経細胞回路網にて信号
の処理を行うようにした信号処理方法において、アナロ
グ入力値を前記デジタル論理手段へのデジタル入力値に
変換する入力手段を有すること、或いは、(2)結合係
数可変手段と、該結合係数可変手段の可変結合係数値を
教師信号に対する誤差信号に基づいて生成する結合係数
生成手段とにより自己学習手段を構成し、該自己学習手
段をデジタル論理手段を用いて神経細胞模倣素子に結合
して神経細胞回路網を構成し、該神経細胞回路網にて信
号処理を行う信号処理方法において、前記神経細胞回路
網のデジタル出力値をアナログ出力値に変換する出力手
段を有すること、或いは、(3)結合係数可変回路と、
該結合係数回路の可変結合係数値を教師信号に対する誤
差信号に基づき生成する結合係数生成回路とよりなる自
己学習回路を付設した、デジタル論理回路を用いた神経
細胞模倣素子により構成された神経細胞回路網において
、アナログ入力値を前記デジタル論理回路へのデジタル
入力値に変換する変換回路を有し、該変換回路が2進数
の乱数を生成する乱数発生回路とデジタルコンパレータ
とから構成されること、更には、(4)前記(3)にお
いて、乱数発生回路の乱数生成を、信号処理装置全体の
同期クロックより少なくとも2倍大きな周波数で実行す
る切換え回路を有すること、或いは、(5)結合係数可
変手段と、該結合係数可変手段の可変結合係数値を教師
信号に対する誤差信号に基づき生成する結合係数生成手
段とよりなる自己学習手段を付設したデジタル論理手段
を用いた神経細胞模倣手段により構成された神経細胞ネ
ットワーク手段において、アナログ入力値を前記デジタ
ル論理手段へのデジタル入力値に変換する変換手段を有
し、該変換手段が2進数の乱数を生成する乱数発生手段
とデジタル比較手段とから構成されること、更には、(
6)前記(5)において、乱数発生手段の乱数生成を、
信号処理手段全体の同期クロックより少なくとも2倍大
きな周波数で実行する切換え手段を有することを特徴と
したものである。以下、本発明の実施例に基づいて説明
する。 最初に、本発明の基本的な考え方について説明すると、
本発明の基本的な考え方は、 ■神経細胞ユニットに関する入出力信号、中間信号、結
合係数、教師信号などはすべて、0.1の2値で表され
たパルス列で表す。 ■ネットワーク内部での信号の量は、パルス密度で表す
(ある一定時間内の「1」の数)。 ■神経細胞ユニット内での計算はパルス列同士の論理演
算で表す。 ■結合係数のパルス列は、神経細胞ユニット内のメモリ
上に置く。 ■学習は、このパルス列を書き換えることで実現する。 ■与えられた教師信号パルス列を元に誤差を計算し、こ
れに基づいて、結合係数パルス列を変化させる。このと
き、誤差の計算、結合係数の変化分の計算もすべて、O
llのパルス列の論理演算で行う。 ■上述の神経細胞ユニットにより構成したネットワーク
回路において、入出力信号としてアナログ信号を取り扱
うことができるようにする。 というものであり、以下実施例に基づき詳細に説明する
。 説明は、まず、デジタル論理回路を用いた神経細胞ユニ
ットとそのネットワーク回路による信号処理について行
い、次に、そのネットワーク回路へのアナログ信号の入
出力について行う。 ■ デジタル 理  による 1 理 [フォーワードプロセスにおける信号演算)第1図は、
1つの神経細胞ユニットに相当する部分を示す図で、ネ
ットワークの構成は、第14図に示したような従来と同
じ階層型を用いる。 入出力はすべて○、1に2値化され、さらに同期化され
たものを用いる。入力yjの信号の強度は、パルス密度
で表現し、例えば次に示すパルス列のように、ある一定
時間内にある、1の状態の数で表す。 入力信号  −=4/6  (8) 同期信号  =L±」−「土」− これは476を表す信号を示しており、同期パルス6個
中に入力信号は1が4個、0が2個であることを表わし
ている。このとき、1とOの並び方は後述するようにラ
ンダムであることが望ましい。 一方、結合係数Tijも同様にパルス密度で表現し、0
