JPH0418201B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0418201B2
JPH0418201B2 JP61284882A JP28488286A JPH0418201B2 JP H0418201 B2 JPH0418201 B2 JP H0418201B2 JP 61284882 A JP61284882 A JP 61284882A JP 28488286 A JP28488286 A JP 28488286A JP H0418201 B2 JPH0418201 B2 JP H0418201B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluidized bed
fluidized
fluidizing gas
region
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61284882A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63140201A (ja
Inventor
Shizuo Kataoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takuma Co Ltd
Original Assignee
Takuma Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takuma Co Ltd filed Critical Takuma Co Ltd
Priority to JP28488286A priority Critical patent/JPS63140201A/ja
Publication of JPS63140201A publication Critical patent/JPS63140201A/ja
Publication of JPH0418201B2 publication Critical patent/JPH0418201B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、流動層形成領域の流動媒体層を該領
域下の流動化ガス噴出領域に流動化ガスを供給す
ることにより流動せしめ、前記流動層形成領域に
導いた伝熱管により熱回収を行わしめるよう構成
された流動層燃焼ボイラ装置等の流動層熱回収装
置において、流動層の負荷を制御するための方法
に関するものである。
(従来の技術) 例えば、流動層燃焼ボイラ装置にあつては、流
動層形成領域に砂、脱硫剤、灰等の固体粒子から
なる流動媒体層に設けて、これを該領域下の流動
化ガス噴出領域に流動化ガスたる加熱空気を供給
することにより流動せしめると共に、この流動層
に石炭、木屑、産業廃棄物等の燃料を供給して燃
焼させ、前記流動層形成領域に導いた伝熱管によ
り熱を回収して、その回収熱を所定の熱負荷部に
供給するようになされているが、一般に、負荷が
変動して設計定格負荷よりも減少した場合には、
流動媒体の流動速度が低下すると共に流動層高さ
も減少して、負荷変動に対する装置の調整幅つま
りターンダウンが制限されることになる。すなわ
ち、流動媒体の流動化適正速度範囲におけるター
ンダウンは35%程度であるが、通常は、流動媒体
による伝熱管の摩損を防止する観点から60〜70%
程度に抑えられていること、及び流動層温度も炉
内脱硫効率、窒素酸化物生成抑制、燃料の安定燃
焼、灰の溶融等を考慮して一定の温度範囲に制限
されていることから、充分なターンダウンを得る
ことができない。
そこで、従来からも、かかる問題を解消すべく
種々の流動層の負荷制御方法が提案されており、
一般に、流動媒体層を設けた流動層形成領域を仕
切板により区画すると共に、各区画領域の流動媒
体層部分に供給する流動化ガス量を各別に制御し
て、負荷変動に応じて流動化させる流動媒体層部
分を増減させることによつて流動層の負荷制御を
行わしめるようにした方法(以下「第1従来方
法」という。)、また流動層形成領域で発生した排
ガスの一部を負荷に応じて流動化ガス噴出領域に
循環させ、この循環排ガスを流動化ガスに混合さ
せて流動媒体層に供給するようにして、流動速度
を一定に維持することにより負荷を調整する方法
(以下「第2従来方法」という。)、さらに流動媒
体層の高さを負荷変動に応じて変化させる方法
(以下「第3従来方法」という。)が知られてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、第1従来方法では、流動媒体の流動に
よつて仕切板が摩損し易く、耐久性の面で問題が
ある。しかも、非流動状態にある流動媒体層部分
