JPH04183328A - 移植用育苗ポット - Google Patents

移植用育苗ポット

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JPH04183328A
JPH04183328A JP2314748A JP31474890A JPH04183328A JP H04183328 A JPH04183328 A JP H04183328A JP 2314748 A JP2314748 A JP 2314748A JP 31474890 A JP31474890 A JP 31474890A JP H04183328 A JPH04183328 A JP H04183328A
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fertilizer
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seedlings
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Kaname Yamawaki
山脇 要
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、移植用育苗ポットに係り、詳しくは、育苗ポ
ットで育苗して成育せしめた苗木をそのまま育苗ポット
ごと移植して植樹に供することができる移植用育苗ポッ
トに関するものである。
〔従来の技術〕
建築資材、家具資材等人間の生活に不可欠な資材の供給
源となる植林は、基幹産業の一環として重要な分野を占
めているため、毎年植樹祭その他林業振興の行事が行わ
れている。
ところで、従来の植樹方法は、先ず種子を苗床に播種し
て所要期間(例えば杉の場合は約1年)育苗し、成育し
た苗木を苗床から掘り取って予定された林地の植樹箇所
に運搬し、約5cm〜8cIT1立方の穴を掘って1本
ずつ苗木を植付けたのち、植樹箇所の穴に覆土した土の
表面を足で踏み付けて、苗木が風雪の影響を受けて転倒
しないようにしていた。
ところが、予定された林地の植樹箇所は山間の傾斜地が
多いために、植付は作業が容易にできないうえ、覆土の
踏み付は作業も多年の経験を必要とする作業であって、
踏み付けが軽いと苗木が風雪に耐えられなくなって転倒
し、また踏み付けが強いと通気性が失われて活着が悪く
なるという不具合があり、更に苗床で成育した苗木を環
境の全く異なる林地に移植するため、苗木のストレスが
解消されず、その結果として馴化が妨げられて成育に支
障を来たす不具合があり、実際上植付けられた苗木の1
割が死活しているのが現状である。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上記のような現状に鑑み、従来の植樹方法の不
具合を一掃すべく創案されたものであって、その目的と
するところは、育苗過程においては、健苗を保持した状
態で育苗でき、移植時においては、予定された林地の植
樹箇所が山間の傾斜地のような苛酷な自然環境の条件下
であっても、苗木の植付は作業を容易に行うことができ
、植付は後に行う覆土の踏み付は作業も、苗木の転倒と
か土壌の通気性とかに気遣う必要がなく、単に覆土の表
面を軽く踏むのみで効率よく行うことができ、そのうえ
、環境が変化しても、苗木にストレスを与えない状態で
移植して、速やかに馴化させることができ、もって、死
活による苗木の無駄をなくすことができる移植用育苗ポ
ットを提供しようとするにある。
C課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するため、本発明が採用した第1の技術
手段は、段ボールを素材としてライナーが外壁の高さ方
向に並列される有底截頭円錐筒状の育苗ポット本体を組
立分解自在に形成すると共に、ラス加工紙を素材として
ラスを拡開してなるハニカム状の空間部に吸水性ポリマ
ーを添加した有機肥料、酵素類等の粉粒材を充填せしめ
て帯状の肥料体を形成し、上記育苗ポット本体の内周面
に肥料体を添設して構成したことを特徴とするものであ
る。
本発明が採用した第2の技術手段は、段ボールを素材と
してライナーが外壁の高さ方向に並列される円錐筒状ま
たは多角錐筒状の育苗ポット本体を組立分解自在に形成
すると共に、上記育苗ポット本体に吸水性ポリマーを添
加した有機肥料、酵素類等を含浸せしめて育苗ポットを
形成し、該育苗ポットの尖頭部を移植時の挿植部として
構成したことを特徴とするものである。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。
第1図ないし第9図は、第1実施例を示すものであって
、1は移植用育苗ポットで、該移植用育苗ポット1は、
段ボール2を素材として、ライナー2aが外壁Aの高さ
方向に並列されるように有底截頭円錐筒状に形成された
育苗ポット本体3と、ラス加工紙4を素材として、その
面域に切り込み形成された多数のラス4aをその長さ方
向と直交方向に拡開してハニカム状に形成された空間部
4bに、図示しない吸水性ポリマーを添加した有機肥料
、酵素類等の粉粒材を充填してなる帯状の肥料体5とを
構成部材として有し、上記育苗ポット本体3の内周面に
肥料体5を添設して構成されている。
上記育苗ポット本体3は、第4図に示すように外装用段
ボール2を扇状に截断した型紙によって形成されるが、
この際、ライナー2aが上縁円弧Rと所要間隔を存して
同芯上に描かれた中間円弧R′との間に形成された外壁
構成部Aの高さ方向に並列するように截断すると共に、
外壁構成部Aの一側に貼着用舌片2bが突成されるよう
に截断し、更に中間円弧R′と所要間隔を存して同芯上
に描かれた下縁円弧R“どの間に切り込み片2cが形成
されるように截断する。かくして、型紙の中間円弧R′
 を基準線として切り込み片2cをそれぞれ折曲すると
底壁Bが形成され、貼着用舌片2bに装着した両面テー
プ等の着脱自在な接着具を介して外壁構成部への他側縁
を接合接蓄すると、有底截頭円錐筒状の育苗ポット本体
3が形成される。
一方、肥料体5は第5図〜第7図に示すように、ラス加
工紙4を帯状形成し、その面域に切り込み形成された多
