JPH04180027A - 液晶表示パネルおよびその製造方法 - Google Patents
液晶表示パネルおよびその製造方法Info
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- JPH04180027A JPH04180027A JP31077790A JP31077790A JPH04180027A JP H04180027 A JPH04180027 A JP H04180027A JP 31077790 A JP31077790 A JP 31077790A JP 31077790 A JP31077790 A JP 31077790A JP H04180027 A JPH04180027 A JP H04180027A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、デイスプレィ装置である液晶表示パネルおよ
びその製造方法に関するものである。
びその製造方法に関するものである。
従来の技術
従来の技術を第４図、第５図を用いて説明する。
液晶表示パネルは、２枚のガラス基板１間のギャップ７
を均一に保って固定し、ここに液晶６を封入する。ギャ
ップは数μｍであり、この固定はシーリング樹脂４とし
て主としてエポキシ樹脂などが、寸法固定、ｖ！封性、
液晶材料との不活性などの観点から使用されている。導
体部露出の必要や、パネル強度向上の必要からシーリン
グ樹脂４はガラス基板外縁部２から数鵬から数十閣内側
に設けられる。
を均一に保って固定し、ここに液晶６を封入する。ギャ
ップは数μｍであり、この固定はシーリング樹脂４とし
て主としてエポキシ樹脂などが、寸法固定、ｖ！封性、
液晶材料との不活性などの観点から使用されている。導
体部露出の必要や、パネル強度向上の必要からシーリン
グ樹脂４はガラス基板外縁部２から数鵬から数十閣内側
に設けられる。
こうして作られているシーリング樹脂外周と基板外縁部
間にあって２枚の基板間の隙間に形成される空間８に水
分などが入り、基板上の薄膜導体部３を腐食することが
ある。このため水分の浸入を防ぐ目的で２枚の基板の外
縁に樹脂を塗布して基板外縁封止樹脂９を形成している
。
間にあって２枚の基板間の隙間に形成される空間８に水
分などが入り、基板上の薄膜導体部３を腐食することが
ある。このため水分の浸入を防ぐ目的で２枚の基板の外
縁に樹脂を塗布して基板外縁封止樹脂９を形成している
。
発明が解決しようとする課題
このような構造をもつ液晶表示パぶルにおいて基板外縁
封止部に使用する樹脂材料として、エポキシ樹脂等硬度
の高い材料を使用すると、水分の浸入は防げるが温度等
環境変化でこの外縁封止樹脂、シーリング樹脂、基板間
に応力が発生して、基板変形や液晶のギャップ変動とな
って表示特性の低下を招く。またここに柔らかい樹脂、
例えばシリコン樹脂を使用すると温度等環境変化でも基
板変形、ギャップ変動は発生しないものの水分の浸入は
防げず、また浸入した水分は樹脂の１０水性により閉し
込められた状態になり基板上の薄膜導体部を腐食しやす
い。
封止部に使用する樹脂材料として、エポキシ樹脂等硬度
の高い材料を使用すると、水分の浸入は防げるが温度等
環境変化でこの外縁封止樹脂、シーリング樹脂、基板間
に応力が発生して、基板変形や液晶のギャップ変動とな
って表示特性の低下を招く。またここに柔らかい樹脂、
例えばシリコン樹脂を使用すると温度等環境変化でも基
板変形、ギャップ変動は発生しないものの水分の浸入は
防げず、また浸入した水分は樹脂の１０水性により閉し
込められた状態になり基板上の薄膜導体部を腐食しやす
い。
またウレタン樹脂を使用すると温度等環境変化でも基板
変形、ギャップ変動は発生しないものの、ウレタン樹脂
自体が基板上の薄膜導体部を腐食す・ ることかあっ
て好ましいものでなかった。
変形、ギャップ変動は発生しないものの、ウレタン樹脂
自体が基板上の薄膜導体部を腐食す・ ることかあっ
て好ましいものでなかった。
また外縁部だけでなく、空間全体に樹脂を充填する構造
も、前記と同様の理由で充分な性能が発揮できなかった
。
も、前記と同様の理由で充分な性能が発揮できなかった
。
従来はこのような狭い間隙の基板外縁部に使用する適切
な対土用樹脂がなかった。
な対土用樹脂がなかった。
本発明は上記問題点に鑑み、簡単な製造方法。
構造でシーリング樹脂外周と基板外縁部間にあって２枚
の基板間の隙間に形成される空間への水分等の浸入を防
ぎ、信転性が高く寿命の長い液晶表示パネルを容易に安
価に提供することを目的としている。
の基板間の隙間に形成される空間への水分等の浸入を防
ぎ、信転性が高く寿命の長い液晶表示パネルを容易に安
価に提供することを目的としている。
課題を解決するための手段
ＷＲ晶表示パネルのツーリング樹脂外周と基板外縁部間
にあって２枚の基板間の隙間に形成される空間に充填固
着させる基板外縁充填樹脂として、フッ素変性アクリル
・ウレタン・シリコン樹脂を用いることによって、水分
等に起因する基板上の薄膜導体部の腐食をなくし、また
温度等環境変化での応力により基板変形や液晶のギャッ
プ変動を防ぎ、安定性と信鯨性に冨んだ液晶表示パスル
を得るものである。
にあって２枚の基板間の隙間に形成される空間に充填固
着させる基板外縁充填樹脂として、フッ素変性アクリル
・ウレタン・シリコン樹脂を用いることによって、水分
等に起因する基板上の薄膜導体部の腐食をなくし、また
温度等環境変化での応力により基板変形や液晶のギャッ
プ変動を防ぎ、安定性と信鯨性に冨んだ液晶表示パスル
を得るものである。
作用
フッ素変性アクリル・ウレタン・ソリコン樹脂は溶剤に
より粘度を調整することができるので、液晶表示パスル
