JPH04181518A - 光ディスク記憶装置のデータ読取信号再生方式 - Google Patents

光ディスク記憶装置のデータ読取信号再生方式

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JPH04181518A
JPH04181518A JP18244790A JP18244790A JPH04181518A JP H04181518 A JPH04181518 A JP H04181518A JP 18244790 A JP18244790 A JP 18244790A JP 18244790 A JP18244790 A JP 18244790A JP H04181518 A JPH04181518 A JP H04181518A
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JP
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signal
read signal
peak
data
circuit
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JP18244790A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Sato
嘉一 佐藤
Tanio Urushiya
多二男 漆谷
Shinji Ogino
慎次 荻野
Kenji Ozawa
小沢 賢治
Haruo Kawakami
春雄 川上
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオーバライトが可能な光ディスク記憶装置のデ
ータ読取信号再生方式に関する。
〔従来の技術〕
計算機技術の進展に伴い、その外部記憶装置として用い
られるディスク記憶装置は大記憶容量化の一途を辿って
いるが、レーザ光を用いてデータを読み書きする光ディ
スク記憶装置は、磁気ディスク装置に比べ10〜100
倍の高密度記録が可能でしかもヘッドが媒体と接触して
損傷を与えることがない特長がある。この光ディスク記
憶装置にも大別して光磁気方式と相変化方式があり、い
ずれも記録データの書き換えが可能であるが、この際前
者では古いデータの上に新しいデータを直接に重ね書き
するいわゆるオーバライトが困難なのに対し、後者では
これが容易でデータ書き換え時のアクセスタイムを短縮
できる特長がある。
すなわち、光磁気方式ではデータの書き換えに際し、ま
ずディスクの媒体をレーザ光により加熱して古いデータ
を消去した後、改めてレーザ光による再加熱下で新しい
データを磁気的に書き込む必要があるので、データの書
き換え時に最低でもディスクが1回転する時間が必要に
なる。
これに対し、相変化方式は記録媒体を照射するレーザ光
の強度を制御し、その強弱に応して媒体を非晶状態か結
晶状態かのいずれかに変化させ、かかる相状態に応じて
レーザ光の反射率が異なることを利用してデータを記録
するもので、新しいデータを書き込む際のレーザ光の強
弱だけで媒体の相状態が以前の相状態とほぼ無関係に決
まるので前述のオーバライトが可能で、アクセスタイム
を光磁気方式よりもディスクが1回転する時間分短縮で
きる0本発明はかかる相変化方式の光ディスク記憶装置
に関するものである。
さて、かかる相変化方式においてもデータ記録はRLL
やMFM等の所定の変調方式でなされるので、データの
書き換えに際してはかかる方式による例えば第2図に示
すコードパターンで強度を制御したレーザ光で媒体を照
射してデータを記録する。レーザ光の強度が図のPIの
ように強い場合は媒体は強く加熱された後に急却されて
非晶質になり、P2のように弱い場合は弱く加熱された
後に徐冷されて結晶質になる。
媒体の非晶質部分はレーザ光に対する反射率が低く、結
晶質部分は反射率が高いので、かかる相変化方式で記録
されたデータを読み取る際には。
弱いレーザ光を媒体に当ててその反射光の強弱を光セン
サで検出することにより、上述の変調方式のコードパタ
ーンを再現させた上これをデータに変換する。しかし、
光センサから得られる反射光の強弱を表す読取信号は一
般にアナログ波形なのでデータへの変換用には不向きで
、このアナログ読取信号をディジタルなパルス列信号に
変換して上述のコードパターンを再生させ、この再生信
号をデータに変換する必要がある。
本発明は、このように媒体に所定の変調方式で記録され
