JPH04180510A - 底吹羽口の溶損推定方法 - Google Patents

底吹羽口の溶損推定方法

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JPH04180510A
JPH04180510A JP30759790A JP30759790A JPH04180510A JP H04180510 A JPH04180510 A JP H04180510A JP 30759790 A JP30759790 A JP 30759790A JP 30759790 A JP30759790 A JP 30759790A JP H04180510 A JPH04180510 A JP H04180510A
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JP
Japan
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tuyere
erosion
bottom blowing
blowing
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP30759790A
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English (en)
Inventor
Takeshi Koyanagi
健 小柳
Michihide Ando
道英 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、底吹羽口の溶損防止方法に関する。
(従来の技術) 従来、上底吹転炉においては、その底吹羽口の流量の可
変性が確保され、かつ底吹羽口自体の溶損が極力少ない
ことが求められており、その対策として小径金属管を多
数集合させて構成し、隣り合う金属管の間隔と内径との
関係を限定し、安定した適当なマンシュルームを形成す
る(特開昭62−177122号公報)ことで溶損を低
減し得ること、すなわちマツシュルーム形成が重要であ
ることが判っている。
しかし、最近のように短かい処理時間で鉄ロスが少なく
、また1n鉱石の高還元率等の高効率が求められ、要員
の低減が望まれる環境下では、流量の可変性の拡大によ
る種々の操業条件への対応と羽口の稼動管理がオンライ
ンで行なえることが望まれるが、その具体的な対応策が
ないのが現状である。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はかかる従来技術の問題点を有利に解決し得る底
吹羽口の溶損推定方法を提供することを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 本発明の要旨とするところは、上底吹転炉における、吹
上温度、吹錬時間、鎮静時間、底吹ガス種、底吹ガス流
量、スラグコーティング剤量、スラグコーティング時間
を複数チャージの平均値として一つのデータ群と巳、主
起データ群を複数用いて、羽目の7容損量と対応”させ
t重回帰式を求め、羽口の溶損量を推定することを特徴
とする底吹羽口の?8損推定方法↓こある。
以下、羽目の溶損量;こ対して、吹上温度、吹錬時間、
鎮静時間、底吹ガス種、底吹ガス流量、スラグコーティ
ング剤量、スラグコーティング時間がそれぞれ如何に影
響するかについて述べる。
吹上温度は高くなると底吹羽口への熱負荷が高まり溶損
は進行する。吹錬時間は長くなると底吹羽口への熱負荷
が高まり溶損は進行する。同しく鎮静時間も長くなると
熱負荷は高まり溶損は進行する。底吹ガス種は同じ流量
でも比熱が異なるため冷却能が異なり、羽口の冷却効果
が変化する。
すなわちCO□からN2そしてArの順で冷却効果が低
下する。底吹ガス流量は底吹羽口の冷却効果に影響を及
ぼし、流量が大きいほど冷却効果は高まる。
しかし、底吹ガス流量はスラグコーティング層の剥離や
溶鋼流動を高め、底吹羽口の溶損を進行させる面もある
。よって、冷却の効果と流動の効果を検討する必要があ
るが、本ノステム:よ実績の回帰より?8損のイ頃向と
;った。スラグコーティング剤量は生ドロマイト等の冷
却効果の高い材質のものを意味し、その量が多くなるこ
と:よスラグの底吹羽口及びその周辺への付着を促進し
、溶を員を抑える効果がある。また、スラグコーティン
グ時間は高温溶融スラグの冷却を促進し、スラグの底吹
羽口及びその周辺への付着を促進し、溶損を抑える効果
がある。
以下本発明を第1図に示す実施態様により説明する。第
1図は上底吹転炉の概要図であり、上底吹転炉は鉄皮3
の内部に耐火物1があって、底吹羽目耐火物2から、A
r 、 Co□+ NZ及び0□ガスを吹込む。併せて
、上吹ランス10より0□を吹込む。底吹供給ガス配管
4に設置した圧力計5と流量計6からデータを採取し、
羽目に埋設した熱電対7からのデータも同時に採取する
。本発明では圧力計5の圧力、流量計6の流量、熱電対
7の温度はあくまでも参考である。予め設定される底吹
条件から演算器8で計算した各許容範囲との比較管理を
することで、底吹羽口耐火物上に、付着形成する凝固金
属(マンシュルーム)の形態を常時把握することを特徴
とするものである。
まず、最初にlch毎に、吹上温度T’、吹錬時間tl
