JPH03256184A - 信号処理回路 - Google Patents

信号処理回路

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JPH03256184A
JPH03256184A JP5552390A JP5552390A JPH03256184A JP H03256184 A JPH03256184 A JP H03256184A JP 5552390 A JP5552390 A JP 5552390A JP 5552390 A JP5552390 A JP 5552390A JP H03256184 A JPH03256184 A JP H03256184A
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JP
Japan
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coupling coefficient
circuit
signal
neuron
output
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JP5552390A
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English (en)
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Hirotoshi Eguchi
裕俊 江口
Toshiyuki Furuta
俊之 古田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Priority to US08/128,707 priority patent/US5619617A/en
Priority to US08/206,855 priority patent/US5504838A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、神経細胞回路網を模倣したニューラルコンピ
ュータ等の信号処理回路に関する。
従来の技術 生体の情報処理の基本的な単位である神経細胞にューロ
ン)の機能を模倣し、さらに、この「神経細胞模倣素子
」をネットワークにし、情報の並列処理を1指したのが
、いわゆるニューラルネットワークである。文字認識や
連想記憶、運動制御等、生体ではいとも簡単に行われて
いても、従来のノイマン型コンピュータではなかなか達
成しないものが多い。生体の神経系、特に生体特有の機
能、即ち並列処理、自己学習等を模倣して、これらの問
題を解決しようとする試みが盛んに行われている。これ
らの試みは、計算機シミュレーションで行われているも
のが多く、本来の機能を発揮するには、並列処理が必要
であり、そのためにはニューラルネットワークのハード
ウェア化が必要である。一部では、既にハードウェア化
の試みも行われているが、ニューラルネットワークの特
徴の一つである自己学習機能が実現できず、大きなネッ
クとなっている。また、殆どのものがアナログ回路で実
現されており、後述するように動作の点で問題がある。
以下、従来方式を順に検討する。まず、従来のニューラ
ルネットワークのモデルについて説明する。第6図はあ
る1つの神経細胞ユニットlを表す図であり、第5図は
これをネットワークにしたものである。1つの神経細胞
ユニットは多数の他の神経細胞ユニットと結合し信号を
受け、それを処理して出力を出す。第5図の場合、ネッ
トワークは階層型であり、1つ前の層のユニットより信
号を受け、1つ後の層のユニットへ出力する。
より詳細に説明する。まず、第6図の神経細胞ユニット
1において、他の神経細胞ユニットと自分のユニットと
の結合の度合いを表すのが結合係数と呼ばれるもので、
1番目のユニットと5番目のユニットの結合係数を、一
般に′1゛1□で表す。結合には、相手のニューロンか
らの信号が大きいほど自分の出力が大きくなる興奮性結
合と、逆に、相手のニューロンからの信号が大きいほど
自分の出力が小さくなる抑制性結合があるが、T 、、
> 03 が興奮性結合、TIJくOが抑制性結合を表す。いま、
自分のユニットがj番目のユニットであるとすると、i
番目のユニットの出力をyl とするとこれに結合係数
TIJを掛けたT I J y+が、自分のユニットへ