数のラス4aを、その長さ方向と直交方向に拡開してハ
ニカム状の空間部4bを形成すると共に、上記ラス加工
紙4を所要枚(10枚程度)重合し、ハニカム状の空間
部に段ボールの細断粒や木粉、モミガラ、けい藻土、落
葉等の有機粉粒体類と酵素粉粒体類に吸水性ポリマーを
添加して充填して形成する。そして、このように形成さ
れた肥料体5を育苗ポット本体3の内周面に添設すると
、移植用育苗ポット1が構成される。
なお、この場合の添設手段は、育苗ポット本体3を組立
形成する前の型紙の一面に予め肥料体5を接着させたも
のでもよく、育苗ポット本体3を組立形成したのち、そ
の内周面に添設したものであってもよい。
一方、第10図〜第12図は第2実施例を示すものであ
って、このものは段ボール2を素材として、ライナー2
aが外壁Aの高さ方向に並設されるように円錐筒状また
は多角錐筒状に形成された育苗ポット本体3に吸水性ポ
リマーを添加した有機肥料、酸素類等からなる液肥を含
浸させると共に、尖頭部6を植付時の挿植部として構成
したものである。また多角錐筒状に形成した場合は、三
角、六角、六角等角数を間はない。したがってこの実施
例のものでは移植用育苗ボット1を段ボール2のみで形
成したので、シンプル化した点に特徴がある。
なお、多角錐筒状の育苗、ポット本体3を形成するため
の型紙は第10図に示すように、段ボール2を扇状に裁
断形成してもよく、また第11図に示すように、段ボー
ル2を細長状に裁断したのち、これらを扇状に縫製して
補強したものであってもよい。
そして、このように構成された移植用育苗ボット1は、
段ボール2を素材としているため、液肥がコルゲート部
分2dとライナ一部材2aとの隙間から内部に浸透する
ので、万遍なく均一かつ一様に含浸させることができ、
したがって第1実施例の肥料体5と同様の吸肥力が得ら
れる。
次に斜上のように構成した本発明の作用について説明す
る。いま、移植用育苗ポット1内に土を入れ、潅水等の
所要の前処理をしたのち、種子を゛播種して所要期間(
杉の場合は約1年)育苗して苗木に成育させるのである
が、この場合第1実施例ものもでは、育苗ポット本体1
の内周面には吸水性ポリマーを添加した有機肥料、酵素
類等の粉粒材を充填してなる帯状の肥料体5が添設され
ており、また第2実施例のものでは、育苗ポット本体3
に上記肥料が含浸されているので、育苗ポット本体3内
の床上はその外周面が肥料に接触した状態で吸水保持と
肥料の持久性が図られているうえ、育苗ポット本体3は
段ボール本体2で形成されているものでありながら、そ
の外壁構成部Aは高さ方向に並列したライナー2aによ
って補強されているため、保水性、通気性、通水性およ
び耐熱耐寒性が得られ、健苗を保持した環境下で育苗さ
れて、第8図に示すような苗木に育成される。
この場合、育苗ポット本体3を着色して色分けしておけ
ば、育苗種別、育苗期間が容易に識別できるので、育苗
管理上都合がよい。
そして、所要期間育苗して成育した苗木は、移植用育苗
ボット1ごと予定された林地に運ばれて、第9図または
第12図に示すようにポットごと移植されるので、植樹
箇所が苛酷な自然環境の条件下であっても、苗木に環境
の変化によるストレスを与えることなく移植することが
でき、速やかに馴化させて成長させることができる。し
たがって、植付は作業の不手際による苗木の死活を未然
に防止することができる。また、植付けたのちに行われ
る植穴への覆土の踏み付は作業も、従来のように苗木の
転倒とか土壌の通気性とかに気遣うことなく、単に覆土
の表面を軽く踏むだけでよいので、植付は作業の未経験
者でも適正な植付けを容易かつ確実に行うことができる
そのうえ、移植用育苗ボット1は段ボール2で形成され
ているため、植付後は経時的に腐蝕して有機肥料となる
ので苗木の成長が一層促進される。
更に第2実施例のものでは、育苗経過で育苗ポット本体
3の尖頭部6が腐蝕するが、移植時に核部を同形のポッ
ト3′で第12図に示すように外嵌包覆すれば、移植箇
所が念頭料地の場合でも容易に植付けることができて都
合がよい。
〔発明の効果j これを要するに本発明は、段ボールを素材としてライナ
ーが外壁の高さ方向に並列される有底截頭円錐筒状の育
苗ポット本体を組立分解自在に形成すると共に、ラス加
工紙を素材としてラスを拡開してなるハニカム状の空間
部に吸水性ポリマーを添加した有機肥料、酵素類等の粉
粒材を充填せしめて帯状の肥料体を形成し、上記育苗ポ
ット本体の内周面に肥料体を添設して構成する一方、段
ボールを素材としてライナーが外壁の高さ方向に並列さ
れる円錐筒状または多角錐筒状の育苗ポット本体を組立
分解自在に形成すると共に、上記育苗ポット本体に吸水
性ポリマーを添加した有機肥料、酵素類等を含浸せしめ
て育苗ボットを形成し、該育苗ポットの尖頭部を移植時
の挿植部として構成したから、上記作用の説明によって
明らかなように、育苗過程においては、健苗を保持した
環境下で育苗することができ、また移植時には環境が変
化しても苗木にストレスを与えない状態で移植できて、
速やかに馴化させて成長させることができる終りではな
く、育苗ポットは段ボールを素材とした型紙で形成した
ので、廃材としての古紙でも消毒手段を施すことによっ
て有効に利用することができて、省資源化を図ることが
できると共に、上記育苗ポットは組立分解自在に形成し
であるため、運搬が極めて容易にでき、取扱いが便利で
ある等、幾多有用な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る移植用育苗ポットの一実施例を示す
ものであって、第1図は第1実施例を示す移植用育苗ポ
ットの全体斜視図、第2図は同上平面図、第3図は同上
縦断正面図、第4図は同上展開図、第5図は肥料体の正
面図、第6図はラス加工紙の正面図、第7図はラス加工
紙のラス拡開状態を示す正面図、第8図は育苗状態の斜
視図、第9図は移植状態の斜視図、第10図は第2実施
例を示す移植用育苗ポットの展開図、第11図は他の実
施例を示す同上展開図、第12図は同上移植状態を示す
斜視図である。 図中、1・・・移植用育苗ポット、3川育苗ポツト、4
・・・ラス加工紙、5・・・肥料体 である。 特許呂願人   山 脇  昇

