JPH04180338A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は光電変換素子を用いて画像信号を得る画像読取
装置に関するものである。

〈従来の技術〉 今日、画像読取装置はファクシミリ装置や複写機等に於
いて多く用いられており、この画像読取装置の構成は第
４図に示すように、先ず上面カバーに積層した原稿５０
を予備搬送ローラ５１及び分に１０−ラ５２で一枚ずつ
分離給送する。次に搬送ローラ対５３．５４により前記
−枚の原稿５０を搬送する。

該原稿５０は原稿読取位置を通過して排出ローラ対５５
、５６により装置外部に排出する。また前記原稿読取台
を通過する際に、光源５７によって前記原稿５０面に光
照射し、その反射光（光像）を複数枚のミラー５８及び
レンズ５９を介してＣＣＤ６０に至らせて電気信号に変
換し、該電気信号をコピーモードの場合は自己の記録部
（図中右側部）に、ファクシミリモード（送信モード）
の場合は他機の記録部に送信する如く構成している。

尚、前記原稿読取位置は下原稿台６１に原稿ガラス６２
を取り付けて構成されており、原稿搬送路中の搬送ロー
ラ対５３．５４と排出ローラ対５５．５６０間に位置す
る。また該原稿ガラス６２下側には前述した光源５７が
設けられており、原稿ガラス６２と同様に下原稿台６１
に一体的に取り付けられている。

また前述した原稿５０の光像を読み取り電気信号に変換
する部分である光学ユニットの構成は、前記複数枚のミ
ラー５８と、前記レンズ５９を有するレンズホルダー６
３とを光学基板６４内に取り付け、前記レンズホルダー
６３にＣＣＤ６０を設けたＣＣＤ基板６５を取り付けて
構成されている。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記従来例では以下のような問題があっ
た。

前記光学ユニットはビンＤＰＩ整及び倍率調整を行った
後に装置本体に組み込むため、組み込みの途中にゴミや
埃等が入り、光学ユニット内の各部品に付着する可能性
があり、該光学ユニットで画像を読み取った際に白スジ
や黒スジが画情報に付加される恐れがあった。

また前記光学ユニットは装置本体に組み込んだ後であっ
ても部品と部品との隙間が大きいため、ゴミや埃等が入
り画情報に影響を与える原因となる恐れがあった。

また光源を前記光学ユニットとは別個に取り付けている
ので、例えばＬＥＤアレイ等の点光源或いは線光源を用
いた場合、実際に読み取っているラインと光源の最高の
照度が得られる読み取りラインを一致させるのが困難で
あり、従って光源に余裕を持たせるためＬＥＤチップの
数を増やす必要があり、コストアンプとなったり、発熱
の原因となる恐れがあった。

また光源により照射された原稿面の画像の縮小に必要な
光路長を確保するために前記複数枚のミラー同士の間隔
を取りすぎ、光学ユニットが大きくなってしまい該ユニ
ットを小型化するのは困難であった。

本発明は上記従来技術の課題を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、前記ミラー、レンズ
及び光源等をユニット化して一体的に構成し、更に密閉
構造にすることによって防塵性を向上させた画像読取装
置を提供しようとするものである。

〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決し、以下に述べる実施例に適用される代
表的な手段は、光源により原稿面を照射し、その光像を
ミラー及びレンズを介して充電変換素子に至らせて電気
信号に変換する画像読取装置に於いて、前記ミラーを取
り付けるための光学部材と、前記光学部材の上部を覆う
カバー部材と、を一体的に取り付けて略密閉構造とした
ことを特徴とする。

く作用〉 本発明によれば、前記光学部材内にミラーを取り付け、
該光学部材の上部開口部に前記カバー部材を覆い被せる
ように取り付けるので、ゴミや埃等が入る隙間を小さく
することができ、従って防塵性を向上することができる
。

