JPH0418188Y2 - - Google Patents

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JPH0418188Y2
JPH0418188Y2 JP4446683U JP4446683U JPH0418188Y2 JP H0418188 Y2 JPH0418188 Y2 JP H0418188Y2 JP 4446683 U JP4446683 U JP 4446683U JP 4446683 U JP4446683 U JP 4446683U JP H0418188 Y2 JPH0418188 Y2 JP H0418188Y2
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coil
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車の右折あるいは左折方向を複
数のランプの点滅によつて指示するためのフラツ
シヤーリレーに関するものである。
方向指示用フラツシヤーランプをフラツシヤー
リレーユニツトにより点滅制御する場合の回路構
成の一例を第1図に示す。図において、FLはフ
ラツシヤーランプであり、左右共複数個並列に接
続されている。そして、その一端が接地され、他
端が方向指示スイツチS0を介してフラツシヤーリ
レーユニツトU′の端子Lに接続されている。ユ
ニツトU′の端子BはメインスイツチMSを介して
直流電源Eに接続され、端子Aには外部の電子回
路(図面ではスイツチとして表示されている)
CSが接続されている。また、ユニツトU′は磁心
Tに巻装した電流コイルLcの一端を端子Bに、
他端を抵抗R1及び常閉接点RSの並列回路を介し
て端子Lにそれぞれ接続する一方、前記磁心Tに
巻装した電圧コイルLvの一端を端子Aに接続す
るとともに、コンデンサCを介して接地し、他端
を端子Lに接続した構成となつている。
また、電圧コイルLvはコンデンサCの充放電
によりランプ点滅時間を調整するために設けられ
たコイルで、コンデンサCの充放電による起磁力
では接点RSを開路することは出来ないが、一旦
回路した接点RSは保持することが出来る巻数と
して巻装されている。
上記構成の回路において、メインスイツチMS
が投入状態にあると、コンデンサCは電圧コイル
Lvを介して充電されており、そして方向指示ス
イツチS0が図示状態に投入されると最初は接点
RSを通してフラツシヤーランプFLに通電され、
同時に電流コイルLcの励磁によつて接点RSが開
路する。これによつて、コンデンサCは電圧コイ
ルLvおよびフラツシヤーランプFLを通じて放電
する。電圧コイルLvはこの放電電流によつて励
磁するため、接点RSは開路状態を維持する。こ
の間フラツシヤーランプFLは消灯状態となる。
コンデンサCの放電が進むと接点RSは開路状態
に復帰しフラツシヤーランプFLが点灯し、同時
に電圧コイルLvを介してコンデンサCに充電が
開始される。このときには両コイルLc,Lvの磁
束が打ち消し合い、接点RSの閉路状態が保持さ
れている。コンデンサCの充電が進み、充電電流
が減少すると、電流コイルLcの磁束が大部分と
なり、接点RSが開路する。この後は前述と同様
の動作となり、ランプFLが点滅する。
この点滅状態のとき、スイツチCSが閉路状態
(外部の電子開路などから点滅動作停止のための
信号が端子Aに加わる状態)になると、ランプ点
灯状態においてはスイツチCSを通してコンデン
サCを充電することになり、電圧コイルLvによ
る磁束がなくなり電流コイルLcにより常閉接点
RSは開路し、以後スイツチCSを通して電圧コイ
ルLvにコンデンサ放電電流と同様な電流が流れ
続けるようになり、前記電圧コイルLvの設定条
件により接点RSが開路したままとなる。即ち、
キヤンセル動作となる。
ところで、この種のフラツシヤーリレーには、
ランプ断線検出機構が内蔵されており、1灯断線
の場合にはコイルLcの励磁によつて接点RSが開
路しないようにLcの巻数が設定されている。つ
まり、1灯断線時には他のランプが連続点灯とな
る。
従つて、第1図に示す回路構成では、ランプ
FLが正常であればキヤンセル信号によりランプ
が消灯状態となるが、1灯断線時には、キヤンセ
ル信号が入つても電流コイルLcでは接点RSを開
