JPH0418491A - 冷媒圧縮機 - Google Patents
冷媒圧縮機Info
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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- F04C2210/26—Refrigerants with particular properties, e.g. HFC-134a
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- Lubricants (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
タンまたは1.1−ジフルオロエタンを用いる冷媒圧縮
機に適した冷凍機油組成物に関する。
あるいは温風を送り出すために、冷媒圧縮機が組み込ま
れている。
縮機構とが収容され、冷媒が密閉容器内を循環するもの
がある。
密閉されたケーシング1内にステータ2とロータ3とで
構成されるモータ機構4が設置され、このモータ機構4
の下部に圧縮機構5が設けられ、上記モータ機構4によ
って圧縮機構5を駆動することによって、図示しないア
キュームレータを介して供給管6から導入された冷媒が
圧縮され、ケーシング1内に一旦吐出された後、ケーシ
ング1の上部に設けられた吐出管7から冷凍機側に供給
されるものである。
ロエタン(以下CPC12と称する)やクロロジフルオ
ロメタン(以下HCPC22と称する)が主に用いられ
ており、また圧縮機構5に封入される冷凍機油としては
、CFCl2やICPC22に対して溶解性を示すナフ
テン系やパラフィン系鉱油が用いられている。
ンの放出がオゾン層の破壊につながり、人体や生態系に
深刻な影響を与えることがはっきりしてきたため、オゾ
ン破壊係数(CFCl2においては1.0)の高いCF
Cl2等は段階的に使用が削減され、将来的には使用し
ない方向に決定している。
て、1.1.1.2−テトラフルオロエタン(以下HF
C134aと称する)や、1.1−ジフルオロエタン(
以下HPC152aと称する)が開発され、これに伴っ
て新しい冷媒に適した冷凍機油の要求が高まっている。
特性としては、サイクル内の油戻りを良好にするために
冷媒との相溶性を有すること、圧縮機構の各部材を円滑
に作動させために適度な潤滑性を有することなどが重要
である。
HFC134aは、これまで使用されていた冷凍機油で
ある鉱油にはほとんど溶解しないため、溶解性を示すポ
リエーテル系油、エステル系油、フッ素系油などの使用
が試みられている。これらの分子式は次に示すとおりで
ある。
H■ フッ素系油 ・・・・・・F−(C3F60)n−
02F5しかし、HFC134aまたはHFC152a
用に冷凍機油として用いるポリエーテル系油は、吸湿性
か高く、長期間使用すると圧縮機内の金属材料に錆の発
生、電気絶縁性の不足等の品質低下を招くという問題が
ある。
の加水分解が生じ、品質劣化が著しく促進されることか
ら、長期間の使用に耐えないという問題がある。
は低いものの、従来の鉱油と比較すると劣っている。
性の点で難点を有している。
は環状化合物が含まれており、油膜形成能力が比較的高
かったのに対し、lPCl34aまたは)IFcI 5
2aとの相溶性を有する油は、先に示した分子式から分
るように鎖状化合物であり、厳しい摺動条件下では適切
な油膜厚さを保つことができない。
中の01原子が、圧縮機構における金属基材のPe原子
と反応して塩化鉄膜を形成し、この塩化鉄膜が自己潤滑
膜として作用し、耐摩耗性向上に寄与していた。これに
対して、HFC134aまたはHFC152aを用いた
場合には、分子中にC1原子が存在しないため塩化鉄の
ような自己潤滑膜が形成されず、潤滑性の点で不利であ
る。
aまたはHFC152aの冷媒圧縮機への適用に際して
、これまでと同様の冷凍機油を使用すると、構成部品に
欠陥が生じて品質並びに耐久性が大きく低下するという
問題があった。
で、冷媒HFC134aまたはHFC152aと相溶性
を有し、かつ冷媒圧縮機に使用した場合、潤滑性か良好
で構成部品に支障を生じさす、耐久性を向上させること
のできる冷凍機油組成物を提供することを目的とする。
て、(B)ナフテン系鉱油、パラフィン系鉱油およびア
