JPH04185080A - 画像処理システム - Google Patents
画像処理システムInfo
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- JPH04185080A JPH04185080A JP2314791A JP31479190A JPH04185080A JP H04185080 A JPH04185080 A JP H04185080A JP 2314791 A JP2314791 A JP 2314791A JP 31479190 A JP31479190 A JP 31479190A JP H04185080 A JPH04185080 A JP H04185080A
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- Japan
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- camera
- straight line
- jig
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- image processing
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- Granted
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- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims abstract description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 2
- 240000001980 Cucurbita pepo Species 0.000 description 1
- 235000009852 Cucurbita pepo Nutrition 0.000 description 1
- 241000406668 Loxodonta cyclotis Species 0.000 description 1
- 241001474791 Proboscis Species 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Image Input (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉、
この発明は、カメラの取付角度を対象物に対して垂直に
設定することが可能な画像処理システムに関する。
設定することが可能な画像処理システムに関する。
〈従来の技術〉
例えば工場などに導入される画像処理システムは、ワー
クの搬送ライン上にカメラを真下に向けて取り付け、そ
のカメラで撮像したワークの画像によりワークの形状や
向きなどを計測するものである。この場合にカメラがワ
ークに対して垂直でないとき、ワークの画像が歪んで正
確な計測が困難となるため、従来はカメラの取付金具な
どの取付部品の精度を規定することによりカメラの垂直
度を確保している。
クの搬送ライン上にカメラを真下に向けて取り付け、そ
のカメラで撮像したワークの画像によりワークの形状や
向きなどを計測するものである。この場合にカメラがワ
ークに対して垂直でないとき、ワークの画像が歪んで正
確な計測が困難となるため、従来はカメラの取付金具な
どの取付部品の精度を規定することによりカメラの垂直
度を確保している。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら取付金具などの取付部品の精度がばらつく
と、カメラの取付角度にもばらつきが生じ、またカメラ
の取付角度が実際にどの程度であるのかを確認できない
ため、カメラの取付角度の調整が困難である。また高精
度な計測が要求される場合は、取付部品の精度のみなら
ず、カメラのレンズの取付精度やレンズ取付面とカメラ
内部の受光素子との平行度などの精度も高めることが必
要であり、カメラのコストが著しく高価となる。
と、カメラの取付角度にもばらつきが生じ、またカメラ
の取付角度が実際にどの程度であるのかを確認できない
ため、カメラの取付角度の調整が困難である。また高精
度な計測が要求される場合は、取付部品の精度のみなら
ず、カメラのレンズの取付精度やレンズ取付面とカメラ
内部の受光素子との平行度などの精度も高めることが必
要であり、カメラのコストが著しく高価となる。