の人力となる。前述したように、各ユニットは多数のユ
ニットと結合しているので、それらのユニットに対する
T、、y、 を足し合わせた結果なるΣT14y1が、
自分のユニットへの入力となる。これを内部電位といい
、U、で表す。
u、=ΣTli Y +    ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(1)次に、この入力に
対して、非線形な処理をして出力とする。この時の関数
を神経細胞応答関数と呼び、非線形関数として、(2)
式及び第7図に示すようなシグモイド関数を用いる。
f (x)= 1 / (1+e −x)  ・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(2)第5図に示すよう
にネットワークにした時には、各結合係数TI、を与え
、(1)(2)式を次々と計算するので、最終的な出力
が得られるものである。
一方、このようなネットワークを電気回路により実現し
たものの一例として、第8図に示すようなものがある。
これは、特開昭62−295188号公報中に示される
もので、基本的には、S字形伝達関数を有する複数の増
幅器2と、各増幅器2の出力を他の層の増幅器の入力に
一点鎖線で示すように接続する抵抗性フィードバック回
路網3とが設けられている。各増幅器2の入力側には接
地されたコンデンサと接地された抵抗とによるCR時定
数回路4が個別に接続されている。そして、入力電流1
.  I、、〜、■、が各増幅器2の入力に供給され、
出力はこれらの増幅器2の出力電圧の集合から得られる
ここに、入力や出力の信号の強度を電圧で表し、神経細
胞間の結合の強さは、各細胞間の入出カラインを結ぶ抵
抗5(抵抗性フィードバック回路網3中の格子点)の抵
抗値で表され、神経細胞応答関数は各増幅器2の伝達関
数で表される。また、神経細胞間の結合には、前述のよ
うに興奮性と抑制性とがあり数学的には結合係数の正負
符号により表される。しかし、回路上の定数で正負を実
現するのは困難であるので、ここでは、増幅器2の出力
を2つに分け、一方の出力を反転させることにより、正
負の2つの信号を生成し、これを適当に選択することに
より実現するようにしている。
また、第7図に示したシグモイド関数に相当するものと
しては増幅器が用いられている。
しかしながら、これらの回路には、次のような問題点が
ある。
■ 結合係数T1.が固定であり、予めシミュレーショ
ンなどの他の方法で学習させた値を使うしかなく、自己
学習ができない。
■ 信号の強度を電位や電流などのアナログ値で表し、
内部の演算もアナログ的に行わせる場合、温度特性や電
源投入直後のドリフト等により、その値が変化する。
■ ネットワークであるので、素子の数も多く必要とす
るが、各々の特性を揃えることは困難である。
■ 1つの素子の精度や安定性が問題となったとき、そ
れをネットワークにした場合、新たな問題を生ずる可能
性があり、ネットワーク全体で見たときの動きが予想で
きない。
一方、数値計算で用いられる学習法則としては、パック
プロパゲーションと呼ばれる下記のようなものがある。
まず、各結合係数は最初にランダムに与えておく。この
状態で、入力を与えると、出ツノ結果は必ずしも望まし
いものではない。例えば、文字認識の場合、手書きの「
l」の文字を与えたとすると、出力結果として[この文
字はIi′1.!lである」と出るのが望ましい結果で
あるが、結合係数がランダムであると必すしも望ましい
結果とはならない。
そこで、このネットワークに正解(教師信号)を与えて
、再び、同じ入力があったとき正解となるように各結合
係数を変化させる。このとき、結合係数を変化させる量
を求めるアルゴリズムが、パックプロパゲーションと呼
ばれているものである。
まず、第5図に示すような階層型のネットワークにおい
て、最終層のj番目のニューロン出力をy、とし、その
ニューロンに対する教師信号をd。
とすると、 E=Σ(di   y+)”    ・・・・・・・・
・・・・・・・・・・(3)で表される。Eが最小とな
るように、 ΔTz= a E/ a TIJ    ・・・・・・
・・・・・・・・・・・・(4)を用いて、結合係数T
I4を変化させる。さらに具体的には、まず、出力層と
、その1つ前の層との結合係数を求める場合は、 δh= (di−y+)xf′(ur)  ・・・・・
・・・・・・・(5)を用いて、δ(誤差信号)を求め
