JPH04185571A - ブレーキ倍力装置 - Google Patents

ブレーキ倍力装置

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JPH04185571A
JPH04185571A JP2315194A JP31519490A JPH04185571A JP H04185571 A JPH04185571 A JP H04185571A JP 2315194 A JP2315194 A JP 2315194A JP 31519490 A JP31519490 A JP 31519490A JP H04185571 A JPH04185571 A JP H04185571A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ブレーキペダルの操作力を軽減するためのブ
レーキ倍力装置に関する。
「従来の技術」 ブレーキペダルの操作力を軽減するためのブレーキ倍力
装置としては、ブレーキ油圧を発生させるマスターシリ
ンダ側に配設されるフロントンエルとブレーキペダルか
らの入力を受けるオペレーティングロッド側に配設され
るリヤシェルとを有するケーシングと、負圧源と連通す
る前記ケーシング内の定圧室と、真空弁を有する真空通
路を介して前記負圧源と連通ずるとともに、大気弁を有
する大気通路を介12て大気と連通ずる前記ケーシング
内の作動圧室と、前記定圧室と前記作動圧室との間を区
画するとともに該定圧室内と作動圧室内との圧力差に応
じて移動して出力軸を駆動するパワーピストンと、該パ
ワーピストンを作動圧室側に向けて付勢するリターンス
プリングとを有するものが主に用いられている。
従来のこのような構造のブレーキ倍力装置としては、例
えば、特開平1−127446号公報に開示さねている
もの等があげられる。そして、このブレーキ倍力装置は
、負圧源と真空弁とを接続するために定圧室内にベロー
ズを設けて区画し、一方をそのまま定圧室として、他方
を負圧源と真空弁とを接続する真空通路として用いてい
る。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記構造では、区画部分がベローズであ
るため圧力変化による変形を受けやすいという問題があ
った。またこの変形でベローズが作動部分にはさまり、
破損してしまうおそれがある。そこで、ベローズの代わ
りにガイドを設けることが考えられるが、構造が複雑化
し、また重量も増加してしまう。またベローズとしであ
る程度硬度のある材質のものを用いることも考えられる
が、パワーピストンが作動する時の抵抗になるとともに
、繰り返し使用に絶えられず、裂きが生ずるおそれがあ
る。
したがって、本発明の目的はベローズを用いることなく
とも、構造が簡素で軽量であるブレーキ倍力装置を提供
することである。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本発明のブレーキ倍力装置
は、ブレーキ油圧を発生させるマスターノリング側に配
設されるフロントノニルとブし・−キベダルからの入力
を受けるオペレーティングロッド側に配設されるリヤシ
ェルとを有するケーシングと、負圧源と連通する前記ケ
ーシング内の定圧室と、真空弁を有する真空通路を介し
て前記負圧源と連通ずるとともに、大気弁を有する大気
通路を介して大気と連通する前記ケーシング内の作動圧
室と、前記定圧室と前記作動圧室との間を区画するとと
もに該定圧室内と作動圧室内との圧力差に応じて移動し
て出力軸を駆動するパワーピストンと、該パワーピスト
ンを作動圧室側に向けて付勢するリターンスプリングと
を有するブレーキ倍力装置において、前記真空通路は、
前記負圧源と連通ずるとともに、前記フロントシェルに
気密に固定され、前記出力軸を覆うようにリヤシェル方
向に延在する通路管と、前記パワーピストンの前12出
力軸の周囲に形成された凹部と、該凹部の開口部に固定
されるとともに前記通路管の外周と気密に嵌合し、前記
パワーピストンの移動に伴い前記通路管上を摺動するシ
ール部材と、前記パワーピストンの内部に設けられ、前
記凹部と前記真空弁とを連通させる内部通路とで構成さ
