JPH04183542A - 被組み立て物への部品組み立て設備 - Google Patents

被組み立て物への部品組み立て設備

Info

Publication number
JPH04183542A
JPH04183542A JP2309379A JP30937990A JPH04183542A JP H04183542 A JPH04183542 A JP H04183542A JP 2309379 A JP2309379 A JP 2309379A JP 30937990 A JP30937990 A JP 30937990A JP H04183542 A JPH04183542 A JP H04183542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
path
pallet
assembly
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2309379A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Kiuchi
木内 尚之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP2309379A priority Critical patent/JPH04183542A/ja
Publication of JPH04183542A publication Critical patent/JPH04183542A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば自動車の車体にドアサブやエンジン
、ミッ7ョンなど各種部品を組み立てるのに使用される
被組み立て物への部品組み立て設備に関するものである
従来の技術 従来、可動体の一例である台車を利用した車体への部品
組み立て設備としては、たとえば特開昭57−2094
58号公報に見られる構成が提供されている。この従来
形式では、キャリアを無端のキャリア軌道上で走行自在
とし、かつ無端経路の複数箇所に作業部を設けている。
そしてキャリア上に車体を載せ、このキャリアを無端経
路上で走行させなから車体に対して各種部品の組み立て
を行い、その後にキャリアから車体を卸していた。各種
の部品は、無端経路の側方に配設した部品棚から取り出
され、そして組み立てに使用される。
発明か解決しようとする課題 上記の従来形式によると、作業者は、部品を運ぶために
部品棚とキャリアとの間を何度も往復しなければならず
、多大な労力を必要とする。さらにキャリアで搬送する
車体は種々であり、かつ順序が乱れることもあって誤部
品の組み立てが生しやすい。しかも各種部品の補充は循
環経路のほぼ全長において行わねばならず、多大な時間
が必要であるとともに面倒である。さらに別の場所に設
けた部品組み立てラインで組み立てた部品を循環経路の
部分まで搬送しなければならず、全体の自動化は行えな
い。また、たとえば無端経路を蛇行状に形成したとき、
平行経路部間のピッチは部品棚の存在により広いものと
なり、設備全体をコンパクトに集約的にまとめ難い。
本発明の目的とするところは、作業者の歩行距離を殆ど
なくした状態で各種部品の供給は容易にかつ正確に行え
るとともに、種々形式の被組み立て物の順序の乱れに迅
速に対処し得、しかも部品自体の組み立てと被組み立て
物に対する部品の組み立てとを一貫して自動的に行え、
さらに設備全体をコンパクトにまとめ得る被組み立て物
への部品組み立て設備を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本第1発明の被組み立て物
への部品組み立て設備は、被組み立て物を支持搬送する
可動体を設け、この可動体が移動する組み立てラインに
沿って、組み立て用の部品を支持したパレットの搬送装
置を配設し、この搬送装置の終端部近辺にパレット上の
部品を可動体に移す受け渡し装置を設け、前記搬送装置
の上手に部品段取部を設け、この部品段取部を、上位組
み立て経路部と下位戻し経路部とを有しかつ両経路部の
始終端間に昇降経路部を有する環状経路と、この環状経
路上で移動自在な多数の台車と、前記上位組み立て経路
部の終端に達した台車からの実パレットを受け取ってス
トレージしかつ前記搬送装置の始端に供給可能なストレ
ージ装置とにより構成し、前記搬送装置の終端の空パレ
ットを前記下位戻し経路部の始端に渡す戻し装置を設け
ている。