ルキルベンゼン合成油の中の少なくとも一種の油か混合
され、前記(A)成分と前記(B)成分とが(A)
: (B) −1: l〜9:1の割合で混合され
たことを特徴としている。
34aと溶解性を有するもので、このエステル系油と混
合する(B)成分の油は、吸湿性の低いナフテン系鉱油
、パラフィン系鉱油およびアルキルベンゼン合成油の中
の少なくとも 1種であり、2種以上を混合して用いて
もよい。
は(A) : (B) −1: 1〜9:1の割
合である。
C134aとの相溶性が低下し、全体量の9割を超える
と(B)成分であるナフテン系鉱油、パラフィン系鉱油
およびアルキルベンゼン合成油の中の少なくとも 1種
の油の量が少なくなるため、これらの有する特性、すな
わち吸湿性の低減効果が充分に発揮されない。
ン系鉱油単独の場合、混合割合はl:1がより好ましく
、HFC134aとの相溶性および摩耗量ともに優れ
た結果が得られる。
とナフテン系油とをl二9〜9:1種度の割合で混合す
る組合せが例示され、(B)成分の3種すべてを混合す
る場合は、たとえば、ナフテン系鉱油:パラフィン系鉱
油:アルキルベンゼン合成油−1: l: o、i
や、l: l: lなどの割合で混合して(B)成
分を調製する。
系、リン系、ハロゲン系の極圧添加剤、もしくは耐摩耗
性向上剤や酸化防止剤、耐熱性向上剤、腐食防止剤、消
泡剤などを含んでもよい。、(作 用) 本発明の冷凍機油組成物におけるエステル系油は、HF
C134aまたはHFC152aと溶解性を有するもの
で、冷凍機油としての溶解性を確保する。
ンゼン合成油は吸湿性が低く、冷凍機油の吸水量を減少
させ、さらにナフテン系鉱油やアルキルベンゼン合成油
は環状化合物であるため、潤滑性の向上に寄与する。
吸水量の変化を第2図に示す。
する)と鉱油との比率がA:鉱油−0:100〜100
: 0まで変化するときの混合割合を示し、縦軸は各
混合比率での吸水量を示している。
が100%の場合)より、これに鉱油を混合することに
よって、吸水量が大きく減少することがわかる。
あるが、その反面HFCI(4aとの溶解性が低下して
冷媒圧縮機には使用できなくなる。
合することにより、HFC134aとの相溶性を維持し
つつ、かつ吸湿性を低減することができる。
ンスラッジを減少させ、本発明における(B)成分に含
まれる環状化合物によって潤滑性を保つことができる。
圧縮機の構成部品の劣化を防止し、良好な性能の維持、
耐久性の向上を図ることができる。
鉱油とをl:lの割合で混合し、HFC134a用冷凍 この冷凍機油を、第1図に示した冷媒圧縮機に封入し、
冷媒としてHFC134a (三井・デュポンフロロ
ケミカル観社製)を使用して、25℃における1000
時間の運転を行った。
、さらには冷凍機油そのものについて調べたところ、す
べてについて異常はなく、非常に良好であることが判明
した。
出弁におけるカーボンスラッジもほとんど認められなか
った。
冷凍機油、金属材における潤滑性を評価した。
挾み込み、■−ブロック32の締め付けによる荷重を一
定の値に設定し、シャフト31の回転を29Orpmに
して冷媒を吹込み、温度調節を行いながら、一定時間の
摩耗量を調べるものである。
をl=1としたこの実施例によるHFC134a用冷凍
機油は、摩耗量が10−gであった。この摩耗試験の結
果を第4図に示す。
鉱油とを9:1の割合で混合し、HFC134a用冷凍
機油を調製した。
冷媒としてlPCl34a (三井・デュポンフロロ
ケミカル観社製)を使用して、25℃における1000
時間の運転を行った。
、さらには冷凍機油そのものについて調べたところ異常
はなく、非常に良好であることが判明した。
におけるカーボンスラッジもほとんど認められなかった
。
機油、金属材における潤滑性を評価した。
トの摩耗量は27Bであった。この摩耗試験の結果を第
4図に示す。
油および分子量200〜400のアルキルベンゼン合成
油とを2: 2: lの割合で混合しRPC134
a用冷凍機油を調製した。
実施例1と同一条件で運転し、運転終了後の各部材、冷
凍機油の品質を調べた。その結果は、上述した実施例の
結果と同様に非常に良好であった。
実施例の3種の油を混合した冷凍機油を用いた場合のシ
ャフトの摩耗量は10mgであった。
鉱油およびアルキルベンゼン合成油とをそれぞれにおい
