JPH04180906A - 光学式情報記録体用メタクリル樹脂 - Google Patents

光学式情報記録体用メタクリル樹脂

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JPH04180906A
JPH04180906A JP2308164A JP30816490A JPH04180906A JP H04180906 A JPH04180906 A JP H04180906A JP 2308164 A JP2308164 A JP 2308164A JP 30816490 A JP30816490 A JP 30816490A JP H04180906 A JPH04180906 A JP H04180906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methacrylic resin
methyl methacrylate
information recording
phenyl acrylate
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP2308164A
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English (en)
Inventor
Suehiro Tayama
田山 末広
Yasunori Kawachi
川地 保宣
Shigeaki Sasaki
茂明 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Priority to EP19910904333 priority patent/EP0470260A4/en
Priority to KR1019910701419A priority patent/KR920702857A/ko
Priority to PCT/JP1991/000225 priority patent/WO1991013105A1/ja
Publication of JPH04180906A publication Critical patent/JPH04180906A/ja
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ビデオディスク等の光学式情報l2録体用と
して有用なメタクリル樹脂ζこ関するものである。
[従来の技術] メタクリル樹脂は成形性、透明性ζこ優れ、有用な光学
特性を示すため、種々の光学機器として使用できること
が知られており、最近itその優れた性質を生かしてビ
デオディスク等の光学式情報記録体用基板として使用さ
れて(λる。
光学式情報記録体用基板としては光学歪力C74%さく
、優れた耐熱性と成形性を併せ持つこと力に要求される
上、近年、ビデオディスクの生産性の向上、即ち成形サ
イクルの短縮が強く望まれている。
また、光学式情報記録体用メタクリル樹脂として、メチ
ルメタクリレートとエチルメタクリレートの共重合体(
特開昭57−123208号)が提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記の共重合体は流動性を向上させると
光学歪は減少するが、その反面、耐熱性が低下したり、
機械的強度が低下するという欠点が出てくるため、成形
生産性を向上させることは困難であった。
現在、光学式情報記録体用基板、特に、ビデオディスク
、オーディオディスクは主に射出成形により製造されて
いるが、その生産性を考慮した場合、樹脂の耐熱性およ
び流動性により、その成形サイクルが決定されている。
射出成形性における生産性向上のためには、光学歪が小
さく、優れた透明性、機械的強度を損なうことなく、樹
脂の流動性および射出成形時における冷却時間の短縮の
目的で耐熱性を向上させる必要があるが、既存の成形材
料では耐熱性を向上させると、流動性の低下や機械的強
度の低下を伴うという問題を有している。
[課題を解決するための手段] そこで、本発明者らはこのような現状に鑑み、上述の問
題点のない光学式情報記録体用の材料を提供することに
つき鋭意検討した結果、本発明に到達した。
即ち、本発明はメチルメタクリレート単位80〜99.
5重量%およびフェニルアクリレート単位20〜0.5
重量%からなる情報記録体用メタクリル樹脂である。
本発明のメタクリル樹脂の共重合比率は上記の通りであ
り、この範囲外では成形品の機械的強度、および量産時
の生産性を併せ持つことができない。即ち、メチルメタ
クリレート単位が995重量%を超えると樹脂の成形流
動性を維持するために分子量を低くしなければならず、
その結果、機械的強度が低下する。一方、フェニルアク
リレート単位が20重量%を超えると機械的強度に著し
く劣ったものとなる。
また、メタクリル樹脂のメルトフローレートは、AST
M−D1238に基づき、荷重38kgで測定した値で
0.5〜50g/10分の範囲にあることが好ましい。
メルトフa−レートか0.5 g/l 0分より小さい
と金型からの情報の転写性が劣り、且つ成形品の光学歪
が大きくなりやすい。一方、50 g/l 0分より大
きいと機械的強度が低下する傾向にある。
また、本発明のメタクリル樹脂の熱変形温度は、成形時
および使用時の熱変形防止のために、ASTM−D64
8に基づき荷重18.56kgで測定した値で70℃以
上が好ましく、より好ましくは80℃以上である。熱変
形温度が70°Cより低い場合には成形品の耐熱性に劣
り、特に成形時および使用時の熱変形が大きくなり好ま
しくなくなる場合がある。
本発明のメタクリル樹脂の製造には、懸濁重合、塊状重
合、溶液重合等のメタクリル樹脂の製造の慣用法を用い
ることができる。本発明のメタクリル樹脂には、必要に
応じて安定剤、離型剤、滑剤、可塑剤、染料等を添加す
ることもできる このようにして得られた本発明のメタクリル樹脂は、射
出成形、圧縮成形いずれの方法でも基板に成形できる。
〔実施例] 以下、実施例により、本発明を具体的に説明する。なお
、実施例中の「%」、「部」はそれぞれ「重量%」、「
重量部」を示す。
なお、各物性値の測定は、次の方法で行った。
■熱変形温度(HDT) ASTM−D648に準じて荷重18.56kgで測定
した。
■メルトフローレート (MFR) ASTM−D1238に準じて荷重3 、8 kgで測
定した。
■引張強度、引張伸度 射出成形機(日精樹脂製、PS−60E)によりダンベ