そして本第2発明の被組み立て物への部品組み立て設備
は、多数の可動体を、上位作業経路部と下位復帰経路部
とを膏しかつ両経路部の始終端間に昇降経路部を何する
循環経路上で移動自在として組み立てラインを構成し、
この組み立てラインに沿って、組み立て用の部品を支持
したパレットの搬送装置を配設し、この搬送装置の終端
部近辺にパレット上の部品を可動体に移す受け渡し装置
を設け、前記搬送装置の上手に部品段取部を設け、この
部品段取部を、上位組み立て経路部と下位戻し経路部と
を有し−かつ両経路部の始終端間に昇降経路部を有する
環状経路と、この環状経路上で移動自在な多数の台車と
、前記上位組み立て経路部の終端に達した台車上からの
実パレットを受け取ってストレージしかつ前記搬送装置
の始端に供給可能なストレージ装置とにより構成し、前
記搬送装置の終端の空パレットを前記下位戻し経路部の
始端に渡す戻し装置を設け、前記上位作業経路部の始終
端部にそれぞれ被組み立て物の移載装置を設けている。
作用 上記した本第1発明の構成によると、上位組み立て経路
部で台車を走行させながら、この台車上に載置したパレ
ットに対して各種部品の組み立てを行える。その際に組
み立ては、作業者が台車に乗り込んだ状態で行える。そ
して上位組み立て経路部の終端に達した台車上から実パ
レットが卸さし、コの実パレットはストレージ装置に順
次ストレージされる。ストレージされている実パレット
は順次取り出されて搬送装置の始端に渡され、下手へと
搬送される。その際に、組み立てラインでの被組み立て
物の流れに合わせて、この被組み立て物の形式に対応し
た部品をセット化してなる実パレットを搬送装置で搬送
し、そして受け渡し装置によりパレット上の部品を可動
体に積み込むことで、対応した被組み立て物と部品とを
積み込んでなる可動体を組み立てラインで移動させ得る
これにより空になったパレットは、戻し装置により下位
戻し経路部の始端に対向した位置にまで戻され、そして
上位組み立て経路部で空になって昇降経路部を下降して
きた台車上に移つされたのち戻し搬送される。
また上記した本第2発明の構成によると、平行部を上下
方向とした循環経路上で可動体を移動させるとともに、
隣接した上位作業経路部の端部に位置した可動体間で移
載装置により被組み立て物を移すことによって、上位作
業経路部を密に平行させた状態で複数の組み立てライン
を配設し得るとともに、被組み立て物を蛇行状に搬送し
ながら所期の組み立てを行える。
実施例 以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
  。
第1図、第2図、第4図において1は循環経路で、上位
作業経路部2と下位復帰経路部3とを有し、かつ両経路
部2,3の始終端間に第1昇降経路部4と第2昇降経路
部5を有し、この循環経路1上で走行自在な可動体の一
例である多数の搬送台車6が設けられる。
すなわち搬送台車6は、下部に多数の車輪7を有し、そ
して上部には被組み立て物の一例である車体8の支持部
9が中央に設けられ、また残部は作業者が乗り込み自在
な作業部lOとなる。床面11上には上位レール12が
敷設され、この上位レール12に車輪7を載置させるこ
とで搬送台車6は上位作業経路部2上で走行自在となる
。また床下に形成したトンネル部13内には下位レール
14が敷設され、この下位レール14に車輪7を載置さ
せることで搬送台車6は下位復帰経路部3上で走行自在
となる。両昇降経路部4,5のうち、一端側の第1昇降
経路部4には、たとえばパンタグラフ機構からなる昇降
装置15を介して昇降台1Bが設けられ、この昇降台1
6上には両レール12.14に接続分離自在な中継レー
ル17が設けられる。また他端側の第2昇降経路部5に
も同様に、昇降装置!8、昇降台19、中継レール20
が設けられる。
前記上位作業経路部2の始端部に沿って、組み立て用の
部品の一例であるドアサブ21を支持したパレット22
の搬送用コンベヤ(搬送装置の一例)23が配設される
。この搬送用コンベヤ23はたとえばベルトコンベヤか
らなり、その始端部に実のパレット22が投入される。
この実のパレット22には、上位作業経路部2での車体
8の流れに合わせて、この車体8の形式に対応したドア
サブ21がセット化して支持されている。
前記搬送用コンベヤ23と上位作業経路部2の始端部と
の間に、パレット22上のドアサブ21を搬送台車6の
支持部9上に移すロボット形式の受け渡し装置24が設
けられる。
前記搬送台車6が移動する循環経路1などにより一つの
