JPH04183385A - 付着珪藻の生産方法 - Google Patents
付着珪藻の生産方法Info
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- JPH04183385A JPH04183385A JP2312367A JP31236790A JPH04183385A JP H04183385 A JPH04183385 A JP H04183385A JP 2312367 A JP2312367 A JP 2312367A JP 31236790 A JP31236790 A JP 31236790A JP H04183385 A JPH04183385 A JP H04183385A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
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- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、たとえばあわびやなまこなどの初期飼料と
して使用される付着珪藻の生産方法に関する。
して使用される付着珪藻の生産方法に関する。
従来の技術
従来、付着珪藻の生産方法としては、プラスチックの波
板を海水中に長い間装置して、自然に珪藻を着生させる
方法、施肥した水槽内に波板を入れて珪藻を付着させる
方法などがある。
板を海水中に長い間装置して、自然に珪藻を着生させる
方法、施肥した水槽内に波板を入れて珪藻を付着させる
方法などがある。
発明が解決しようとする課題
しかし、上記の方法では、十分な量の珪藻が付着するま
でに30〜50日の長期間を要し、また珪藻以外の生物
群が生長し、珪藻の生長を抑制したり、あわび等の幼生
の生長を妨官したりする。そこで、可能な限り飼料に適
した珪藻のみを短期間に付着板に付着させ、それにあわ
び等の幼生を着生・成長させる技術が要求されている。
でに30〜50日の長期間を要し、また珪藻以外の生物
群が生長し、珪藻の生長を抑制したり、あわび等の幼生
の生長を妨官したりする。そこで、可能な限り飼料に適
した珪藻のみを短期間に付着板に付着させ、それにあわ
び等の幼生を着生・成長させる技術が要求されている。
この発明の目的は、上記の要求を満たす付着珪藻の生産
方法を提供するものである。
方法を提供するものである。
課題を解決するための手段
この発明による付着珪藻の生産方法は、培養槽内に珪藻
付着用担体を入れ、種珪藻を入れた培養液を担体の表面
に流動させ、珪藻を担体に付着させて増殖させ、増殖し
た珪藻を担体から分離して収穫することを特徴とするも
のである。
付着用担体を入れ、種珪藻を入れた培養液を担体の表面
に流動させ、珪藻を担体に付着させて増殖させ、増殖し
た珪藻を担体から分離して収穫することを特徴とするも
のである。
培養液を担体の表面に流動させる方法には、担体は動か
さないで培養液を流動させる方法のほかに、担体を培養
液中で動かす方法および担体と培養液の両方を動かす方
法を含む。また、常に培養液を担体に接触させて流動さ
せても良いし、適当な間隔を置いて、培養液を担体に接
触させて流動させても良い。
さないで培養液を流動させる方法のほかに、担体を培養
液中で動かす方法および担体と培養液の両方を動かす方
法を含む。また、常に培養液を担体に接触させて流動さ
せても良いし、適当な間隔を置いて、培養液を担体に接
触させて流動させても良い。
作用
種珪藻を入れた培養液を担体の表面に流動させるので、
珪藻が短期間で生長する。培養槽内での培養なので、珪
藻だけを生長させることかでき、珪藻の分離も容易にで
きる。
珪藻が短期間で生長する。培養槽内での培養なので、珪
藻だけを生長させることかでき、珪藻の分離も容易にで
きる。
実施例
つぎに、この発明の実施例について、図面により具体的
に説明する。
に説明する。
図面は付着珪藻の生産方法および得られた珪藻の使用方
法の1例を示す工程図である。
法の1例を示す工程図である。
付着珪藻の生産方法は、培養液調製工程(1)、培養工
程(2)、珪藻剥離工程(4)、担体分離工程(5)の
順に行われる。必要に応じて、珪藻剥離工程(4)の前
に液抜き工程(3)が実施される。
程(2)、珪藻剥離工程(4)、担体分離工程(5)の
順に行われる。必要に応じて、珪藻剥離工程(4)の前
に液抜き工程(3)が実施される。
培養液調製工程(1〉では、培養液として海水を用い、
培養槽に培養液と珪藻付着用担体を入れてから培養槽内
を殺菌する。培養液の組成は公知のものでよく、必要に
応じて栄養塩が添加される。殺菌は公知の適宜な方法で
実施すればよい。
培養槽に培養液と珪藻付着用担体を入れてから培養槽内
を殺菌する。培養液の組成は公知のものでよく、必要に
応じて栄養塩が添加される。殺菌は公知の適宜な方法で
実施すればよい。
培養工程(2)では、殺菌終了後、種珪藻を入れ、担体
表面に液が流れる流動状態にする。
表面に液が流れる流動状態にする。
種珪藻は、たとえば海水からの分離培養で得ることかで
き、その方法は特に限定されない。
き、その方法は特に限定されない。
担体の材質は、プラスチック、鉱石などが使用できるか
、後述の珪藻の剥離・回収にはプラスチック製が好まし
い。担体の形状は任意であるが、粒状あるいは網状にす
ると、付着表面積が大きくでき、検光たりの珪藻生産性
を高くすることできる。
、後述の珪藻の剥離・回収にはプラスチック製が好まし
い。担体の形状は任意であるが、粒状あるいは網状にす
ると、付着表面積が大きくでき、検光たりの珪藻生産性
を高くすることできる。
珪藻は担体に付着して増殖するが、培養液を担体表面に
流動させるほうが珪藻の生長に良いので、担体表面に液
が流れる流動状態にする。
流動させるほうが珪藻の生長に良いので、担体表面に液
が流れる流動状態にする。
流動状態を得る方法には、例えば空気を送り込んで液流
れを作って培養液を循環させる方法かある。また、担体
を培養液中で動かして流動状態にしてもよい。しかし、
