JPH04181042A - 免震装置 - Google Patents

免震装置

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Publication number
JPH04181042A
JPH04181042A JP30242990A JP30242990A JPH04181042A JP H04181042 A JPH04181042 A JP H04181042A JP 30242990 A JP30242990 A JP 30242990A JP 30242990 A JP30242990 A JP 30242990A JP H04181042 A JPH04181042 A JP H04181042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
viscous
casing
viscous damper
foundation
resistance plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP30242990A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyo Nishimoto
西本 和代
Masaki Kurihara
雅樹 栗原
Ikumori Ootake
大竹 生司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP30242990A priority Critical patent/JPH04181042A/ja
Publication of JPH04181042A publication Critical patent/JPH04181042A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、比較的軽量物を支持する免震床の免震装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特開昭62−86265号公報に記載の
ように、基礎に設置した円形の容器に粘性体を貯蔵し、
この中に架台側に取り付けられた抵抗板を浸し、この抵
抗板が水平面内を移動する際に抵抗力が発生する構造で
あった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の技術は、粘性体の抵抗力を水平面内でどの方
向にも得られるようにするために、粘性体の容器は円形
で大きな(容器の半径〉抵抗板の半径+許容変位)装置
であった。これに伴い、広い設置場所が必要であること
、また、粘性体が大量に必要で許容変化を大きくした場
合、コスト高であるという問題があった。
本発明の目的は、水平面内容粘性ダンパのコンパクト化
と、低コスト化にある。
さらに、大変形時に高減衰効果を得ることを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は架台と基礎との間
に設けられた免震装置の水平弾性体の伸縮方向と同方向
にのみ移動可能なガイドを粘性体のケーシング内に設け
た。また、粘性ダンパが水平面内で回転できるようにケ
ーシングの一端をピン結合、或いは、ユニバーサルジヨ
イントで基礎に取り付けた。ケーシング内にガイドで支
持された抵抗板は、ケーシングの基礎との結合部の他端
の軸受と架台に設けられたユニバーサルジョイン2トで
支持されたロッドに取り付けられている。
また、ケーシングの基礎とピン結合、或いは、ユニバー
サルジヨイントで結合された部分の他端と基礎との間に
、粘性ダンパの重量を支持する水平移動部材を設けた。
さらに、抵抗板がスライドする方向におけるケーシング
の両端の底板上にスペーサを設け、抵抗板と底板の間隙
を狭くした。
〔作用〕
粘性ダンパの粘性体のケーシング内にガイドを設けたこ
とで、抵抗板は一方向にのみスライドするが、粘性ダン
パと基礎部の住金をピン結合、或いは、ユニバーサルジ
ヨイントにし、粘性ダンパと架台の結合をユニバーサル
ジヨイントにしたことで、粘性ダンパ本体が水平面内で
回転できるので、従来の装置同様に水平面内での減衰効
果が得られる。
ケーシングの基礎とピン結合、或いは、ユニバーサルジ
ヨイントで結合された部分の他端の基礎との間に、粘性
ダンパの重量を支持する水平移動部材を設けたことで、
大きな相対変位を許容する長い荊状の粘性ダンパの重量
を支持することができる。
また、抵抗板がスライドする方向におけるケーシングの
両端の底抜上にスペーサを設け、抵抗板と底板の間隙を
狭くすることで、抵抗板が端へ行くほどに、即ち大変形
した場合に、より大きな減衰効果を得ることができる。
さらに、ケーシング内の抵抗板は、一方向にのみスライ
ドするのでケーシングはスライド方向に細長い形状のも
のとなり、ケーシング貯蔵する粘性体の量は従来の円形
のケーシングよりも少なくなり、経済的である。また、
ケーシングが小型化するので、設置に要するスペースが
少なくなり、水平弾性体と平行に設置することにより、
架台と基礎の空間を更に有効に活用することができる。
[実施例〕 以下、本発明の実施例を第1図に示す。
第1図、第2図は、本発明による粘性ダンパの縦断面図
と横断面図である。基礎1上に水平移動部材12と水平
弾性体13(第3図)によって支持される架台2と、基
礎1の間に設置された粘性ダンパは、そのケーシング4
が基礎1とピン結合8、ロッド7が架台1とユニバーサ
ルジヨイント9で結合している。ケーシング4内には、
粘性体3が貯蔵されており、粘性体3の中にはロッド7
のユニバーサルジヨイント9の他端に取り付けられ、ガ
イド5に支持された抵抗板6が浸されている。抵抗板6
と架台2を連結するロッド7はケーシング4のピン結合
8の他端に軸受部18で支持されている。
地震時に基礎1上を架台2が移動部材12により水平面
内で移動して、基a1と架台2の相対変位が粘性ダンパ
に加わると、ケーシング4に貯蔵される粘性体3の中を