、それよりさらに前の層同士の結合係数を求める場合に
は、δヨーΣδ、T、xr’ (u+)   ・・・・
・・・・・・・・(6)を用いて、δ(誤差信号)を求
め、 八T1.=η(δ、y、)十αΔT14T、、=T、、
’ 十ΔTI、      ・・・・・・・・・・・・
(7)を求めて、T1.を変化させる。ここに、ΔT1
4T1.′ は各々前回の学習時の値、ηは学習定数、
αは安定化定数と呼ばれるものである。η、αの値は論
理的には求められないので、各々経験的に求める。
このようにして学習をし、その後、再び入力を与えて出
力を計算し、学習をする。この操作を何回も繰返すうち
に、やがて、与えられた入力に対して望ましい結果が得
られるような結合係数T14が決定される。
さて、このような学習方法を何んらかの方法でハードウ
ェア化しようとした場合、学習には、多量の四則演算が
必要であり、実現が困難である。
学習方法そのものもハードウェア化に対しては不向きで
ある。
一方、デジタル回路でニューラルネットを実現したもの
の例を第9図ないし第11図を参照して説明する。第9
図は単一の神経細胞の回路構成を示し、各シナプス回路
6を樹状突起回路7を介して細胞体回路8に接続してな
る。第10図はその内のシナプス回路6の構成例を示し
、係数回路9を介して入力パルスfに倍率a(フィード
バック信号に掛ける倍率で1又は2)を掛けた値が入力
されるレートマルチプライヤlOを設けてなり、レート
マルチプライヤ10には重み付けの値Wを記憶したシナ
プス荷重レジスタ11が接続されている。また、第11
図は細胞体回路8の構成例を示し、制御回路12、アッ
プ/ダウンカウンタ13、レートマルチプライヤ14及
びゲート15を順に接続してなり、さらに、アップ/ダ
ウンメモリ16が設けられている。
これは、神経細胞ユニットの入出力をパルス列で表し、
そのパルス密度で信号の量を表している。
結合係数は2進数で表し、レジスタ11上に保存してお
く。入力信号をレートマルチプライヤ10のクロックへ
入力し、結合係数をレート値へ入力することによって、
入力信号のパルス密度をレート値に応じて減らしている
。これは、パックプロパゲーションモデルの式のT +
 t ’/ :の部分に相当する。次に、Σ′l゛14
y1のΣの部分は、OR回路で実現している。結合には
興奮性、抑制性があるので、予めグループ分けしておき
、各々のグループ別にORをとる。この2つの出力をカ
ウンタ13のアップ側、ダウン側に入力しカウントする
ことで出ツノが得られる。この出力は2進数であるので
、再びレートマルチプライヤ14を用いて、パルス密度
に変換する。このユニットをネットワークにすることに
よって、ニューラルネットワークが実現できる。学習に
ついては、最終出力を外部のコンピュータに人力して、
コンピュータ内部で数値計算を行い、その結果を結合係
数のレジスタ1− 11に書込むことにより実現している。従って、自己学
習機能は全くない。また、回路構成もパルス密度の信号
をカウンタを用いて一旦数値に直し、その後、再びパル
ス密度に直しており複雑である。
発明が解決しようとする課題 このように従来技術による場合、ハードウェア上で自己
学習ができないという欠点がある。
また、アナログ回路は動作に確実性がなく、数値計算に
よる学習方法も計算が複雑であり、ハードウェア化に適
さない。一方、動作が確実なデジタル方式のものは回路
構成が複雑である。
しかして、動作が確実なデジタル回路構成とし、かつ、
ハードウェア化が容易でシンプルな信号処理、学習が可
能で、実際にハードウェア上で自己学習を実現できるよ
うにしたものが、特願平1−343891号として本出
願人により提案されている。これは、結合係数可変回路
とこの結合係数可変回路の可変結合係数値を教師信号に
対する誤12 差信号に基づき生成する結合係数生成回路とよりなる自
己学習回路を神経細胞模倣素子に付設したものである。
しかし、結合係数を変更する場合と変更しない場合で切
換えできないので不便である。
課題を解決するための手段 結合係数可変回路とこの結合係数可変回路の可変結合係
数値を教師信号に対する誤差信号に基づき生成する結合
係数生成回路とよりなる自己学習回路を神経細胞模倣素
子に付設し、前記結合係数値を変化状態と固定状態とに
切換える切換え回路を設けた。
作用 自己学習機能を含めて神経細胞回路網の機能をハードウ