、鎮静時間t2、底吹ガス種(Nz、 C0z1^r等
)Q +、底吹ガス流量F“、スラグコーティング剤量
W“、スラグコーティング時間tffを操業データとし
て記憶しておく。これらのデータを複数ch蓄積してい
<、50ch分の羽口の溶損量Vxはオンラインまたは
オフラインで計測する。この際、50ch分の操業デー
タの平均値7+、 tl、 t2.  Ql」DW I
 、 t3と羽口の溶損量を1組のデータベースとする
。この工程を1炉代(約2000〜8000ch )に
わたって繰返した時点で、羽口の溶損量Vxを操業デー
タを用い重回帰式で整理し、これを羽口溶損推定の基本
式とする。例えば基本式は、 −(0,092) t’ + (0,0008)   
・−−−−−一〜(1)式%式%:)) となる。次に、当、:hの操業データ(予定または実績
)を(1)式に代入することで、係数A−Dが求まり、
当chQこおける溶損量を求めることが出来る。
特に、当chのみならず次ch以降についても、予定が
決まった段階で各chの操業データを上記(1)式に代
入すると第2図Sこ示すように、羽口の溶損を示すこと
が出来る。第2図には参考として、羽口溶損の管理基準
ラインと管理上下限ラインを示したが、ケース1のよう
に、管理上限ラインを大幅に上回るケースでは、羽口へ
のスラグコーティングは行なわず、特に溶損防止の対策
は不要となる。
しかしケース2の場合については、今後溶損が管理下限
ラインを下回るため、スラグコーティングなどの対策を
行なう必要があることが判り、このグラフにより操業上
ジャストインタイムで溶損防止または過剰スラグコーテ
ィングによる羽目埋り込みの防止を行なうことが出来る
なお、第1表に操業実績に基づく推定溶損量Vχと実績
溶損量νXについての解析結果を示したが、比較的よく
合っているのがわかる。
すなわち■の期間:ま第2図↓こ示す通り、管理基準回
内にあり、T1 も低いため、Wlは少なくすんだ。し
かし、■の期間は管理基準下限よりのスタートであり、
Wlを高めた操業を行ない羽口溶損は防止出来た。■の
期間は■の操業の結果、管理基準上限まで来たためWl
を少なくし、■の期間も推定溶損速度からも管理基準範
囲内であるためWIは少なく出来た。■の期間は管理基
準下限がスタートとなるため、期間■同様W′を多(す
る操業を行なった。さらに■の期間においては、■の点
線の操業が予想されたので、Wlを多めに操業したが、
推定溶損速度が大きいため、管理基準上限を上回った。
さらに■の期間以降は、現状通りの操業ではケース1に
従うことが推定計算で求まったので、WlをOに近づけ
る操業を行なうことで管理範囲内を狙う操業が出来る。
また、溶損量の推定精度前高めるため、過去の稼動炉の
みならず、現在稼動中(操業中)の炉についても前出の
データ処理を行ない、(1)式の重回帰式における各係
数を修正することも出来る。
さらに、操業データも前出の7項目は基本であるが、ス
ラグ中の(T、Fe)や炉の休止時間を取込むことによ
りさらに推定精度が上る場合もある。
(発明の効果) 本システムは操業1chの過去の実績及び今後の予定を
用いた羽目の溶損量推定システムであるが、lch中で
オンタイムに羽口の稼動状態を把握することで、今まで
は未解決であった羽口の溶損原因を解析でき、転炉操業
の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に用いた上底吹転炉の概要図、第
2図は上底吹転炉操業における羽目の溶損状況を示す図
である。 l:耐火物、2:底吹羽口耐火物、3:鉄皮、4:底吹
供給ガス配管、5:圧力計、6:流量計、7:羽口埋設
熱電対とシース、8:演算器、9:表示装置、lO:上
吹ランス。 特許出願人 新日本製鐵株式會社 ! 代 理 人 大 関 和 大工 第2図 r回(

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上底吹転炉における、吹上温度、吹錬時間、鎮静時間、
    底吹ガス種、底吹ガス流量、スラグコーティング剤量、
    スラグコーティング時間を複数チャージの平均値として
    一つのデータ群とし、上記データ群を複数用いて、羽口
    の溶損量と対応させた重回帰式を求め、羽口の溶損量を
    推定することを特徴とする底吹羽口の溶損推定方法。
JP30759790A 1990-11-14 1990-11-14 底吹羽口の溶損推定方法 Pending JPH04180510A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014122373A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Jfe Steel Corp 転炉オフガスダスト濃度測定方法
JP2016519751A (ja) * 2013-04-12 2016-07-07 リフラクトリー・インテレクチュアル・プロパティー・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニ・カーゲー 特に溶融金属用の冶金容器の耐火物ライニングの状態を決定するための方法

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