れてなることを特徴としている。
「作用」 本発明によれば、作動圧室内のエアを負圧源に流出させ
る等、真空通路を介してエアを移動させ、そのエアの移
動に伴ってバク−ピストンが移動する場合に、真空通路
を形成するシール部材は、パワーピストンの凹部に固定
されるとともにフロントシェルからりャンエル方向に延
在する通路管の外周と気密に嵌合しているため、パワー
ピストンが移動しても通路管上を真空通路内の気密を保
ちつつ摺動することになる。
「実施例」 本発明の一実施例によるブレーキ倍力装置を第1図を用
いて以下に説明する。なお本実施例においては、ブレー
キペダルからの入力によらないトラクション・コントロ
ール等のブレーキ制御も行うことができるブレーキ倍力
装置を例にとり説明するが、ブし・−キベダルからの入
力のみで作動するブレーキ倍力装置も勿論同様の構造と
することができる。また本実施例においては、タンデム
型のブレーキ倍力装置(定圧室及び作動圧室がそれぞれ
2つずつある構造のもの)を例にとり説明するが、シン
グル型のブレーキ倍力装置(定圧室及び作動圧室がそれ
ぞれ1つずつある構造のもの)も勿論同様の構造とする
ことができる。さらに本実施例においては、ブレーキペ
ダルからの人力がない時は真空弁及び大気弁を閉じてい
て、定圧室及び作動圧室をともに負圧に保ち、ブレーキ
ペダルから入力があると大気弁のみを開いて作動圧室に
大気を流入させてパワーピストンを移動させる、いわゆ
るショートトラベルタイプのものを例にとり説明するが
、ショートトラベルタイプ以外のブレーキ倍力装置につ
いても勿論同様の構造とすることができる。
図中符号lはブレーキペダル(図示せず)からの入力に
応じて移動するオペレーティングロッド、符号2はブレ
ーキ倍力装置のケーシング、符号2aはケーシング2を
構成するフロントシェル、符号2bは同じくケーシング
2を構成するりャンエル、符号3はフロントノニル2a
の一部を構成するブラケット、符号4は負圧源をそれぞ
れ示している。
また、上記ケーシング2は、後述するバルブボディの外
周を気密を保ちつつ摺動自在に支持するセンタープレー
ト5で2分割され、さらにそれぞれが後述するパワーピ
ストンにより、負圧源4と連通する第二定圧室6と、第
二定圧室6と定圧通路7を介して連通する第一定圧室8
と、真空通路(後述する)を介して負圧源4と連通ずる
とともに大気弁(後述する)を有する大気通路9及びそ
の内部のフィルタサイレンサIOを介して大気と連通す
る第一作動圧室11と、第一作動圧室11と作動圧通路
12を介して連通する第二作動圧室13とに略分割され
る。なお、センタープレート5の内周にはソール兼摺動
部材14が固定されており、このノール兼摺動部材14
か、バルブボディ(後述する)の外周を摺動することに
なる。
また、上述のように、第一定圧室8と第一作動圧室11
と間を区画するととしに第一定圧室8内と第一作動圧室
11内との圧力差を受ける第一ダイヤフラムプレート部
15と、第二定圧室6と第二作動圧室13と間を区画す
るとともに第二定圧室6内と第二作動圧室13内との圧
力差を受ける第二ダイヤフラムプレート部16と、両ダ
イヤフラムプレート部15.16が固定されるバルブボ
ディ17とによりパワーピストン18は構成されている
。パワーピストン18は、これに発生する推力がマスタ
ーソリング(図示せず)のピストンを押圧する出力軸1
9を駆動するため、第1図における左右方向に移動自在
に形成されている。なお、第一ダイヤフラムプレート部
15は、ダイヤフラムプレート15aとダイヤフラム1
5bとで構成され、第二ダイヤフラムプレート部16は
、ダイヤフラムプレート16aとダイヤフラム16bと
で構成され、その外周側はケーシング2に、また内周側
はバルブボディ17に固定されている。
これにより第二定圧室6と第二作動圧室13との気密を
保ちつつケーシング2に対して移動自在になっている。
バルブボディ17の先端とりャノエル2bとの間にはバ
ルブボディ17の移動にともなって変形自在なブーツ2
0が取り付1寸られている。
そして、上記パワーピストン18が移動することにより
、第一定圧室8、第一作動圧室11、第二定圧室6及び
第二作動圧室13のそれぞれの容積は変化することにな
