JPH04179370A - 画像記録装置における濃度補正装置 - Google Patents

画像記録装置における濃度補正装置

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JPH04179370A
JPH04179370A JP2306210A JP30621090A JPH04179370A JP H04179370 A JPH04179370 A JP H04179370A JP 2306210 A JP2306210 A JP 2306210A JP 30621090 A JP30621090 A JP 30621090A JP H04179370 A JPH04179370 A JP H04179370A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は画像記録装置における濃度補正装置に関し、特
に、画像記録に関わる種々の因子の変動によって記録画
像の濃度か変動するのを防止することを目的とした濃度
補正装置に関する。
〈従来の技術〉 従来より、画像記録装置として、光ビームを画像信号に
基づいて変調し、この変調された光ビ−ムを記録媒体と
しての感光材料上に走査させ、それにより感光した感光
材料を現像するようにした光走査記録装置か知られてい
る(特開昭54−42243号公報及び特開昭59−8
3150号公報等参照)。
前記光走査記録装置の一例を、第7図に基づいて説明す
ると、半導体レーザ1から射出された光ビーム(レーザ
ビーム)2は、コリメータレンズ3によって平行ビーム
とされた上でミラー4て反射された後に回転多面鏡等の
光偏向器5に入射する。光ビーム2はこの光偏向器5に
よって反射偏向され、集束レンズ6に通され感光材料7
上を矢印Y方向と略直角な方向に走査(主走査)する。
それと共に感光材料7か図示しない搬送装置によって上
記矢印Y方向に搬送されて副走査かなされ、これにより
感光材料γ上には光ビーム2か2次元的に照射される。
上記光ビーム2は、画像信号出力装置から出力された画
像信号に基ついて変調されており、この変調された光ビ
ームに感光した感光材料7上には、上記画像信号が担持
する画像か写真潜像として記録される。
上記画像信号はデジタル信号であり、第8図に示すよう
に、画像メモリ8を経て信号変換回路9に通され、所定
の変換テーブルに基ついて光変調信号に変換され、この
光変調信号は、ラッチ回路10を経た後D/A変換器1
1てアナログ信号に変換される。そして、かかるアナロ
グの光変調信号か光変調回路12に入力され、この光変
調回路12が前記半導体レーザ1から出射されたレーザ
ビームを変調して、この変調されたレーザビームか感光
材料(フィルム)7上を走査することによって、画像か
写真潜像として記録される。
更に、感光した感光材料7は次に公知の現像機I3に送
られ、そこで現像、定着、水洗、乾燥の各処理を受ける
。この現像処理により、前記写真潜像か現像され、感光
材料7には前記画像信号か担持する画像か可視像として
記録される。
尚、上記の光変調回路12にあっては、半導体レーザ1
を直接変調駆動しているが、光源としてガスレーザを用
いる場合には、音響光学素子(AOM)等の強度変調器
を使用するのか普通である。
〈発明か解決しようとする課題〉 ところて、第9図は画像信号と感光材料上に記録された
濃度特性、つまり階調特性の一例を示している。この図
から明らかなように、一般に階調特性は画像信号に対し
てリニアにならず、このままでは良好な階調画像を得る
ことは不可能である。
上記のように画像信号に対して記録濃度かリニアになら
ない理由としては次のようなものか上げられる。
(1)感光材料等の記録媒体の特性かリニアでない。
(光量の対数と濃度の関係か略リニアである。)(2)
音響光学素子(AOM)等の強度変調器の特性かリニア
でない。
(3)半導体レーザを使用した場合には、半導体レーザ
に供給する電流と出射光量との関係かりニアでない。
このため、通常は上述した第8図に示すような信号変換
回路9を設けて、例えば第10図に示すように画像信号
と記録濃度との関係を示す関数の逆関数となる画像信号
の変換テーブルを前記信号変換回路9に備えるようにし
て、前記変換テーブルに基ついて入力画像信号を変換し
、トータルの特性(画像信号対記録濃度)かできるだけ
リニアな特性に近つくような工夫かなされている。
しかしながら、たとえ同し画像記録装置・現像機を用い
、かつ、一定の種類の感光材料を用いるようにしても、
機体差、調整状態の違い、環境条件の違い2M光先光源
経時変化、感光材料のロットの切り換えなどによって、