たデータを読み取ったアナログ読取信号からこの方式に
合致したディジタルパルス列信号を再生する方式に関す
る。かかる再生方式としては、データ記録時の変調方式
が磁気記録の場合と同じであるから、従来から磁気ディ
スク記憶装置に採用されている方式を光ディスク記憶装
置にもそのまま利用するのが普通である。
この磁気ディスク記憶装置と同様な従来の再生方式では
、例えば微分回路によってアナログ読取信号の微分信号
をまず作り、次にこの微分信号中のゼロクロス点を検出
することにより、アナログ読取信号中に含まれているす
べてのピークについてピーク位置を検出した上で、この
各ピーク位置で’)I、、l′LJの論理状態が変化す
るようにディジタルパルス列信号を作る。つまり従来方
式では、アナログ読取信号中のピークの位置を基準に再
生信号を作るのが通例であった。
なお、磁気ディスク記憶装置ではそのアナログ読取信号
に必ず正負のピークが含まれるに対し、相変化形光ディ
スク記憶装置ではその信号増幅系の構成によっては、ア
ナログ読取信号中に例えば正のピークだけが含まれる場
合もあるので、この隙にはディジタルパルス列信号を上
のようにして検出された正のピーク位置から一定時間だ
け所定の論理状態例えば−の状態になるように作れば、
データを記録した時のコードパターンを再生信号として
再現できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、このような従来の読取信号再生方式では、稀
にではあるが読み取りエラーが発生する問題があること
がわかって来た。この原因の一つは光ディスクのデータ
記録密度が磁気ディスクの場合より高いので、アナログ
読取信号中に含まれる周波数成分も高く、その高周波波
形に追従するには再生回路の連応性が不足勝ちな点にあ
る。この応答性を改善するとそれなりの効果はあるが、
読み取りエラーは完全にはなくならない。
そこで、原因をさらに追求したところ、オーバライト時
に消えたはずの古いデータの記録状態が媒体中に僅かで
も残ることがあり、このためアナログ読取信号の波形に
乱れが生じ得ることが判明した。かかるデータの消し残
りはオーバライト時のヘッドにトラッキング誤差がある
場合特に発生しやすいのでその精度改善を試みた結果、
若干の効果はもちろんあるものの、それだけではデータ
の消え残りによると考えられる読み書きエラーがなお根
絶されないことがわかった。
このため本発明の目的は、相変化形光ディスク記憶装置
のオーバライト後の媒体に古いデータの消し残りが発生
してもそれによる読み書きエラーの発生を防止できる読
取信号再生方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段] この目的は本発明方式によれば、相変化形記録媒体に所
定変調方式でオーバライトされたデータを読み取ったア
ナログ読取信号から元の変調方式のディジタルパルス列
信号を再生するに当たり、アナログ読取信号をAGC(
自動利得f/iiw)増幅手段によりそれに含まれる最
高ピークの波高値を所定の時間枠内で一定とするように
増幅し、このAGC増幅されたアナログ読取信号をディ
ジタル化手段によりその波形を所定の基準値と比較して
ディジタルパルス列信号に変換することによって達成さ
れる。
なお、上記の時間枠はアナログ読取信号の波形中の最低
周波数成分の周期と同程度に設定するのが最も有利であ
る。
(作用] 従来のようにアナログ読取信号中のピーク位置を基準に
ディジタルパルス列信号を作るのでは、媒体に古いデー
タの消し残りがあるとそれによるアナログ読取信号中の
偽ピークによりディジタルパルス列信号の波形が乱され
やすい。このため、本発明方式ではディジタル化手段に
よりアナログ読取信号の波形を所定の基準値と比較した
結果からディジタルパルス列信号を作るようにし、この
際の基準値を高いめ1例えばアナログ読取信号中の最高
ピークの波高値の半分以上に設定することにより、デー
タの消し残りによる偽の小ピークがアナログ読取信号に
現れてもディジタルパルス列信号が影響されないように
する。しかし、正規のピークの波高値がデータの消し残
りにより基準値より低くなることがある得るので、ディ
ジタル化手段に与えるアナログ読取信号をAGC増幅手
段によりその中の最高ピークの波高値が一定となるよう
に増幅して置くことにより、正規のピークの見落としが
発生しないようにする。
このように、本発明方式はアナログ読取信号をAGC増
幅してその中のオーバライト後の新しいデータを示す正