と1パルス列としてあらしめメモリ上に用意しておく。 結合係数  −−=3/6  (9) 同期信号  −Ll」−111− これは3/6を表し、このときもOと1の並び方はラン
ダムである方が望ましい。具体的な決め方は後述する。 そして、このパルス列を同期クロッりに応してメモリ」
二より順次読みだし、第1図のAND回路により入力パ
ルス列とのANDをとる(ytnTtj)。これを神経
細胞ユニットjへの入力とする。上記の例を用いて説明
すると、信号rlo1101Jが入力された場合、これ
と同期してメモリ上より結合係数パルス列を呼び出し、
順次ANDをとることによって、 入力信号 −= 4. / 6 結合係数 −=3/6 y + n T t s       = 2 / 6
 (1() )に示すようなパルス列(ビット列)rl
oloooJが得られ、これは入力y、がToにより変
換され、パルス密度が2/6となることを示している。 AND回路の出力のパルス密度は、近似的には、入力信
号のパルス密度と結合係数のパルス密度の積となり、ア
ナログ方式における場合の信号の積と同様の機能を有す
る。これは、信号の列(パルス列)が長いほど、また、
1と0の並び方がランダムであるほど、数値の積に近い
機能になる。ランダムでないとは、1(またはO)が密
集(密接)していることを表す。 入力パルス列と比較して結合係数のパルス列が短く、読
み出すべきデータがなくなってしまった場合には、再び
結合係数のパルス列の先頭に戻って、読み出しを繰り返
す。 1つの神経細胞ユニットは多入力であるので、先に説明
した「入力信号と結合係数とのANDJも多数あり、次
に、これらのORをとる。入力は同期化されているので
、1番目のデータが「101000J、2番目のデータ
がrolooooJの場合、両者のORは「11100
0Jとなる。 これを多入力同時に計算して出力とすると、次のように
なる。 y、nT1.  L」−一一一 ゥcnTca  −[−一一一− U(ytnTct)            (11)
この部分はアナログ方式における場合の信号の和のH1
算及び非線形関数(シグモイド関数)の部分に対応して
いる。パルス密度の和が低い場合、そのORをとったも
ののパルス密度は、それぞれのパルス密度の和に近似的
に一致する。パルス密度が高くなるにつれて、ORの出
力は徐々に飽和してくるので、パルス密度の和とは結果
が一致せず、非線形性がでてくる。ORの場合、パルス
密度は1より大きくなることがなく、○より小さくなる
こともなく、また単調増加関数であるので、シグモイド
関数と近似的に同等となる。 さて、結合には興奮性と抑制性があり、数値計算の場合
には、結合係数の符号で表し、アナログ回路の場合、前
述したように、TIJが負となる場合(抑制性結合)に
は増幅器を用いて出力を反転させ、TBに相当する抵抗
値で他の神経細胞ユニットへ結合させている。一方、本
発明では各結合を、T、jの正負により興奮性結合と抑
制性結合の2つのグループに分け、ついで、「入力信号
と結合係数のパルス列のA、 N D J同士のORを
このグループ別に演算し、「興奮性グループの出力」が
1で「抑制性グループの出力」が0のときのみ1を出力
する。この機能を実現するためには、「抑制性グループ
の出力のN0TJと「興奮性グループの出力」とのAN
Dをとればよい。すなわち、興奮性グループの出力 −
L」−一一一上」−抑制性グループの出力 −」−L−
」−神経細胞ユニットの出力        (□2)
となり、論理式で表現すると、 a=u(yinTtj)  (T−興奮性)   (1
3)b=U(yinTLa)  (T−抑制性)   
(14)y、=anb               
  (15)と表される。 神経細胞ユニットのネットワークは、第8図に示したよ
うな、パックプロパゲーションと同様な階層型とする。 ネットワーク全体を同期させておけば、各層とも上述の
通りの機能で並列的に演算することが可能である。
【学習(パックプロパゲーション)における信号演算1 以下の■または■により誤差信号を求め、ついで■で述
