JPH0417927A - 金属板の結合方法 - Google Patents

金属板の結合方法

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JPH0417927A
JPH0417927A JP12329890A JP12329890A JPH0417927A JP H0417927 A JPH0417927 A JP H0417927A JP 12329890 A JP12329890 A JP 12329890A JP 12329890 A JP12329890 A JP 12329890A JP H0417927 A JPH0417927 A JP H0417927A
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JP
Japan
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hole
die
punch
protrusion
projecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP12329890A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihito Hosono
細野 之仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0417927A publication Critical patent/JPH0417927A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は複数枚の金属板を一種のプレス加工により結合
する方法に関する。
(従来の技術) この種の金属板の結合方法の一例として、特開昭62−
151231号公報に示されたものかある。これは、第
7図に示すように、上下に重ね合わされた2枚の金属板
1および2に両側が切断された略台形状の突出部3およ
び4を形成し、次に突出部3および4の底部を据え込ん
で横方向に張り出させ、この張出部3aおよび4aによ
って突出部3および4の底部か金属板1および2に形成
された孔5および6から抜けでないようにして両金属板
1および2を結合するというものである。
このようにして金属板を結合するプレス型は第8図に示
すように、ポンチ7、ダイス穴8を有したダイス9、ダ
イス穴8の内底面を構成するノックアウトビン10とか
ら構成されている。その動作は、まずポンチ7を下降さ
せて金属板1および2に突出部3および4を形成する。
そして、上側の突出部3の底部が下側の金属板2の孔6
から抜は出たところでノックアウトビン10の下降動作
が停止するも、ポンチ7はなお下降を継続するようにし
、これにて突出部3および4の底部をポンチ7とノック
アウトビン10との間で据え込んで張出部3aおよび4
aを形成する、というものである。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上述の結合方法では、突出部3および4は、
上側の突出部3の底部が下側の金属板2の孔6から完全
に抜は出る位置まで突出させる必要があるから、突出量
が大きくなる。このため、突出部3および4の傾斜部分
3bおよび4bの傾斜が急になり、材質によっては材料
が伸び切れず破れを生じたりする。これを避けるには、
傾斜部分3bおよび4bの傾斜を緩やかにする必要があ
るが、これでは傾斜部分3bおよび4bの長さが長くな
り、突出部3および4全体として大きなものとなってし
まう。また、突出部4の金属板2下面からの突出高さが
高くなり、他部品との関係で邪魔になる場合がある。
その上、突出部3および4の底部の据え込みはダイス穴
8内で行われるが、この据え込みにより突出部3および
4の底部は孔6の開口幅よりも大きく張り出る。このよ
うな張り出しを許容するには、ダイス9は拡開可能な構
成としなければならず、型構成として複雑となり、製造
コストが高くなる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、突出部の突出量を大きくせずとも複数枚の金属板を
確実に結合できると共に、型構成を簡単なものとするこ
とができる金属板の結合方法を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の金属板の結合方法は、重ね合わされた複数枚の
金属板にポンチとダイスのダイス穴との協働作用によっ
て両側が金属板から切り離された突出部を形成し、ポン
チ側の金属板の突出部の底部を、ダイス側の金属板にお
いて突出部の形成により生じた孔内に位置させた状態で
、ポンチ側の金属板の突出部の底部を前記ポンチとダイ
ス穴の内底面との間で据え込むことにより、該突出部の
底部を横方向に展延させて前記孔の切断面に当接させる
ようにしたことを特徴とする。
(作用) 突出部を金属板の孔から完全に抜は出るまで突出させず
とも済むから、突出部の突出量は比較的小さなものとな
る。また、突出部の底部を金属板の孔内で据え込んて該
孔の切断面に当接させることにより金属板を結合するの
で、ダイスとしては拡縮可能に構成する必要がない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第6図を参照し
ながら説明する。
まず、第3図にはプレス型が示されている。この第3図
において、図示しないプレスのラムに取り付けられたポ
ンチホルダ11にはポンチ12が固定されていると共に
、圧縮コイルばね13により常時下方に付勢されたスト
リッパブレート14がガイドビン15により上下動可能
に支持されている。上記ポンチ12は、横断面の形状か