規のピークの見落としをな(し、増幅後のアナログ信号
波形を所定基準値と比較した結果かみ消し残りの古いデ
ータによる偽ピークの影響を排除しなからディジタルパ
ルス列信号を正しく再生することによって、所期の課題
を解決するものである。
〔実施例〕
以下、図を参照しながら本発明の具体実施例を説明する
。第1図は本発明によるデータ読取信号の再生方式を実
施した#i変化形の光ディスク記憶装置40の構成例を
示す。
第1図の左上部にこの光ディスク記憶装置40の機構部
が簡略に示されており、ディスクlは通例のようにポリ
カーボネート樹脂等からなる基板上に例えばZnS+ 
Go、Sb、Tes+ ZnS、 AIからなる薄膜を
それぞれ0.12.0.06.0.17.0.14程度
の厚みにスパッタ法等により順次被着したもので、その
径は例えば1301である。
ディスクエはスピンドルモータ2のケース3に案内され
た軸によって例えば毎分1800回転の定速で駆動され
る。その右側の光学系4とレーザダイオード5と光セン
サ6とがディスクlにデータを読み書きするヘッドを構
成し、光学系4は図示のようにレンズとビームスプリン
タ等で構成され、レーザダイオード5からのレーザ光を
ディスク1上に集光して照射し、その反射光を光センサ
6のフォトトランジスタ等に与える。
ディスクlへのデータの書き込みないしオーバライト時
、レーザダイオード駆動回路5aは第2図の下側に示さ
れたようなOと1のコードパターンの書込信号−3に応
じてレーザダイオード5を駆動する。これによりレーザ
ダイオード5から発生されるレーザ光の強度は、第2図
に示すように書込信号@Sの1のコードに対する電力P
1が例えば15+wWに、0のコードに対する電力PO
が9mWにそれぞれなるように制御され、かかるレーザ
光により照射されるディスク1の媒体部分がそれぞれ非
晶質と結晶質にされる。
なお、第2図の書込信号1liSのコードパターンはR
LL変調方式による2ニアコ一ド方式で、その0と1の
各コードに対応する単位周期Tをもち、かかるコードパ
ターン上の最短周期は図のように2個のOの次に1が来
る訂で、最長周期は7個のOの次に1が来る8Tであり
、これら周期3丁と8Tが後述のアナログ読取信号中に
含まれる最高と最低の周波数成分にそれぞれ対応する。
なお、コード上の単位周期Tは例えば90nS程度とさ
れる。
このように書き込まれたデータを読み取る際、制御信号
C5をレーザダイオード駆動回路5aに与えてレーザダ
イオード5を1鋤−程度の一定低電力で発光させ、ディ
スクlからの反射光を光センサ6で受ける。光センサ6
はこの例ではエミッタ接地のフォトトランジスタで、そ
のコレクタの抵抗6aとの接続点から取り出した検出出
力を増幅回路7で増幅してアナログ読取信号Raとする
。第4図(a)に第2図に対応するその波形が示されて
おり、図かられかるように第2図の1のコードに対応す
る位置にピークが出る。
このアナログ読取信号Raは正方向のピークのみを持つ
が、以後の信号処理上は差動信号の方が扱いやすいので
容量結合回路8によって差動のアナログ読取信号Flb
に変換する。その下側が本発明を構成するAGC増幅手
段】Oで、この例ではAGC増幅回路11とローパスフ
ィルタ回路12と差動増幅回路13とピークホールド回
路14からなる。AGC増幅回路11はもちろん可変増
幅率回路で、AGC制御回路11aがその増幅率制御用
に設けられる。
フィルタ回路12は高周波成分のカット用で、遮断周波
数は第2図のコードパターンの最短周期3Tに対応する
周波数の2倍程度に設定される。
ピークホールド回路14は、AGC増幅後のアナログ読
取信号Rcを受ける例えば演算増幅器とCR時定数回路
からなり、読取信号Rc中の最高ピークの波高値を保持
するその時定数τ4が例えば第2図のコードパターンの
最長周期8Tと同程度に設定される。AGC制御回路1
1aはこのピークホールド回路14の出力と目標値Va
とを受け、両者が等しくなるようにAGC増幅回路11
を制御する。
本発明方式を構成するディジタル化手段20は、AGC
増幅後のアナログ読取信号Rcを受けて基準値Vrと比
較するコンパレータに例えばこの例ではその出力に応動
してワンショット動作するパルス発生回路を組み合わせ
て構成され、アナログ読取信号Rcをディジタルパルス
列信号R5ないし正規の読取信号に変換して、第2図の
コードパターンに対応するパルス波形をもつ再生信号と
する。
この所定の変調方式、この例ではRLL方式のディジタ
ルパルス列信号R5が得られた後は通常のディスク記憶
