JPH04185926A - ダンパー - Google Patents
ダンパーInfo
- Publication number
- JPH04185926A JPH04185926A JP2317520A JP31752090A JPH04185926A JP H04185926 A JPH04185926 A JP H04185926A JP 2317520 A JP2317520 A JP 2317520A JP 31752090 A JP31752090 A JP 31752090A JP H04185926 A JPH04185926 A JP H04185926A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- damper
- coil
- yoke
- flux density
- Prior art date
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- Granted
Links
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- 230000004907 flux Effects 0.000 claims abstract description 6
- 229910052761 rare earth metal Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 150000002910 rare earth metals Chemical group 0.000 claims description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 6
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 3
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 2
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 abstract 2
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 abstract 2
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- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、機械振動の減衰に用いられるダンパーに関す
る。
る。
(従来の技術)
従来、ピストンとシリンダーで構成され内部にガスある
いは油等の流体を封入し、前記流体をオリフィスを備え
た管路で移動させることにより減衰力を得るダンパーが
知られていた。
いは油等の流体を封入し、前記流体をオリフィスを備え
た管路で移動させることにより減衰力を得るダンパーが
知られていた。
さらに近年、ダンパーの振動の抑制能力の向上の要求か
らオリフィスの開度を状況によって制御し減衰力が変更
可能なアクティブダンパーが開発されている。
らオリフィスの開度を状況によって制御し減衰力が変更
可能なアクティブダンパーが開発されている。
(発明が解決しようとする課題 )しかし、
従来のアクティブダンパーはオリフィスに電磁弁等を用
いていることから、弁の可動部の機械的質量が大きく制
御に対する応答が遅いという欠点を有していた。
従来のアクティブダンパーはオリフィスに電磁弁等を用
いていることから、弁の可動部の機械的質量が大きく制
御に対する応答が遅いという欠点を有していた。
本発明は、従来のこのような課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、制御性に優れた
アクティブダンパーを提供するところにある。
れたもので、その目的とするところは、制御性に優れた
アクティブダンパーを提供するところにある。
(課題 を解決′するための手段)
上記問題点を解決するために本発明のダンパーは、ダン
パーの可動側に円筒状磁石を用い、かつ固定側に前記磁
石の保磁力以上の飽和磁束密度を持つ軟磁性体のヨーク
と前記ヨークを励磁するコイルを具備したことを特徴と
する。
パーの可動側に円筒状磁石を用い、かつ固定側に前記磁
石の保磁力以上の飽和磁束密度を持つ軟磁性体のヨーク
と前記ヨークを励磁するコイルを具備したことを特徴と
する。
また円筒状磁石に押しだし成形による希土類樹脂結合磁
石を用いたことを特徴とする。
石を用いたことを特徴とする。
(実施例)
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明にかかるダンパーの縦断面図である。1
は希土類樹脂結合磁石である。前記磁石は押しだし成形
によって製造されるため、低コストで長尺の磁石が製造
可能でありストロークの長いダンパーが構成できる。
は希土類樹脂結合磁石である。前記磁石は押しだし成形
によって製造されるため、低コストで長尺の磁石が製造
可能でありストロークの長いダンパーが構成できる。
、 2はバックヨークで磁路を構成する。3は純鉄製の
ヨークで内周に凹凸が形成され、かつ軸対称になってい
る。ヨークは磁石のヒステリシスを利用するために、磁
石の保磁力以上の飽和磁束密度を持ったものである必要
がある。ヨーク3の凹部には円形に巻いたコイル4が挿
入されている。コイル4の巻方向は交互に逆になってい
るため、通電時にはヨーク3の凸部は交互にN極、S極
に励磁される。
ヨークで内周に凹凸が形成され、かつ軸対称になってい
る。ヨークは磁石のヒステリシスを利用するために、磁
石の保磁力以上の飽和磁束密度を持ったものである必要
がある。ヨーク3の凹部には円形に巻いたコイル4が挿
入されている。コイル4の巻方向は交互に逆になってい
るため、通電時にはヨーク3の凸部は交互にN極、S極
に励磁される。
7および8は自己潤滑性の軸受で軸受に沿って内部案内
軸5とダンパー軸6が摺動するため可動部はヨーク3と
僅かな隙間を保ったまま移動できる。
軸5とダンパー軸6が摺動するため可動部はヨーク3と
僅かな隙間を保ったまま移動できる。
上記構成の本実施例のダンパーはコイル通電時には、コ
イルの電流に応じて希土類樹脂結合磁石1が磁化され、