組み立てライン25を形成し、このような組み立てライ
ン25を複数並設することで組み立て設備26が構成さ
れる。その際に隣接した組み立てライン25間では、上
位作業経路部2での走行方向を逆方向に設定しである。
また台車6群の走行は、モータ、チェノ、ローラなどを
使用した各種の駆動装置により、後押し形式や牽引形式
などで甲状に行われる。
各組み立てライン25において上位作業経路部2の一端
部の上方間に亘って第1移載装置27が設けられる。こ
の第1移載装置27は、たとえば機枠28に案内される
昇降体29と、この昇降体29側にライン間方向で走行
自在に設けた走行体30と、この走行体3θに設けたク
ランプ式のハンガ装置31などから構成される。同様に
、上位作業経路部2の他端部上方間に亘って第2移載装
置32が設けられ、この第2移載装置32も機枠28、
昇降体29、走行体301ハンガ装置31などから構成
される。
第1図、第3図、第4図において、前記搬送用コンベヤ
23の上手に部品段取部35が設けられる。
この部品段取部35は、上位組み立て経路部36と下位
戻し経路部37とを有しかつ両経路部3G、 37の始
終端間に第1昇降経路部38と第2昇降経路部39を形
成した環状経路40を有し、この環状経路40上で走行
自在な多数の組み立て台車41が設けられる。
この組み立て台車41は、下部に多数の車輪42を宵し
、そして上部にはパレット22の支持部43とケース載
置部44とが設けられる。支持部43は中央に設けられ
、またケース載置部44は周辺の複数箇所に設けられ、
残部は作業者が乗り込み自在な作業部45となる。そし
てケース載置部44に対して部品ケース4Bか積み込ま
れる。床面11上には上位レール47が敷設され、この
上位レール47に車輪42を載置させることで組み立て
台車41は上位組み立て経路部3B上で走行自在となる
。また床下に形成したトンネル部48内には下位レール
49が敷設され、この下位レール49に車輪42を載置
させることで組み立て台車41は下位戻し経路部37上
で走行自在となる。両昇降経路部38.39のうち、一
端側の第1昇降経路部38には、たとえばパンタグラフ
機構からなる昇降装置50を介して昇降台51が設けら
れ、この昇降台51上には両レール47.49に接続分
離自在な中継レール52が設けられる。また他端側の第
2昇降経路部39にも同様に、昇降装置53、昇降台5
4、中継レール55が設けられる。
さらに部品段取部35には、前記上位組み立て経路部3
Bの終端に達した組み立て台車41からの実のパレット
22を受け取ってストレージしかつ前記搬送用コンベヤ
23の始端に供給可能なストレージ装置60が設けられ
る。すなわちストレージ装置60は、第2昇降経路部3
9の一ピツチ上手において組み立て台車41上から実の
パレット22を持ち上げる持ち上げ装置61と、この持
ち上げ装置61からの実のパレット22を受け取って順
次下手側にストレージするストレージ用コンベヤ62と
、このストレージ用コンベヤ62からの実のパレット2
2を下送して搬送用コンベヤ23の始端に供給する供給
装置63とから構成され、そしてストレージ用コンベヤ
62の下方に通路64を形成している。
前記部品段取部35の上手側に自動倉庫70が設けられ
る。すなわち自動倉庫70は、上下方向ならびに横方向
に多数の収納部71を区画形成した一対の棚72と、両
種72間において一定経路73上を走行自在な出し入れ
装置74などから構成される。出し入れ装置74は、レ
ールなどに支持案内される走行機体75と、この走行機
体75から立設したポスト76に案内される昇降台77
と、この昇降台77に横方向出退自在に設けた出し入れ
具(フォーク)78などから構成され、走行動と昇降動
と出退勤との組み合わせ動作により、目的とする収納部
71との間で部品ケース46の受け渡しを行う。各部品
ケース46には、この自動倉庫70に対応した上位組み
立て経路部36で使用される部品や固定具がセット化し
て入れられている。
前記自動倉庫70側で上位組み立て経路部36の端部両
側方から第1昇降経路部38の両側方に亘って部品供給
部80とケース回収部83とが設けられる。
この部品供給部80はコンベヤ81と積み込みロボット
82により構成され、またケース回収部83はコンベヤ
84と回収ロボット85により構成されている。
前記搬送用コンベヤ23から通路G4の下方間に亘では
、この搬送用コンベヤ23の終端で空になったパレット
22を前記下位戻し経路部37の始端に渡す戻しコンベ