べる方法により結合係数の値を変化させる。 ■最終層における誤差信号 最初に、最終層の各神経細胞ユニットにおける誤差信号
を求める方法について説明する。本発明では誤差信号を
以下のように定義する。すなわち、誤差を数値で表すと
、一般には正負両方の値を取りうるが、パルス密度では
そのような表現はできないので、十戒分を表す信号と、
−成分を表す信号の2つを使って誤差信号を表現する。 出力信号         y     (16)教師
信号         d    (17)つまり教師
信号パルスと出力信号パルスの違っている部分のうち、
教師信号側に存在するパルスを誤差信号子パルスとし、
逆に出力信号側に存在するパルスを、誤差信号−パルス
とする。換言す九ば、出力信号パルスに誤差信号子パル
スを付は加え、誤差信号−パルスを取り除くと、教師信
号パルスになる。 ■中間層における誤差信号 中間層の各神経細胞ユニットにおける誤差信号は、次の
ように求める。すなわち、1つ先の層(第14図におけ
る最終層A3)の各神経細胞ユニットにおける誤差信号
を集め、それを誤差信号とする。このことは、神経細胞
ユニット内での演算式(8)〜(15)と同様な要領で
行うことができる。ただし、式(8)〜(15)と異な
り、yは1つの信号であるのに対して、δは正、負を表
すために2つの信号を持ち、その両方の信号を考慮しな
ければならない。従って、T(結合係数)の正負、δの
正負の4つの場合に分ける必要がある。 まず、興奮性結合の場合を説明する。中間層のある神経
細胞ユニットについて、1つ先の層(第14図における
最終層)の神経細胞ユニットでの誤差信号子と、その神
経細胞ユニットと自分(第14図における中間層のある
神経#I胞ユニット)との結合係数のANDをとったも
の(δ++nTtJ)を1つ先の層の各神経細胞ユニッ
トについて求めさらにこれら同士のORをとる(U(δ
’ t n T 1.、))。 その結果を、この層の誤差信号子とする。すなわち、次
のように表される。 δ+x n T +□ δ+、+ n T I J δ+                (20)同様に
、1つ先の層の神経細胞ユニットでの誤差信号−を用い
ることで、この層の誤差信号−を求めることができる。 δ−□n Tt□ δ−4nT、j 次に、抑制性結合の場合を説明する。1つ先の層の神経
細胞ユニットでの誤差信号−と、その神経細胞ユニット
と自分との結合係数のANDをどす、さらにこれら同士
のORをとった結果を、この層の誤差信号子とする。す
なわち、 δ−4nT、□ δ−,+ n T t j δ+                   (22)
同様に、1つ先の層の神経細胞ユニットでの誤差信号子
を用いることで、この層の誤差信号−を求めることがで
きる。 δ+1nTtx δ+、nT工。 δ−(23) 1つの神経細胞ユニットから別の神経細胞ユニットへの
結合は、興奮性の場合と抑制性の場合をとりうるので、
式(20)で求めたδ+と式(22)で求めたδ1のO
Rをとり、この神経細胞ユニツ1〜のδ+とする。同様
に、式(21)で求めたδ−と式(23)で求めたδ−
のORをとり、この神経細胞ユニットのδ−とする。 以上をまとめると、 δ+=(U(δ+jnTt、+))u(u(δ−jnT
ta))iC興奮性     iC抑制性 δ−=(U(δ−jnT1.1))U(U(δ+JnT
、、j))jC@奮性    jC抑制性 となる。 さらに、学習のレートに相当する機能を設けてもよく、
学習レートが1以下のとき、さらに学習能力が高まる。 これは、パルス列の演算では、パルス列を間引くことで
実現できる。本実施例では、カウンター的な考え方をと
り1次のようなものにした。例えば、学習レート(η)
= (0,5)では、元の信号のパルス列を1つおきに
間引くものであるが、元の信号のパルスが等間隔でなく
ても、元のパルス列に対して、間引くことができる。以
下の(例1)及び(例2)は、間引きの例を示すもので
、共に、η=0.5の場合は、パルスを1つおきに間引
くもの、η=0.33の場合は、パルスを2つおきに残
すもの、η=0.67の場合は、パルスを2つおきに1