を負荷増大に伴い流動化させた場合、この流動媒
体層部分がこれに隣接する流動状態にある流動媒
体層部分と仕切板で分離されているため、新たな
流動層への火移りが迅速に行われず、急激な負荷
変動に対応し難いといつた問題がある。
また、第2従来方法では、排ガスを高圧の流動
化ガスと混合させるため、排ガスを循環させるた
めの循環フアンとしてかなり高圧のものが必要と
なり、電気代が嵩む等の問題がある。
さらに、第3従来方法は、流動媒体の抜き出
し、供給が極めて煩雑であり、実用的なものとは
いい難い。
本発明は、このような問題を解消して、ターン
ダウンを大幅にとることのできる流動層の負荷制
御方法を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の負荷制御方法及び負荷制御装置は、か
かる目的を達成すべく、前記した流動層熱回収装
置において、特に、流動化ガス噴出領域を複数の
単位噴出領域に区画することで流動層形成領域を
実質的に区画して、流動媒体の流動域を負荷変動
に応じて広狭変化させうるようにしたものであ
る。
すなわち、第1発明の方法は、流動化ガス噴出
領域を複数の単位噴出領域に区画し、この各単位
噴出領域に供給する流動化ガス量を各別に制御し
て、各単位噴出領域に対応する流動媒体層部分を
流動層若しくは流動しない非流動層に維持させ、
且つ流動層に隣接する非流動層には、それが流動
層への移行を開始しないものであつても、流動化
ガスの供給を停止することなく一定量の流動化ガ
スを供給し続けて、当該非流動層とこれに隣接す
る流動層との部分において、常時、流動媒体の移
動領域が形成されるようにするものである。
また、第2発明の方法は、上記第1発明の方法
において、非流動層を形成する場合に、非流動層
には流動化ガス供給を停止すると共に流動層形成
領域で発生する排ガスを一定量循環供給し続け
て、当該非流動層とこれに隣接する流動層との境
界部分において、常時、流動媒体の移動領域が形
成されるようにするものである。
(作用) 各単位噴出領域に供給する流動化ガス量を各別
に制御することによつて、流動層形成領域には、
各単位噴出領域に対応する各流動媒体層部分をす
べて流動層に若しくはその一部のみを流動層に形
成しておくことができる。後者の場合、他の流動
媒体層部分は流動化しない非流動層に維持され
る。
このように、流動化する領域を増減制御するこ
とにより、負荷変動に対処することができ、流動
層形成領域を仕切板で区画したと同様の効果を得
ることができる。
しかも、非流動層にはガスが全く供給されない
ようにするのではなく、所定量の流動化ガス又は
排ガスを供給するのであり、これによつて、当該
非流動層とこれに隣接する流動層との境界部分に
おいて、流動媒体の移動領域が形成される。すな
わち、かかる移動領域においては、流動媒体が流
動層域から非流動層域へと緩やかに流動している
ことから、流動層域から非流動層域へと拡散され
た流動媒体及び燃料が流動層域に戻され、適正な
燃焼が確保されると共に流動層の高さが維持され
る。したがつて、流動層が安定した流動状態に保
持されると共に、非流動層が適当な温度に維持さ
れることになり、負荷の増加により、当該非流動
層を流動化させる場合、その移行を円滑且つ良好
に行わしめることができ、新たな流動層への火移
りも迅速に行われて、急激な負荷変動にも良好に
対処することができる。
(実施例) 以下、本発明の構成を第1図〜第6図に示す実
施例に基づいて具体的に説明する。この実施例
は、本発明を流動層燃焼ボイラ装置に適用した例
に係る。
第1図において、1は流動層燃焼ボイラ、2は
流動層燃焼ボイラ1からエコノマイザ3、サイク
ロン4、電気集塵器5、排ガスにより流動化ガス
たる空気を加熱する加熱器6、誘引フアン7を経
て煙突8に至る排ガス排出路、9は押込フアン1
0から加熱器6、起動用熱風発生炉11を経過す
る流動化ガス供給路、12は電気集塵器5と加熱
器6との間において排ガス排出路2から分岐して
循環フアン13を経過する排ガス供給路である。
流動層燃焼ボイラ1にあつては、第1図及び第
2図に示す如く、ボイラ本体14の側壁14aに
石炭、木屑、産業廃棄物等の燃焼の供給口15を
設けると共に下窄まり形状の底壁14bに流動媒
体出口16を設けてあり、このボイラ本体14内
には、流動層形成領域17及びその下位に位置せ
しめた流動化ガス噴出領域18が形成されてい
る。
流動層形成領域17には、第2図に示す如く、
砂、脱硫剤、灰等の固定粒子からなる流動媒体層
19が設けられていると共に該流動媒体層19の
上面上に配して伝熱管20が導かれている。伝熱
管20は、その内部を適宜の熱負荷部(図示せ
ず)との間で循環流動する熱媒体を介して、流動
層形成領域17における発生熱を回収し、その回