路できないためキヤンセル動作が行われず、断線
表示のための連続点灯となる。
本考案は上記の点を考慮してなされたもので、
キヤンセル用の制御コイルを電圧、電流コイルと
共に磁心に巻装し、点滅制御動作とは独立したキ
ヤンセル動作とすることにより、キヤンセル動作
を電子的な制御信号で断線検出動作に影響される
ことなく行うことができる自動車用フラツシヤー
リレーを提供することを目的とする。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
第2図は本考案の一実施例を示すもので、Eは
直流電源、MSはメインスイツチ、Uはフラツシ
ヤーリレーユニツト、S0は方向指示スイツチ、
FLはフラツシヤーランプである。このフラツシ
ヤーランプFLは左右共複数個が並列接続されて
おり、一端が接地され、他端が方向指示スイツチ
S0を介してユニツトUの端子Lに接続されてい
る。この場合、方向指示スイツチS0は、操作レバ
ーの左右方向への操作に従つて切換え接点が切換
り、操作レバーの中立位置復帰(操作力の解除で
自動的に復帰)後もその接触状態を維持するもの
を用いており、またこのスイツチS0には、図示し
ていないが、レバーの操作に連動して開閉する補
助接点(図示せず)がある。
前記フラツシヤーユニツトUは、磁心Tに電圧
コイルLv、電流コイルLcの他に制御コイルLv′を
巻装し、その一定値以上の電磁力により常閉接点
RSを開路するリレー、コンデンサC及び抵抗R1
により構成されており、端子Bには接点RS、コ
ンデンサC、抵抗R1、制御コイルLv′の各一端が
接続されている。端子Lには抵抗R1の他端と電
流コイルLcの一端がそれぞれ接続されている。
電流コイルLcと電圧コイルLvは直列に接続され、
その接続点に接点RSの他端が、電圧コイルLvの
他端にコンデンサCの他端がそれぞれ接続されて
いる。つまり、コンデンサC、電圧コイルLv及
び接点RSによつてループ回路が形成されている。
この場合、両コイルLv,Lcの巻方向及び接続態
様はコンデンサCの放電電流による電圧コイル
Lvの磁束と電源Eから接点RSを通して供給され
る電流によるコイルLcの磁束が打消し合うよう
に定める。更に断線検出機構としてランプが正常
な状態では電流コイルLcの励磁により常閉接点
RSを開路するが、一灯断線の場合には電流コイ
ルLcは流れる電流の減少により常閉接点RSが開
路することのないように巻数を調整されて巻装さ
れている。また、電圧コイルLvはコンデンサC
の充放電による励磁では常閉接点RSを開路させ
ることはできないが、一旦回路した前記接点RS
は保持することができるように巻数を調整されて
巻装されている。一方、端子AにはコイルLv′の
他端が接続されている。また、この端子Aには外
部回路としてスイツチング回路、例えばトランジ
スタTRが抵抗R2を介して接続されている。前記
コイルLv′はフラツシヤーランプFLの断線の有無
に係わらずトランジスタTRの通電による励磁に
より常閉接点RSを開路できるように巻装されて
いる。トランジスタTRは制御回路COによりベ
ース電流を制御されてオン、オフするようになつ
ている。制御回路COは例えば前記方向指示スイ
ツチS0の操作に伴つて投入される補助接点(図示
せず)によりリセツトされ、レバー復帰時に始動
し、一定時間後にトランジスタTRのオン指令信
号を発生するタイマーのような機能を備えたもの
である。
次に、動作について述べる。まず、通常の点滅
動作の場合には、メインスイツチMSを投入する
と電源Eから接点RS、電流コイルLc、方向指示
スイツチS0を通してフラツシヤーランプFLに通
電される。この通電により、リレー接点RSが開
路し、コンデンサCの充電がコンデンサC〜電圧
コイルLv〜電流コイルLc〜スイツチS0〜ランプ
FLの経路で開始される。このときには、ランプ
FLは電流不足で不点灯状態にあり、また両コイ
ルLv,Lcの磁束は同方向であるため、接点RSは
開路状態が維持されている。
コンデンサCの充電が進んで充電電流が減少す
ると、リレー接点RSが復帰(閉路)し、電流コ
イルLcを通してランプFLに通電が行われて、ラ
ンプFLが点灯する。同時に、コンデンサCの充
電電荷がコンデンサC〜接点RS〜電圧コイルLv
〜コンデンサCのループ回路に放電され、電圧コ
イルLvには充電時と逆向きの電流が流れる。こ