回引くものである。 (例1) η=0.67の場合 (例2) η=0.67の場合 このようにして、誤差信号を間引くことによって、学習
レートの機能を実現する。 ■誤差信号より各結合係数を変化 次に、上記■または■により求めた誤差信号を用いて、
各結合係数を変化させる方法について説明する。 変化させたい結合係数が属している線(第14図参照)
を流れる信号と誤差信号のANDをとる(δ、1nyc
)。ただし、本実施例では誤差信号は十と−の2つの信
号があるので、それぞれを演算して求める。 =28 δ+j n yl              −+ 
ΔT” 1jδ−、ny+             
   →ΔT−0このようにして得られた2つの信号を
それぞれ八T+1、八T−4,とする。 これらを元にして新しい結合係数T1.を求めるのであ
るが、本実施例におけるT工、の値は絶対値なので、元
のT4.が興奮性か、抑制性かで場合分けをする。 週1」Jυ1命 元のTIJに対して、八T+1.の成分を増やし、ΔT
−、、の成分を減らす。 八T−Ij 学習後のT L j(2s ) 仰邊1髪辺Jト庁 元のTLjに対して、ΔT+、jの成分を減らし、ΔT
−,Jの成分を増やす。 ΔT−1゜ 学習後のTlj             (29)以
上の学習側に基づいて、ネットワーク全体の計算を行う
。 ■、アナログ舌1の入出力 【ネットワーク回路への入力】 前述の通り、ネットワーク回路の取り扱う信号はデジタ
ル信号(=パルス列)なので、信号処理回路にアナログ
信号を入力するために、アナログデータを、密度を情報
としたパルス列に変換する。 これは、ネットワークの入力層(第14図の左側の層A
、)に属する神経細胞ユニットの信号入力部と、ネット
ワークの出力層(第14図の右側の層A3)に属する神
経細胞ユニットの教師信号の入力部に、各々変換ユニッ
1へを設けることで実現する。 その第1の例は、アナログ信号をコンパレータに入力す
るもので、該コンパレータの他の入力には、乱数値を入
力し、比較した結果をネットワーク回路の入力とする。 この乱数値は、トランジスタ等の熱雑音により生じる電
圧値を用いる。これを基準クロック数に相当する時間だ
け行うことで、入力アナログ電圧値に比例し、かつ、ラ
ンダムな間隔で存在するパルス列を得ることができる。 第2の例は、メモリを用いるもので、この場合、あらか
じめ、アナログ値に対応するパルス列データを、メモリ
に格納しておく。次いで、アナログ信号を通常のA/D
コンバータ等によりバイナリ、のデジタル信号に変換す
る。その結果をメモリの71(レス信号として用いてデ
ータを読み出すことで、入力されたアナログ値に比例し
て、かつ、ランダムな間隔のパルス列を得ることができ
る。 第3の例は、A/Dコンバータの出力をシリアルのパル
ス列に変換するもので、これは、疑似ランダムパルス発
生回路を用いれば、容易に実現できる。 【ネットワーク回路からの出力] 入力の場合と同様に、ネットワーク回路からの出力は、
パルス密度を情報としたパルス列なので、これをアナロ
グ信号に変換する。これは、ネットワークの出力層(第
14図の右側の層A a )に属する神経細胞ユニット
の信号出力部に、各々変換ユニットを設けることで実現
する。 その第1の例について説明する。ネットワーク回路から
の出力は、ランダムな時間間隔で発生するパルスである
。従って、そのパルスを基準時間間隔だけカウンタに入
力することで、バイナリのデジタルデータに変換する。 そのデータを通常のD/Aコンバータ等を用いることで
、容易にアナログ信号を得ることができる。通常はこの
動作を繰り返し行う。 第2の例は、ネットワーク回路のパルス密度出力を、そ
のまま用いる方法である。すなわち、パルス密度出力は
、換言すれば、周波数変調に相当するので、これも通常
のF/Vコンバータを用いることで、アナログ信号に容
易に変換できる。 第3の例も、パルス密度出力をそのまま用いる方法で、
これは、パルス出力を用いてLED等を即動すると、基
準クロックを十分速くしておいた場合には、LEDの明
