JPH0418659B2 - - Google Patents

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JPH0418659B2
JPH0418659B2 JP15253182A JP15253182A JPH0418659B2 JP H0418659 B2 JPH0418659 B2 JP H0418659B2 JP 15253182 A JP15253182 A JP 15253182A JP 15253182 A JP15253182 A JP 15253182A JP H0418659 B2 JPH0418659 B2 JP H0418659B2
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JP
Japan
Prior art keywords
exhaust pipe
stem
glass
lead
stem glass
Prior art date
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Expired
Application number
JP15253182A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5942745A (ja
Inventor
Michio Takada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP15253182A priority Critical patent/JPS5942745A/ja
Publication of JPS5942745A publication Critical patent/JPS5942745A/ja
Publication of JPH0418659B2 publication Critical patent/JPH0418659B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/24Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases
    • H01J9/30Manufacture of bases

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は電子管用ステムの製造方法に関するも
のである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来の電子管用ステムの製造方法及びこの製造
方法により作られた電子管用システムを第1図及
び第2図により説明する。
即ち、インナーリード11、封入腺12及びアウ
ターリード13からなる複数本の導入線1を下治
具2に位置決めピン21を介して支持し、この下
治具2上に、これら導入線1の外側を取り巻くよ
うに環状のステム用ガラスを載置し、回転しなが
らガスバーナなどにより加熱すると、この環状の
ステム用ガラスは溶融して、導入線1の内側に入
り込み、導入線1が溶融後のステム用ガラス3に
植設されたようになる。次に下治具2の中央部に
設けられた排気管案内筒4より排気管シヤフト5
を使用して、排気管6の頂部近傍がステム用ガラ
ス3と共に溶融接続し得る位置まで、例えば2mm
上昇させ、ステム用ガラス3と排気管6の頂部近
傍を溶融接続しながら上治具7と下治具2とによ
り仮形成する。次に上治具7を他の上治具7と交
換し、ステム用ガラス3により、第2図に示すよ
うにインナーリード11の周縁部にエンボス部33
を形成する本成形直前に排気管シヤフト5を約2
mm位下降し、本成形を行ない、電子管用ステムを
完成する。
このような電子管用ステムの製造方法において
最も苦心するのは熱的衝撃及び機械的衝撃に耐え
る高品位なステムを製造することである。
即ち、周知の如く電子管例えば陰極線管などで
はステムに各種電極を組み立てたのち、他のガラ
ス部材(ネツク部)に加熱融着し、更に加熱排
気、封止などの工程を経て製造され、必然的にス
テムには熱的衝撃及び機械的衝撃が加わる。その
ため、低品位のステムの場合は上述した工程中で
ガラスクラツクや排気管接続部分からの折損など
の不良品が発生し、ステムはもとより、電子管と
して不良品となり、製造歩留を低下させるという
問題がある。また仮に製造工程では問題にならな
かつた場合でも完成品として出荷したあとで使用
中に電子管としての寿命が短かくなることもあ
