JPH0417901Y2 - - Google Patents

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JPH0417901Y2
JPH0417901Y2 JP3777687U JP3777687U JPH0417901Y2 JP H0417901 Y2 JPH0417901 Y2 JP H0417901Y2 JP 3777687 U JP3777687 U JP 3777687U JP 3777687 U JP3777687 U JP 3777687U JP H0417901 Y2 JPH0417901 Y2 JP H0417901Y2
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JP
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float
valve chamber
valve
outlet
hemispherical shell
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JP3777687U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、蒸気や圧縮空気及びガス配管系に発
生するドレンを自動的に排出するトラツプ、特
に、球形のフロートの外表面で直接に弁口を開閉
するフリーフロート式トラツプのフロートの改良
に関する。
球形のフロートの外表面で直接弁口を開閉し、
蒸気や圧縮空気及びガス配管系に発生するドレン
を自動的に排出するフリーフロート式トラツプに
於いては、フロートは耐圧及び耐久性が要求さ
れ、また、どの部分が弁口に接しても確実に開弁
できるように真球にする必要がある。
そこで、従来は、プレス成形した二つの金属製
半球殻の開口同志を互いに突き合せて溶接し、溶
接部分を研磨して真球に仕上げていた。
プレス成形した二つの金属製半球殻で球形のフ
ロートを作るので、耐圧及び耐久性があり、ま
た、溶接部分を研磨仕上げするので、真球に作る
ことができる。
しかしながら、溶接部分の研磨仕上げ加工は非
常に困難であると共にコストが高くなる問題があ
つた。
従来の技術 上記の問題を解決する最良の技術の一例が、実
公昭49−36251号公報に示されている。これは、
一方の金属製半球殻を他方よりも厚肉に形成し、
開口同志を互いに突き合せて溶接したものであ
る。
一方の金属製半球殻を他方よりも厚肉に形成し
ているので、溶接部分が水平に位置して弁口に当
たることがなく、研磨仕上げする必要がない。
本考案が解決しようとする問題点 この場合、できるだけ小形のフロートで大きな
弁口を開閉できるように大きな浮力の得られるも
のに製作するためには、フロートの自重を軽くし
なければならない。従つて、フロートを薄肉に形
成する必要がある。しかしながら、上記のもので
は、薄肉にすると、耐圧及び耐久性が低下して、
薄肉に形成できる限界があつた。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために講じた本考案の
技術的手段は、弁ケーシングで入口と弁室と出口
を形成し、弁室内にフロートを自由状態で収容
し、弁室と出口を連通する弁室の下部に設けた弁
口をフロートの外表面で直接開閉するようにした
ものに於いて、フロートがニトリルブタジエンラ
バーとフエノールを主原料として球形に形成した
ものの外表面に、プレス成形した金属製半球殻を
取付けたものであることを特徴とする、ものであ
る。
作 用 上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
ニトリルブタジエンラバーとフエノールを主原
料として球形に形成したフロートは比重精度を
0.2以上に製作することができ、比重0.3のものに
於いて25〜35Kg/cm2の圧力に耐えることができ
る。また、外表面に取付ける金属製半球殻はその
内側にフロートが位置するので、薄肉に形成して
も充分な強度が得られる。従つて、従来のものよ
りも、比重が小さくてしかも耐圧及び耐久性の優
れたフロートを得ることができ、小形のフロート
で大きな弁口を開閉することができる。
特有の効果 ニトリルブタジエンラバーとフエノールを主原
料として球形に形成したフロートの外表面が直接
弁口に当接するものでは、外表面に傷ができたり
磨耗しやすいが、本考案では金属製半球殻の外表
面が弁口に当接するので、傷ができたり磨耗する
ことが少なくなる。
ニトリルブタジエンラバーとフエノール主原料
として球形に形成したフロートの外表面の全体を
金属製半球殻で覆つたものでは比重が大きくなる
が、本考案では半球殻を取付けるので、比重を小
さくできる。
実施例 上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明
する(第1図参照)。
本体1に蓋2をボルト3で締結して弁ケーシン
グを形成し、内部に弁室4を形成する。弁室4の
上部に入口5を開口させる。入口5は円筒形状の
スクリーン6を介して弁室4に連通する。入口5
と同一軸上に出口7を形成する。
本体1の下部に弁座8をねじ結合して取付け
る。弁座8には弁室4を立上り通路9を介して出
口7に連通する弁口10が形成されている。
弁室4内にフロート11を自由状態で収容す
る。フロート11は、ニトリルブタジエンラバー
とフエノールを主原料として形成した球形フロー
ト12の外表面にプレス成形した金属製半球殻1
3を、半球殻13の開口端を内側に折り曲げて取
付けたものである。
弁室4の下部にフロート11の降下位置を定め
るフロート座14を形成する。参照番号15,1
6はプラグ、18,19,20,21はガスケツ
トである。
フロート11は弁室4内の水面の上下動と共に
浮上降下して弁口10を開閉し、ドレンを出口7
に排出する。
フロート11は金属製半球殻13を取付けた側
が重いので、金属製半球殻13の開口部分を水平
位置に保つた状態で上下に変位し、開口部分やニ
トリルブタジエンラバーとフエノールを主原料と
して形成した球形フロート12の外表面が弁口に
当接することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のフリーフロート式トラツプの
断面図である。 1……本体、2……蓋、4……弁室、5……入
口、7……出口、8……弁座、10……弁口、1
1……フロート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁
    室内にフロートを自由状態で収容し、弁室と出口
    を連通する弁室の下部に設けた弁口をフロートの
    外表面で直接開閉するようにしたものに於いて、
    フロートは、ニトリルブタジエンラバーとフエノ
    ールを主原料として球形に形成したものの外表面
    に、プレス成形した金属製半球殻を取付けたもの
    であることを特徴とする、フリーフロート式トラ
    ツプ。
JP3777687U 1987-03-13 1987-03-13 Expired JPH0417901Y2 (ja)

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JPS63145098U JPS63145098U (ja) 1988-09-26
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JPS63145098U (ja) 1988-09-26

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