矩形状をなし、下端の両側の角部が切断刃12aとして
形成され、他の両側は傾斜面(図示せず)に形成されて
いる。一方、図示しないプレスのベツドに取り付けられ
たダイスホルダ16にはダイス穴17を有したダイス1
8が固定されている。上記ダイス穴17の上端開口の両
側の角部はポンチ12の切断刃12aに対応する切断刃
17aとして形成され、また他の両側はポンチ12の傾
斜面に対応する傾斜面(図示せず)に形成されている。
このダイス穴17内にはノックアウトビン19が上下動
可能に挿入されており、このノックアウトピン19はダ
イスホルダ16に設けられた圧縮コイルばね20により
常時上方に付勢されて常には上端面がダイス18の上面
と面一になっている。そして、ノックアウトピン19は
下端かダイスホルダ16に当接する位置まで下降可能と
なっており、その下降量は結合すべき金属板の板厚より
もやや大きい程度に設定されている。
ところで、第2図に示すように、前記ダイス穴17の両
側の切断刃17a間の幅寸法W1は、ポンチ12の両側
の切断刃12a間の幅寸法W2よりも大きいことはもち
ろんであるが、両切断刃12aおよび17a間の隙間C
は、通常の打抜き用のポンチとダイスとの関係における
両切断方間の隙間(通常打抜く金属板の厚さの5〜10
%程度)よりも相当大きく、例えば接合すべき金属板の
厚さの略1/3以上に設定されている。
次に上記のように構成されたプレス型により複数枚例え
ば2枚の金属板を結合する手順を説明する。
まず、第3図に示すように、2枚の金属板21および2
2を上下に重ね合わせてダイス18上にセットし、図示
しないプレスのラムを下降させる。
すると、まずストリッパプレート14が2枚の金属板2
1および22をダイス18に押圧固定し、ストリッパプ
レート14自身はそれ以上の下降を停止する。このよう
にしてストリッパプレート14の下降が停止されると、
以後ラムによりポンチ12のみが下降を続けるようにな
るため、ポンチ12がダイス穴17との協働作用により
、第2図に示すように、2枚の金属板21に突出部23
および24を形成する。このとき突出部23および24
の両側はポンチ12の切断刃12aとダイス穴17の切
断刃17aとにより切断されて金属板21および22か
ら切り離されると共に、他の両側はポンチ12およびダ
イス穴17の図示しない傾斜面により、第6図に示すよ
うに、傾斜部23aおよび24aに形成されて金属板2
1および23に連続したまま残される。従って、突出部
23および24は、平面形状は第5図に示すように矩形
状で、その断面形状は第6図に示すように台形状のもの
となる。そして、かかる突出部23および24の形成に
より、両金属板21および22には、両側を切断面25
aおよび26aとした孔25および26か生ずる。この
切断面25aおよび26aは、ダイス穴17の幅W1が
ポンチ12の幅W2よりもかなり大きく設定されている
ことにより、第2図に示すようにポンチ12側からダイ
ス穴17側に向って比較的大きく拡開するテーパ状のも
のとなる。
以上のような突出部23および24の形成過程において
、該突出部23および24の突出量が次第に増大してく
ると、ノックアウトピン19は突出部23および24に
押圧され、圧縮コイルばね20のばね力に抗して下降す
る。そして、第2図に示すように、ポンチ12側である
上側の金属板21の突出部23の底部23bがダイス1
8側である下側の金属板22の孔26から僅か突出する
(底部23bの大部分は孔26内に位置している)状態
になったところで、第4図に示すように、ノックアウト
ピン19がダイスホルダ16に当接してそれ以上下降し
ない状態となる。この後もポンチ12はさらに所定量下
降を継続するため、両突出部23および24の底部23
bおよび24bがポンチ12とダイス穴17の内底面と
して機能するノックアウトピン19の上面との間で強圧
されて据え込まれるようになる。すると、両突出部23
および24の底部23bおよび24bが横方向に展延さ
れ、第1図に示すように、上側の金属板21における突
出部23の底部23bは下側の金属板22の孔26−杯
に拡がり、両側の大部分が切断面25Hに食い込むよう
に強く当接し、残る一部は穴26から張り出してダイス
穴17の内面に接する状態となる。また、下側の金属板
22における突出部24の底部24bはダイス穴17内
において拡がり、両側がダイス穴17の内面に接する。
この状態では、下側の金属板22の孔26の切断面26
aがテーバ状になっているため、下側の金属板22の孔
26−杯に拡がった上側の突出部23の底部23bは下
側の金属板22の孔26から抜は出ることはなく、これ
により両金属板2]および22が確実に結合される。
以上のようにして突出部23および24の底部23bお
よび24bが据え込まれると、図示しないプレスのラム
が上昇動作に転する。すると、まず両金属板21および
22をストリッパプレート14によりダイス18上に押
さえ付けたままの状態でポンチ12が上昇するため、当
該ポンチ12が金属板21および22の孔25および2
6から抜は出る。その後、ストリッパブレート14が上
昇して両金属板21および22の押圧を解除するため、
ノックアウトピン19が圧縮コイルばね20のばね力に
より上昇してダイス穴17から突出部23および24を
突き出し、これにてすべてが元の状態に復帰する。
このように本実施例によれば、両突出部23および24
の突出量を、上側の突出部23の底部23bか下側の金
属板22の孔26から完全に突出する程大きくせずとも
、突出部23の底部23bの大部分が孔26内に位置す
る程度に比較的小さくすることができる。このため、突
出部23および24の傾斜部23aおよび24aの傾斜
が緩やかなものとなり、破れの発生を未然に防止し得る
と共に、このように傾斜部23aおよび24aの傾斜が