〈実施例〉 次に前記手段をファクシミリ装置に適用した本発明に係
る一実施例を説明する。

（第一実施例〕 第１図はファクシミリ装置の中央断面説明図、第２図は
光学ユニットの側面図、第３図は光学ユニットの平面図
である。

先ず本実施例に係るファクシミリ装置の全体構成を説明
すると、第１図に示すように原稿搬送系Ａと画像読取系
Ｂ及び画像記録系Ｃとから構成されている。

原稿搬送系Ａは上面カバーに複数枚積載した原稿ｌを分
離押圧片１ａと圧接した予備搬送ローラ１ｂで予備搬送
し、分離押圧片２ａと圧接した分離ローラ２ｂで一枚ず
つ分離給送し、押圧コロ３ａと圧接した搬送ローラ３ｂ
及び押圧コロ４ａと圧接した排出ローラ４ｂで矢印ａ方
向へ搬送して原稿用の排出トレイ５へ排出する如く構成
している。尚、分離押圧片１ａ、２ａ及び押圧コロ３ａ
。

４ｄはそれぞれバネにより押圧されそ前記各ローラ２ｂ
、２ｂ、３ｂ、４ｂに圧接している。

前記原稿１の画像情報は搬送ローラ３ｂから排出ローラ
４ｂへ搬送される途中、後述する画像読取系Ｂにより光
学的に読み取られる。前記光学的に読み取られた画像情
報は電気信号としてファクシミリモード（送信モード）
の場合は他機の記録系に、コピーモードの場合は自己の
ファクシミリ装置に於ける画像記録系Ｃに伝送する如く
構成している。

前記画像記録系Ｃはロールホルダー６へ収容した感熱ロ
ールシート７をプラテンローラ８で矢印す方向へ搬送す
ると共に、この搬送に同期して記録ヘッド９を画信号に
応して発熱させて配録し、該記録済みのシート７はガイ
ド部材によりカッター１０に導かれて画像後端からカッ
トされて反転トレイ１１へスタックされる如く構成され
ている。

ここで前記画像読取系Ｂの構成について具体的に説明す
ると、第１図に示すように光源であるところのＬＥＤア
レイ１３によって原稿ガラス１４を介して原稿１の画像
面に光照射し、その反射光（光像）を複数枚のミラー１
５ａ、１５ｂ、１５ｃによって反射し、レンズ１７を介
して光電変換素子であるＣＣＤ１Ｂに至らしめ電気信号
に変換する如く構成されている。尚、この画像読取系Ｂ
は光学ユニ、トとしてユニット化されている。

前記光学ユニットは第１図乃至第３図に示すように、３
ケ所の支持部１９ａ、１９ｂ、１９ｃによって本体フレ
ーム２０に取り付けられている。この支持部１９ａ、１
９ｂ、１９ｃは箱型の光学部材である光学基板２１の一
部となっており、該光学基板２１はプラスチックで一体
形成されている。この光学基板２１をプラスチックで構
成することにより、光学ユニントを軽量化している。

次に本光学ユニットを構成している部品について説明す
ると、前記ミラー１５ａ、１５ｂ、１５ｃは各部品の誤
差等による反射位置のズレに対応できるように、幅を広
くとって（例えば、１５ａを２２ｍｍ。

１５ｂを１４ｍｍ、　１５　Ｃを１２ｍｍ）形成されて
おり、且つ厚さ５嘗讃程度のガラスで形成されている。

該ミラー１５ａ、　１５ｂ、１５ｃはそれぞれ金属の板
バネであるミラー保持板２２ａ、２２ｂ、２２ｃによっ
て光学基板２１の内部に取り付けられている。特にミラ
ー１５ｂは搬送ローラ３ｂと排出ローラ４ｂの間に位置
する。

該光学基板２１の上部をカバー部材である光学カバー１
２及び原稿ガラス台２３で覆うことによって、本光学ユ
ニットは略密閉された箱形状となっている。また光学カ
バー１２には光源であるところのＬＥＤアレイ１３が取
り付けてあり、前記ミラー１５ｂと同様に搬送ローラ３
ｂと排出ローラ４ｂの間に位置する。更に原稿ガラス台
２３には原稿ガラス１４が接着剤等で貼着固定されてい
る。