そこで出願人は、先般、第7図に示すような構成の画像
処理システムを開発した。
処理システムを開発した。
図中、1はカメラであって、撮像素子としてCODが用
いられている。2はカメラ1の取付角度を調整するのに
用いられる治具であり、この治具2の真上位置に前記カ
メラlが下方に向けて配置されている。3は表示部4を
備えた画像処理装置であって、前記カメラ1と電気接続
されている。この画像処理装置3はカメラlからの画像
信号を処理してカメラ1の垂直度合を判断することが可
能である。
いられている。2はカメラ1の取付角度を調整するのに
用いられる治具であり、この治具2の真上位置に前記カ
メラlが下方に向けて配置されている。3は表示部4を
備えた画像処理装置であって、前記カメラ1と電気接続
されている。この画像処理装置3はカメラlからの画像
信号を処理してカメラ1の垂直度合を判断することが可
能である。
前記治具2は、透明かつ厚みが均一な平板であって、表
裏面には平面的に見たとき互いに連続する2対の直線パ
ターンal + bl o a! +b、がそれぞ
れ描かれている。
裏面には平面的に見たとき互いに連続する2対の直線パ
ターンal + bl o a! +b、がそれぞ
れ描かれている。
第8図は、治具2を平面的に見た状態の図であり、表面
側の直線パターンa1と裏面側の直線パターンb+ と
が−直線状をなし、表面側の他の直線パターンa、と裏
面側の他の直線パターンb、とが一直線状をなす。また
表面側の2 本の各直線パターンa++a*は互いに
垂直をなし、裏面側の2本の各垂直パターンb+、b*
も互いに垂直をなすものである。
側の直線パターンa1と裏面側の直線パターンb+ と
が−直線状をなし、表面側の他の直線パターンa、と裏
面側の他の直線パターンb、とが一直線状をなす。また
表面側の2 本の各直線パターンa++a*は互いに
垂直をなし、裏面側の2本の各垂直パターンb+、b*
も互いに垂直をなすものである。
上記構成の治具2を光源5による背後照明下で上方より
カメラ1で撮像した場合、カメラ1が垂直であれば、例
えば直線パターンal+ blの画像は一直線状に連続
するが、もし垂直でなければ、両直線パターンa+、b
+の画像は境目で位置ずれするもので、前記画像処理装
置3において、このずれ量を計測することによりカメラ
lの取付角度を算出する。
カメラ1で撮像した場合、カメラ1が垂直であれば、例
えば直線パターンal+ blの画像は一直線状に連続
するが、もし垂直でなければ、両直線パターンa+、b
+の画像は境目で位置ずれするもので、前記画像処理装
置3において、このずれ量を計測することによりカメラ
lの取付角度を算出する。
第9図は、鉛直線6に対しカメラlの向きが角度αだけ
傾いている状態を示しており、このカメラ1では治具2
の表面−の直線パターンa1と裏面の直線パターンb1
とが距離りだけ位置ずれして観測される。
傾いている状態を示しており、このカメラ1では治具2
の表面−の直線パターンa1と裏面の直線パターンb1
とが距離りだけ位置ずれして観測される。
しかしながら上記の画像処理システムにおいて、各直線
パターンa+sb+ とカメラlのCCD配列との位置
関係によっては、たとえカメラlの取付角度が垂直であ
っても、表裏の直線パターンatsb+の画像間にずれ
が生ずる場合がある。
パターンa+sb+ とカメラlのCCD配列との位置
関係によっては、たとえカメラlの取付角度が垂直であ
っても、表裏の直線パターンatsb+の画像間にずれ
が生ずる場合がある。
すなわち直線パターンa++b+がカメラlのCCD配
列と平行しておれば、第10図に示すように、各直線パ
ターンの画像A+、B+は一直線状となってずれは発生
しないが、直線パターンa++t)+ とカメラlのC
CD配列との間が角度θだけずれると、各直線パターン
の画像A+、B+の境目で2値化の変換点Cが発生し、
第11図に示すように、各直線パターンの画像A、、B
、間にずれが生じ、恰もカメラlが傾いているような結
果が得られる。なお第10図および第11図中、各折目
は画素を示し、画像を構成する黒画素は斜線で、背景を
構成する白画素は白地で、それぞれ表しである。
列と平行しておれば、第10図に示すように、各直線パ
ターンの画像A+、B+は一直線状となってずれは発生
しないが、直線パターンa++t)+ とカメラlのC
CD配列との間が角度θだけずれると、各直線パターン
の画像A+、B+の境目で2値化の変換点Cが発生し、
第11図に示すように、各直線パターンの画像A、、B