るさがパルス密度に比例するので、この方法により、出
力結果を直接アナログ信号として視認できる。これは、
出力結果を光信号に変換して伝送する等の広い応用が可
能である。 旦−」り1忽 第2図〜第12図に、以上のアルゴリズムを基に、これ
を構成した回路を示すが、ネットワーク全体の構成は第
14図と同様である。第14図の線に相当する部分の回
路を第2図に示し、第14図の丸(神経細胞ユニットA
)に相当する部分の回路を第3図に示す。また、最終層
の出力と教師信号とから最終層における誤差信号を求め
る部分の回路を第4図に示す。これらの3つの回路を第
14図のようにネットワークにすることによって、自己
学習が可能なデジタル方式のニューラルネットワークが
実現できる。さらに、このネットワークに第5図〜第1
1図に示した入力部と、第12図に示した出力部をそれ
ぞれ設けることで、アナログ信号を取り扱うことの可能
な信号処理回路が実現できる。 まず、第2図について説明する。1は神経細胞ユニット
への入力信号で式(8)に相当する。式(9)の結合係
数はシフトレジスタ8に保存しておく。端子8Aがデー
タの取り出し口で、端子8Bがデータの入口である。こ
れはシフトレジスタと同様の機能を持つものであれば、
そのほかのもの、例えば、RAM+アドレスコントロー
ラ等を用いてもよい。回路9は式(10)に相当する回
路で、入力信号と結合係数とのANDをとっている。こ
の出力は結合が興奮性か抑制性かによってグループ分け
しなければならないが、あらかじめそれぞれのグループ
への出力4.5を用意し、どちらに出すのかを切り替え
るようにした方が汎用性が高い。このため、結合が興奮
性か抑制性かを表すビットをメモリ14に保存しておき
、回路13で切り替える。各入力を処理する式(11)
に相当するOR回路が第3図の回#J16である。 さらに式(12)で示した、興奮性グループが1で抑制
性グループが0の時のみ1を出力する回路が第3図の回
路17である。 次に、誤差信号について説明する。第4図は最終層での
誤差信号を作る回路で、これは式(16)〜(19)に
相当する。最終層からの出力1及び教師信号20より誤
差信号6.7を生成する。また中間層における誤差信号
を求める式(20)〜(23)を実現する回路を、第2
図の回路10に示す。結合が興奮性か抑制性かで用いる
誤差信号が異なるので、その場合分けを行うのが第2図
の回路12である。これ、は、あらかじめメモリ14に
セットしたピッ1−により切り替える。また、誤差信号
を集める計算式(24)は、第3図の回路18で行Aっ
れる。また学習レートに相当する式(25)は、第3図
の分周回路19で行われる。 次に、誤差信号より新たな結合係数を計算する部分につ
いて説明する。これは式(2G)〜(29)で表され、
第2図の回路J1により行われるが、結合の興奮性、抑
制性によって場合分けしなければならないので、第2図
の回路12でこれを実現している。 次に、上述のネットワーク回路にアナログ信号を入出力
する手段について説明する。 第5図は、アナログ信号の入力@路を示す図で、第5図
(a)は、半導体の熱雑音を用いた回路21を利用する
もので、これは、トランジスタ等の熱雑音出力22をコ
ンパレータ28に入力して信号処理回路への入力信号2
4と比較し、コンパレータ23の出力25を、ネットワ
ークへの入力とするものである。また、第5図(b)は
、A/Dコンバータ27とメモリ28を用いた回路26
を用いるもので、まず、入力信号24をA/Dコンバー
タ27に入力し、変換後のバイナリデータをメモリ28
のアドレス信号とする。すると、入力信号24の値とメ
モリ28のアドレスが一対一対応となり、あらかじめメ
モリ28に格納しておいた、入力値に対応したパルス列
データを得ることができる。、A/Dコンバータ27の
前には、増幅器29を適宜設けても良い。 第6図は、アナログ信号の入力回路の他の例を示す図で
、これは、A/Dコンバータ(図示しない)によりNビ
ットのバイナリデータに変換された入力データ31と、
乱数発生器32から出力されたNビットのバイナリデー