る。また、第二定圧室6内にはパワーピストン18を第
一作動圧室11側に向けて付勢するリターンスプリング
21が設:寸られている。
また、真空通路22は、通路管23と凹部24とシール
部材25と内部通路26とにより構成されている。まず
、負圧源4はブラケット3の入口部27に連通し、ブラ
ケット3内部を通って通路管23に接続している。ここ
で、通路管23は、ブラケット3の略中心に気密に固定
され、出力軸I9と所定の間隔を有しつつこれを覆うよ
うにリヤフェル2b方向に延在している。また、凹部2
4は出力軸I9の周囲とパワーピストン18のバルブボ
ディ17の内側に気密的に設けられたバネ座28の内周
とにより形成されている。モして凹部24の開口部29
にはシール部材25が固定ざれており、このシール部材
25は通路管23の外周と気密に嵌合しつつパワーピス
トン18の移動で通路管23上を摺動するようになって
いる。また、内部通路26はパワーピストン1Bの内部
に設けられ、凹部24と後述する真空弁とを連通させて
いる。
パワーピストン18のバルブボディ17の小径筒部39
には、大気弁31及び真空弁32が設けられている。こ
の大気弁3Iは、オペレーティングロッドlに操作され
てオペレーティングロッド1の相対的な前進(第1図に
おける左方向の移動)により開弁され、第一作動圧室8
への大気の導入を規制するしのである。ここで大気弁3
1は、ポペット33の先端のソート面33aとバルブプ
ランジャ34の環状凸部34aとで構成されており、ブ
レーキペダル(図示せず)から入力があった場合に、オ
ペレーティングロッドlによりバルブプランジャ34が
押圧されて開くようになっている。
また、オペレーティングロッドlは、ばねla等によっ
て、常時右方へ付勢されている。なお、リアクションデ
ィスク35は、出力軸19とバルブボディ17との間に
設けられたもので、出力軸19からの反力をバルブプラ
ンジャ34を介してオペレーティングロッド1側へ伝え
るものである。
ま1こ真空通路22の第一作動圧室11との境に設けら
れた真空弁32は、オペレーティングロッドlの相対的
な後退(第1図における右方向の移動)により開弁され
、第一作動圧室11と負圧源4との連通を規制するもの
である。ここで真空弁32は、パワーピストン18の凸
部18aと、ポペット33の先端のシート面33aとに
より構成されて柿り、ブレーキペダル(図示せず)から
の操作によらずとも第一定圧室8内及び第二定圧室6内
と第一作動圧室11内及び第二作動圧室I3内との圧力
のバランスがくずれると、パワーピストン18が第二定
圧室6側(第1図における左方向)へ移動し、これによ
り開くことになる。また、真空弁32は第一作動圧室1
1内及び第二作動圧室13内の圧力と前記第一定圧室+
1内及び第二定圧室13内の圧力とがバランスすると閉
じられるようになっている (第1図に示す状態)。
なお、上述のバルブプランジャ34は、第一定圧室8及
び第二定圧室6が負圧源4によって負圧とされた状態で
パワーピストン18をバランスさせて大気弁31及び真
空弁32を閉弁状態に保つショートトラベル機構36を
構成するもので、ショートトラベル機構36は、このバ
ルブプランジャ34と、バルブプランジャ34の若干軸
方向に摺動可能に取り付けられたキー37と、このキー
37がバルブボディ17の軸方向に移動できるようにバ
ルブボディ17に設けられた溝38と、キー37の第1
図における右方向の移動を止めるストッパ板39とから
構成されるものである。
また本実施例においては、トラクション・コントロール
等のブレーキ制御を行うために、真空通路22の負圧源
4と真空弁32との間の部分に、負圧源4と真空弁32
との連通を遮断して真空弁32に大気を導入する切換弁
40が設けられており、切換弁40には、その動作を制
御するコントローラ4】が設けられている。また、切換
弁40と第一作動圧室11との間には、真空通路22か
ら分岐して第一作動圧室11に連通するバイパス42が
設けられており、このバイパス42には切換弁40側か
ら第一作動圧室11側に向けて順方向とし、この順方向
のエアの移動のみ許容するチエツク弁43が設けられて
いる。
このような構造のブレーキ倍力装置において、ブレーキ