ェア上で並列的に行わせることができ、自己学習機能が
発揮され、従来のコンピュータシミュレーションのシリ
アル処理による計算に比べ処理速度が著しく向上する。
このとき、切換え回路により、結合係数値を変化させる
場合と固定する場合の切換えが可能なため使い易いもの
となる。
実施例 本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説明
する。本実施例は、自己学習機能を持たせるとともに、
デジタル化を図ったもので、基本的には、 ■ 入出力、中間信号、結合係数、教師信号などは、全
て、「0」 「l」の2値で表されたパルス列で表す。
■ 信号の量は、パルス密度で表す(ある一定時間内の
rlJO数)。
■ 神経細胞ユニット内での計算は、パルス列同士の論
理演算で表す。
■ 結合係数のパルス列はメモリ上に置く。
■ 学習は、このパルス列を書換えることで実現する。
■ 学習については、与えられた教師信号パルス列を元
に誤差を計算し、これに基づいて、結合係数パルス列を
変化させる。このとき、誤差の計算、結合係数の変化分
の計算も、全て、「0」「l」のパルス列の論理演算で
行う。
■ 結合係数値を変化させる場合と固定しておく場合と
を切換え可能とし、学習を行う場合(パックプロパゲー
ション)と学習を行わない場合(フォワードプロセス)
とに各々対応できる。
ようにしたものである。
以下、この思想を具体化した例に基づき説明する。まず
、フォワードプロセスにおける信号演算部分の構成を第
2図を参照して説明する。第2図は1つの神経細胞模倣
回路20に相当する部分を示し、ネットワーク構成した
ものは第5図の場合のように階層型とされる。入出力は
、全て、「lJ「0」に2値化され、かつ、同期化され
たものが用いられる。人力Jの信号の強度は、パルス密
度で表現し、例えばある一定時間内にある、NJの状態
数で表す。即ち、 5− 入力信号 ffi =4/6   ・・・・・・・・・
(8)同期信号lJ」L この例は、入力信号のパルス密度が4/6であることを
表す式であり、同期パルス6個中に信号は「l」が4個
、「0」が2個である。このとき、「1」と「0」の並
び方は、後述するようにランダムであることが望ましい
一方、結合係数T1.も同様にパルス密度で表現し、r
OJと「l」とのビット列として予めメモリ」二に用意
しておく。
結合係数m = 3/6   ・・・・・・・・・(9
)同期信号 LLL12」− この例は、rlololoJ =3/6を表す式である
。この場合も、rl」と「O」の並び方はランダムであ
ることが望ましい。具体的にどのように決定するかは後
述する。
そして、このビット列を同期クロックに応じて 16− メモリ上より順次読出し、第2図に示すように各々AN
Dゲート21により入力信号パルス列との論理積をとる
(y: n Tz)。これを、神経細胞jへの入力とす
る。上側の場合で説明すると、入力信号がrlollo
l」として入力されたとき、これと同期してメモリ」二
よりビット列を呼出し、順次ANDをとることにより、 入力信号 LL−1=4/6 結合係数LLユニー3/6 yl n T、j  Ll−m−= 2/6   ・−
・・・−・(10)に示すようなrloloooJが得
られ、これは入力y1が結合係数TI、により変換され
パルス密度が2/6となることを示している。
ANDゲート21の出力のパルス密度は、近似的には入
力信号のパルス密度と結合係数とのパルス密度との積と
なり、アナログ方式の結合係数と同様の機能を有する。
これは、信号の列(パルス列)が長いほど、また、rl
Jと「0」との並び方がランダムであるほど、数値の積
に近い機能を持つことになる。なお、入ツノパルス列に
比べて結合係数のパルス列が短く、読出すべきデータが
なくなったら、再びデータの先頭に戻って読出しを繰返
えせばよい。
1つの神経細胞ユニットは多入力であるので、前述した
r人ツノ信号と結合係数とのANDJも多数あり、次に
OR回路22によりこれらの論理和をとる。入力は同期
化されているので、例えば1番目のデータがrlolo
ooJ 、2番目のデータがroloooo」の場合、
両者のORをとると、rl l l 0OOJ となる
。これを多入力同時に計算し出力とする。即ち、 y= n T1.l  L」−−一 yl n Tajq U (yl nT+1)巳」−−−・・・・・・・・・
(11)のようになる。これは、アナログ計算における
