JPH04185835A - プレファブ建築物の架構構造 - Google Patents

プレファブ建築物の架構構造

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Publication number
JPH04185835A
JPH04185835A JP31260090A JP31260090A JPH04185835A JP H04185835 A JPH04185835 A JP H04185835A JP 31260090 A JP31260090 A JP 31260090A JP 31260090 A JP31260090 A JP 31260090A JP H04185835 A JPH04185835 A JP H04185835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
lattice
pillar
frame structure
building
Prior art date
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Pending
Application number
JP31260090A
Other languages
English (en)
Inventor
Otohiko Suzuki
乙彦 鈴木
Tsutomu Harako
原子 力
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH04185835A publication Critical patent/JPH04185835A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、工場で加工され、現場で据え付けられるブレ
ファブ住宅その他のブレファブ建築物の架橋構造に関す
る。
(従来の技#T) 鉄鋼系ブレファブ住宅では、その大半が、架構型式とし
て筋かいを用いた、いわゆるプレース構造を採用してい
る(たとえば、特公昭54−28657号公報)。これ
は、鉄鋼系ブレファブ住宅の始原が在来の木造住宅であ
り、その躯体部分を鉄鋼部材に置き換えることによって
架橋を形成してきたことによる。
近年、前記プレース構造に代えて、より耐震性に優れた
ラーメン構造の架構を用いたブレファブ住宅も登場して
いる。
(発明が解決しようとする課題) プレース構造の架橋では、耐力の水平要素は、筋かいが
引っ張り力に抵抗することによって得られるところ、こ
の架構の最大耐力が筋かいの破断によって決まるため、
外力゛が最大耐力に達し、筋かいが破断してしまうと、
耐力が急激に低下するようになる。したがって、エネル
ギ吸収能力に劣る、という欠点がある。
ラーメン構造の架構は、エネルギ吸収能力に優れている
。反面、ラーメン構造自体が耐力の水平要素となり、柱
が単一で曲げに抵抗するため、プレース構造の架橋の場
合の柱に比べて柱の断面積が大きくなってしまう。その
結果、住宅の室内に柱壁ができ、平面計画上の制約とな
っている。
本発明の目的は、エネルギ吸収能力に優れ、かつ室内に
打型ができるのを防止できるブレファブ建築物の架橋構
造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明に係るブレファブ建築物の架構構造は、第1の柱
と、ラチスを存する第2の柱とからなり、前記ラチスと
前記第1の柱とをボルト接合して構成した柱構造を複数
備え、該各柱構造の前記第1の柱と前記第2の柱とが、
下方の梁または基礎と、上方の梁とにボルト接合される
(作用および効果) 水平な所定以上の外力が架橋に働いたとき、第1の柱に
ボルト接合されたラチスの剛域端部に塑性ヒンジか生じ
、以降、耐力が低下することなく変形が進行する。すな
わち、架橋は塑性変形してエネルギを吸収することとな
る。
柱構造が塑性変形能力に富むため、耐震性能を高めるこ
とができる。また、柱構造が、第1の柱と、ラチスを有
する第2の柱とからなるものであって、ラーメン構造の
場合のような単一柱ではないため、小さい断面積で十分
な剛性を持たせることができる。その結果、打型が住宅
の室内に現れるのを防止できる。
第1の柱とラチスとを接合するホルトのトルク値を変え
ることにより、水平剛性を変えることができる。たとえ
ば、建築物の形状によっては、片側に剛性が集中し、ね
じれ等が生じて建築物に悪影響を及ぼすこともあるが、
剛性が集中する側の柱構造の前記ボルトのトルク値を調
整して水平剛性を低減することにより、ねしれが少なく
なり、前記悪影響を少なくし、ないしなくすことができ
る。
(実施例) ブレファブ建築物の架構構造は、第1図に示すように、
第1の柱10と、ラチス12を有する第2の柱14とか
らなる柱構造16を複数備える。
第1の柱10は、角筒の鋼管からなり、上下の端部に、
ボルト孔を有する接合プレート18を備える。
ラチス12は、帯鋼によってジグザクに形成されており
、角筒の鋼管からなる第2の柱14に溶接され、第2の
柱14と一体となっている。第2の柱14は、上下の端
部に5ボルト孔を有する接合プレート20を備える。
ラチス12と第1の柱10とを、ラチス12の折曲げ箇
所に設けた平坦な接合部13から第1のれ10に通した
ボルト22と、該ボルト22にねじ込められるナツト(
図示せず)とによって接合し、柱構造16が構成される
複数の柱構造16を、建築物に応じて適当な箇所に配置
する。各柱構造16の第1の柱10と第2の柱14とを
、下方の梁または基礎と、上方の梁とに、ボルト24と
、このボルト24にねし込まれるナツト26とによって
接合し、架橋を構成する。
第2図に示した実施例では、複数の柱構造16を、布幕
1ii32と、上方の梁34との間に配置し、第1のれ
10および第2の柱14を布基礎32と梁34とにボル
ト接合し、建築物30の1階部分の架構を構成している
1階部分の柱構造36は、柱構造16と、ラチス12を
存する柱14とからなるもので、柱構造16の第2の柱
14とラチス12とをボルト接合して構成されている。
建築物30の2階部分の架構は、この位置では下方とな
る梁34と、上方の梁38との間に複数の柱構造16を
配置し、各柱構造16の第1の柱と第2の柱とを梁34
.38にボルト接合して構成されている。
建築物30の3階部分の架橋も同様に構成する。
ラチス12と第1の柱10とをスペーサ40を介在して
ボルト22によって接合した部分は、第3図aに示すよ
うになっている。これをモデル化した同図すにおいて、
所定以上の水平力が働くと、ラチス12のポルト周縁部
分50が剛域となり、この剛域50を外れた端部51に
塑性ヒンジ52が生ずる。
実験で確認したところ、第4図aNCに示すように、ボ
ルト22の周縁部分だけが剛域50となるのではなく、
ラチス12の形状によっては、ポルト22から離れた箇
所も剛域50となっている。そして、塑性ヒンジ52か
数箇所に生した。
前記塑性ヒンジ52は、ラチス12の全断面が降伏した
状態であるため、塑性ヒンジが生ずると、以降、耐力が
低下することなく変形が進行する。このように、本発明
に係る架構構造は、塑性変形能力に富むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るプレファブ建築物の架構構造に
含まれる柱構造の分解斜視図、第2図は、本発明に従っ
て架構された建築物の一部を示す正面図、第3図a、b
は、ラチスと第1の柱との接合部分の詳細図と、接合部
分をモデル化した模式図、第4図aないしCは、前記接
合部分の実験時の挙動を示す模式図である。 10:第1の柱、  12:ラチス、 14:第2の柱、  16:柱構造、 22.24:ボルト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1の柱と、ラチスを有する第2の柱とからなり、前記
    ラチスと前記第1の柱とをボルト接合して構成した柱構
    造を複数備え、該各柱構造の前記第1の柱と前記第2の
    柱とが、下方の梁または基礎と、上方の梁とにボルト接
    合される、プレファブ建築物の架構構造。
JP31260090A 1990-11-20 1990-11-20 プレファブ建築物の架構構造 Pending JPH04185835A (ja)

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JPH04185835A true JPH04185835A (ja) 1992-07-02

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JP (1) JPH04185835A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011184983A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Toyota Home Kk 耐力壁及び建物
JP2012225080A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Toyota Home Kk 建物の耐震構造及び建物

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011184983A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Toyota Home Kk 耐力壁及び建物
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