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)段ボールを素材としてライナーが外壁の高さ方向
    に並列される有底截頭円錐筒状の育苗ポット本体を組立
    分解自在に形成すると共に、ラス加工紙を素材としてラ
    スを拡開してなるハニカム状の空間部に吸水性ポリマー
    を添加した有機肥料、酵素類等の粉粒材を充填せしめて
    帯状の肥料体を形成し、上記育苗ポット本体の内周面に
    肥料体を添設して構成したことを特徴とする移植用育苗
    ポット。
  2. (2)段ボールを素材としてライナーが外壁の高さ方向
    に並列される円錐筒状または多角錐筒状の育苗ポット本
    体を組立分解自在に形成すると共に、上記育苗ポット本
    体に吸水性ポリマーを添加した有機肥料、酵素類等を含
    浸せしめて育苗ポットを形成し、該育苗ポットの尖頭部
    を移植時の挿植部として構成したことを特徴とする移植
    用育苗ポット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5983566A (en) * 1997-11-06 1999-11-16 Enderlein; Jorg Container for growing and transplanting flowers and plants
CN110523330A (zh) * 2019-08-12 2019-12-03 河南省烟草公司平顶山市公司 一种苗盘基质混料装置
KR102591681B1 (ko) * 2022-08-31 2023-10-19 최지섭 친환경 골판지를 이용한 잘피 이식컵 및 이를 이용한 잘피 이식 방법

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JPS61201543U (ja) * 1985-06-07 1986-12-17

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