ペダルからの入力によらず、トラクション・コントロー
ル等によりブレーキ制御を行う場合の動作について以下
に説明する。
上記のような構造のブレーキ倍力装置において、まずブ
レーキペダルからの入力及びトラクション・コントロー
ル等によるブレーキ制御等を待機する状態では、切換弁
40が負圧源4と真空弁32とを連通させるようになっ
ており、真空通路22内、第一定圧室8内、第二定圧室
6内、第一作動圧室11内及び第二作動圧室13内は全
て負圧に保たれている。また、大気弁3I及び真空弁3
2は閉じている。
ここで、トラクション・コントロール等により、ブレー
キ油圧を発生させる必要が生じた場合に、コントローラ
41からの信号により切換弁40を切り換えて、負圧源
4と連通していた真空通路22の切換弁40から真空弁
32までの部分を大気44と連通させる。すると、真空
弁32は閉じているため、エアはバイパス42を介して
負圧の第一作動圧室11内に流入し、さらに作動圧通路
12を介して第二作動圧室】3内に流入する。そして、
第一作動圧室11内及び第二作動圧室13内の圧力と負
圧である第一定圧室8内及び第二定圧室6内の圧力との
バランスがくずれてパワーピストン18が第二定圧室6
側(第1図における左方向)へ移動して真空弁32を開
くことになる。なお、このときパワーピストン18は、
凹部24の開口部29に固定されたシール部材25を、
通路管23の外周と気密に嵌合させつつ移動するため、
切換弁40からの大気が第二定圧室6に漏れる等、真空
通路22内の気密を損なうことかない。したがって、真
空通路22とバイパス42の両方を介して第一作動圧室
11内及び第二作動圧室13内にエアが流入し、パワー
ピストン18がさらに第二定圧室6側に移動して出力軸
19を駆動することになり、出力軸19の先端がマスタ
ーシリンダ(図示せず)のピストンを押圧してブレーキ
油圧を発生させることになる。
次に、上記トラクション・コントロール等のブレーキ制
御が終了した時には、コントローラ41の信号により切
換弁40を切り換えて、大気44と連通していた真空弁
32を負圧源4と連通させる。すると真空弁32は開い
ているため、第一作動圧室11内及び第二作動圧室13
内のエアは真空通路22を構成する内部通路26、凹部
24、通路管23等を介して負圧源4に流出する。なお
、このときパワーピストン18は、凹部24の開口部2
9に固定されたソール部材25を、通路管23の外周と
気密に嵌合させつつ移動するため、真空通路22内の気
密を上述と同様に損なうことがない。そして、第一作動
圧室11内及び第二作動圧室13内の圧力と第一定圧室
8内及び第二定圧室6内の圧力とがバランスするとパワ
ーピストン18が第一作動圧室11側(第1図における
右方向)に移動して真空弁32を閉じる。このとき、バ
イパス42には切換弁40側から第一作動圧室11側へ
のみエアの移動が許容されているチエツク弁43が設け
られているため、バイパス42に第一作動圧室11から
エアが流れることはない。
そして、この真空通路22内、第一定圧室8内、第二定
圧室6内、第一作動圧室11内及び第二作動圧室I3内
を全て負圧に保ち、大気弁30及び真空弁31は閉じた
状態で、次のトラクション・コントロール等によるブレ
ーキ制御あるいはブレーキペダルからの入力を待機する
ことになる。
なお、以上において負圧源と切換弁との連通は、負圧源
に、例えば定圧室等を介して間接的に接続することも勿
論可能である。
また、本実施例におけるブレーキ倍力装置について、ト
ラクション・コントロール等のブレーキ制御時の動作を
例にとり説明したが、ブレーキペダルの入力による動作
等は真空弁を介するエアの流れを上記構成の真空通路を
用いて行う以外、従来のショートトラベルタイプのブレ
ーキ倍力装置と同様である。また、ブレーキペダルから
の入力等がない時に真空弁を開いて待機するタイプのブ
レーキ倍力装置の場合、切換弁を大気側に切り換えるだ
けで第−作動圧室及び第二作動圧室内にエアが流入する
ので上記バイパス及びチエツク弁を設ける必要はない。
さらに、トラクション・コントロール等のブレーキ制御
を行わないブレーキ倍力装置の場合は、上記構成の真空
通路を介して第−作動圧室及び第二作動圧室内のエアを