り、このステムの良否を極めて重要な意味をもつ
ものである。
特にステムの排気管接続部の溶融プレス成形、
冷却の過程で発生し易い接続部周辺、即ちスロツ
トル部6aのしわ81、だれ82、肉だまり83
対策には当業者らが最も苦心するところである。
これはこれらしわ81、だれ82、肉だまり83
前述の電子管の加熱工程でのクラツクや、排気管
接続部分からの折損の原因になるからである。
一方、最近のカラーブラウン管は省エネルギー
指向によりブラウン管のネツ径を細くする傾向に
ある。その結果、当然のことながらブラウン管の
ネツク径に合わせるためにステム径も小さくしな
ければならず、これに伴つてステムのピンサーク
ルは必然的に小さくならざるを得えない状況にあ
る。しかしながらそのために排気管の内外径まで
小さくすると、排気のコンダクタンスの低下及び
排気管の機械的強度の低下という電子管用ステム
としての基本的な問題が発生する。これらをさけ
るためにピンサークルのみ小さくし、排気管の内
外径をそのままにすると、ピンサークルと排気管
との間隔が狭くなり、ステム製造時にステム用ガ
ラスが排気管のスロツトル部に流れ込み、スロツ
トル部におけるガラスの肉だまりにより排気孔が
細くなり、排気のコンダクタンスの低下を招く。
またスロツトル部におけるガラスのだれを生じ、
これが先に述べた封止工程や排気工程での加熱に
よる熱応力の集中によつて排気管折損という問題
につながる。
更にステム用ガラス面のしわはマウント組立工
程、封止工程、排気工程及び製品になつてから、
機械的外力を受けた際のステムクラツクや排気管
折損の原因となるという問題がある。
これら問題点に対して前述したように予め排気
管の頂部近傍を排気管シヤフトで数mm持ち上げて
おき、ステム用ガラスと排気管近傍とを充分に溶
融接続しながら仮成形したのち、ステム用ガラス
よりインナーリード周縁部にエンボス部を形成す
る本成形直前に排気管シヤフトを数mm下降するこ
とにより、排気管の自重により下降させてスロツ
トル部に溜つたガラスを引き伸ばし、しわや肉だ
まりがなく、スロツトルの内径を大きくする方法
が考えられるが、排気管を細くすると、軽くなる
ため排気管シヤフトを下げても、それに追従して
排気管が自重で下がらず、その結果スロツトル部
にガラスが溜つた状態で本成形されるようにな
り、しわ、肉だまり、だれなどを防止することが
できない。
〔発明の目的〕
本発明は前記従来の諸問題点に鑑みなされたも
のであり、排気管スロツトル部のしわ、肉だま
り、だれなどの欠陥による封止、排気工程などに
おける排気管の折れやクラツクなどを防止し得る
ようになされた電子管用ステムの製造方法を提供
することを目的としている。
〔発明の概要〕
即ち、本発明はインナーリード、封入線及びア
ウターリードからなる複数本の導入線を下治具に
支持する工程と、下治具上にステム用ガラスを載
置して溶融しながら前記導入線を前記ステム用ガ
ラスに植設すると共に下治具の中央部に設けられ
た排気管案内筒より排気管シヤフトで排気管をこ
の排気管の頂部近傍がステム用ガラスと共に溶融
接続し得る位置まで上昇させる工程と、ステム用
ガラスと排気管の頂部近傍を加熱しながら、上治
具と下治具により仮成形する工程と、仮成形後ス
テム用ガラスによりインナーリード周縁部にエン
ボス部を形成する本成形直前に排気管シヤフトを
所定位置迄下降させ、この排気管シヤフトの下降
と共に前記排気管の頂部近傍のスロツト部にやや
肉薄部を形成し得る位置迄前記排気管を強制的に
下降させる工程とを備えることを特徴とする電子
管用ステムの製造方法である。
〔発明の実施例〕
次に本発明の電子管用ステムの製造方法の一実
施例を第3図乃至第5図により説明する。
即ち、インナーリード111、封入線112及び
アウターリード113からなる複数本の導入線1
1を下治具12に位置決めピン121を介して支
持し、この下治具12上に、これら導入線11の
外側を取り巻くように環状のステム用ガラスを載
置し、回転しながらガスバーナなどにより加熱す
ると、この環状のステム用ガラスは溶融し、導入
線11の内側に入り込み、導入線11が溶融後の
ステム用ガラス13に植設されたようになる。次
に下治具12の中央部に設けられた排気管案内筒
14より排気管シヤフト15を使用して排気管1
6の頂部近傍がステム用ガラス13と共に溶融接
続し得る位置まで上昇させ、ステム用ガラス13
と排気管16の頂部近傍を溶融接続しながら上治
具17と下治具12とにより仮成形する。次に上
治具17を他の上治具17と交換し、ステム用ガ
ラス13によりインナーリード111の周縁部に