記録濃度か変化してしまうことがあり、例えば、特に高
階調が必要とされる医療用画像の記録においては、上記
の問題があるとその画像の診断性能か損なわれてしまう
という問題かある。
このため、従来から前記信号変換回路における変換特性
(変換テーブル)を、前述のような条件変化に対応して
変えるようにしているものかある(特開昭58−190
950号公報及び特開昭59−83150号公報等参照
)。
例えは特開昭58−190950号公報に開示される変
換テーブルの設定方法によると、既知の画像信号に基つ
き変換テーブルを用いずに画像記録・現像を行わせると
共に、記録現像された画像濃度を計測し、前記画像信号
と得られた画像濃度との複数の組に基つき画像信号に対
する記録濃度の特性関数を得て、この関数の逆関数とし
て変換テーブルを設定するものてあり、前記画像信号と
記録濃度との関係からなる離散的データを補間演算し、
更に、平滑化処理することで入力画像信号を光量制画信
号(光変調信号)に変換する変換テーブルを全く新規に
設定するようにしている。
上記のように、既知の画像信号に基づいて実際に画像記
録・現像を行わせて得られる濃度データからなる離散的
な変換特性のデータを、補間演算及び平滑化処理を行う
ことにより連続的なデータとして新規に変換テーブルを
設定する場合には、サンプルデータの数か少ないとサン
プルデータ間において所望の特性に対する補間誤差か大
きくなって所望の変換特性を精度良く得ることかできな
いという問題かある。これは、所望の変換特性か、一般
に第10図の如き曲線であり、第10図における画像信
号領域Rにあたる領域において、曲線の変化率(1次微
分)か局所的に著しく大であることに起因している。
一方、特開昭59−83150号公報に開示される方法
ては、3つの基準記録濃度を設定すると共に、基準階調
特性において前記基準記録濃度になるべき基準信号を求
め、この基準信号に基づいて実際に画像記録・現像を行
わせ、得られた記録画像の濃度を測定する。そして、得
られた濃度データに基づいて基準の階調特性における感
度(階調曲線のレベル)及び階調度(階調曲線の傾き)
の特性を満足させるように、基準階調特性を補正するよ
うにしている。
ところか、上記の方法によると、濃度特性か僅かな範囲
で変化する場合には、基準の階調曲線を補正することで
充分な対応か可能であるが、濃度特性か大幅に変化する
と、変化の様子を示すパラメータか少ないからこれに対
応して特性を精度良く補正することか困難になると共に
、基準の階調曲線はある程度特性を満足させるものでな
けれはならず、簡易的にリニアな特性を基準階調特性と
して用いることかできず煩雑であるなとの問題かある。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、サンプ
ルデータ数が少なくても、また、特性か大きく変化して
も精度良く画像信号の変換テーブルを更新設定させるこ
とができ、また、補正対象としての基準変換テーブルに
任意のテーブルを用いて、条件変化に対応した変換テー
ブルを得ることかできる画像記録装置における濃度補正
装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 そのため本発明では、第1図に示すように、入力画像信
号を所定の変換テーブルに基づいて変換する信号変換手
段を備え、この信号変換手段で変換された画像信号に基
づいて光変調手段により変調した光を記録媒体上に走査
させて階調画像を記録するよう構成された画像記録装置
において、複数の基準入力画像信号を基準変換テーブル
に基ついて変換させてそれぞれ光変調手段に入力させ、
前記複数の基準入力画像信号それぞれに対応して実際に
得られる記録画像の濃度データを得る濃度データ検出手
段と、 予め設定された入力画像信号に対する所望の記録画像濃
度の関係に基づき濃度データ検出手段で検出された複数
の濃度データそれぞれに対応する所望の入力画像信号を
求め、前記複数の濃度データ毎に該所望の入力画像信号
と画像記録させたときの基準入力画像信号との偏差を求
める画像信号偏差検出手段と、 この画像信号偏差検出手段で検出された基準入力画像信
号に対する離散的な偏差データを補間演算する補間演算
手段と、 該補間演算手段によって補間された連続的な偏差データ
に基づいて前記基準変換テーブルを補正し、この補正さ
れた変換テーブルを信号変換手段における所定の変換テ
ーブルとして設定する変換テーブル補正設定手段と、 を含んで濃度補正装置を構成するようにした。
〈作用〉 かかる構成によると、基準入力画像信号を基準変換テー