和の計算及び非線形関数(シグモイド関数)の部分に対
応している。
パルス密度が低い場合、そのORをとったもののパルス
密度は、各々のパルス密度の和に近似的に一致する。パ
ルス密度が高くなるにつれて、OR回路22の出力は段
々飽和してくるので、パルス密度の和とは一致せず、非
線形性が出てくる。
Or<の場合、パルス密度はlよりも大きくなることが
なく、かつ、0より小さくなることもなく、さらには、
単調増加関数であり、シグモイド関数と近似的に同様と
なる。
ところで、結合には興奮性と抑制性とがあり、数値計算
の場合には、結合係数の符号で表し、アナログ回路の場
合には前述したようにI゛1ヨが負となる場合(抑制性
結合)には増幅器を用いて出力を反転させてT + 1
に相当する抵抗値で他の神経細胞に結合させることにな
る。この点、デジタル方9 式の本実施例にあっては、まず、TIjの正負により各
結合を興奮性結合と抑制性結合との2つのグループに分
け、次いで、「入力信号と結合係数のパルス列のAND
J同士のORをこのグループ別に計算し、その後、興奮
性結合グループの出力が「1」で抑制性結合グループの
出力が「0」のときのみ出力を出すようにする。この機
能を実現するためには、(抑制性結合グループの出力の
N。
T)と(興奮性結合グループの出力)とのANDをとれ
ばよい。即ち、 興奮性結合 グループ出力 LLIL 抑制性結合 グループ出力 −LLI 出力     し−m−」− 論理式で表現すると、 a=U (5’+ nTIJ)  (T=興奮性)b=
U(ylnTll)(T=抑制性)・・・・・・・・・
(+3) ・・・・・・・・・(12) ・・・・・・・・・(14) 0− ッ+ −a n b            曲・曲(
15)で示される。神経細胞ユニットのネットワークは
、パックプロパゲーションと同様な階層型(即ち、第5
図)とする。そして、ネットワーク全体を同期させてお
けば、各層とも上述した機能により計算できる。
次に、学習(バックプロパゲーション)時の処理につい
て説明する。以下の■又は■により誤差信号を求め、■
に述べる方法により結合係数の値を変化させる。
■ 最終層における誤差信号 最終層で各ニューロンにおける誤差信号の計算法につい
て述べる。ここに、本実施例では、「誤差信号」を以下
のように定義する。誤差を数値で表すと、一般には+、
−の両方をとり得るが、パルス密度の場合は、正、負の
両方を同時に表現できないので、生成分を表す信号と、
−成分を表す信号の2種類を用いて誤差信号を表現する
。即ち、出力信号  1−L−[y  ・・・・・・・
・・(16)教師信号  LILLd   ・・・・・
・・・・(17)誤差信号十 −L」−一 δ4ミCI EXORd)AND d ・・・・・・・
・・(18)誤差信号−m δ−: (y EXORd)AND  y −・・−−
−−・−(+9)で示される。つまり、誤差信号の生成
分は教師信号パルスと出力信号パルスとの違っている部
分(1,0)又は(0,1)の内、教師信号側に存在す
るパルス、他方、−成分は同様に出力信号側に存在する
パルスである。換言すれば、出力信号パルスに誤差信号
十パルスを付は加え、誤差信号−パルスを取り除くと、
教師信号パルスとなることになる。
■ 中間層における誤差信号 中間層の各ニューロンにおける誤差信号は次のように求
める。即ち、1つ先の層(第5図における最終層)の各
ニューロンにおける誤差信号を集め、それを自己のj!
l! /1″(+’iシJとする4、このことは、神経
細胞ユニット内での演算式(8)〜(15)と同じよう
な要領で行うことができる。即ち、まず、結合を興奮性
か抑制性かにより2つのグループに分け、乗算の部分は
AND、Σの部分はORで表現する。たたし、神経細胞
ユニット内での(8)〜(I5)式と異なるのは、yは
1つの信号であるのに対して、δは正、負を表す信号と
して2つの信号を持ち、その両方の信号を考慮する必要
がある。
従って、Tの正負、δの正負に応じて4つの場合に分け
る必要がある。
まず、興奮性結合の場合を説明する。この場合、中間層
のあるニューロンについて、1つ先の層(第5図におけ
る最終層)のニューロンでの誤差信号十とそのニューロ
ンと自己(前記中間層のあるニューロン)との結合係数
のA N Dをとったも3 の(δ”+ nTz)を1つ先の各ニューロンについて
求め、さらにこれら同士のORをとる(U(δ”1. 
