JPH0418257A - 振りかけ瓶の蓋構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、振りかけ瓶の蓋構造の閉口後のシール性・蓋
の保管用空間の低減・瓶詰め工程における蓋の取付は作
業の簡略化の改良に間するものである。

〈従来の技術〉 第６図及び第７図を参考にして説明する。従来の振りか
け瓶の蓋構造は、瓶１口に直接かぶせるアルミ製王冠６
、及びそのアルミ製王冠６にかぶせるプラスチック製蓋
５よりなり、アルミ製王冠６には振出し口６ａが予め開
けてあり、その振出し口６ａには粘着性シール７を貼っ
である。プラスチック製蓋５を使用する理由は、使用時
粘着性シール７を剥ぎ取ると、問いた振出し口６ａから
内容物に異物が混入したり、湿気が入ったりするのを防
止するためである。このことは、瓶詰め工程において、
アルミ製王冠６の供給、それの瓶ｌ口へ装着、次いてプ
ラスチック製ｆ５の供給・プラスチック製蓋５の装着の
４作業を必要とする。

また、アルミ製王冠６及びプラスチック製蓋５の保管空
間を必要とする。

さらに、店頭に陳列されたこの振りかけ瓶は、不心得者
が貼られた粘着性シール７を爪先で突くと穴が明き、内
容物の安全性が損なわれると言う問題点がある。

〈発明が解決しようとする課題〉 以上のようなことから、瓶詰め工程における蓋の装着作
業が簡単であって、振出し口のシール性がよく、しかも
店頭陳列中に振出し口を簡単に傷つけることが出来ない
蓋が求められている。

本発明は、上記：４Ｍを解決した振りかけ瓶の蓋構造を
提供することを目的としている。

く課題を解決するための手段〉 第１図乃至第５図を参考に説明する。上記目的を達成す
るために、第１の発明に係る振りかけ瓶の蓋構造は、振
りかけ瓶ｌにかぶせる振出し口２ａ付き樹脂製固定蓋２
及びその固定Ｍ２にかぶせて、振出し口２ａを封止する
樹脂製回動蓋３を一体的に成形したものであって、使用
前、振出し口２ａを固定蓋２に薄肉部２ｄを介して結合
された小量片２ｂで閉じてなるものである。

第２の発明は、第１の構成に薄肉部２ｄに代え、スリッ
ト２ｅと腕部２ｆによって形成された小蓋片２ｂに粘着
性シール４を貼ってなるものである。

く作用〉 上記のように構成された振りかけ瓶の蓋構造は、特に粘
着シール４・小蓋片２ｂを併用したものＵ、丈夫であっ
て、店頭陳列中に不心得者が爪先で突いて振出し口２ａ
ｌｔ開けることが困難となり、安全性が向上する。

使用時、粘着シール４・小蓋片２ｂを取去っても、回動
蓋３で振出し口２ａを完全に封止することが出来、異物
の混入・湿気の侵入を完全に防止することが出来る。

固定蓋２に回動蓋３をかぶせた状態で保管し、そのまま
瓶詰め工程に供給し、振りかけ瓶ｌに装着することが出
来、保管空間及びＨｔ／ｊめ作業量を低減することが出
来る。

〈実施例〉 実施例について第１図乃至第４図を参考に説明すると、
ｌはカップ状の振りかけ瓶、２は固定蓋、２ａはその固
定蓋２に開けた振出し口、２ｂは固定蓋２に一部結合さ
れた小蓋片であって、使用前、振出し口２ａを閉じるも
ので、第１図乃至第４図のものにおいては、薄肉部２ｄ
を介して小蓋片２ｂが形成されており、第５図のものに
おいては薄肉部２ｄに代え、スリット２ｅと腕部２ｆに
よって形成された小蓋片２ｂに粘着性シール４を貼っで
ある。３はその固定蓋２にかぶせて、振出し口２ａを封
止する樹脂製回動蓋であって、固定蓋２と回動蓋３とは
薄肉ヒンジ相当部３ａて一体的に結合されている。なお
、この蓋は樹脂の一部成影品であって、図では、固定蓋
２及び回動蓋３は蓋の一部に部分円の形に形成してあっ
て、回動蓋３はその部分円の弦を薄肉ヒンジ相当部３ａ
として回動させて開閉するようになってい、るが、この
形状に限定されるものではない。

ざらに詳繍に述べれば、回動蓋３を閉じた状態で、固定
蓋２と回動蓋３とは互いに密着し、振出し口２ａが完全
に封止され、また固定蓋２及び回動蓋３の対応する位置
にそれぞれ爪２Ｃ１留め３ｂを設けてあり、爪２Ｃに留
め３ｂが引掛か７て、止まるようになっている。

次に作用について説明する。

小蓋片２ｂ、又は粘着シール４及び小蓋片２ｂを取去っ
ても、回動蓋３を固定蓋２に押付けて密着させることが
が出来、回動Ｉ３で振出し口２ａを完全に封止すること
が出来るため、異物の混入、特に湿気の侵入を完全に防
止することが出来る。

固定蓋２に回動蓋３をかぶせた状態で保管し、且つその
まま瓶詰め工程に供給し、振りかけ瓶ｌに装着すること
が出来るため、保管空間及び瓶詰め作業量を低減するこ
とが出来る。

〈発明の効果〉 本発明は、以上説明したよう−に構成されているため、
従来のものに比して、異物混入、特に防湿さらに店頭で
の安全性の点で著しく改善され、しかも一体止されて嵩
が小さくなり、保管空間及び瓶詰め工程の作業量が減少
する等生産性も向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明の一実施例を示すもので、第
１図は回動蓋を開けた状態における垂直切断側面図、第
２図は一部切欠同上平面図、１］！３図は回動蓋を閉め
た状態を示す垂直切断側面図、第４図は同上平面図であ
る。第５図は本発明の他側を示すもので、回動蓋を間け
た状態における一部切欠垂直切断側面図である。第６図
は従来例における一部分解垂直切断側面図、第７図は同
上平面図である。 ｌ　　　　　　振りかけ瓶 ２　　　　　　固定蓋 ２ａ　　　　　　Ｓ出し口 ２ｂ　　　　　小蓋片 ２ｃ爪 ２ｄ　　　　　？１肉部 ２ｅ　　　　　スリット部 特 代 許 理 出 人 願人

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］振りかけ瓶（１）にかぶせる振出し口（２ａ）付
   き樹脂製固定蓋２及びその固定蓋２にかぶせて、振出し
   口（２ａ）を封止する樹脂製回動蓋（３）を薄肉ヒンジ
   相当部（３ａ）を介して一体的に成形してなり、使用前
   、振出し口（２ａ）を固定蓋（２）に薄肉部（２ｄ）を
   介して形成された小蓋片（２ｂ）で閉じてなる振りかけ
   瓶の蓋構造。 ［２］振りかけ瓶（１）にかぶせる振出し口（２ａ）付
   き樹脂製固定蓋（２）及びその固定蓋（２）にかぶせて
   、振出し口（２ａ）を封止する樹脂製回動蓋（３）を薄
   肉ヒンジ相当部（３ａ）を介して一体的に成形してなり
   、使用前、振出し口（２ａ）を固定蓋（２）にスリット
   部（２ｅ）と腕部（２ｆ）とで形成された小蓋片（２ｂ
   ）で閉じ、且つ固定蓋（２）に小蓋片（２ｂ）を覆う粘
   着性シール（４）を貼ってなる振りかけ瓶の蓋構造。