ブルに基づいて変換して画像記録させるから、前記基準
変換テーブルか、予め設定された入力画像信号に対する
所望の記録画像濃度の関係を満足させるものである場合
には、基準入力画像信号を変換して記録させた画像の濃
度は、前記所望の記録画像濃度に一致するはずである。
ここで、例えば基準入力画像信号Aを基準変換テーブル
に基づき変換して信号Bを得て、この信号Bに基づいて
得られた画像濃度Cか、所期の特性を満足させるもので
なかった場合には、逆に画像濃度Cを得るには変換後の
信号としてBを用いれば良いことか確かめられたことに
なる。
従って、所望の特性上において画像濃度Cを得るべき入
力画像信号がDであったとすると、入力画像信号りか変
換テーブルてBに変換されるように基準変換テーブルを
補正設定すれば、所望の特性を満足させる変換テーブル
を作成することかてきることか分かる。
ここで、変換テーブルにおいて、変換後の信号Bに対応
する入力画像信号をAからDに変化させれば良いから、
入力画像信号を横軸、変換後の画像信号(光変調信号)
を縦軸にプロットする変換テーブルの特性線図において
、入力画像信号へに対応する基準変換テーブル上の点を
、入力画像信号のAとDとの偏差分たけ横軸方向にずら
せは、少なくとも入力画像信号りに対する所望の変換特
性を満足させることになるから、このような所望特性を
得るための移動量データか連続的に得られれは、基準変
換テーブルを所期特性に補正することかできることにな
る。
そこで、複数の基準入力画像信号毎に、前記入力画像信
号をAとDとの偏差に相当するデータをそれぞれ得て、
かかる離散的な偏差データを補間演算して連続的なデー
タとし、この連続的な偏差データ、換言すれば、変換特
性曲線における入力画像信号軸方向の連続的な移動量デ
ータに基つき、基準人力画像信号を変換させた基準変換
テーブルを補正すれば、所望の入力画像信号−記録濃度
の関係を満足し得る変換テーブルが得られるものである
ここで、たとえ基準変換テーブルをリニア特性としてい
ても、一般的に上記のようにして求められる前記信号偏
差データ関数は、変化率か著しく大となる部分か存在し
ないので、偏差のデータ数が少ない場合であっても公知
の補間演算を用いて精度の良い補間演算か可能であり、
以て、基準変換テーブルを精度良く補正することが可能
である。
〈実施例〉 以下に本発明の詳細な説明する。
一実施例を示す第2図において、画像信号はデジタル信
号として画像記録装置に入力されるようにしてあり、こ
のデジタル画像信号は−H画像メモリ21にストアされ
る。
画像メモリ21にストアされた入力画像信号は、信号変
換手段としての信号変換回路22に順次入力され、該信
号変換回路22において所定の変換テーブルに従って光
変調信号に変換される。
信号変換回路22て変換して得た光変調信号は、ラッチ
回路23を経てからD/A変換器24てアナログ信号に
変換される。
そして、かかるアナログ信号か、光変調手段としての光
変調回路25に入力され、光変調回路25が図示しない
半導体レーザ等の光源から出射された光ビームを変調す
る。尚、光源として半導体レーザを用いる場合には、該
半導体レーザか光変調回路25によって直接変調駆動さ
れ、また、光源としてガスレーザを用いる場合には、音
響光学素子(AOM)等の強度変調器が光変調手段とし
て用いられる。
前記変調された光ビームは、コリメータレンズ。
ミラー、光偏向器、集束レンズ等からなる光学装置及び
搬送装置からなる走査手段を介して、記録媒体としての
フィルム(感光材料)26上を走査し、フィルム26上
に画像か写真潜像として記録される。
更に、感光したフィルム26は次に公知の現像機27に
送られ、そこで現像、定着、水洗、乾燥の各処理を受け
る。この現像処理により、前記写真潜像か現像され、フ
ィルム26には前記画像信号か担持する画像か可視像と
して記録される。
また、現像機27は、画像記録装置と一体的に設けられ
、画像記録装置で露光されたフィルム26か自動的に現
像機27に送られて現像される構成てあっても良いか、
画像記録装置と現像機27とか別体であって、感光した
フィルム26を人手によって搬送して現像機27にセッ
トする構成てあっても良い。
ここで、本発明では上記構成に加え、信号変換回路22
における信号変換テーブルを、環境変化や経時変化によ
る記録濃度特性の変化に対応すへく補正するために以下
のような構成を備えている。
即ち、通常の入力画像信号の代わりに、入力画像信号に
対して実際に得られる記録濃度の特性を調へるための基
準画像信号発生回路28か設けられており、この基準画
像信号発生回路28は、変換テーブル補正回路29から