装置と同じであって、これをデータ分離回路31で受け
てそのPLL回路部31aの同期パルスによりそれから
データパルスを分離し、これをエンコーダ・デコーダ回
路32を介してデータ制御回路33に与えてディジタル
データの形に変換させる。ディスク記憶装置40内には
通例のようにプロセッサ30が組み込まれており、内部
バス34とインタフェース回1s35と外部バス36を
介して図示しない計算機と接続され、データ制御回路3
3とも連絡バス37を介して連系される。
計算機から書き込み指令とデータを受けた時、プロセッ
サ30はデータ制御回路33に内部バス34上のデータ
をそのRAM33a内に読み込ませ、エンコーダ・デコ
ーダ回路32を介しレーザダイオード駆動回路5aに書
込信号−5を与えて、ディスクlにデータをオーバライ
トさせる。読み取り指令を受けると、プロセッサ30は
制御信号CSを駆動回路5aに与えてレーザダイオード
5に小電力でレーザ光を発光させ、読み取りデータをデ
ータ制御回路33から内部バス34に乗せて計算機に送
る。
第3図にAGC増幅手段10の別の11様を示す。
この実施例では、図のようにAGC増幅回路11とロー
パスフィルタ回路12と差動増幅回路13とが、アナロ
グ読取信号Rbの入力に対し第1図と逆順序に接続され
る。AGC@御回路11aはAGC増幅後のアナログ読
取信号Rcを受けるピークホールド回路部5の出力と増
幅回路13の出力を受けるピークホールド回路16の出
力とを受け、前者を目標値。
後者を実際値として両者が同じになるようAGC増幅回
路11の増幅率を制御する。
なお、この実施例では、ピークホールド回路15の時定
数τ5を前述のコードパターンの最長周期8丁の2〜3
倍に、ピークホールド回路16の時定数τ6を最短周期
3Tと同程度にそれぞれ設定することにより良好な結果
が得られる。
第4図は第1図や第3図のAGC増幅増幅手段l用いた
場合の本発明方式の動作を第2図のコードパターンに対
応するアナログ読取信号Ra=Rcおよびディジタルパ
ルス列信号R5の波形により示す。
同図(a)のアナログ読取信号Raは増幅回路7の出力
であって、コードパターン中の1のコードに対応する正
規のピークP1〜P4とオーバライト時の消し残りデー
タに起因する小さな偽のピークp1〜p3を含む正方向
のみの波形を持つ、消し残りデータは正規のピークにも
影響することがあり、図の例ではこのために正規のピー
クP3の波高値が他よりかなり低い、同図伽)のアナロ
グ読取信号jibは第1図の容量結合回路8の出力であ
る差動信号で、この例では同図(a)の波形の微分信号
に近い正負両方向のピークを含む波形を持つ。
第4図(0口よAGC増幅後のアナログ読取信号Rcの
波形であって、同図(b)までは低かったピークP3の
波高値がAGC増幅手段IOの増幅作用によって他の正
規のピークとほぼ同じ程度にまで増幅されており、これ
に隣接した偽のピークp3の波高値も若干高くなってい
る。また、この図にはアナログ読取信号Rcがディジタ
ル化手段20により比較される基準値Vrが示されてお
り、その値は図のように正規のピークの波高値の半分程
度ないしそれ以上に設定するのがよい。
ディジタル化手段20は、アナログ読取信号Rcの波形
をこの基準値Vrと比較して、この実施例では両者の交
点に対応するタイミングで同図(財)に示すように第2
図のコードパターンの単位周期Tの幅のパルスを発生す
ることによりディジタルパルス列信号FISを作る。偽
のピークは元々その波高値が低いので、前述のピークp
3のようにAGC増幅時にかなり増幅されても、上述の
ように設定された基準値V「よりは波高値が低いので、
ディジタル化回路20によりいわば無視される。
以上で本発明方式の実施例の説明を終え、以下に若干の
実験結果を紹介する。
まず、新しく製作されたディスクlの全面について欠陥
検査を行ない、欠陥が検出された部分を除いて所定のフ
ォーマノティングを施した後に、RLL方式の2ニアコ
ードでランダムなデータを書き込み、そのアナログ読取
信号Raの波形を観察した結果、それに含まれるピーク
の波高値の変動は5%程度であった8次に、その上に前
述の3Tと8丁のコードパターンのデータをオーバライ
トし、そのアナログ読取信号Raの波形を観察したとこ
ろ正規のピークの波高値の変動は25%に増加していた
が、AGC増幅後のアナログ読取信号Rcについてはピ
ークの波高値の変動が5%であった。
ついで本発明方式による再生信号の質を確かめるため、
ディジタルパルス列信号R5のジッターを測定した。よ