ヤ(戻し装置の一例)90が設けられる。
すなわち戻しコンベヤ90はベルトコンベヤ形式であっ
て、その始端と前記搬送用コンベヤ23の終端との間に
は移載装置91が設けられる。この移載装置91は、前
述と同様の昇降装置92、昇降台93、ならびに移載コ
ンベヤ94などから構成される。そして戻しコンベヤ9
0の終端を前記第2昇降経路部33に対向させている。
上記の実施例によると、たとえばトラックなどにより運
びこまれた部品群は仕分は場所において各組み立てライ
ン25に対応して仕分けられ、そして部品ケース4Bに
納められたのち、対応する自動倉庫70の収納部7Iに
入れられる。前記部品段取部35において、第1昇降経
路部3gにおける上昇した昇降台5Iの中継レール52
上には空の組み立て台車41が位置しており、そして中
継レール52は上位レール47に接続している。また自
動倉庫70においては、出し入れ装置74の作動によっ
て目的とする複数の部品ケース4Bが部品供給部80の
コンベヤ81上に取り出されている。これらコンベヤ8
1上の部品ケース48は、積み込みロボット82により
組み立て台車41の所定のケース載置部44に積み込ま
れる。
このようにして部品ケース46を積み込んだ組み立て台
車4Iは走行され、中継レール52から上位レール47
に移ることで上位組み立て経路部36を走行することに
なる。そして上位組み立て経路部3Bの始端部で停止し
た組み立て台車41のパレット22に対してドアサブ2
1の積み込みが、ロボット形式の移載装置や手動作業に
より行われる。そして組み立て台車41を上位組み立て
経路部3G上で走行させながら、ドアサブ21に対する
組み立て作業が遂行される。この組み立て作業は、組み
立て台車41上の作業者が部品ケース46内の部品や固
定具(ボルトなど)を取り出すことで行え、作業者は作
業部45上での歩行のみとなる。このようにして一つの
上位組み立て経路部36での組み立て作業を終えたドア
サブ21は、終端において持ち上げ装置61によりパレ
ット22とともに持ち上げられる。これにより空になっ
た組み立て台車41は、第2昇降経路部39において昇
降台54とともに上昇した中継レール55に乗り移り、
そして昇降台54の下降により第2昇降経路部39を介
してトンネル部48内に入る。昇降台54が下降限に達
することで下位レール49に中継レール55が接続し、
したがって組み立て台車41は下位戻し経路部3フを上
位とは逆方向に走行し得る。
そして組み立て台車41は第1昇降経路部38の昇降台
51上に乗り移り、この昇降台51の上昇により最初の
位置に戻り、まず回収ロボット85により空の部品ケー
ス4Bのコンベヤ84上への回収が行われ、次いで積み
込みロボット82によりコンベヤ81上の新たな部品ケ
ース4Bの供給を受ける。
前述したようにして持ち上げ装置61により持ち上げら
れた実のパレット22はストレージ用コンベヤ62に渡
され、そしてストレージ用コンベヤ82によって順送り
され、かつストレージされる。次いで終端部に達したも
のから供給装置B3により取り出され、搬送用コンベヤ
23の始端に供給される。
そして搬送用コンベヤ23上のドアサブ21は、予め設
定された車体8の組み立て順序に基づいて搬送されてお
り、同期状に移動しながらパレット22上のドアサブ2
1が受け渡し装置24により搬送台車6へと渡され、自
動的に組み立てられる。
ここで循環経路1側では、第1昇降経路部4における上
昇した昇降台16の中継レール17上には空の搬送台車
6が位置しており、そして中継レール17は上位レール
!2に接続している。この搬送台車6は走行され、中継
レール17から上位レール12に移ることで上位作業経
路部2を走行することになる。そして上位作業経路部2
の始端部で停止した台車6に対して車体8の積み込みが
行われる。すなわち第1移載装置27の走行体30が搬
送台車6の上方で停止され、車体8を支持してなるハン
ガ装置31を昇降体29とともに下降して、その車体8
を支持部9に積み付ける。なお最初の積み付けはフォー
ク機能を有する自走台車などで行ってもよい。
そしてハンガ装置31を昇降体29とともに上昇して退
避させた状態で搬送台車6を上位作業経路部2上で走行
させながら、車体8に対するドアサブ21の組み立て作
業が自動的に遂行される。この組み立て作業はロボット
などにより自動的に行われる。
このようにして一つの上位作業経路部2での組み立て作
業を終えた車体8は、終端において第2移載装置32に
より持ち上げられる。これにより空になった搬送台車6