n Tz) )。この結果を、この層のX目1′モ信号
十とする。即ち、 8”、(’+T、4  u−L−[ 赫n’r、、  J上−1− δ+J    LL上LLL      ・・・・・・
・・・(20)となる。
また、1つ先の層のニューロンでの誤差信号を用いるこ
とで、この層の誤差信号−を求めるこことができる。即
ち、 δ−2nTIJ  J土− δ−2nTIJ L−一−−L δ−+     し−−1ロー     ・・・・・曲
(21)となる。
24 次に、抑制性結合の場合を説明する。この場合、1つ先
の層のニューロンでの誤差信号−とそのニューロンと自
己との結合係数のANDをとり、さらにこれら同士のO
Rをとる。これを、この層の誤差信号十とする。即ち、 8−、(”IT、I  LLLI δ−2nTIJ  11−1− δ+、     LL上り土L     ・・・・・・
・・・(22)となる。
また、1つ先の誤差信シj・十と結合係数とのANDを
とり、さらにこれら同士のORをとることにより、同様
に、この層の誤差信号−とする。即ち、δ”、 n T
、、  −ロー δ”、nT、  L−一土一 δ−4L−巳土一     ・・・・・・・・・(23
)となる。
1つのニューロンから別のニューロンへは興奮性で結合
しているものもあれば、抑制性で結合しているものもあ
るので、(20)式により求めた誤差信号δ4と(22
)式により求めた誤差信号δ1とのORをとり、それを
自分のニューロンの誤差信号δ4とする。同様に、(2
1)式で求めた誤差信号δ−と(23)式で求めた誤差
信号δ−とのORをとり、それを自分のニューロンの誤
差信号δ−とする。
以上をまとめると、 δ” = (U (δ”l n Tl)) U (U 
(8−、n T、))iE興奮性    iE抑制性 δ−=(U(δ−1n T、)) U (U (δ”l
 n T、))iE興奮性    ie抑制性 ・・・・・・・・・・・・・・・(24)となる。
さらに、学習のレートに相当する機能を設けてもよい。
数値計算でレートが1以下のとき、さらに学習能力が高
まる。これはパルス列の演算ではパルス列を間引くこと
で実現できる。本実施例ではカウンタ的な考え方をし、
次の例1)2例2)のようなものとした。例えば、η=
0.5では元の信号のパルス列を1つ置きに間引く。元
の信号のパルスが等間隔でなくても、元のパルス列に対
して1つ置きに間引く方式(く例2)〉の方式)とした
例1) U土1−元の信号 り土」−[」−η=0.5の場合 (パルスを1つ置きに間引く) L−−1−一−1−一」−η−0,33の場合(パルス
を2つ置きに残す) m−11−」−η= 0.67の場合 (パルスを2つ置きに間引く) 7 例2) Ll−」−一−1−」」−元の信号 り一−1−一一一」−η=0.5の場合(パルスを1つ
置きに間引く) L−一一一一」−η= 0.33の場合(パルスを2つ
置きに残す) LL−一一一」−」−η= 0.67の場合(パルスを
2つ置きに間引く) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(
25)このようにして、誤差信号を間引くことにより学
習レートの機能を持たせる。
■ 誤差信号による各結合係数の変化 上述した■又は■の方法により誤差信号を求め、各結合
係数を変化させるが、その変化のさせ方について説明す
る。変化させたい結合係数が属しているライン(第5図
参照)を流れる信号と誤差信号のANDをとる(δny
)。ただし、本実施例では誤差信号には+、−の2つの
信号があるので、8 各々計算する。
δ”ny4− →ΔT4   ・・・・・・・・・・・
・(26)δ−nym−→ΔT−・・・・・・・・・・
・・(27)このようにして得られた2つの信号を、各
々ΔT4.ΔT″′とする。
ついで、今度はこれらのΔT4.Δ1゛−を元に新しい
結合係数Tを求めるが、本実施例におけるTは、絶対値
成分であるので、元のTが興奮性か抑制性かにより場合
分けする。
まず、興奮性の場合、元のTに対してΔT4の成分を増
やし、八T−の成分を減らす。即ち、元のTLに」−」
−一 ΔT+           、−m−ΔT−−一一一
一」−一 学習後のTLLLLI−・・・・・・・・・・・・(2
8)となる。抑制性の場合には、元のTに対しΔT4の
成分を減らし、ΔT−の成分を増やす。即ち、元のT 