の放電電流による磁束と電流コイルLcを流れる
電流による磁束とは打消し合い、その結果、接点
RSは閉路状態が維持される。即ち、ランプ点灯
が維持する。
放電電流が減少すると接点RSが開路してラン
プFLが消灯状態になると同時に、コンデンサC
の充電が開始される。この後は前述と同様の動作
が繰返され、これによつてランプFLが点滅する。
1灯断線の場合には、コンデンサCの充電が十
分に行われている時に接点RSが閉路しランプFL
に電流コイルLcを通して通電する段階で、電流
コイルLcに流れる電流が接点RSを開路させるに
は不十分となり、残りのランプが連続点灯となる
(断線検知)また、キヤンセル動作の場合は、方
向指示スイツチS0の操作レバーを操作した後、一
定時間経過する等の設定条件に達すると、制御回
路COからの信号でトランジスタTRがオン状態
となり、制御コイルLv′に電流が流れる。この電
流が流れると、通常は点滅動作、1灯断線時の動
作に拘らずに接点RSが開路し、ランプFLが消灯
する。キヤンセル停止はスイツチS0の操作で行わ
れ、トランジスタTRのオフ後、直ちにランプ点
灯となる。即ち、操作に即応して指示が行われ
る。
なお、上記実施例では方向指示スイツチS0とし
て操作レバーのみ中立点に自動復帰する形式のも
のを用いたが、中立接点を有し手動で中立点に復
帰させる切換えスイツチを用いてもよい。その場
合には、キヤンセル回路の付設は任意となり、フ
ラツシヤーリレーユニツト単体での活用が可能と
なる。
以上のように本考案によれば、フラツシヤーリ
レーユニツトのリレーに点滅動作とは独立した形
でキヤンセル動作を行う制御コイルを設けたの
で、ランプ断線検出機構の動作に影響されること
なくキヤンセル動作を行うことができる。また、
1灯断線時には正常灯の連続点灯によつて方向指
示時に検知でき、しかも設定条件に達した後はセ
ル動作で消灯させると云つた作用を得ることが出
来るので、人為的なスイツチ操作を要する複雑な
スイツチ機構は不要となる。更に、方向指示スイ
ツチとして操作レバーのみ自動復帰する形式のも
のを用いることにより、方向指示操作に即応した
方向指示動作、つまりランプ点灯がスイツチ操作
の直後に直ちに行われるようになり、高速走行時
にも的確な方向指示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車用方向の指示装置の一例
を示す接続図、第2図は本考案の一実施例を示す
接続図である。 FL……フラツシヤーランプ、S0……方向指示
スイツチ、U……フラツシヤーリレーユニツト、
TR……トランジスタ、CO……制御回路、T…
…磁心、Lv……電圧コイル、Lv′……制御コイ
ル、Lc……電流コイル、RS……常閉接点、C…
…コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁心に巻装した電流コイルおよび電圧コイル
    と、電圧コイルに直列に接続したコンデンサと、
    このコンデンサの充電時と放電時とで前記電圧コ
    イルの磁束方向を逆向きとし、これによつて複数
    のフラツシヤーランプへの通電路を形成する常閉
    接点を開閉するようにした、ランプ断線検出機構
    を内蔵するフラツシヤーリレーに於いて、前記電
    流コイルおよび電圧コイルは前記コンデンサの放
    電時にその電流により生ずる電圧コイルの磁束
    と、前記常閉接点を通して電源より供給される電
    流によつて生ずる電流コイルの磁束とがお互いに
    打ち消し合い、且つ一灯断線時には前記電流コイ
    ルは前記常閉接点を動作させることのない巻数と
    して巻装、接続すると共に、前記磁心に前記常閉
    接点を強制開放するための制御コイルを巻装した
    フラツシヤーリレー。
JP4446683U 1983-03-28 1983-03-28 フラツシヤ−リレ− Granted JPS59149357U (ja)

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JPS59149357U JPS59149357U (ja) 1984-10-05
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