の指令を受けて、信号変換回路22に対して予め設定さ
れたテストパターン用の複数種の画像信号Xi (i=
0.  l、  2. 3゜・・・n)を出力するよう
にしである。尚、詳しくは、複数種の画像信号Xiそれ
ぞれに対応する画像記録か所定大きさで枡目状に行われ
るように信号を発生させる。
前記変換テーブル補正回路29は、例えば外部からのト
リガー信号等に基ついて信号変換回路22における変換
テーブルを現状の記録条件に見合った特性に補正するも
のであり、変換テーブルの補正設定を行う際には、スイ
ッチSWを制画して、画像メモリ21に記録されている
画像信号ではなく、基準画像信号発生回路28からの基
準画像信号Xiを信号変換回路22に強制的に入力させ
る。
このとき、信号変換回路22以降では、通常時の画像記
録時と同じ処理を行ってフィルム26上に基準画像信号
Xiに基づいた画像を記録する。かかるフィルム27を
現像すれば、基準画像信号Xiに基づいて記録した画像
か可視化されるか、ここで、濃度測定器30か備えられ
ており、基準画像信号X1に基つく画像記録(テストパ
ターン)の濃度を、前記複数の基準画像信号Xi毎に測
定できるようにしである。
尚、画像記録装置と現像機27とか一体的に設けられて
、自動的に現像か行われるものでは、前記変換テーブル
補正回路29からの指令によって、基準画像信号に基つ
く記録(テストパターン記録)かなされたときにのみ濃
度測定器30による濃度測定か自動的に行われるように
することかできる。
また、現像機27が画像記録装置と別体に設けられ、任
意に現像か行われる場合には、手動操作によってテスト
パターンの濃度測定を行わせても良い。
濃度測定器30による測定結果は、オンラインで又は手
動によるキーボード操作などによって変換テーブル補正
回路29に入力される。
変換テーブル補正回路29は、上記のように基準画像信
号Xiに基づいて実際に画像記録させた結果としての濃
度特性に基づいて信号変換回路22における変換テーブ
ルの更新を行う。尚、前記基準画像信号は、予め設定さ
れているものであっても良いし、また、キーボード操作
などによって任意に設定できるようにしても良い。
尚、本実施例において、濃度データ検出手段としての機
能は、濃度測定器30.基準画像信号発生回路28.変
換テーブル補正回路29とによって実現され、更に、変
換テーブル補正回路29は、画像信号偏差検出手段、補
間演算手段、変換テーブル補正設定手段を兼ねるもので
ある。
次に、第3図のフローチャート及び第4図〜第6図の線
図に基づいて上記の構成によって行われる変換テーブル
の補正設定を詳細に説明する。
第3図のフローチャートにおいて、まず、Slでは、基
準画像信号発生回路28から基準画像信号Xiを信号変
換回路22に入力させ、S2では前記基準画像信号Xi
を基準変換テーブルに基づいて光変調信号に変換する。
本実施例では、現存する変換テーブルを補正することに
よって条件変化に応じた変換テーブルを更新設定するも
のであり、前記基準変換テーブルは、信号変換回路22
て実際の画像記録時に変換に用いている変換テーブルで
あっても良いか、簡易的に入力画像信号と光変調信号と
の関係かりニアに設定されたものや、予め画像信号に対
する記録濃度の所望特性を略満足し得る変換テーブルな
どを記憶保持させておいて、これらを用いるようにして
も良いし、勿論、前回更新設定した変換テーブルを再度
補正する構成としても良い。
また、変換テーブル補正の目的、例えは、同一画像記録
装置・現像機・フィルムを用いなから環境条件等により
生ずる僅かな変動を補正する目的であるか、機体やフィ
ルム種類を変更した場合の補正であるかなどに応じて、
前記の複数の基準変換テーブルの中から任意の1つを選
択できるようにしても良い。
S3では、基準変換テーブルに基ついて基準画像信号X
iを変換して得られた光変調信号に基づく光変調を行わ
せて、フィルム26上を走査して基準画像信号X1に対
応するテストパターンの写真潜像を記録させる。
そして、S4では、かかる記録結果を現像機27て現像
することで可視化し、現像して得られた記録画像濃度d
i′を次のS5て基準画像信号Xi毎に濃度測定器30
て測定させる。
次の86以降の処理は、変換テーブル補正回路29に内
蔵された図示しない演算装置において行われる。
S6では、予め設定記憶されている画像信号(二対する
記録濃度の所望特性g(X)(第4図参照)を参照する
ことで、基準画像信号Xiに基つし)で画像記録させた
結果実際に得られた濃度di′か、前記所望特性g (
X)からどの画像信号X1′ (=g−’(d i’乃
 に対応するものであるかを求める。