のシーリング樹脂外周部と２枚の基板間の隙間とで形成
される空間に、十分緻密に充填固着させることができ、
しかもその後も空気中の微量水分と反応して、第３図に
示すようなシロキサン結合をもった構造体を形成する。
より粘度を調整することができるので、液晶表示パスル
のシーリング樹脂外周部と２枚の基板間の隙間とで形成
される空間に、十分緻密に充填固着させることができ、
しかもその後も空気中の微量水分と反応して、第３図に
示すようなシロキサン結合をもった構造体を形成する。
これは化学的に安定で、しかも可能性、密着性。
電気絶縁性に優れ、ｉ３湿率も小さい。密着性が高（透
湿率も小さいので、水分等に起因する基板上の薄膜導体
部の腐食のおそれがなくなる。
湿率も小さいので、水分等に起因する基板上の薄膜導体
部の腐食のおそれがなくなる。
また可撓性、密着性に優れるために温度等環境変化での
応力による基板変形や液晶のギャップ変動をおこしにく
い。また化学的安定性、電気絶縁性に優れるから樹脂自
体による薄膜導体部の腐食もなく、化学的、電気的にも
安定な液晶表示パネルを得ることができる。
応力による基板変形や液晶のギャップ変動をおこしにく
い。また化学的安定性、電気絶縁性に優れるから樹脂自
体による薄膜導体部の腐食もなく、化学的、電気的にも
安定な液晶表示パネルを得ることができる。
実施例
以下本発明の一実施例を図面により説明する。
第１図、第２図において、薄膜導体部３を有した２枚の
ガラス基板１により構成された液晶表示パネルのシーリ
ング樹脂４外周とガラス基板外縁部間にあって２枚の基
板１の間の隙間に、硬化後に第３図に示す構造をもつフ
ッ素変性アクリル・ウレタン・シリコン樹脂を浸透、充
填し基板外縁充填樹脂５とする。フッ素変性アクリル・
ウレタン・シリコン樹脂にエタノールを加え、樹脂分５
ｗｔ％で数ｃｐの低粘度とし、２枚の基板間の隙間に塗
布する。樹脂は低粘度であるため、容易にシーリング樹
脂までの隙間が充分に充填される。
ガラス基板１により構成された液晶表示パネルのシーリ
ング樹脂４外周とガラス基板外縁部間にあって２枚の基
板１の間の隙間に、硬化後に第３図に示す構造をもつフ
ッ素変性アクリル・ウレタン・シリコン樹脂を浸透、充
填し基板外縁充填樹脂５とする。フッ素変性アクリル・
ウレタン・シリコン樹脂にエタノールを加え、樹脂分５
ｗｔ％で数ｃｐの低粘度とし、２枚の基板間の隙間に塗
布する。樹脂は低粘度であるため、容易にシーリング樹
脂までの隙間が充分に充填される。
これを室温放置した後、７０’Ｃ，１時間の加熱を行い
硬化させて、液晶表示パスルを得た。
硬化させて、液晶表示パスルを得た。
本実施例と同様の方法でエポキシ系、ソリコン系５ウレ
タン系の樹脂を用いた場合と比較した評価試験により効
果を確認した。
タン系の樹脂を用いた場合と比較した評価試験により効
果を確認した。
水分等による腐食に対する効果は温中放置試験、樹脂に
よる薄膜導体部局食性は高温放置試験、温度による変形
に対する効果は冷熱環境下のギヤ。
よる薄膜導体部局食性は高温放置試験、温度による変形
に対する効果は冷熱環境下のギヤ。
ブ測定によって評価した。
試料は１０１００Ｘ６０のテストサンプルを用い、次表
の結果を得た。
の結果を得た。
（以 下 余 白）
発明の効果
以上のように液晶表示パネルのツーリング樹脂外周の２
枚の基板間の隙間を、フン素変性アクリル・ウレタン・
シリコン樹脂を用いて充填固着させることによって、密
着性が高く、透湿率も小さくて水分等の浸入を防止でき
、基板上のＴＲ膜導体部の腐食のおそれがなくなる。ま
た可撓性、密着性に優れるために温度等環境変化での応
力による基板変形や液晶のギャップ変動をおこしにくい
、また化学的安定性や電気絶縁性に優れるから樹脂自体
による薄膜導体部の腐食もなく、また電気的にも安定な
液晶表示パネルを得ることができるという実用上優れた
効果を有する。
枚の基板間の隙間を、フン素変性アクリル・ウレタン・
シリコン樹脂を用いて充填固着させることによって、密
着性が高く、透湿率も小さくて水分等の浸入を防止でき
、基板上のＴＲ膜導体部の腐食のおそれがなくなる。ま
た可撓性、密着性に優れるために温度等環境変化での応
力による基板変形や液晶のギャップ変動をおこしにくい
、また化学的安定性や電気絶縁性に優れるから樹脂自体
による薄膜導体部の腐食もなく、また電気的にも安定な
液晶表示パネルを得ることができるという実用上優れた
効果を有する。
第１図は本発明の一実施例における液晶表示パネルの平
面図、第２図は第１図Ａ−Ａ’における断面図、第３図
は本発明の一実施例に用いたフ。 素度性アクリル・ウレタン・シリコン樹脂の構造模式図
、第４図は従来例における液晶表示パネルの平面図、第
５図は第４図Ｂ−Ｂ’における断面図である。 １・・・・・・ガラス基板、２・・・・・・ガラス基板
外縁部、３・・・・・・薄膜導体部、４・・・・・・シ
ーリング樹脂、５・・・・・・基板外縁充填樹脂、６・
・・・・・液晶、７・・・・・・液晶ギヤツブ、８・・
・・・・空間、９・・・・・・基板外縁封止樹脂。
面図、第２図は第１図Ａ−Ａ’における断面図、第３図
は本発明の一実施例に用いたフ。 素度性アクリル・ウレタン・シリコン樹脂の構造模式図
、第４図は従来例における液晶表示パネルの平面図、第
５図は第４図Ｂ−Ｂ’における断面図である。 １・・・・・・ガラス基板、２・・・・・・ガラス基板
外縁部、３・・・・・・薄膜導体部、４・・・・・・シ
ーリング樹脂、５・・・・・・基板外縁充填樹脂、６・
・・・・・液晶、７・・・・・・液晶ギヤツブ、８・・
・・・・空間、９・・・・・・基板外縁封止樹脂。
Claims (2)
- （１）２枚の基板をシーリング樹脂で貼合わせ、その外
側の基板間隙部にフッ素変性アクリル・ウレタン・シリ