収熱を前記熱負荷部に供給するためのものであ
り、流動層形成領域17の横断面全域に亘つて配
置されている。なお、流動媒体層19は、ボイラ
本体14の底壁14bに保持されていて、流動層
形成領域17から流動化ガス噴出領域18下に亘
つて形成されているが、流動化ガス噴出領域18
からのガス噴出によつて流動化せしめられるのは
主として流動層形成領域17内に位置する部分
(以下の説明において「流動媒体層19」と云う
ときは、この部分を指すものとする。)であり、
流動化ガス噴出領域18より下位の部分は流動化
せしめられることのない静止層である。
流動化ガス噴出領域18は、これに第1〜第3
噴出ノズル群部材21a,21b,21cを並列
配置して、第1〜第3単位噴出領域18a,18
b,18cに区画されている。各噴出ノズル群部
材21a,21b,21cは、第2図、第3図及
び第5図に示す如く、多数のノズル22a…,2
2b…,22c…を備えた適当本数(この実施例
では3本)のマニホールド23a…,23b…,
23c…を並列配置してなる。各マニホールド群
23a…,23b…,23c…の一端部は、ボイ
ラ本体14外において、第1〜第3ヘツダ24
a,24b,24cを介して連通させている。
そして、各噴出ノズル群部材21a,21b,
21cのヘツダ24a,24b,24cには、前
記流動化ガス供給路9から分岐した第1〜第3流
動化ガス供給分岐路9a,9b,9cか連通接続
されている。また、各流動化ガス供給分岐路9
a,9b,9cから各噴出ノズル群部材21a,
21b,21cへの流動化ガス供給量は、流動化
ガス供給量制御機構つまり各流動化ガス供給分岐
路9a,9b,9cに介装した第1〜第3流量制
御弁25a,25b,25cの開度を調節するこ
とによつて各別に制御されるようになつている。
また、各流動化ガス供給分岐路9a,9b,9
c及び流動化ガス供給量制御機構は、第4図に示
す如く構成しても良い。すなわち、第4図に示す
ものでは、ボイラ本体14外に配設した流動化ガ
ス供給室26を第4及び第5流量制御弁24d,
24eで第1〜第3室26a,26b,26cに
区画し、各室26a,26b,26cに前記各マ
ニホールド群23a…,23b…,23c…を連
通接続すると共に、第2室26bに流動化ガス供
給路9を連通接続して、第4及び第5流量制御弁
25d,25eの開度(及び押込フアン10によ
る送風量)を調節することによつて、各噴出ノズ
ル群部材21a,21b,21cへの流動化ガス
供給量を各別に制御するようになつている。この
場合、第1及び第2室26a,26bが前記第1
流動化ガス供給分岐路9aに、又第2室26bが
前記第2流動化ガス供給分岐路9bに、更に第2
及び第3室26b,26cが前記第3流動化ガス
供給分岐路9cに夫々対応する。
さらに、この実施例では、第1図及び第3図又
は第4図に示す如く、第1及び第3ヘツダ24
a,24c又は第1及び第3室26a,26c
に、夫々、前記排ガス供給路12から分岐した排
ガス供給分岐路12a,12cを連通接続して、
ボイラ1から排出される排ガスの一部を第1及び
第3噴出ノズル群部材21a,21cに循環供給
しうるようにしてある。そして、各排ガス供給分
岐路12a,12cから第1及び第3噴出ノズル
群部材21a,21cへの排ガス供給量は、排ガ
ス供給量制御機構つまり各排ガス供給分岐路12
a,12cに介装した各排ガス量制御弁27a,
27cの開度を調節することによつて各別に制御
されるようになつている。
次に、本発明に係る方法を、上記装置を用いて
具体的に説明する。
まず、各流量制御弁25a〜25eを開制御さ
せると共に押込フアン10を作動させて、流動化
ガスたる空気を流動化ガス供給路9から全噴出ノ
ズル群部材21a,21b,21cに供給し、流
動媒体層19全体を流動化せしめると共に、燃料
供給口15から適宜の燃料を流動層形成領域17
に供給して、この燃料を流動層19で燃焼させ
る。なお、空気は、起動時には起動用熱風発生炉
11により所定温度に加熱され、〓後、流動層形
成領域17から排ガスが排出されるようになる
と、加熱器6において排ガスにより加熱される。
この状態においては、第1〜第3単位噴出領域
18a,18b,18cに対応する第1〜第3流
動媒体層部分19a,19b,19cがすべて流
動化せしめられ、流動層形成領域17の全域に亘
つて流動層が形成される(第6図A参照)。した
がつて、伝熱管20に対し最大の伝熱量が与えら
れる。なお、各流量制御弁25a〜25eの開度
は、各流動層19a,19b,19cの高さが一
定に維持されるように制御しておくこと勿論であ
る。
そして、負荷が低下すると、その程度に応じ
て、第1流動媒体層部分19b更に第3流動媒体
層部分19cの流動化を停止する。
すなわち、負荷低下の程度がさほど高くない場