即ち、基準変換テーブルか、−第4図に示すような所望
の特性g (X)を満足させるものであった場合には、
基準画像信号Xiに基づき記録させたときには記録濃度
としてdiが得られるはすであるが、実際には前記濃度
diてはなく、濃度d1”か得られたことから、基準変
換テーブルか所望特性g (X)を精度良く満足させる
特性でなし1ことが分かる。
そこて、実際に得られた濃度di゛ か、所望特性g 
(X)からして対応すべき画像信号Xi゛ を求めるも
のであり、現状では基準画像信号X1を基準変換テーブ
ルで変換して得られる記録濃度かdi′になることか確
かめられており、基準画像信号Xiを基準変換テーブル
で変換して得られる光変調信号f(Xi)によって記録
させれば濃度dl′か得られることは分かっている。
従って、所望特性g (X)を満足させるべく濃度di
′を画像信号Xi゛ と対応させるためには、画像信号
Xi′を変換テーブルで変換して得られる光変調信号か
f(Xi)となれば良いことになり、画像信号を横軸、
光変調信号を縦軸として変換テーブルを示す第5図から
明らかなように、基準変換テーブルの基準画像信号Xi
に対応している点を、ΔX1=Xi″ −Xiたけ画像
信号方向(図面の横方向)にずらせば、画像信号Xi′
を変換させたときに光変調信号f(Xi)か得られ、こ
の光変調信号f(Xi)に基づいて画像記録させれば、
濃度di′か得られることになって、少なくとも画像信
号Xi′ に関しては第4図に示す所望階調特性g (
X)を満足させる変換特性に補正できたことになる。
そこて、S6及びS7では、基準画像信号X1(i=o
、l、2,3.=、n)毎に、得られた記録濃度di°
に所望特性g (X)上で対応する画像信号Xi“を求
めると共に、それぞれの画像信号Xi′ における変換
特性を満足させるために基準変換テーブルを移動させる
量である偏差ΔX1=Xi’ −Xiを演算する。
上記の処理によって、基準画像信号X1と同し数たけ、
基準変換テーブルを横方向に移動させるための移動量デ
ータΔXi(偏差)か画像信号に対応して得られるか、
S8では、第6図に示すようにして前記ΔXiの補間演
算を行うことによって、画像信号に対して前記ΔXiの
データが連続データとして得られるようにする。
前記ΔXiは、基準変換テーブルを所望階調特性g (
X)に対応する特性に補正するためのデータであり、特
に基準変換テーブルが略所望の階調特性g (X)を満
足させるものであった場合には、その絶対値は充分に小
さいレベルであるから(第6図参照)、比較的少ないΔ
X1のデータに基ついて補間を行っても、精度か大幅に
低下することはなく、基準変換テーブルを移動すべき値
をサンプルデータ間で精度良く推定でき、また、基準変
換テーブルから大きく要求特性か変化した場合であって
前記ΔX1の絶対値か大きくなっても、画像信号レベル
に対する前記ΔXiの変化率か著しく大となることかな
いから、大きな要求特性の変動にも充分に対応できる。
本実施例では、基準変換テーブル(第5図参照)を画像
信号方向に移動させる量を求めるから、基準変換テーブ
ルはリニア特性に設定されたものであっても良いし、ノ
ンリニアな特性をもつものであっても良い。但し、ノン
リニアな特性に設定する場合には、特に略所望階調特性
に見合った基準変換テーブルを用いることが望ましい。
S9ては、S8で補間演算したΔXiのデータに基つい
て基準変換テーブルを、入力画像信号の軸方向にずらし
て補正し、この補正結果を、現状の記録条件において前
記所望階調特性g (X)を満足させる変換テーブルと
して設定し、次回からは、この基準変換テーブルを補正
して得られた変換テーブルに基ついて信号変換回路22
における信号変換を行わせるようにする。
このように信号変換回路22て用いられる変換テーブル
か、画像信号と実際に得られる記録濃度との関係から補
正設定されるようにすれば、環境温度の変化や経時変化
などにより、記録媒体の露光特性や露光光源の光量特性
か変化したり、現像温度や現像速度などにより記録媒体
の現像特性が変化しても、画像信号に対して所望の記録
濃度を安定して得ることかでき、特に高階調か必要とさ
れる医療用画像(放射線画像)の記録においては、診断
性能を向上させることかできる。
尚、前記ΔXiの補間演算においては、スプライン補間
(Uスプライン関数とその応用」屯田。
吉本著 教育出版1979発行等参照)、直線補間。
直線補間と平滑化との組み合わせ、n次関数近似などの
公知の補間演算方法を用いれば良い。
また、基準画像信号Xi及びこれに対応する濃度diの
データ数は、2〜50点程度とするか、好ましくは4〜