流速が大きすぎたり、担体か激しく動いたりすると、珪
藻か剥離して生長に好ましくないので、緩やかな流動状
態にする。このようにすれば、担体の表面に珪藻か付着
して短期間に増殖する。
れを作って培養液を循環させる方法かある。また、担体
を培養液中で動かして流動状態にしてもよい。しかし、
流速が大きすぎたり、担体か激しく動いたりすると、珪
藻か剥離して生長に好ましくないので、緩やかな流動状
態にする。このようにすれば、担体の表面に珪藻か付着
して短期間に増殖する。
液抜き工程(3)では、余分の培養液を取り除く。この
工程は珪藻濃度の高い懸濁液を得る必要かある場合に実
施される。
工程は珪藻濃度の高い懸濁液を得る必要かある場合に実
施される。
珪藻剥離工程(4)では、担体から珪藻を剥離する。こ
れは空気を吹き込んでその圧力で強い攪拌を行う方法、
超音波を発信して振動を与える方法などで容易に行うこ
とかできる。
れは空気を吹き込んでその圧力で強い攪拌を行う方法、
超音波を発信して振動を与える方法などで容易に行うこ
とかできる。
担体分離工程(5)では、担体と珪藻が分離される。担
体と珪藻の大きさには通常100倍以上の差があるので
、適当なふるいかフィルターにかけることにより簡単に
分離することができる。ここで分離された担体は培養液
調製工程(1)で再使用できるので経済的である。また
分離された珪藻の一部を培養工程(2)の種珪藻として
使用することもできる。
体と珪藻の大きさには通常100倍以上の差があるので
、適当なふるいかフィルターにかけることにより簡単に
分離することができる。ここで分離された担体は培養液
調製工程(1)で再使用できるので経済的である。また
分離された珪藻の一部を培養工程(2)の種珪藻として
使用することもできる。
上記の方法で生産された珪藻は、付着板への付着工程(
6)を経て、幼生の飼育工程(7)で使用される。
6)を経て、幼生の飼育工程(7)で使用される。
付着板への付着工程(6)では、担体分離工程(5)で
分離された珪藻を幼生給餌用付着板へ付着させる。
分離された珪藻を幼生給餌用付着板へ付着させる。
幼生の飼育工程(7)では、あわび等の幼生を幼生給餌
用付着板に着生させて生長させる。
用付着板に着生させて生長させる。
発明の効果
この発明の方法によると、培養槽内で、珪藻だけを担体
に付着させて、従来より短い期間で大量に培養でき、し
かも分離した珪藻を必要なときに必要な量だけ収穫し、
使用することかできる。
に付着させて、従来より短い期間で大量に培養でき、し
かも分離した珪藻を必要なときに必要な量だけ収穫し、
使用することかできる。
たとえば、分離した珪藻をあわび等の、幼生の飼料とし
て使用する場合は、珪藻を給餌用付着板に付着させて給
餌用に使用することができる。
て使用する場合は、珪藻を給餌用付着板に付着させて給
餌用に使用することができる。
このようにすると1〜2日の短期間で飼料の調整が可能
である。この飼料には珪藻以外の生物が付着していない
ので、生長に良いし、しかも幼生の量や生長の時期に合
わせて付着させる珪藻の量が調整できるので、幼生の飼
育管理が容易となり、幼生の生存率が高められる。
である。この飼料には珪藻以外の生物が付着していない
ので、生長に良いし、しかも幼生の量や生長の時期に合
わせて付着させる珪藻の量が調整できるので、幼生の飼
育管理が容易となり、幼生の生存率が高められる。
図面はこの発明の実施例を示す工程図である。
以上
Claims (1)
- 培養槽内に珪藻付着用担体を入れ、種珪藻を入れた培養
液を担体の表面に流動させ、珪藻を担体に付着させて増
殖させ、増殖した珪藻を担体から分離して収穫する付着
珪藻の生産方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2312367A JPH04183385A (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 付着珪藻の生産方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2312367A JPH04183385A (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 付着珪藻の生産方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04183385A true JPH04183385A (ja) | 1992-06-30 |
Family
ID=18028406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2312367A Pending JPH04183385A (ja) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | 付着珪藻の生産方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04183385A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002272310A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-09-24 | Japan Science & Technology Corp | 珪藻類の生産装置 |
-
1990
- 1990-11-16 JP JP2312367A patent/JPH04183385A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002272310A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-09-24 | Japan Science & Technology Corp | 珪藻類の生産装置 |
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