タをNビットマグニチュードコンパレータ33にて比較
し、入力データの方が大きい場合に、Nビットマグニチ
ュードコンパレータ33からHighを出力するもので
ある。乱数発生器32は、同期クロックを入力する毎に
乱数を発生するので、すなわち、アナログ入力信号に比
例した、ランダムなパルス列を得ることができる。 乱数発生器32は次のようにして実現することができる
。まず、第7図に示すような乱数発生器生成テーブルを
用意しておく。これは説明用であり、常に用意していな
くてよい。第7図で、原始多項式とは、生成される乱数
(M系列)を決定するもので、具体的には、フィードバ
ックする信号のデイレイ数を規定するものである。たと
えば、1 +x + x4は、デイレイ1−の出力とデ
イレイ4の出力の排他的論理和(X、 OR)を入力と
することを表わす。τnは、生成される乱数の各ビット
を、M系列からどのようにとるかを規定している。 たとえば、3ビツトの乱数R,(=D2(MSB)。 Di、Do(LSB))の場合、Dlは、D2からτ、
だけデイレイした出力であり、DOはDlからで2だけ
デイレイした出力であることを意味する。ここでは1つ
の原始多項式から乱数を求めているが、複数の原始多項
式を用いて乱数の各ビットを生成することもできる。第
8図は、上述のようにして乱数列RO,R1,,R2,
R3・・・が生成されるようすを示す。 第9図は、M系列の代表的実現方法を示す図で、この場
合、1+x+x’である。 第1−0図に、周期7、ピッ[・長3(値はJ−〜7)
の乱数を生成する乱数発生回路の例を示す。 さて、本発明において、ネットワークへの入力値は、前
述のように、一定時間内のパルスの数、すなわち、パル
ス密度で表わされる。これは、基準となる同期クロック
の数二基準クロック数に対する入力データのパルス数の
割合で表わされる。 上述の乱数発生器を用いた場合、2n−1<基準クロッ
ク数<2n−1においても、パルス密度に変調した後の
出力パルスの数が入力データの値と完全に一致し、かつ
、同期を保つようにした例が第11図の例である。動作
は次の通りである。まず、同期クロックがORゲート5
1を通って乱数発生器32に入力される。生成された乱
数はNビットマグニチュードコンパレータ33で入力デ
ータ31と比較され、入力データの方が大きい場合には
、その出力と、ティレイ52を通ってきた同期クロック
との論理積をANDゲート53により得ることで出力を
得る。いま、生成された乱数が基準クロック数より大き
い場合には、Nビットマグニチュードコンパレータ54
からHj、ghが出力される。56は連続パルス発生器
であり、同期クロックの少なくとも2倍の周波数で動作
している。 従って、ANDゲー1−55の出力は同期クロックより
早<Highになり次の乱数の発生をうながす。 この動作を繰り返すことにより、上記の目的を達するこ
とができる。 第12図は、アナログ信号の出力回路を示す図で、第1
2図(a)は、カウンタ61とD/A:]ンバータ62
を用いた回路60を用いるもので、ます、カウンタ61
で出力パルスの数をカウントしてバイナリデータに変換
する。そのバイナリデータをD/Aコンバータ62に入
力することで、アナログ信号63を得ることができる。 D/Aコンバータ62の後には、増幅器64を適宜設け
ても良い。また、第12図(b)は、F/Vコンバータ
66を用いた回路65を用いるもので、このF/Vコン
バータ66は、入力周波数に応じた電圧出力を発生する
もので、これにより、パルス密度に応したアナログ信号
63を得ることができる。 同様に、F/Vコンバータ66の後には、増幅器64を
適宜設けても良い。さらに、第12図(c)は、パルス
出力を、光によるアナログ信号に変換する回路67を用
いるもので、これは、パルス出力をドライブ回路68を
介してL E D 69に入力することで、L E D
 69の明るさがパルス密度に比例した出力として得ら
れるものである。 なお、第2図乃至第12図に、本発明をハード化した場
合の例について説明したが、これらは全体が1つのコン