30程度か良い。本発明の構成において、濃度データ検
出手段が手動操作による濃度測定動作を含むような構成
にした場合には、前記X1及びdiのデータ数は、比較
的少ない2〜lO点程度とするのか好ましく、かつ、前
記補間演算としてスプライン補間、n次関数近似(n≧
3)などの高次の補間演算を使用することが特に好まし
いか、前記濃度データ検出手段が自動濃度測定器よりな
る場合には、その限りでない。
更に、本実施例では、第4図に示すように、画像信号に
対する記録濃度の所望階調特性をリニアな特性としたか
、個々の要求によって所望特性かりニアてない場合もあ
り、特に前記所望階調特性をリニア特性に限るものでは
ない。
また、本実施例では、本発明に関わる変換テーブル単独
により、露光光源の変動、フィルムの露光特性の変動、
現像特性の変動等のすべてを総合して補正し得る構成と
したか、例えば露光光源の出力特性の変動を補正する目
的の変換テーブル及び該変換テーブル専用の変換テーブ
ル補正設定手段を独立させて設け、走査光の光電変換に
よって得たデータに基ついて露光光源の出力特性を補正
する変換テーブルを適宜補正しつつ設定し、画像記録時
には該光源特性補正用の変換テーブルと本発明にかかる
記録画像濃度に基つき設定される変換テーブルとを合成
して用いるようにしても良い。
また、上記のような基準変換テーブルを補正しての変換
テーブルの新たな設定は、例えば画像記録装置の電源投
入毎に自動的に行われるようにしても良いし、トリガー
スイッチを設は任意に行わせるようにしても良い。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によると、画像信号に対する
記録濃度の所望特性を満足させるべく設定される画像信
号の変換テーブルを、条件変化に応じて補正するに当た
って、濃度変化の様子を調へるためのサンプルデータ数
が少なくても、また、特性か大きく変化しても精度良く
画像信号の変換テーブルを更新設定させることがてき、
更に、補正対象としての変換テーブルは簡易的にはリニ
ア特性としても良いので、画像信号と記録濃度との関係
を安定化、均一化するための変換テーブルの更新か、簡
便かつ高精度に行えるようになるという効果かある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の一実施例を示すシステムブロック図、第3図は同上
実施例における変換テーブルの更新設定の様子を説明す
るためのフローチャート、第4図〜第6図はそれぞれ同
上実施例における変換テーブルの更新の様子を説明する
ための線図、第7図及び第8図はそれぞれ従来の画像記
録装置の一例を示すシステム概略図、第9図は画像信号
に対する記録濃度特性の一例を示す線図、第10図は所
望の階調特性を得るための画像信号の変換テーブルの一
例を示す線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 入力画像信号を所定の変換テーブルに基づいて変換する
    信号変換手段を備え、該信号変換手段で変換された画像
    信号に基づいて光変調手段により変調した光を記録媒体
    上に走査させて階調画像を記録するよう構成された画像
    記録装置において、複数の基準入力画像信号を基準変換
    テーブルに基づいて変換させてそれぞれ前記光変調手段
    に入力させ、前記複数の基準入力画像信号それぞれに対
    応して実際に得られる記録画像の濃度データを得る濃度
    データ検出手段と、 予め設定された入力画像信号に対する所望の記録画像濃
    度の関係に基づき前記濃度データ検出手段で検出された
    複数の濃度データそれぞれに対応する所望の入力画像信
    号を求め、前記複数の濃度データ毎に該所望の入力画像
    信号と画像記録させたときの基準入力画像信号との偏差
    を求める画像信号偏差検出手段と、 該画像信号偏差検出手段で検出された基準入力画像信号
    に対する離散的な偏差データを補間演算する補間演算手
    段と、 該補間演算手段によって補間された連続的な偏差データ
    に基づいて前記基準変換テーブルを補正し、該補正され
    た変換テーブルを前記信号変換手段における所定の変換
    テーブルとして設定する変換テーブル補正設定手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする画像記録装置にお
    ける濃度補正装置。
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