エンボス部13a(第5図参照)を形成する本成
形直前に排気管シヤフト15と共に排気管16を
強制的に下降して、本成形を行ない、電子管用ス
テムを完成する。この排気管16を強制的に下降
する方法としては排気管16の下端と接する円筒
状の排気管シヤフト15の先端部にスペーサ18
を取付け、排気管シヤフト15から矢印19方向
に排気することによりスペーサ18に設けられた
通孔部を介して排気管16の下端をバキユームチ
ヤツクする方法などが考えらえる。
このように本成形直前に排気管16を強制的に
例えば2mm以上下降させることにより排気管16
のスロツトル部16aはやや肉薄で径大となるよ
うに成形され、従来のステムのようにしわ、だ
れ、肉だまりなどのない極めて品位の良好な電子
管用ステム作ることが可能となる。
この様な製造方法によつて作られた電子管用ス
テムはスロツトル部16aの径も大きく、だれや
肉だまりなどがないので、ネツク径の径小化にと
もなう排気管の径小のものに適用しても、排気の
コンダクタンスの低下などが起らないし、またこ
のステム上に電子銃を組み立てた後、他のガラス
部材(ネツク部)との加熱融着、更に加熱排気、
封止などの工程中に熱的衝撃や機械的衝撃が加え
られてもガラスクラツクや排気管接続部分からの
折損などの不良が発生することが皆無に近くな
り、ステムはもとより、電子管としての製造歩留
を上げることができるし、出荷したあとで使用中
に電子管としての寿命が短かくなることも極めて
少なくなる。
〔発明の効果〕
上述のように本発明の電子管用ステムの製造方
法によれば、スロツトル部が径大であり、かつし
わ、だれ、肉だまりなどのない品位の良好な電子
管用ステムを得ることが可能となり、その工業的
価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の電子管用ステムの製
造方法の一例を示す図であり、第1図は本成形前
の治具、ステム用ガラス及び排気管の関係を示す
説明図、第2図は完成した電子管用ステムの要部
を説明するための断面図、第3図及び第4図は本
発明の電子管用ステムの製造方法の一実施例を示
す図であり、第3図は本成形前の治具、ステム用
ガラス及び排気管の関係を示す説明図、第4図は
スペーサの拡大平面図、第5図は完成した電子管
用ステムの要部を説明するための断面図である。 1,11……導入線、2,12……下治具、
3,13……ステム用ガラス、4,14……排気
管案内管、5,15……排気管シヤフト、6,1
6……排気管、6a,16a……スロツトル部、
7,17……上治具、18……スペーサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 インナーリード、封入線及びアウターリード
    からなる複数本の導入線を下治具に支持する工程
    と、前記下治具上にステム用ガラスを載置して溶
    融しながら前記導入線を前記ステム用ガラスに植
    設すると共に前記下治具の中央部に設けられた排
    気管案内筒より排気管シヤフトで排気管をこの排
    気管の頂部近傍が前記ステム用ガラスと共に溶融
    接続し得る位置まで上昇させる工程と、前記ステ
    ム用ガラスと前記排気管の頂部近傍を加熱しなが
    ら、上治具と前記下治具により仮成形する工程
    と、前記仮成形後、前記ステム用ガラスにより前
    記インナーリード周縁部にエンボス部を形成する
    本成形直前に前記排気管シヤフトを所定位置迄下
    降させ、この排気管シヤフトの下降と共に前記排
    気管の頂部近傍のスロツト部にやや肉薄部を形成
    し得る位置迄前記排気管を強制的に下降させる工
    程とを備えることを特徴とする電子管用ステムの
    製造方法。 2 排気管の下降が排気管の下端を真空吸引する
    ことにより強制的に行なわれることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の電子管用ステムの製
    造方法。
JP15253182A 1982-09-03 1982-09-03 電子管用ステムの製造方法 Granted JPS5942745A (ja)

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JPS5942745A JPS5942745A (ja) 1984-03-09
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