合には、第1又は第4流量制御弁25a,25d
を全閉して、第1噴出ノズル群部材21aへの空
気供給を停止し、第1流動媒体層部分を流動しな
い非流動層19aとするのである(第6図B参
照)。
この状態においては、非流動層19aに対応す
る伝熱管20部分に対する伝熱量は流動層19
b,19cに対応する伝熱管20部分に対する伝
熱量に比して大幅に減少することから、全体とし
て伝熱管20に対して与えられる伝熱量が減少す
ることになる。
このとき、排ガス量制御弁27aの開度を制御
することにより、第1噴出ノズル群部材21aに
第1流動媒体層部分19aの非流動化を妨げない
範囲で排ガスを供給して、第1流動媒体層部分た
る非流動層19aとこれに隣接する第2媒体層部
分たる流動層19bとの境界部分において流動媒
体の移動領域28aが形成されるようにする。か
かる移動領域28aにおいては、流動媒体が流動
域から非流動域へと緩やかに流動していることか
ら、流動域から非流動域へと拡散された流動媒体
及び燃料が流動域に戻され、適正な燃焼が確保さ
れると共に流動層19b,19cの高さが維持さ
れる。したがつて、流動層19b,19cが安定
した流動状態に保持されると共に、非流動層19
aが適当な温度に維持されることになり、負荷の
増加により、第1流動媒体層部分19aを流動化
させる場合、その移行を円滑且つ良好に行わしめ
ることができ、負荷増加に迅速に対処することが
できる。なお、排ガスは第2従来方法における如
く流動化ガスと混合させるものではないから、循
環フアン13として高圧のものを使用する必要は
ない。
ところで、前記流動媒体の移動領域28aの形
成は、排ガスを用いず流動化ガスつまり供給路9
からの空気を用いて行うこともできる。すなわ
ち、第1又は第4流量制御弁25a,25dを全
閉とすることなく、全閉近くまで絞つて、第1噴
出ノズル群部材21aに僅かな量の空気を供給す
る。なお、このようにする場合には、前記排ガス
供給路12、循環フアン13等はこれらを設けて
おく必要がないこと勿論である。
そして、更に負荷が低下する場合には、、第3
流動媒体層部分19cに対しても上記同様の操作
を行つて、つまり第3又は第5流量制御弁25
c,25eを全閉とすると共に排ガス量制御弁2
7cを開操作して、或は第3又は第5流量制御弁
25c,25eを全閉近くまで絞つて、第3流動
媒体層部分19cを非流動化させると共にその非
流動層19cと流動層19bとの境界部分に流動
媒体の移動領域28cを形成させるようにする。
このようにすると、伝熱管20に対する伝熱量を
最小とすることができる(第6図C参照)。
本発明に係る方法によれば、このようにしてタ
ーンダウンを大きくすることができるのである。
(発明の効果) 以上の説明から容易に理解されるように、本発
明の方法によれば、各単位噴出領域に供給する流
動化ガス量を各別に制御することによつて、流動
層形成領域における流動媒体の流動域を広狭変化
させ得て、負荷変動に対処でき、大きなターンダ
ウンを得ることができる。さらに、非流動層とこ
れに隣接する流動層との境界部分において流動媒
体の移動領域を形成するようにするから、第1従
来方法の如く流動層形成領域を仕切板によつて区
画しておかずとも、流動層と非流動層とが良好に
区画され、流動層を安定した状態に維持し得ると
共に、非流動層の流動層への移行を円滑且つ迅速
に行い得て、急激な負荷変動にも良好に対処する
ことができる。したがつて、第1従来方法に比
し、装置の耐久性及び負荷変動に対する応答性を
大幅に向上させ得る。しかも、上記移動領域の形
成用ガスとして流動化ガスを使用する場合は勿
論、排ガスを循環使用する場合にあつても、流動
化ガスと混合させる訳ではないから、その循環フ
アンとして高圧のものを使用する必要がなく、第
2従来方法における如き問題は生じない。さら
に、第3従来方法における如き煩雑な流動媒体の
抜き出し、供給を行う必要もない。
このように、本発明の方法は、従来方法におけ
る問題をすべて解消したものであり、容易且つ経
済的な運転を行うことができる、実用的価値極め
て大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明を実施するための流動
層の負荷制御装置を装備した流動層燃焼ボイラ装
置の一例を示したもので、第1図は系統図、第2
図は要部の縦断側面図(断面は第3図の−線
に沿う)、第3図は同要部の横断平面図(断面は
第2図の−線に沿う)、第4図は同要部の変
形例を示す第3図同様の横断平面図、第5図は第
2図の一部を拡大して示す拡大詳細図、第6図A
〜Cは夫々異なる負荷状態を示す第2図相当の作
用説明図である。 1……流動層燃焼ボイラ(流動層熱回収装置)、
2……排ガス排出路、9……流動化ガス供給路、