、間にずれが生じ、恰もカメラlが傾いているような結
果が得られる。なお第10図および第11図中、各折目
は画素を示し、画像を構成する黒画素は斜線で、背景を
構成する白画素は白地で、それぞれ表しである。
いま仮にカメラlの視野が35mm角で倍率が70μm
/画素の場合には、tanθ= 0.07/35より前
記角度θはθ=0.11度となる。このようなわずかな
角度(θ=0.11度)のずれがあれば、第11図に示
すような直線パターンの画像A++B1間に1画素分の
ずれが生ずる虞がある。ところがこの角度θがゼロとな
るように治具2を配置することは実際上困難であり、カ
メラlの垂直姿勢を高精度に調整できないという問題が
ある。
/画素の場合には、tanθ= 0.07/35より前
記角度θはθ=0.11度となる。このようなわずかな
角度(θ=0.11度)のずれがあれば、第11図に示
すような直線パターンの画像A++B1間に1画素分の
ずれが生ずる虞がある。ところがこの角度θがゼロとな
るように治具2を配置することは実際上困難であり、カ
メラlの垂直姿勢を高精度に調整できないという問題が
ある。
この発明は、上記問題に着目してなされたもので、カメ
ラの取付角度を対象物に対して垂直に設定することが可
能な画像処理システムを提供することを目的とする。
ラの取付角度を対象物に対して垂直に設定することが可
能な画像処理システムを提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
この発明にかかる画像処理システムは、撮像素子として
CCDが用いられたカメラと、カメラの取付角度の調整
に用いられる治具と、カメラからの画像信号を処理する
画像処理装置とを有している。前記カメラは、前記治具
の真上位置に下方に向けて配置される。前記治具は、透
明かつ平板状であって、表裏面には平面的に見たとき互
いに連続する対をなす直線パターンがそれぞれ形成され
ている。前記画像処理装置は、前記カメラで得た各直線
パターンの画像に対し複数のウィンドウを設定して各ウ
ィンドウ内の画像の重心位置を求めると共に、その重心
位置の配列状態に基づきカメラの垂直度合を判断する。
CCDが用いられたカメラと、カメラの取付角度の調整
に用いられる治具と、カメラからの画像信号を処理する
画像処理装置とを有している。前記カメラは、前記治具
の真上位置に下方に向けて配置される。前記治具は、透
明かつ平板状であって、表裏面には平面的に見たとき互
いに連続する対をなす直線パターンがそれぞれ形成され
ている。前記画像処理装置は、前記カメラで得た各直線
パターンの画像に対し複数のウィンドウを設定して各ウ
ィンドウ内の画像の重心位置を求めると共に、その重心
位置の配列状態に基づきカメラの垂直度合を判断する。
そして前記治具は、各ウィンドウ内の画像の重心位置が
順次変位するようカメラのCCD配列に対して各直線パ
ターンを所定の角度だけ傾けて配置される。
順次変位するようカメラのCCD配列に対して各直線パ
ターンを所定の角度だけ傾けて配置される。
く作用〉
カメラのCCD配列に対し直線パターンを傾けであるの
で、両直線パターンの画像の全域にわたり規則的に2値
化の変換点が現れることになり、表裏の直線パターンの
画像間にずれが生しない。このためカメラの取付角度の
傾きと直線パターンの画像間のずれ量とが正確に対応し
、カメラの傾きを高精度に調整することが可能である。
で、両直線パターンの画像の全域にわたり規則的に2値
化の変換点が現れることになり、表裏の直線パターンの
画像間にずれが生しない。このためカメラの取付角度の
傾きと直線パターンの画像間のずれ量とが正確に対応し
、カメラの傾きを高精度に調整することが可能である。
〈実施例〉
第1図および第2図は、この発明の画像処理システムに
用いられるカメラlの取付角度調整用の治具11の一例
を示している。
用いられるカメラlの取付角度調整用の治具11の一例
を示している。
この発明の画像処理システムは、この治具11と第7図
に示すカメラlおよび画像処理装置3とで構成されるも
ので、カメラ1および画像処理装置3の各構成は従来例
と同様であり、ここではその説明を省略する。
に示すカメラlおよび画像処理装置3とで構成されるも
ので、カメラ1および画像処理装置3の各構成は従来例
と同様であり、ここではその説明を省略する。
前記治具11は、透明かつ厚みが均一な平板であって、
平面形状か正方形状に形成されている。この治具11の
表裏面には平面的にみたとき互いに連続する2対の直線
パターンal+blおよびat+btがそれぞれ描かれ