は、第2昇降経路部5において昇降台19とともに上昇
した中継レール20に乗り移り、そして昇降台19の下
降により第2昇降経路部5を介してトンネル部13内に
入る。昇降台19が下降限に達することで下位レールI
4に中継レール20が接続し、したがって搬送台車6は
下位復帰経路部3を上位側とは逆方向に走行し得る。そ
して台車6は第1昇降経路部4の昇降台16上に乗り移
り、この昇降台16の上昇により最初の位置に戻る。
このように、組み立てライン25での車体8の流れに合
わせて、この車体8の形式に対応したドアサブ21をセ
ット化してなるパレット22を搬送用コンベヤ23で搬
送することで、対応した車体8とドアサブ21とを積み
込んでなる台車6を組み立てライン25で移動させ得る
なお搬送用コンベヤ23の終端に達した空のパレット2
2は、移載装置31により戻しコンベヤ90の始端に供
給され、そして戻しコンベヤ90により搬送されたのち
第2昇降経路部39で下降している空の組み立て台車4
1に積み込まれ、下位戻し経路部37を搬送される。
上述した組み立てライン25に隣接した組み立てライン
25では流れが逆方向になっている。すなわち、上位作
業経路部2の終端部から第1昇降経路部4の昇降台16
上に乗り移った搬送台車6上に対して、第1移載装置2
7により車体8が持ち上げられる。そして空の搬送台車
6は昇降台16とともに下降したのち下位復帰経路部3
を走行し、第2昇降経路部5の昇降台19上に乗り移る
。次いで昇降台19の上昇により搬送台車6を上位作業
経路部2に対向させた状態で、前述したように第2移載
装置32により持ち上げてなる車体8を下降させて支持
部9に積み付ける。そしてハンガ装置31を上昇して退
避させた状態で台車6を上位作業経路部2上で走行させ
ながら、車体8に対するドアサブ21の供給ならびに組
み立て作業が遂行される。その後、上位作業経路部2の
終端部に達した台車6上から、第1移載装置27により
車体8が持ち上げられ、以て最初の状態になる。
このようにして、上位作業経路部2を密に平行させた作
業設備において車体8を蛇行状に移動させながら、側方
から供給されるドアサブ21の組み立てを行える。
上記実施例では可動体として台車6を示したが、これは
パレットとコンベヤとの組み合わせ形式、あるいはレー
ルに支持案内される自走台車形式(電車形式)なとてあ
ってもよい。また同様に搬送装置や戻し装置を自走台車
形式(リニア形式)としてもよい。
上記の実施例では部品としてドアサブ21を示したが、
これはエンジンとミッションあるいはバンパーとインパ
ネなどが考えられる。
発明の効果 上記構成の本第1発明によると、上位組み立て経路部で
台車を走行させながら、この台車上に載置したパレット
に対して各種部品の組み立てを行うことができ、これに
より各種部品の供給を容易にかつ正確に行うことができ
る。その際に組み立ては作業者が台車に乗り込んで行う
ことができ、これにより、台車上で全ての作業を行うこ
とができて歩行距離を短くして労力を軽減できる。そし
て上位組み立て経路部の終端に達した台車上から実パレ
ットを卸し、この実パレットをストレージ装置に順次ス
トレージできる。ストレージされている実パレットは順
次取り出されて搬送装置の始端に渡され、下手へと搬送
することができ、その際に、組み立てラインでの被組み
立て物の流れに合わせて、この被組み立て物の形式に対
応した部品をセット化してなる実パレットを搬送装置で
搬送し、そして受け渡し装置によりパレット上の部品を
可動体に積み込むことで、対応した被組み立て物と部品
とを積み込んでなる可動体を組み立てラインで移動させ
ることができる。これにより空になったパレットは、戻
し装置により下位戻し経路部の始端に対向した位置にま
で戻すことができ、そして上位組み立て経路部で空にな
って昇降経路部を下降してきた台車上に移つしたのち戻
し搬送することができる。これにより全体の自動化を容
易に実現できる。
また本第2発明の構成によると、平行部を上下方向とし
た循環経路上で可動体を移動させるとともに、隣接した
上位作業経路部の端部に位置した可動体間で移載装置に
より被組み立て物を移すことで、上位作業経路部を密に
平行させた状態で組み立てラインを配設することができ
るとともに、被組み立て物を蛇行杖に搬送しながら所期
の組み立てを行うことができ、設備全体をコンパクトに
集約的にまとめることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は要部の一部切