コン樹脂を充填、固着して作成する液晶表示パネルの製
造方法。 - （２）請求項（１）記載の製造方法により得られた構造
を有する液晶表示パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31077790A JPH04180027A (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | 液晶表示パネルおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31077790A JPH04180027A (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | 液晶表示パネルおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04180027A true JPH04180027A (ja) | 1992-06-26 |
Family
ID=18009348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31077790A Pending JPH04180027A (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | 液晶表示パネルおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04180027A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004001493A1 (fr) * | 2002-06-21 | 2003-12-31 | Asulab S.A. | Procede de fabrication d'un dispositif delimitant un volume pour le confinement d'un fluide ou d'une matiere sensible |
| JP2010026307A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Citizen Finetech Miyota Co Ltd | 液晶表示素子およびその製造方法 |
| JP2014026009A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-06 | Japan Display Inc | 液晶表示装置及びその製造方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5732419A (en) * | 1980-08-06 | 1982-02-22 | Hitachi Ltd | Liquid crystal display element |
| JPS5833218A (ja) * | 1981-08-21 | 1983-02-26 | Alps Electric Co Ltd | 液晶表示素子 |
| JPS6129821A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-10 | Ricoh Co Ltd | 液晶表示素子 |
| JPH03220528A (ja) * | 1990-01-26 | 1991-09-27 | Ube Ind Ltd | 液晶表示パネル |
-
1990
- 1990-11-15 JP JP31077790A patent/JPH04180027A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5732419A (en) * | 1980-08-06 | 1982-02-22 | Hitachi Ltd | Liquid crystal display element |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7671960B2 (en) | 2002-06-12 | 2010-03-02 | Asulab S.A. | Method for producing a device defining a volume for retaining a fluid or a sensitive material |
| WO2004001493A1 (fr) * | 2002-06-21 | 2003-12-31 | Asulab S.A. | Procede de fabrication d'un dispositif delimitant un volume pour le confinement d'un fluide ou d'une matiere sensible |
| EP1376209A1 (fr) * | 2002-06-21 | 2004-01-02 | Asulab S.A. | Procédé de fabrication d'un dispositif délimitant un volume pour le confinement d'un fluide ou d'une matière sensible |
| US7420648B2 (en) | 2002-06-21 | 2008-09-02 | Asutlab S.A. | Method for producing a device defining a volume for retaining a fluid or a sensitive material |
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