     L−L」−」−一 Δ−r+      L−一」− ΔT−−一一一」−」− 学習後のTn−・・・・・・・・・・・・(29)とな
る。
以上の学習側に基づいてネットワークの計算をする。
次に、結合係数の変更・固定の切換えについて説明する
。ニューロンを複数個用いて構成した第5図のようなニ
ューラルネットワークにおいて、フォワードプロセスと
パックプロパゲーションの信号処理について各々説明し
た。ここに、この2つの処理は常に同時に行われるとは
限らず、ある特定の用途には何れか一方でよい場合もあ
る。例えば、既に学習済みの結合係数を用いて認識など
を行う場合には、フォワードプロセスのみで十分である
。従って、前述した2種類の演算過程を各々切換えるこ
とで、何れの場合にも使用できる神経細胞ユニットを構
築できる。これは、元の結合係数値を(28)式又は(
29)式により求めた新たな結合係数値に変更する/変
更しないを制御することで実現できる。
次に、以」二のアルゴリズムに基づく実際の回路構成を
説明する。第1図、第3図及び第4図にその回路例を示
す。ネットワーク全体は第5図の場合と同様である。第
1図は第5図中の線(結線)に相当する部分の回路を示
し、第3図は第5図中の丸(神経細胞ユニットl)に相
当する部分の回路を示す。また、第4図は、最終層の出
力と教師1− 信号から最終層における誤差信号を求める部分の回路を
示す。これらの第1図、第3図及び第4図構成を第5図
のようにネットワークにすることにより、自己学習可能
なデジタル式のニューラルネットワークが実現できる。
まず、第1図から説明する。図中、25はニューロンへ
の入力信号であり、(8)式に相当する。
(9)式の結合係数値はシフトレジスタ26に保存して
おく。このシフトレジスタ26は取出し口26aと入口
26bとを有するが、通常のシフトレジスタと同様の機
能を持つものであればよく、例えば、RAMとアドレス
コントローラとの組合せによるもの等であってもよい。
入力信号25とシフトレジスタ26内の結合係数とはA
NDゲート27を備えて(10)式に相当する論理回路
28によりANDがとられる。この論理回路28の出力
は結合が興奮性か抑制性かによってグループ分けしなけ
ればならないが、予め各々のグループへの出32− 力29.30を用意し、何れに出力するのかを切換える
ようにした方が汎用性の高いものとなる。
このため、本実施例では結合が興奮性か抑制性かを表す
ビットをメモリ31に保存しておき、その情報を用いて
切換えゲート回路32により切換える。
また、第3図に示すように各入力を処理する(11)式
に相当する複数のORゲート構成のゲート回路33が設
けられている。さらに、同図に示すように(12)式の
、興奮性結合グループが「l」で、抑制性結合グループ
がrolのときにのみ出力を出すANDゲートとインバ
ータとによるゲート回路34が設けられている。
次に、誤差信号について説明する。最終層での誤差信号
を生成するのが第4図に示すAND、排他的ORの組合
せによる論理回路35であり、(16)〜(19)式に
相当する。即ち、最終層からの出力36及び教師信号3
7により誤差信号38,39を作るものである。また、
中間層における誤差信号を計算する(20)〜(23)
式は、第1図中に示すANDゲート構成のゲート回路4
2により行われ、+、−に応じた出力43.44が得ら
れる。このように結合が興奮性か抑制性かにより場合分
けする必要があるが、この場合分けはメモリ31に記憶
された興奮性か抑制性かのビット情報と、誤差信号の+
、−信号45.46とに応じて、AND。
ORゲート構成のゲート回路47により行われる。
また、誤差信号を集める計算式(24)は第3図に示す
ORゲート構成のゲート回路48により行われる。さら
に、学習レートに相当する(25)式は同図中に示す分
周回路49により行われる。最後に、誤差信号より新た
な結合係数を計算する部分、即ち、(26)〜(29)
式に相当する部分は、第1図中に示すAND、インバー
タ、ORゲート構成のゲート回路50により行われる。
このゲート回路50も結合の興奮性、抑制性によって場
合分けが必要であるが、ゲート回路47により行われる
さらに、結合係数を変化させる状態と固定しておく状態
との切換えは、第1図中に示す切換え回路51により行
う。即ち、端子5]aに外部から切換え信号Saを乃え
ることで、結合係数を記憶しておくシフトレジスタ26
への入力を、元の結合係数値(シフトレジスタ26出力