り欠き平面図、第2図は同車体搬送部の一部切り欠き側
面図、第3図は同部品段取部の一部切り欠き側面図、第
4図は全体の概略平面図である。 1・・循環経路部、2・・上位作業経路部、3・・下位
復帰経路部、4・・第1昇降経路部、5・・第2昇降経
路部、6・拳搬送台車(可動体)、8・・車体(被組み
立て物)、9・・支持部、16゜19 ・・昇降台、2
1・・ドアサブ(部品)、22・・パレット、23・・
搬送用コンベヤ(搬送装置)、24・・受け渡し装置、
25@・組み立てライン、27・・第1移載装置、32
・・第2移載装置、35・・部品段取部、36・・上位
組み立て経路部、37・拳下位戻し経路部、38・・第
1昇降経路部、39@・第2昇降経路部、40・・環状
経路、4111@組み立て台車、46・・部品ケース、
51,54 ・・昇降台、BO・・ストレージ装置、6
2・拳ストレージ用コンベヤ、70・・自動倉庫、74
・−出し入れ装置、90・・戻しコンベヤ(戻し装置)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被組み立て物を支持搬送する可動体を設け、この可
    動体が移動する組み立てラインに沿って、組み立て用の
    部品を支持したパレットの搬送装置を配設し、この搬送
    装置の終端部近辺にパレット上の部品を可動体に移す受
    け渡し装置を設け、前記搬送装置の上手に部品段取部を
    設け、この部品段取部を、上位組み立て経路部と下位戻
    し経路部とを有しかつ両経路部の始終端間に昇降経路部
    を有する環状経路と、この環状経路上で移動自在な多数
    の台車と、前記上位組み立て経路部の終端に達した台車
    からの実パレットを受け取ってストレージしかつ前記搬
    送装置の始端に供給可能なストレージ装置とにより構成
    し、前記搬送装置の終端の空パレットを前記下位戻し経
    路部の始端に渡す戻し装置を設けたことを特徴とする被
    組み立て物への部品組み立て設備。 2、多数の可動体を、上位作業経路部と下位復帰経路部
    とを有しかつ両経路部の始終端間に昇降経路部を有する
    循環経路上で移動自在として組み立てラインを構成し、
    この組み立てラインに沿って、組み立て用の部品を支持
    したパレットの搬送装置を配設し、この搬送装置の終端
    部近辺にパレット上の部品を可動体に移す受け渡し装置
    を設け、前記搬送装置の上手に部品段取部を設け、この
    部品段取部を、上位組み立て経路部と下位戻し経路部と
    を有しかつ両経路部の始終端間に昇降経路部を有する環
    状経路と、この環状経路上で移動自在な多数の台車と、
    前記上位組み立て経路部の終端に達した台車上からの実
    パレットを受け取ってストレージしかつ前記搬送装置の
    始端に供給可能なストレージ装置とにより構成し、前記
    搬送装置の終端の空パレットを前記下位戻し経路部の始
    端に渡す戻し装置を設け、前記上位作業経路部の始終端
    部にそれぞれ被組み立て物の移載装置を設けたことを特
    徴とする被組み立て物への部品組み立て設備。
JP2309379A 1990-11-14 1990-11-14 被組み立て物への部品組み立て設備 Pending JPH04183542A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2309379A JPH04183542A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 被組み立て物への部品組み立て設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2309379A JPH04183542A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 被組み立て物への部品組み立て設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04183542A true JPH04183542A (ja) 1992-06-30

Family