流出させるだけなので、上記バイパス、チエツク弁、真
空通路にエアを導入する切換弁及びコントローラを設け
る必要はない。
さらに、通路管23は出力軸19と所定の間隔を有して
設けるものとして述べたが、通路管の内壁に、周方向に
複数の案内用突起を設け、この案内用突起で出力軸を案
内するようにしてもよい。
さらに、切換弁は大気を供給するものとして述へたが、
大気としては、圧縮したエアを用いてもよく、これによ
り応答性を向上させることができる。
「発明の効果」 以上詳述したように、本発明によれば、作動圧室内のエ
アを負圧源に流出させる等、真空通路を介してエアを移
動させ、そのエアの移動に伴ってパワーピストンが移動
する場合に、真空通路を形成するソール部材が、パワー
ピストンの凹部に固定されるとともに通路管の外周と゛
気密に嵌合しているため、パワーピストンが移動しても
通路管上を真空通路内の気密を保ちつつ摺動することが
できる。したがってベローズを用いることなく、構造が
簡素で軽量のブレーキ倍力装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるブレーキ倍力装置を示
す主断面図である。 l・・・オペレーティングロッド、2・・・ケーノング
、2a・・・フロントシェル、2b・・・リヤ/エル、
4・・・負圧源、6・・・第二定圧室(定圧室)、8・
・・第一定圧室(定圧室)、9・・・大気通路、11・
・・第一作動圧室(作動圧室)、13・・・第二作動圧
室(作動圧室)、18・・・パワーピストン、19・・
・出力軸、22・・・真空通路、23・・・通路管、2
4・・・凹部、25・・・シール部材、26・・・内部
通路、31・・・大気弁、32・・・真空弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ブレーキ油圧を発生させるマスターシリンダ側に配設さ
    れるフロントシェルとブレーキペダルからの入力を受け
    るオペレーティングロッド側に配設されるリヤシェルと
    を有するケーシングと、負圧源と連通する前記ケーシン
    グ内の定圧室と、真空弁を有する真空通路を介して前記
    負圧源と連通するとともに、大気弁を有する大気通路を
    介して大気と連通する前記ケーシング内の作動圧室と、
    前記定圧室と前記作動圧室との間を区画するとともに該
    定圧室内と作動圧室内との圧力差に応じて移動して出力
    軸を駆動するパワーピストンと、該パワーピストンを作
    動圧室側に向けて付勢するリターンスプリングとを有す
    るブレーキ倍力装置において、 前記真空通路は、 前記負圧源と連通するとともに、前記フロントシェルに
    気密に固定され、前記出力軸を覆うようにリヤシェル方
    向に延在する通路管と、 前記パワーピストンの前記出力軸の周囲に形成された凹
    部と、 該凹部の開口部に固定されるとともに前記通路管の外周
    と気密に嵌合し、前記パワーピストンの移動に伴い前記
    通路管上を摺動するシール部材と、前記パワーピストン
    の内部に設けられ、前記凹部と前記真空弁とを連通させ
    る内部通路と、で構成されてなることを特徴とするブレ
    ーキ倍力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5802951A (en) * 1996-02-29 1998-09-08 Jidosha Kiki Co., Ltd. Brake booster
WO2014006939A1 (ja) * 2012-07-06 2014-01-09 日立オートモティブシステムズ株式会社 気圧式倍力装置およびブレーキ装置

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US9656647B2 (en) 2012-07-06 2017-05-23 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Pneumatic booster and brake system

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