値)か、新たに求めた値(ゲート回路50出力値)かを
切換え選択させるゲート回路である。この切換えをネッ
トワークの外部からのコントロール信号Saにより行う
ことにより、ネットワーク全体の制御も可能となる。
発明の効果 本発明は、上述したように自己学習回路を神経細胞模倣
素子に付設したので、自己学習機能を含めて神経細胞網
の機能をハードウェア上で並列的に行わせることができ
、よって、自己学習機能を発揮させ、従来のコンピュー
タシミュレーションのシリアル処理による計算に比べ処
理速度を著しく向上させることができ、この際、切換え
回路により結合係数値を変化させる場合と変化が不要で
固定する場合との切換えが可能なため、用途に応じて使
いやすいものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は論理回路図、第2図は信号演算部分の構成例を
示す論理回路図、第3図及び第4図は各部の構成例を示
す論理回路図、第5図は従来例を示すニューラルネット
ワークの概念図、第6図はその1つのユニット構成を示
す概念図、第7図はシグモイド関数を示すグラフ、第8
図は1つのユニットの具体的回路図、第9図はデジタル
構成例を示すブロック図、第10図及び第11図その一
部の回路図である。 51・・・切換え回路 只叉 ; )\

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 結合係数可変回路とこの結合係数可変回路の可変結合係
    数値を教師信号に対する誤差信号に基づき生成する結合
    係数生成回路とよりなる自己学習回路を神経細胞模倣素
    子に付設し、前記結合係数値を変化状態と固定状態とに
    切換える切換え回路を設けたことを特徴とする信号処理
    回路。
JP5552390A 1989-12-29 1990-03-07 信号処理回路 Pending JPH03256184A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5552390A JPH03256184A (ja) 1990-03-07 1990-03-07 信号処理回路
US07/629,632 US5167006A (en) 1989-12-29 1990-12-18 Neuron unit, neural network and signal processing method
DE4042139A DE4042139C2 (de) 1989-12-29 1990-12-28 Neuron-Einheit
US07/889,380 US5333241A (en) 1989-12-29 1992-05-28 Neuron unit, neural network and signal processing method
US07/989,781 US5327522A (en) 1989-12-29 1992-12-11 Neuron unit
US08/128,707 US5619617A (en) 1989-12-29 1993-09-30 Neuron unit, neural network and signal processing method
US08/206,855 US5504838A (en) 1989-12-29 1994-03-07 Neuron unit with error signal having components representing pulse densities
US08/441,418 US5581662A (en) 1989-12-29 1995-05-15 Signal processing apparatus including plural aggregates

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021199386A1 (ja) * 2020-04-01 2021-10-07 岡島 義憲 曖昧検索回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021199386A1 (ja) * 2020-04-01 2021-10-07 岡島 義憲 曖昧検索回路

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