ID=17992298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2309379A Pending JPH04183542A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 被組み立て物への部品組み立て設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04183542A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008150205A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Shinmei Ind Co Ltd ストック装置
US20120069181A1 (en) * 2010-09-16 2012-03-22 Xue Li Object identification device, moving object controlling apparatus having object identification device, information presenting apparatus having object identification device, and spectroscopic image capturing apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008150205A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Shinmei Ind Co Ltd ストック装置
US20120069181A1 (en) * 2010-09-16 2012-03-22 Xue Li Object identification device, moving object controlling apparatus having object identification device, information presenting apparatus having object identification device, and spectroscopic image capturing apparatus
US9025027B2 (en) 2010-09-16 2015-05-05 Ricoh Company, Ltd. Object identification device, moving object controlling apparatus having object identification device, information presenting apparatus having object identification device, and spectroscopic image capturing apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS59128105A (ja) 荷役自動化物品集積の方法及び設備
CN111492109A (zh) 轨枕运输车
JP2000281209A (ja) 搬送装置
JPH0523931A (ja) 部品供給設備
JPH04183542A (ja) 被組み立て物への部品組み立て設備
JP2689185B2 (ja) 可動体使用の組み立て設備
CN112977235B (zh) 用于调度穿梭车的设备及系统
JPH08155761A (ja) 生産設備
JP4119544B2 (ja) 線材コイルの立体倉庫システム
JP4110283B2 (ja) 搬送台車
JPH04183540A (ja) 可動体使用の組み立て設備
JPH06156630A (ja) 自動倉庫
JPH0632409A (ja) 自動倉庫設備
JP2017128402A (ja) 自動倉庫および台車式搬送装置
JPH04183541A (ja) 可動体使用の組み立て設備
JPH04183538A (ja) 台車利用の組み立て設備
JPH04183539A (ja) 台車利用の組み立て設備
JP2616585B2 (ja) 搬送装置使用の組み立て設備
JPH04250941A (ja) 搬送装置使用の組み立て設備
JPH079851Y2 (ja) 部品組付作業ラインの搬送装置
CN211003246U (zh) 一种物料升降输送装置
CN221190095U (zh) 条状工件的仓储搬运系统
CN218023508U (zh) 一种货物搬运系统
CN218908563U (zh) 一种仓储系统
JP2712870B2 (ja) 搬送装置使用の組立て設備