ピュータ内に組み込まれていても、あるいは、一部のみ
・が組み込まれていてもよく、更にはそれぞれが単独の
機能をもって別個に構成されているものを組み合せて全
体を構成してもよいことは容易に理解できよう。 羞−一釆 以−ヒの説明から明らかなように、本発明によると、信
号処理回路への入力データ及び/又は出力データとして
アナログ信号が取り扱えるので、様々な機器への応用範
囲が拡大し、汎用性が高まる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、神経回路ユニットの1つを示す図、第2図乃
至第1.2図は、各部の回路構成例を示す図、第13図
乃至第15図は、神経回路ユニットの動作原理を説明す
るための図、第16図乃至第19図は、従来の回路構成
例を示す図である。 1−・・入力信号、2.3.6.7・・誤差信号、4・
・・興奮性信号、5・・・抑制性信号、8・・シフ1ヘ
レジスタ、20・・教師信号。 特許出願人  株式、会社 リ :1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、結合係数可変手段と、該結合係数可変手段の可変結
    合係数値を教師信号に対する誤差信号に基づいて生成す
    る結合係数生成手段とにより自己学習手段を構成し、該
    自己学習手段をデジタル論理手段を用いて神経細胞模倣
    素子に結合して神経細胞回路網を構成し、該神経細胞回
    網にて信号処理を行う信号処理方法において、アナログ
    入力値を前記デジタル論理手段へのデジタル入力値に変
    換する入力手段を有することを特徴とする信号処理方法
    。 2、結合係数可変手段と、該結合係数可変手段の可変結
    合係数値を教師信号に対する誤差信号に基づいて生成す
    る結合係数生成手段とにより自己学習手段を構成し、該
    自己学習手段をデジタル論理手段を用いて神経細胞模倣
    素子に結合して神経細胞回路網を構成し、該神経細胞回
    路網にて信号処理を行う信号処理方法において、前記神
    経細胞回路網のデジタル出力値をアナログ出力値に変換
    する出力手段を有することを特徴とする信号処理方法。 3、結合係数可変回路と、該結合係数回路の可変結合係
    数値を教師信号に対する誤差信号に基づき生成する結合
    係数生成回路とよりなる自己学習回路を付設した、デジ
    タル論理回路を用いた神経細胞模倣素子により構成され
    た神経細胞回路網において、アナログ入力値を前記デジ
    タル論理回路へのデジタル入力値に変換する変換回路を
    有し、該変換回路が2進数の乱数を生成する乱数発生回
    路とデジタルコンパレータとから構成されることを特徴
    とする信号処理装置。 4、請求項3記載の乱数発生回路の乱数生成を、信号処
    理装置全体の同期クロックより少なくとも2倍大きな周
    波数で実行する切換え回路を有することを特徴とする信
    号処理装置。 5、結合係数可変手段と、該結合係数可変手段の可変結
    合係数値を教師信号に対する誤差信号に基づき生成する
    結合係数生成手段とよりなる自己学習手段を付設したデ
    ジタル論理手段を用いた神経細胞模倣手段により構成さ
    れた神経細胞ネットワーク手段において、アナログ入力
    値を前記デジタル論理手段へのデジタル入力値に変換す
    る変換手段を有し、該変換手段が2進数の乱数を生成す
    る乱数発生手段とデジタル比較手段とから構成されるこ
    とを特徴とする信号処理方法。 6、請求項5記載の乱数発生手段の乱数生成を、信号処
    理手段全体の同期クロックより少なくとも2倍大きな周
    波数で実行する切換え手段を有することを特徴とする信
    号処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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