ロッド7に取り付けられた抵抗板6がスライドし、抵抗
板6と底板10の間に抵抗板6のスライド方向の粘性せ
ん断抵抗力が生じる。この時、抵抗板6は粘性体3の中
をガイド5に沿って一方向にのみスライドするが、ケー
シング4側のピン結合部8とロッド7側のユニバーサル
ジヨイント9により粘性ダンパ本体は水平面内で回転す
るので、従来の円形ではなく細長い形状の粘性ダンパで
も水平面内の減衰効果が得ることができる。従って、粘
性体の量も少なくなり、さらに、設置の要するスペース
も少なくなり、基礎1と架台2の空間を有効利用できて
経済的である。
また、抵抗板6がスライドする方向におけるケ−シング
4の両端の抵抗10上にスペーサ11を設けることで、
抵抗板6がスペーサ11上までスライドし、抵抗板6と
底抜10の間隙が狭くなると両者間のせん断抵抗が大き
くなり、大変形時により大きな減衰効果を得ることがで
きる。
第3図は、本発明の粘性ダンパ14を用いた場合の免震
床の全体図である。架台2は基礎1上に複数の基礎1上
を水平面内で移動可能な支持台12で支持されている。
基礎1と架台2の間には架台2に水平方向の復元力を与
える水平弾性体13と本発明による粘性ダンパ14が並
列に取り付けられており、地震時に架台2に対して復元
力と減衰力を与える。第4図は免震床を上から見た図で
、通常免震床上にはフリーアクセスフロア15が図のよ
うに敷かれている。図に示すように、免震床の四隅に水
平弾性体13と粘性ダンパ14を取り付けることで架台
2と基illの空間を有効に活用できる。また、第5図
、第6図は、水平弾性体13と粘性ダンパ12の取付部
を拡大して示したものである。
第7図と第8図は、粘性ダンパ14のケーシング4の基
礎1とのピン結合8部の他端に水平移動部材16を取り
付けたもので、基礎1にはこの水平移動部材16を受け
るプレート17が設置されている。これにより、第1図
ではロッド7で粘性ダンパ14の重量を支えていたが、
粘性ダンパ14の重量が大きくなっても水平移動部材1
6で重量を支持できるので、大きい相対変位の場合の長
い形状の粘性ダンパにも対応できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、粘性ダンパの両端をピン結合、或いは
、ユニバーサルジヨイントにしたことで、粘性ダンパ本
体が水平面内で回転し、細長い形状の装置で水平面内で
の減衰効果を得ることができる。これにより、粘性ダン
パが小型化され、ケーシング内の粘性体の量が少なくな
り経済的である。
また、装置の設置に要するスペースが少なくなり、架台
と基礎との空間を有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、本発明の一実施例の粘性ダンパの断
面図、第3図、第4図は、本発明の粘性ダンパを用いた
免震床の側面図と平面図、第5図。 第6図は本発明の粘性ダンパの取付部の説明図、第7図
、第8図は、水平移動部材を取り付けた際の粘性ダンパ
の説明図、第9図、第10図は従来の水平方向用粘性ダ
ンパを用いた際の免震床の平面図と側面図である。 1・・・基礎、2・・・架台、3・・・粘性体、4・・
・ケーシング、5・・・ガイド、6・・・抵抗体、7・
・・ロッド、8・・・ピン結合部、9・・・ユニバーサ
ルジヨイント、10・・・底抜、11・・・スペーサ、
12・・・支持台、13・・水平弾性体、14・・・粘
性ダンパ、15・・・フリーアクセスフロア、16・・
・水平移動部材、17出プレ薗 \ニタ rria t−x=tr−プtwa4ント   78−$1177
1Z、3図 刃 第40 第5図 に1 /j ′lA6国 第q 口 89図 ′L 10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基礎上を水平面内で移動しうる複数個の水平移動部
    材を具備した支持台と、前記支持台に支持される架台と
    からなる免震架台を備え、前記免震架台と基礎との間に
    水平弾性体を設けた免震装置において、 前記水平弾性体の伸縮方向と同方向にのみ移動可能なガ
    イドをもち、一端が水平面内で回転できるように基礎に
    ピン結合、或いは、ユニバーサルジョイントされたケー
    シング、前記ケーシング内に貯蔵された粘性体、前記粘
    性体に浸され、前記ガイドで支持された抵抗板、前記抵
    抗板と前記免震架台とを連結し、前記ケーシングの基礎
    との結合部の他端の軸受と、前記免震架台に設けられた
    ユニバーサルジョイントで支持されたロッドから構成さ
    れた粘性ダンパを設けたことを特徴とする免震装置。
JP30242990A 1990-11-09 1990-11-09 免震装置 Pending JPH04181042A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30242990A JPH04181042A (ja) 1990-11-09 1990-11-09 免震装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30242990A JPH04181042A (ja) 1990-11-09 1990-11-09 免震装置

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Publication Number Publication Date
JPH04181042A true JPH04181042A (ja) 1992-06-29

Family

ID=17908819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30242990A Pending JPH04181042A (ja) 1990-11-09 1990-11-09 免震装置

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