また、第１図に示すようにレンズ１７は鏡筒２４の中に
固定されており、レンズユニットとなっている。更に、
該レンズユニットはレンズホルダー２５の中に収められ
ており、光軸方向に調整可能な構造となっており、ピン
ト調整をすることができる。

２６はＣＣＤ基板であって、光電変換素子であるＣ０Ｄ
１８が実装されている。該ＣＣＤ基Ｆｉ、２６は前記ト
ンズホルダー２５に対して上下左右に調整可能に取り付
けてあり、ライン調整をすることができる。

また、前記レンズホルダー２５は光学基板２１に光軸方
向に調整可能な構造となっており光学基板２１の外側に
取り付けてあり、光路長を調整することにより倍率調整
をすることができる。更に、該レンズホルダー２５はＣ
ＣＤ基板２６の実装面上１　ｖｓｍ近くまで覆っている
。

尚、ＣＣＤ基板２６をレンズホルダー２５に取り付ける
際に、レンズホルダー２５によりＣＣＤ１Ｂを覆うよう
に取り付けている。従ってレンズ１７．ＣＣＤ１８等は
レンズホルダー２５によって一体的に形成されている。

〈発明の効果〉 上述のように構成することによって、以下のような効果
を得ることができる。

先ず、光学部材の上部開口部をカバー部材で覆い被せ略
密封状態とすることによって、前記光学部材内に入る隙
間を小さくすることができる。従って、ゴミや埃等の侵
入を少なくすることができので、直像の品質を向上させ
ることができる。

また、前記カバー部材に光源を取り付けて光学ユニット
として一体形成したので、光源の位置精度を上げること
ができ、常に最高の照度が得られる位置を読取位置とす
ることができる。従って余分なＬＥＤチップの数を増や
す必要がなく、発熱を最少銀に抑えることができ、更に
コストダウンにもつながる。

更にレンズホルダーで光電変換素子を覆うように取り付
けたので、該レンズホルダーと光電変換素子との隙間を
小さくすることができ、従ってゴミ等の侵入を防ぎ、光
電変換素子へのゴミの付着を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施したファクシミリ装置の中央断面
図、第２図は光学ユニットの側面図、第３図は光学ユニ
ットの平面図、第４図は従来例のファクシミリ装置の中
央断面図である。 Ａは原稿搬送系、Ｂは画像読取系、Ｃは画像記録系、１
２は光学カバー、１３はＬＥＤアレイ、１４は原稿ガラ
ス、１５ａ、１５ｂ、１５ｃはミラー、１７はレンズ、
１８はＣＣＤ、１９ａ、１９ｂ、１９ｃは支持部、２０
は本体フレーム、２１は光学基板、２２ａ、２２ｂ。 ２２ｃはミラー保持板、２３は原稿ガラス台、２４は鏡
筒、２５はレンズホルダー、２６はＣＣＤ基板、５０は
原稿、５Ｉは予備搬送ローラ、５２は分離ローラ、５３
゜５４は搬送ローラ対、５５．５６は排出ローラ対、５
７は光源、５８はミラー、５９ばレンズ、６０はＣＣＤ
、６１は下原稿台、６２は原稿ガラス、６３はレンズホ
ルダー、６４は光学基板、６５はＣＣＤ基板である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）光源により原稿面を照射し、その光像をミラー及
   びレンズを介して光電変換素子に至らせて電気信号に変
   換する画像読取装置に於いて、 前記ミラーを取り付けるための光学部材と、前記光学部
   材の上部を覆うカバー部材と、 を一体的に取り付けて略密閉構造としたことを特徴とす
   る画像読取装置。
2. （２）前記カバー部材に前記光源を取り付けてユニット
   として一体的に構成してなる請求項（１）記載の画像読
   取装置。
3. （３）前記レンズを取り付けるためのレンズホルダーが
   前記光電変換素子を覆うよう構成した請求項（１）記載
   の画像読取装置。