緩やかなものであっても該傾斜部23aおよび24aの
長さが長くなるおそれはなく、突出部23および24を
全体として小さなものとすることができる。また、突出
部24の底部24bの金属板22下面からの突出量が小
さくなるので、他部品との関係でその底部24bが邪魔
になるおそれが少なくなる。なお、突出部23および2
4の平面的な大きさは第5図における縦寸法L1が5ミ
リ、横寸法L2が3ミリ程度のもので、金属板21およ
び22の厚さtは0,5ミリ程度のものである。
しかも本実施例によれば、突出部23および24の底部
23bおよび24bの据え込み時に、当該底部23bお
よび24bは下側の金属板22の孔26の幅よりも大き
くする必要性がないので、ダイス18を拡開可能に構成
する必要がなくなり、通常のポンチとダイスの構成と路
間等の簡単なものとすることかでき、製造コストを低く
抑えることができる。
なお、上記実施例では2枚の金属板を結合する場合に適
用して説明したが、これは3枚以上の金属板を結合する
場合に適用してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、重ね合わされた複
数枚の金属板にポンチとダイスのダイス穴との協働作用
によって両側が金属板から切り離された突出部を形成し
、ポンチ側の金属板の突出部の底部を、ダイス側の金属
板に突出部の形成によって生じた孔内に位置させた状態
で、当該突出部の底部を前記ポンチとダイス穴の内底部
との間で据え込むことにより、突出部の底部を横方向に
展延させて前記孔の切断面に食い込むように横方向に展
延させるようにしたので、突出部を金属板の孔から完全
に抜は出るまで突出させずとも済み、しかも金属板相互
を確実に結合することができる。このため、突出部の突
出量が比較的小さなものとなり、突出部の材料の伸び不
足により破れを生じたり、突出部が大形となったり、他
の部品の邪魔になったりするおそれがない。その上、突
出部の底部を金属板の孔の幅(ダイス穴の幅)以上に展
延させる必要がないから、ダイスとしては拡縮可能に構
成する必要がなく、使用するプレス型の構成を簡単なも
のとすることができる、などの優れた効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の〜実施例を示すもので、
第1図はプレス型と共に示す金属板の結合状態の部分拡
大断面図、第2図は据え込み直前の状態でプレス型と共
に示す部分拡大断面図、第3図はプレス型の縦断側面図
、第4図は据え込み状態で示す第3図相当図、第5図は
突出部の拡大平面図、第6図は第5図のVl−Vl線に
沿う縦断面図である。また、第7図(a)および(b)
は従来の金属板の結合構成をそれぞれ異なる方向で切断
して示す断面図、第8図および第9図は同結合工程順に
示すプレス型の縦断面図である。 図中、12はポンチ、17はダイス穴、18はダイス、
19はノックアウトビン(ダイス穴の内底面)、21.
22は金属板、23.24は突出部、23b、24bは
突出部の底部、25.26は孔である。 出願人  株式会社  東  芝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、重ね合わされた複数枚の金属板にポンチとダイスの
    ダイス穴との協働作用によって両側が金属板から切り離
    された突出部を形成し、ポンチ側の金属板の突出部の底
    部を、ダイス側の金属板において突出部の形成により生
    じた孔内に位置させた状態で、ポンチ側の金属板の突出
    部の底部を前記ポンチとダイス穴の内底面との間で据え
    込むことにより、該突出部の底部を横方向に展延させて
    前記孔の切断面に当接させるようにしたことを特徴とす
    る金属板の結合方法。
JP12329890A 1990-05-14 1990-05-14 金属板の結合方法 Pending JPH0417927A (ja)

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JP12329890A JPH0417927A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 金属板の結合方法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7578055B2 (en) * 2001-05-11 2009-08-25 Eugen Rapp Tool for the mechanical connection of plates
US8743444B2 (en) 2011-03-16 2014-06-03 Ricoh Company, Limited Optical scanning device, image forming apparatus, scanning lens, and molding method of the scanning lens
JP2014124651A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Kyocera Document Solutions Inc 金属材接合用金型、及び離型装置
US8824035B2 (en) 2010-01-06 2014-09-02 Ricoh Company, Limited Molded plastic part, method for molding plastic part, and optical scanning device using the molded plastic part

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