く知られているように、ジッターは再生信号中のパルス
の発生タイミングのばらつきを示すもので、読み取りエ
ラーの防止上許容限度内に抑える必要があるものである
ジッターの測定は第1図のようにジッター測定装置50
を接続して行ない、この際のディジタル化回路20に与
える基準値V「をアナログ読取信号Rc中のピークの波
高値の80%に設定し、10万ビツトに対する測定結果
からジッター値を統計計算した。
従来方式の場合のジッターは20nSであったが、本発
明方式の場合のジッターは1Onsで、3Tおよび8丁
の両コートパターンについて同じであった。
さらに、本発明方式をデータの読み取りエラーの発生率
により評価した。この際、エラー発生率を1Mビットの
データに対する検定結果から統計的に推計した結果、従
来方式では10−5であったが本発明方式では3Tおよ
び8丁の両コードパターンについて101以下の好成績
が得られた。なお、参考のため第1図の系につきAGC
増幅を行なわない条件でエラー率を測定したところ、1
0−’の結果が得られた。これから、ACC増幅手段1
0が非常に有効に機能していることがわかる。
このようにいずれの実験結果からも、本発明の有効性と
利点が立証された。
〔発明の効果〕
以上述べたとおり、データの書き換えがオーバライトに
よりなされる相変化形の光ディスク記憶装置に対する本
発明のデータ読取信号再生方式では、アナログ読取信号
をAGC増幅手段によってそれに含まれる最高ピークの
波高値が所定時間枠内で一定になるよう増幅することに
より、オーバライト時のデータの消し残りによるアナロ
グ読取信号中のコードパターンを表すピークの波高値の
変動を補償した上で、ディジタル化手段によってこの補
償済みのアナログ読取信号の波形を所定の基準値と比較
して消し残りデータによる偽ピークを排除しながら、こ
のアナログ読取信号をディジタルパルス列信号に変換し
て再生信号とするようにしたので、オーバライト時に前
のデータの消し残りが発生しても、その悪影響を受ける
ことなくオーバライト後のデータを表すディジタルパル
ス列信号を正しく再生することができ、これにより読み
書きエラーの発生確率を従来方式より2〜3桁程度減少
させることができる。
二のように、本発明は相変化形光ディスク記憶装置の読
み書き動作の信幀性を高める上で著効を有し、本発明方
式を実施することによりデータのオーバライトによりア
クセスタイムを短縮できるその特長を充分に発揮させて
、この種光ディスク記憶装置の実用化と普及に貢献でき
る。
【図面の簡単な説明】
図はすべて本発明に関し、第1図は本発明によるデータ
読取信号の再生方式を実施した相変化形の光ディスク記
憶装置を例示する構成図、第2図はディスクへのデータ
記録のコードパターンに応じその記録媒体に与えるレー
ザ光強度の波形図、第3図は本発明方式を構成するAG
C増幅手段の第1図と異なるamを示す回路図、第4図
(a)〜(C)は本発明方式の動作を説明するアナログ
読取信号の波形図、同図(ハ)はこれらに対応するディ
ジタルパルス列信号の波形図である0図において、1:
ディスク、10:AGC@@手段、11:AGC増幅回
路、lla:AGCfiji1回路、2a:ディジタル
化手段、40:光ディスク記憶装置、Ra=Rc:アナ
ログ読取信号、R5:ディジタルパルス列信号、vr:
基準値、である。 代理人弁理士 山 口  、1゜ 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. データが記録媒体の相変化の形で記録される光ディスク
    記憶装置のディスクに所定の変調方式でオーバライトさ
    れた記録データを電気光学的に読み取ったアナログ読取
    信号から元の変調方式のディジタルパルス列信号を再生
    する方式であって、アナログ読取信号をAGC増幅手段
    によりそれに含まれる最高ピークの波高値が所定の時間
    枠内で一定になるように増幅し、このAGC増幅された
    アナログ読取信号をディジタル化手段によりその波形を
    所定の基準値と比較してディジタルパルス列信号に変換
    することを特徴とする光ディスク記憶装置のデータ読取
    信号再生方式。
JP18244790A 1990-07-10 1990-07-10 光ディスク記憶装置のデータ読取信号再生方式 Pending JPH04181518A (ja)

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