9a,9b,9c……流動化ガス供給分岐路、1
2……排ガス供給路、12a,12c……排ガス
供給分岐路、17……流動層形成領域、18……
流動化ガス噴出領域、18a,18b,18c…
…単位噴出領域、19……流動媒体層、19a,
19b,19c……単位噴出領域に対応する流動
媒体層部分、20……伝熱管、21a,21b,
21c……噴出ノズル群部材、25a,25b,
25c,25d,25e……流量制御弁(流動化
ガス供給量制御機構)、26a,26b,26c
……流動化ガス供給室(流動化ガス供給分岐路)、
27a,27c……排ガス量制御弁(排ガス供給
量制御機構)、28a,28c……流動媒体の移
動領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流動層形成領域の流動媒体層を該領域下の流
    動化ガス噴出領域に流動化ガスを供給することに
    より流動せしめ、前記流動層形成領域に導いた伝
    熱管により熱回収を行わしめるよう構成された流
    動層熱回収装置において、前記流動化ガス噴出領
    域を複数の単位噴出領域に区画し、この各単位噴
    出領域に供給する流動化ガス量を各別に制御し
    て、各単位噴出領域に対応する流動媒体層部分を
    流動層若しくは流動しない非流動層に維持させ、
    且つ流動層に隣接する非流動層には、それが流動
    層への移行を開始しないものであつても、流動化
    ガスの供給を停止することなく一定量の流動化ガ
    スを供給し続けて、当該非流動層とこれに隣接す
    る流動層との境界部分において、常時、流動媒体
    の移動領域が形成されるようにすることを特徴と
    する、流動層熱回収装置における流動層の負荷制
    御方法。 2 流動層形成領域の流動媒体層を該領域下の流
    動化ガス噴出領域に流動化ガスを供給することに
    より流動せしめ、前記流動層形成領域に導いた伝
    熱管により熱回収を行わしめるよう構成された流
    動層熱回収装置において、前記流動化ガス噴出領
    域を複数の単位噴出領域に区画し、この各単位噴
    出領域に供給する流動化ガス量を各別に制御し
    て、各単位噴出領域に対応する流動媒体層部分を
    流動層若しくは流動しない非流動層に維持させ、
    且つ流動層に隣接する非流動層には、それが流動
    層への移行を開始しないものであつても、流動化
    ガス供給を停止すると共に流動層形成領域で発生
    する排ガスを一定量循環供給し続けて、当該非流
    動層とこれに隣接する流動層との境界部分におい
    て、常時、流動媒体の移動領域が形成されるよう
    にすることを特徴とする、流動層熱回収装置にお
    ける流動層の負荷制御方法。
JP28488286A 1986-11-28 1986-11-28 流動層熱回収装置における流動層の負荷制御方法 Granted JPS63140201A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28488286A JPS63140201A (ja) 1986-11-28 1986-11-28 流動層熱回収装置における流動層の負荷制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28488286A JPS63140201A (ja) 1986-11-28 1986-11-28 流動層熱回収装置における流動層の負荷制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63140201A JPS63140201A (ja) 1988-06-11
JPH0418201B2 true JPH0418201B2 (ja) 1992-03-27

Family

ID=17684258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28488286A Granted JPS63140201A (ja) 1986-11-28 1986-11-28 流動層熱回収装置における流動層の負荷制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63140201A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI20225416A1 (en) * 2022-05-12 2023-11-13 Valmet Technologies Oy GRATE ARRANGEMENT AND METHOD