て混合割合を変化させ、冷凍機油を調製した。
因に示す。第5図において、パラフィン系鉱油、ナフテ
ン系鉱油およびアルキルベンゼン合成油をB成分として
示し、パラフィン系鉱油のみを混合した結果は実線、ナ
フテン系鉱油のみを混合した結果は点線、そしてアルキ
ルベンゼン合成油のみを混合した結果は二点鎖線で表し
た。
相溶性を調べた。相溶性の試験は、シールドチューブに
冷媒と上述した冷凍機油5mlとを液体状態で封じ込み
、25℃における両者の混ざり具合を目視検査で確認す
るという方法で行った。
に示した。点数の高いほど相溶性に優れていることを表
している。第6図においても、第5図と同様にパラフィ
ン系鉱油の結果は実線、ナフテン系鉱油の結果は点線、
アルキルベンゼン合成油の結果は二点鎖線で表した。
1の混合割合で充分な相溶性を示し、エステル系油とナ
フテン系鉱油との組合せおよびエステル系油とアルキル
ベンゼン合成油との組合せでは、エステル系油が7〜8
割を占める混合割合のとき良好な相溶性が得られた。
Cl34a (三井・デュポンフロロケミカル■製)
を使用した冷媒圧縮機を用い、実施例1と同一条件で1
000時間の運転を行った。
結果、モーターコイルの電線被覆材および絶縁紙、さら
には冷凍機油そのものの劣化など種々の品質劣化が認め
られ、圧縮機構における摺動部材の摩耗も著しく、吐出
弁にはカーボンスラッジが認められた。
、摩耗量は30Bと実施例1の3倍に達していた。この
結果を第4図に実施例の結果と併せて示す。
HFC134a (三井・デュポンフロロケミカル■
製)を使用した冷媒圧縮機を用い、実施例1と同一条件
で1000時間の運転を行い、摩耗試験を行った。
良好で摩耗量は8mgと低い値であったが、HFC13
4aとの相溶性が低いため、運転時に油戻りの不良が生
じ、構成部品の品質劣化が認められ、耐久性は低下して
いた。
ルキレングリコール油のみを使用し、冷媒にHFC13
4a (三井・デュポンフロロケミカル観製)を使用
した冷媒圧縮機を用い、実施例1と同一条件で1000
時間の運転を行い、摩耗試験を行った。
著しく、構成部品の品質劣化が認められ、信頼性の低い
ものであった。摩耗試験の結果を第4図に示す。
て、エステル系油に対して、ナフテン系鉱油、ハラフィ
ン系鉱油およびアルキルベンゼン合成油の中の少なくと
も一種を所定の割合で混合するこ5とにより、冷媒HF
C134aとの相溶性および潤滑性を向上させ、冷媒圧
縮機の耐久性を向上させることができた。
テン系鉱油、パラフィン系鉱油およびアルキルベンゼン
合成油の中の少なくとも一種を混合することにより、冷
媒HFC134aとの相溶性を有し、かつ吸湿性か低い
冷凍機油組成物を得ることかできる。
34a用冷媒圧縮機に最適であり、耐久性並びに信頼性
の向上を図ることができる。
混合割合の変化に伴う吸水量の変化を示す図、第3図は
摩耗試験機の断面図、第4図は摩耗試験結果を示す図、
第5図は冷凍機油の混合割合を変化させたときの摩耗量
の変化を示す図、第6図は冷凍機油の混合割合を変化さ
せたときの冷媒HFC134aとの相溶性の変化を示す
図である。 1・・・ケーシング、2・・・ステータ、3・・・ロー
タ、4・・・モータ機構、5・・・圧縮機構、6・・・
供給管、7・・・吐出管、8・・・シャフト、9・・・
軸受、10・・・シリンダ、11・・・サブベアリング
、12・・・クランク、13・・ローラ、14・・・ブ
レード、15・・・スプリング、20・・冷凍機油、3
1・・・シャフト、32・・・V−ブロック。 出願人 株式会社 東芝
Claims (1)
- (1)(A)エステル系油に対して、 (B)ナフテン系鉱油、パラフィン系鉱油およびアルキ
ルベンゼン合成油の中の少なくとも一種の油が混合され
、 前記(A)成分と前記(B)成分とが (A):(B)=1:1〜9:1の割合で混合されたこ
とを特徴とする冷凍機油組成物。
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- 1990-05-11 JP JP12269690A patent/JP3012889B2/ja not_active Expired - Fee Related
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