ルA型試験片を射出成形し、ASTM−D638に準じ
て測定した。
■光線透過率 射出成形機(名R製作所製、M−200グイナメルタ)
によりφj00mmのディスク(1,2mmt)をシリ
ンダー温度260°Cで射出成形し、得られたディスク
成形品の中心より7cmの地点の透過率を島津製作所製
:UV−160Aにより500〜900 nmの領域で
測定した。
■複屈折 ■で得られたディスク成形品の中心より7cmの地点の
複屈折を偏光顕微鏡(N1kon、 0PTIPHOT
−POL、SENARMONT  C0MPEN5AT
OR:使用波長546r+m、 single  pa
ss)により測定した。
実施例1〜3 第1表に示す割合のメチルメタクリレートとフェニルア
クリレートの単量体混合物100部に、n−オクチルメ
ルカプタン0.35部を溶解し、重合触媒としてラウロ
イルパーオ手サイドo 、 44m、離型剤としてステ
アリルアルコール0,1部、懸濁重合分散剤としてメタ
クリル酸メチルと3−メタクリロイルオキシプロパンス
ルホン酸カリウムの共重合体0.01部、硫酸ナトリウ
ム0.15部、分散媒として水145部を攪拌機および
温度計の付いたガラス製フラスコ重合装置に混入し、8
0°Cで重合させて内温かピークに達した後95°Cで
30分間保持後冷却し、濾過、水洗、乾燥することによ
りビーズ状共重合体を得た。
得られた共重合体を、40mm押出機(田辺プラスチッ
ク機械社製)にて、240°Cで混練しベレット化した
。得られたペレットを用いて各種の評価をしたところ、
第1表の結果を得た。
なお、光線透過率はいずれの実施例においても500〜
900 nmの波長領域で91%以上であり、また、複
屈折はいずれも20mm以下と良好であった。
比較例1〜4 メチルメタクリレートとエチルアクリレートの第1表に
示す割合からなる単量体混合物を使用した以外は実施例
1と全く同様に実験を行った。なお、実施例4はn−オ
クチルメルカプクンの使用量を062部として行った。
結果を第1表に示す。
なお、フェニルアクリレート30部とメチルメタクリレ
ート70部を共重合して得られた共重合体(比較例3)
は、機械的強度が弱いため実用性に欠け、また、メチル
メタクリレート100部を重合して得られた重合体(比
較例4)は、MRFが22’、5g/10分てあり、実
施例2とほぼ同等の流動性であるが、引張強度が半分以
下であり実用性に欠けるものであった。
実施例1〜4及び比較例1〜2の結果より、MRFとH
DTの関係は第1図のようになり、例えばMRFが20
g/10分の共重合体を得ようとする場合、メチルメタ
クリレートとフェニルアクリレートの共重合体は、メチ
ルメタクリレートとエチルアクリレートの共重合体より
も、HDTで約7℃向上か認められることがわかる。
また、HDTが85℃の樹脂を得ようとする場合、メチ
ルメタクリレートとフェニルアクリレートの共重合体は
メチルメタクリレートとエチルアクリレートの共重合体
よりも、MRFで約15 g710分の向上が認められ
、メチルメタクリレートとフェニルアクリレートの共重
合体は、メチルメタクリレートとエチルアクリレートの
共重合体よりもその成形性は生産性の意味において良好
であるといえる。
[発明の効果] 本発明の光学式情報記録体用メタクリル樹脂は、メタク
リル樹脂が本来持つ優れた光学的特性を保持したまま、
耐熱性に優れ、良流動性で生産性にも優れた成形材料と
して好適に使用することができるため、工業上優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願発明のメタクリル樹脂と、従来のメチル
メタクリレートとエチルアクリレートとの共重合体の、
HDTとMRFの関係を示すものである。 早 1 図 MFRす/fDmrn) 手続補正書          較例。 平成3年1月21日   3)同1 ] 特願平2−308164号 2、発明の名称 光学式情報記録体用メタクリル樹脂 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 東京都中央区京橋二丁目3番19号 自発 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明jの欄 6、補正の佑容 l)明細書第6頁第16行に記載の[実施例1〜4」に
補正する。 茗8頁第11行、第15行、第16行、第隋5行および
第11頁第11行に記載のRFJをrMFRJに補正す
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)メチルメタクリレート単位80〜99.5重量%お
    よびフェニルアクリレート単位20〜0.5重量%から
    なる情報記録体用メタクリル樹脂。
JP2308164A 1990-02-23 1990-11-14 光学式情報記録体用メタクリル樹脂 Pending JPH04180906A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2308164A JPH04180906A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 光学式情報記録体用メタクリル樹脂
EP19910904333 EP0470260A4 (en) 1990-02-23 1991-02-22 Methacrylic resin molding material for optical information recording medium
KR1019910701419A KR920702857A (ko) 1990-02-23 1991-02-22 광학식 정보기록체용 메타그릴 수지 성형재료
PCT/JP1991/000225 WO1991013105A1 (en) 1990-02-23 1991-02-22 Methacrylic resin molding material for optical information recording medium

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JP2308164A JPH04180906A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 光学式情報記録体用メタクリル樹脂

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