ダンパー軸が外力により移動されるときに磁石のヒステ
リシスにより抵抗を生じる。
イルの電流に応じて希土類樹脂結合磁石1が磁化され、
ダンパー軸が外力により移動されるときに磁石のヒステ
リシスにより抵抗を生じる。
この減衰力は摩擦負荷と同様に移動速度に依存しないた
め、制御性が良い。また減衰力は、コイルに通電する電
流値で制御可能であり応答速度はコイルの時定数のみで
決定されるため速度応答性が従来のアクティブダンパー
に比較して極めて向上している さらに希土類磁石を用いているため磁石の描くヒステリ
シスカーブの囲む面積が大きく、エネルギーの減衰量も
大きくなっている。
め、制御性が良い。また減衰力は、コイルに通電する電
流値で制御可能であり応答速度はコイルの時定数のみで
決定されるため速度応答性が従来のアクティブダンパー
に比較して極めて向上している さらに希土類磁石を用いているため磁石の描くヒステリ
シスカーブの囲む面積が大きく、エネルギーの減衰量も
大きくなっている。
また、ガス等の流体を用いないため、漏れが生じず、ダ
ンパーとしてめ寿命も長い。
ンパーとしてめ寿命も長い。
(発明の効果)
本発明は、以上説明したようにおいて、ダンパーの可動
側に円筒状磁石を用い、かつ固定側に前記磁石の保磁力
以上の飽和磁束密度を持つ軟磁性体のヨークと前記ヨー
クを励磁するコイルを備えることで高制御性かつ高速応
答性のアクティブダンパーを可能にする効果がある。
側に円筒状磁石を用い、かつ固定側に前記磁石の保磁力
以上の飽和磁束密度を持つ軟磁性体のヨークと前記ヨー
クを励磁するコイルを備えることで高制御性かつ高速応
答性のアクティブダンパーを可能にする効果がある。
また、磁石に押しだし成形による希土類樹脂結合磁石を
用いることで、量産性に優れかつストロークが長くさら
に吸収エネルギーの大きいダンパーの製造を可能にする
という効果がある。
用いることで、量産性に優れかつストロークが長くさら
に吸収エネルギーの大きいダンパーの製造を可能にする
という効果がある。
第1図は本発明にかかるダンパーの縦断面図である。
1・・・希土類樹脂結合磁石
2・・・バックヨーク
3・・・ヨーク
4・・・コイル
5・・・内部案内軸
6・・・ダンパー軸
7・・・軸受
8・・・軸受
以上
出願人 セイコーエプソン株式会社
Claims (1)
- (1)機械的な振動の減衰に用いられるダンパーにおい
て、前記ダンパーの可動側に円筒状磁石を用い、かつ固
定側に前記磁石の保磁力以上の飽和磁束密度を持つ軟磁
性体のヨークと前記ヨークを励磁するコイルを具備した
ことを特徴とするダンパ(2)前記円筒状磁石は押しだ
し成形による希土類樹脂結合磁石であることを特徴とす
る特許請求範囲第1項記載のダンパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31752090A JP3225039B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | ダンパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31752090A JP3225039B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | ダンパー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04185926A true JPH04185926A (ja) | 1992-07-02 |
JP3225039B2 JP3225039B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=18089160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31752090A Expired - Fee Related JP3225039B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | ダンパー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3225039B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09177880A (ja) * | 1995-12-27 | 1997-07-11 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 電磁ダンパ |
US20120248665A1 (en) * | 2006-07-05 | 2012-10-04 | Laurentiu Encica | Spring, assembly of springs, assembly of a spring and a damper, as well as a vehicle comprising a spring |
-
1990
- 1990-11-21 JP JP31752090A patent/JP3225039B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09177880A (ja) * | 1995-12-27 | 1997-07-11 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 電磁ダンパ |
US20120248665A1 (en) * | 2006-07-05 | 2012-10-04 | Laurentiu Encica | Spring, assembly of springs, assembly of a spring and a damper, as well as a vehicle comprising a spring |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3225039B2 (ja) | 2001-11-05 |
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Legal Events
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