ており、表面側の直線パターンa++a*と裏面側の直
線パターンb、、b2とがそれぞれ一直線状をなし11
表面側の直線パターンal+al1問および裏面側の直
線パターンb、、b、間はいずれも互いに垂直をなす。
平面形状か正方形状に形成されている。この治具11の
表裏面には平面的にみたとき互いに連続する2対の直線
パターンal+blおよびat+btがそれぞれ描かれ
ており、表面側の直線パターンa++a*と裏面側の直
線パターンb、、b2とがそれぞれ一直線状をなし11
表面側の直線パターンal+al1問および裏面側の直
線パターンb、、b、間はいずれも互いに垂直をなす。
第2図中、X、 Yは治具11上に仮想設定されたY軸
およびY軸であって、Y軸は2辺12゜13と、Y軸は
他の2辺14.15と、それぞれ直交する。対をなす一
方の各直線パターンa++b+はY軸に対し、他の対を
なす直線パターンat+btはY軸に対し、それぞれ所
定の角度β(β=2〜3度)だけ傾けてあり、カメラの
CCD配列が前記Y軸およびY軸に対応するようカメラ
に対して治具11を位置決めしたとき、カメラのCCD
配列に対して各直線パターンa l + bl +
at + b2が前記の角度βだけ傾くようになっ
ている。
およびY軸であって、Y軸は2辺12゜13と、Y軸は
他の2辺14.15と、それぞれ直交する。対をなす一
方の各直線パターンa++b+はY軸に対し、他の対を
なす直線パターンat+btはY軸に対し、それぞれ所
定の角度β(β=2〜3度)だけ傾けてあり、カメラの
CCD配列が前記Y軸およびY軸に対応するようカメラ
に対して治具11を位置決めしたとき、カメラのCCD
配列に対して各直線パターンa l + bl +
at + b2が前記の角度βだけ傾くようになっ
ている。
第3図は、上記構成の治具11を真上からカメラlで撮
像して得た2値画像16を示している。図中、A +
、 A 2が表面側の直線パターンの画像、B、、B、
が裏面側の直線パターンの画像であって、これら画像は
背景の白画素に対して黒画素で構成されている。画像処
理装置3は、これら各直線パターンの画像At、BzA
2.B!に対し複数のウィンドウW0〜ws IW4〜
W7.W、〜W+++ W 1t−W+<を所定の位置
に等間隔に設定して、各ウィンドウ内の画像につき重心
位置を求めると共に、その重心位置の配列状態に基づき
カメラ1の垂直度を判断する。
像して得た2値画像16を示している。図中、A +
、 A 2が表面側の直線パターンの画像、B、、B、
が裏面側の直線パターンの画像であって、これら画像は
背景の白画素に対して黒画素で構成されている。画像処
理装置3は、これら各直線パターンの画像At、BzA
2.B!に対し複数のウィンドウW0〜ws IW4〜
W7.W、〜W+++ W 1t−W+<を所定の位置
に等間隔に設定して、各ウィンドウ内の画像につき重心
位置を求めると共に、その重心位置の配列状態に基づき
カメラ1の垂直度を判断する。
第4図は、対をなす直線パターンの各画像A+、B+を
拡大して示しである。図中、各排口は横幅X、か1画素
分に、縦幅y、が5o〜100画素分に、それぞれ対応
する。各画像A+、B+はY軸に対して前記の角度βだ
け傾いており、一方の画像A1にウィンドウw0〜W、
が、他方の画像B1にウィンドウw4〜w7が、それぞ
れ設定されている。
拡大して示しである。図中、各排口は横幅X、か1画素
分に、縦幅y、が5o〜100画素分に、それぞれ対応
する。各画像A+、B+はY軸に対して前記の角度βだ
け傾いており、一方の画像A1にウィンドウw0〜W、
が、他方の画像B1にウィンドウw4〜w7が、それぞ
れ設定されている。
前記の角度βが2〜3度に設定されると、2値化の変換
点が多く現れ、各ウィンドウ内の画像の重心位置00〜
G、 、G、〜G7のX座標が順次変化する。各画像A
、、B、にっき重心位置00〜G、、G、〜G7を通る
直線I!、。
点が多く現れ、各ウィンドウ内の画像の重心位置00〜
G、 、G、〜G7のX座標が順次変化する。各画像A
、、B、にっき重心位置00〜G、、G、〜G7を通る
直線I!、。
!、を求めると、各直線/A−Jsはずれることなく一
直線状に連続する。
直線状に連続する。
第5図および第6図は、前記の角度βが小さいときの各
直線パターンの画像A+ 、B+を拡大して示している
。
直線パターンの画像A+ 、B+を拡大して示している
。
第5図中、G、〜G1=04〜G、は各画像A+、B+
の所定位置に複数のウィンドウW。
の所定位置に複数のウィンドウW。