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60142102A (ja) * 1983-12-29 1985-07-27 川崎重工業株式会社 流動層ボイラの負荷減少時の運転方法
JPS60142101A (ja) * 1983-12-29 1985-07-27 川崎重工業株式会社 流動層ボイラの負荷増加時の運転方法
JPS619521A (ja) * 1984-06-25 1986-01-17 Kawasaki Steel Corp 表面性状の優れた高磁束密度、低鉄損一方向性珪素鋼板の製造方法
JPS61250401A (ja) * 1985-04-25 1986-11-07 三菱重工業株式会社 流動床ボイラの層高制御方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60142102A (ja) * 1983-12-29 1985-07-27 川崎重工業株式会社 流動層ボイラの負荷減少時の運転方法
JPS60142101A (ja) * 1983-12-29 1985-07-27 川崎重工業株式会社 流動層ボイラの負荷増加時の運転方法
JPS619521A (ja) * 1984-06-25 1986-01-17 Kawasaki Steel Corp 表面性状の優れた高磁束密度、低鉄損一方向性珪素鋼板の製造方法
JPS61250401A (ja) * 1985-04-25 1986-11-07 三菱重工業株式会社 流動床ボイラの層高制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63140201A (ja) 1988-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2660826B2 (ja) 多重区画室を有する効率可変再循環熱交換器を備える流動床燃焼装置及びその操作方法
US20060000425A1 (en) Circulating fluidized bed boiler
JP3132662B2 (ja) 循環流動層反応装置およびその運転方法
CN102215949B (zh) 循环流化床锅炉
JP2657863B2 (ja) 非機械的固形物制御装置付きの再循環熱交換器を有する流動床燃焼装置および方法
JPH0650678A (ja) 熱交換器を有する流動床反応器装置及び方法
JPH05346202A (ja) 再循環熱交換器外部多区画室を備える流動床燃焼装置および方法
JPH05231614A (ja) 出入口チャンバ付き一体式再循環熱交換器を備える流動床燃焼装置および方法
CN103562635A (zh) 具有用于热固体流的两个外部热交换器的循环式流化床锅炉
CZ297190B6 (cs) Zpusob a zarízení pro tepelný výmeník fluidního loze
KR100334686B1 (ko) 다중 로구간과 재순환구간을 가지는 유동층 연소시스템 및 그 작동방법
JPH07301401A (ja) 一体的再循環熱交換器を備える加圧流動床燃焼装置及びその操作方法
KR101898077B1 (ko) 순환 유동층 보일러 시스템
JPH07506663A (ja) 戻りダクトにガスシールを備えおよび/または循環流動床反応装置において循環質量流量を制御する方法および装置
CN103423737B (zh) 带气动控制分配阀的循环流化床系统和循环流化床的回路系统
KR20010030643A (ko) 회분 냉각기
JPH0418201B2 (ja)
EP0262105B1 (en) Method in fluidized bed combustion
FI85417B (fi) Foerfarande och anordning foer reglering av temperaturen i en reaktor med fluidiserad baedd.
JPS6159101A (ja) 流動床ボイラ
US5390612A (en) Fluidized bed reactor having a furnace strip-air system and method for reducing heat content and increasing combustion efficiency of drained furnace solids
JP2001041414A (ja) 循環流動層燃焼装置の炉内温度制御装置及びその運転方法
JPH07110122A (ja) 流動床燃焼装置
JPH0419292Y2 (ja)
JP2004093058A (ja) 流動床焼却炉

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term