〜W、、W4〜W、を設定したときの各ウィンドウ内の
画像の重心位置を示している。これら重心位置のうち、
G、とG、、G、とG、 、G。
画像の重心位置を示している。これら重心位置のうち、
G、とG、、G、とG、 、G。
とas、asとG、とはX座標が一致しており、このた
め各画像A、、B、にっき重心位置G0〜Gs、Ga〜
G7を通る直#!lA、Igを求めると、各直線IA=
Is間にはずれが生じることとなる。
め各画像A、、B、にっき重心位置G0〜Gs、Ga〜
G7を通る直#!lA、Igを求めると、各直線IA=
Is間にはずれが生じることとなる。
そこでウィンドウW、〜Ws 、Wa〜W7の設定位置
を第6図のように変更すると、各重心位置G、〜Gs、
04〜G7のX座標はウィンドウ毎に順次変化し、各直
線IA、1.はずれることなく一直線状に連続する。各
ウィンドウの位置は固定されるから、ウィンドウ毎に重
心位置が変化するように前記の角度βを設定する。
を第6図のように変更すると、各重心位置G、〜Gs、
04〜G7のX座標はウィンドウ毎に順次変化し、各直
線IA、1.はずれることなく一直線状に連続する。各
ウィンドウの位置は固定されるから、ウィンドウ毎に重
心位置が変化するように前記の角度βを設定する。
例えばウィンドウの間隔を50画素とすると、少なくと
も50画素毎に2値化の変換点が存在するようにすれば
良い。前記カメラlの視野が35mm角で倍率が70μ
m/画素であれば、カメラlのCCD配列の画素数を5
00とすると、変換点の数は500150=10となり
、余裕を見て20程度存在すれば良い。そのために各直
線パターンA1.Blの傾きか20画素以上必要となり
、従って前記の角度βはβ=jan−’(20xO,0
7/35)=2.29度となる。この角度βは必要最小
限の値、2〜3度に設定されるのが望ましい。
も50画素毎に2値化の変換点が存在するようにすれば
良い。前記カメラlの視野が35mm角で倍率が70μ
m/画素であれば、カメラlのCCD配列の画素数を5
00とすると、変換点の数は500150=10となり
、余裕を見て20程度存在すれば良い。そのために各直
線パターンA1.Blの傾きか20画素以上必要となり
、従って前記の角度βはβ=jan−’(20xO,0
7/35)=2.29度となる。この角度βは必要最小
限の値、2〜3度に設定されるのが望ましい。
上記構成の画像処理システムにおいて、カメラ1の取付
角度を調整するには、まずカメラ】の真下に治具11を
置き、光源5による背後照明下でこの治具11を撮像す
る。カメラlによる画像信号は画像処理装置3へ送られ
て2値化され、′各直線パターンar * 1)+
+ at * b*は黒画素に、背景は白画素に、
それぞれ変換され、その2値画像は表示部4に表示され
る。
角度を調整するには、まずカメラ】の真下に治具11を
置き、光源5による背後照明下でこの治具11を撮像す
る。カメラlによる画像信号は画像処理装置3へ送られ
て2値化され、′各直線パターンar * 1)+
+ at * b*は黒画素に、背景は白画素に、
それぞれ変換され、その2値画像は表示部4に表示され
る。
この2値画像を見て各直線パターンの画像A+ −B+
−At −B*が各ウィンドウW、〜WaS内に入る
ように治具11のおおまかな位置決めを行う。
−At −B*が各ウィンドウW、〜WaS内に入る
ように治具11のおおまかな位置決めを行う。
つぎに画像処理装置3では、すべてのウィンドウW、〜
WaS内の画像の重心位置G、〜cpsを計測する。こ
の重心位置の計測データより画像処理装置3は治具11
の設定位置からの位置ずれ量を算出して表示部4に表示
し、操作者はそれを見ながら直線パターンの交点がカメ
ラlの光軸上に位置するよう治具11を位置決めする。
WaS内の画像の重心位置G、〜cpsを計測する。こ
の重心位置の計測データより画像処理装置3は治具11
の設定位置からの位置ずれ量を算出して表示部4に表示
し、操作者はそれを見ながら直線パターンの交点がカメ
ラlの光軸上に位置するよう治具11を位置決めする。
いま画面の中心点を座標の原点とし、各ウィンドウ内の
重心位置の座標を(X+−3’+)(i=θ〜15)と
すると、m像処m装rtsは、各重心位置の座標を用い
て最小二乗法により直線パターンの画像A+、B+の直
線の方程式をつぎの0式により、また他の直線パターン
の画像As、B*の直線の方程式をつぎの■式により、
それぞれ算出する。
重心位置の座標を(X+−3’+)(i=θ〜15)と
すると、m像処m装rtsは、各重心位置の座標を用い
て最小二乗法により直線パターンの画像A+、B+の直
線の方程式をつぎの0式により、また他の直線パターン
の画像As、B*の直線の方程式をつぎの■式により、
それぞれ算出する。
x=p )’+Q ・・・・■
y”p’ x+q’・・・・■
なお上式中、p、q、p’ 、q’は定数であって、つ
ぎの0〜0式で与えられる。
ぎの0〜0式で与えられる。
・・・・■
・・・・■
・・・・■
・・・・■
なお上記中、Σは各直線パターンの画像につぃての4個
のウィンドウ内の重心データの和を表している。
のウィンドウ内の重心データの和を表している。
いま各直線パターンの画像A+ + B+ 、At
+B2についての定数p、q、 、p’、q’をp+、
Q+、p*、Qt、p2 、(ls 、p4’、q
4’とすると、治具11のX軸方向のずれ量はql、Y
軸方向のずれ量はq、′であり、カメラ1の取付角度の
ずれによるX軸方向のずれ量はQ4 Q+、Y軸方向
のずれ量はq4’ Qs’である。
+B2についての定数p、q、 、p’、q’をp+、
Q+、p*、Qt、p2 、(ls 、p4’、q
4’とすると、治具11のX軸方向のずれ量はql、Y
軸方向のずれ量はq、′であり、カメラ1の取付角度の
ずれによるX軸方向のずれ量はQ4 Q+、Y軸方向
のずれ量はq4’ Qs’である。
操作者は、治具]1のX軸方向およびY軸方向のずれ量
q+ r qs ’をゼロとした上で、ql Q+お
よびq4’ Qs’がいずれもゼロとなるようカメラ
lの取付角度αを調整することになる。
q+ r qs ’をゼロとした上で、ql Q+お
よびq4’ Qs’がいずれもゼロとなるようカメラ
lの取付角度αを調整することになる。
なおりメラ1のX軸方向の取付角度α工は、治具11の
厚みをd、qI Q+をキャリブレーション倍率を用い
て実際の距離に換算した値をD(第9図参照)とすると
、つぎの0式で与えられる。
厚みをd、qI Q+をキャリブレーション倍率を用い
て実際の距離に換算した値をD(第9図参照)とすると
、つぎの0式で与えられる。
αx =jan −’ (D/ d) ”(Dなお上記
実施例では、各直線パターンal+b I 、at +
blをY軸およびY軸に対して所定の角度βだけ傾
けて形成した治具11が用いであるが、これに限らず、
各直線パターンal+bl−,a@ + btを第8図
のようにY軸およびY軸に一致させた治具2を角度βだ
け傾けて用いるようにしてもよい。
実施例では、各直線パターンal+b I 、at +
blをY軸およびY軸に対して所定の角度βだけ傾
けて形成した治具11が用いであるが、これに限らず、
各直線パターンal+bl−,a@ + btを第8図
のようにY軸およびY軸に一致させた治具2を角度βだ
け傾けて用いるようにしてもよい。
〈発明の効果〉
この発明は上記の如く、対をなす直線パターンを透明か
つ平板状の治具の表裏面に形成し、カメラのCCD配列
に対して各直線パターンを所定の角度だけ傾けて治具を
配置して、各直線パターンの撮像を行うようにしたから
、カメラの取付角度の傾きと直線パターンの画像間のず
れ量とを正確に対応させることができ、カメラの垂直度
を高精度に調整できるという効果がある。
つ平板状の治具の表裏面に形成し、カメラのCCD配列
に対して各直線パターンを所定の角度だけ傾けて治具を
配置して、各直線パターンの撮像を行うようにしたから
、カメラの取付角度の傾きと直線パターンの画像間のず
れ量とを正確に対応させることができ、カメラの垂直度
を高精度に調整できるという効果がある。
第1図はこの発明にかかる画像処理システムに用いられ
る治具の斜面図、第2図は第1図の治具の平面図、第3
図は直線パターンの画像とウィンドウの設定状態を示す
説明図、第4図〜第6図は直線パターンの画像を拡大し
て示す説明図、第7図は画像処理システムめ構成を示す
斜面図、第8図は従来の治具を示す平面図、第9図はカ
メラが傾いた状態を示す説明図、第10図および第11
図は直線パターンの画像を拡大して示す説明図である。 1・・・・カメラ 2.11・・・・治具3・・
・・画像処理装置 a+ + bt + at + bt ””直線パタ
ーンAt 、B+ 、At 、Bt・・・・直線パター
ンの画像 特許比 願人 オムロン株式会社 第 1 図 ;め発wFIl:17ttnシb傳処理
システ4に困いられシ吻具^斜i図第2図オ1目#1纒
^平面図 A1JB+、A2J2−−一直謀rX7−ンヘ9儂第
4 図11/ザ2−ン^−〇東と孤スレ7示(貌哨図第
5 図 、!錦Jψクーンー合イ瓢と槁スし7示?
fL明困第 6 図1!緯21ぐ?−シ^訪イ象1拡人
し7テ、■良明図第8図旋呆/I隋JAどテ、1早め図 第 10 因 直線バ7−ン5轟4と孤スし2テi■茫
明図A+
る治具の斜面図、第2図は第1図の治具の平面図、第3
図は直線パターンの画像とウィンドウの設定状態を示す
説明図、第4図〜第6図は直線パターンの画像を拡大し
て示す説明図、第7図は画像処理システムめ構成を示す
斜面図、第8図は従来の治具を示す平面図、第9図はカ
メラが傾いた状態を示す説明図、第10図および第11
図は直線パターンの画像を拡大して示す説明図である。 1・・・・カメラ 2.11・・・・治具3・・
・・画像処理装置 a+ + bt + at + bt ””直線パタ
ーンAt 、B+ 、At 、Bt・・・・直線パター
ンの画像 特許比 願人 オムロン株式会社 第 1 図 ;め発wFIl:17ttnシb傳処理
システ4に困いられシ吻具^斜i図第2図オ1目#1纒
^平面図 A1JB+、A2J2−−一直謀rX7−ンヘ9儂第
4 図11/ザ2−ン^−〇東と孤スレ7示(貌哨図第
5 図 、!錦Jψクーンー合イ瓢と槁スし7示?
fL明困第 6 図1!緯21ぐ?−シ^訪イ象1拡人
し7テ、■良明図第8図旋呆/I隋JAどテ、1早め図 第 10 因 直線バ7−ン5轟4と孤スし2テi■茫
明図A+
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 撮像素子としてCCDが用いられたカメラと、カメラ
の取付角度の調整に用いられる治具と、カメラからの画
像信号を処理する画像処理装置とを有する画像処理シス
テムであって、 前記カメラは、前記治具の真上位置に下方に向けて配置
され、 前記治具は、透明かつ平板状であって、表裏面には平面
的に見たとき互いに連続する対をなす直線パターンがそ
れぞれ形成され、 前記画像処理装置は、前記カメラで得た各直線パターン
の画像に対し複数のウィンドウを設定して各ウィンドウ
内の画像の重心位置を求めると共に、その重心位置の配
列状態に基づきカメラの垂直度合を判断しており、 前記治具は、各ウィンドウ内の画像の重心位置が順次変
位するようカメラのCCD配列に対して各直線パターン
を所定の角度だけ傾けて配置されて成る画像処理システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2314791A JP3007927B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 画像処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2314791A JP3007927B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 画像処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04185080A true JPH04185080A (ja) | 1992-07-01 |
JP3007927B2 JP3007927B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=18057640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2314791A Expired - Fee Related JP3007927B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 画像処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3007927B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07198354A (ja) * | 1993-11-22 | 1995-08-01 | At & T Corp | 画像処理を使用しての搭載されたコネクタピンのテスト |
-
1990
- 1990-11-19 JP JP2314791A patent/JP3007927B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07198354A (ja) * | 1993-11-22 | 1995-08-01 | At & T Corp | 画像処理を使用しての搭載されたコネクタピンのテスト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3007927B2 (ja) | 2000-02-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |