JPH0417822Y2 - - Google Patents

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JPH0417822Y2
JPH0417822Y2 JP1986049562U JP4956286U JPH0417822Y2 JP H0417822 Y2 JPH0417822 Y2 JP H0417822Y2 JP 1986049562 U JP1986049562 U JP 1986049562U JP 4956286 U JP4956286 U JP 4956286U JP H0417822 Y2 JPH0417822 Y2 JP H0417822Y2
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JP
Japan
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check valve
pump
valve
ring
flow rate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は主として自動式ポンプの自動運転制
御に用いられる流量スイツチを有したポンプ装置
の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は例えば実開昭60−87378号公報に示さ
れた従来のポンプ装置を示す図で、図において1
はポンプ2を駆動するモートル、3はポンプ2に
て揚水された水を蓄積する圧力タンク、4はポン
プ2から吐出される空気と水を分離する気水分離
室で、前記圧力タンク3と送水管5で連通されて
いる。一方、ポンプ2の吸込側は、吸込管6の一
部に弁座7を嵌着し、弁座7に載置された逆止弁
8の上方に、逆止弁8の上、下動を感知し、ポン
プ2の自動運転を制御するリードスイツチ9を配
置している。なお、圧力タンク3の上方部には、
逆止弁8とリードスイツチ9にて構成される流量
スイツチ10と共同してポンプ2を自動運転制御
する圧力スイツチ11が取付けられている。
このように構成されたものにおいて、圧力スイ
ツチ11のONによりポンプ2は運転され井戸
(図示せず)より揚水された水が吸水管6を通り
逆止弁8を押し上げ、逆止弁8はリードスイツチ
9に接近し、流量スイツチはON状態となる。揚
水された水はさらに気水分離室4並びに送水管5
を通り圧力タンク3に蓄積され、圧力タンク3に
接続された蛇口(図示せず)から放水される。今
仮りに蛇口を閉じられた場合、圧力タンク3内の
圧力は上昇し、圧力スイツチ11はOFFになる
が、蛇口閉動作過程で逆止弁8を通過する水量
は、少水量となり逆止弁8は自重により弁座7に
着座し、リードスイツチ9から離れることによ
り、流量スイツチ10としてはOFF動作となり、
その結果ポンプ2は停止する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のポンプ装置は以上のように、逆止弁のガ
イドが上側のみであるので、逆止弁が弁座に着座
するときに安定性が悪く、逆流防止を兼ねている
逆止弁としては機能上安定さを欠くばかりでな
く、一般には流路がほぼ直角に曲がつている部分
に逆止弁が構成されているので、より不安定さ増
加する傾向にある。このため、この解決策として
は一般的に逆止弁下部にもガイドを設け、逆止弁
の安定性を増す方策がとられることになる。とこ
ろが、下部ガイドを設けると流水中に含まれる異
物(特に砂)が引つかかりやすく、逆止弁の動作
が不安定となり、流量スイツチが制御不能になる
問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、逆止弁と弁座内周との間に砂
が引つかかるのを防止でき、逆止弁の動作がスム
ーズとなり、流量スイツチの作動が正確となるポ
ンプ装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るポンプ装置は、逆止弁の下端外
周に複数個の上下方向の溝部を形成したものであ
る。
〔作用〕
この考案におけるポンプ装置は逆止弁下部の溝
部により、逆止弁と弁座内周部との間隙の小部分
を減少でき、流水中に砂が侵入しても、流水中の
砂が逆止弁の動作を阻害することを防止できる。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図ないし第4
図で説明する。図において、12は揚水された水
を蓄積するために設けられた周知のサキユムレー
タで気水分離室4の一部に連通している。20は
ポンプ本体で、吸込室20aと逆止弁室20bと
を形成している。21は逆止弁室20bの開口部
20cに嵌着されたリング状のブツシユで弁座を
なし、開口部20cの上端から突出している。2
2は逆止弁で、上記ブツシユ21に小隙を介して
嵌入された下端筒状のプラスチツク製の弁本体2
3と、この弁本体23の周溝23aに嵌合される
リング状のパツキン24と、上記弁本体23の上
部中央に一体成形された黄銅製のガイド部25
と、このガイド25の上部に形成された凹部25
aに接着剤で固定された磁石26とで構成されて
いる。なお、磁石26は流量スイツチ27の一部
も構成している。27は逆止弁室20bの上部の
開口部20dに装着された流量スイツチで、上記
開口部20dに嵌合されたプラスチツク製のベー
ス28と、このベース26の小寸法の凹部28a
に配置されるリードスイツチ29とこのリードス
イツチ29を接続するプリント基板30とを有す
るプリント基板組立体31と、このプリント基板
組立体31の上部に位置されたパツキン32と、
上記ベース28に結合されるプラスチツク製のカ
バー33と、上記ベース28に嵌着され、上記ガ
イド25を案内する黄銅製の筒状ガイド35とで
構成されている。36は上記ベース28とポンプ
本体20との間の封止するOリング、24aはパ
ツキン24の上面に形成された円周突起で、上記
弁本体23の周溝23aの図中上面28bに接触
されている。28cは弁本体23の下端筒状のテ
ーパ部23dに形成された複数の開口、23eは
開口23cを区切る図中上下方向の支柱、23f
はこの支柱23eの下端に一体化されたリング、
23gはテーパ部23cの上部に形成されたスト
レート部、23hはリング23f外周に上下方向
に形成され、開口23cに連通する複数個の溝、
25bは上記ガイド25に形成され、上記弁本体
23の上面に露出した段部である。その他の符号
の説明は従来装置と同様につき説明を省略する。
上記のように構成されたものにおいて、圧力ス
イツチ11のONによりポンプ2が運転され井戸
(図示せず)より揚水された水がブツシユ21内
を通り逆止弁22を押し上げ、逆止弁22の上端
部に取付けている磁石26がリードスイツチ29
に近接することにより磁路が形成されて流量スイ
ツチ27はON状態となる。揚水された水は気水
分離室4を通りアキユームレータ12に蓄水され
ると共に送水管5を通つて吐出側へ導びかれる。
この状態から吐出側に設けられた蛇口(図示せ
ず)が閉じられた場合ポンプ2より吐出側の圧力
は上昇し、圧力スイツチ10はOFF状態になる
が、蛇口閉動作の過程で逆止弁22を通過する水
量は少水量となり逆止弁22は自重により下り、
逆止弁22に取付けられている磁石26が、リー
ドスイツチ29から離れることにより、磁路が遮
断され、流量スイツチ27としてはOFF動作と
なり、この時点でポンプ2は停止する。
このような動作の中で、ポンプ2が運転され揚
水中に砂が混入された場合、逆止弁22が浮き上
つた状態では、テーパ部23dとブツシユ21と
の間隙が拡大することになり、揚水中に万一砂が
混入した場合において、テーパ部23dとブツシ
ユ21との間隙の拡大によつて、その間への砂の
かみ込みが防止され、逆止弁22の上下動作が円
滑となる。
つまり、逆止弁22の作動特性に必要な部分
は、ストレートブツシユ23gとブツシユ21と
の間隙であり、これは、ストレート部23gとブ
ツシユ21との寸法を規制することにより、必要
な制御特性を得ることができ、一方、逆止弁22
が上昇して逆止弁22とブツシユ21との間隙寸
法が制御特性に影響を及ばない部分、つまり、ス
トレート部23gよりも下方はテーパ部23dが
構成されており、このテーパ部23dにより、砂
のかみ込みが確実に防止される。
また、更に、弁本体23のリング23fは外周
に複数個の上下方向の溝23hが形成されている
ため、ブツシユ21内周と弁本体23との間隙の
小なる部分を大幅に減少でき、砂のかみ込みが更
に確実に防止できる。
なお、上記実施例では逆止弁22の下端外周の
溝23hは逆止弁22の軸方向に形成したもので
説明したが、軸線に対しラセン状の溝を設けても
同様の効果を有する。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、逆止弁の下
部に、逆円錐筒状のテーパ部を形成し、テーパ部
には、中間に複数の半径方向の開口部と、下端部
に円周方向に連続するリングと、このリングの外
周に上下方向に形成され開口部に連通する複数の
溝とを設けたので、リングの外周部に砂などが侵
入しても、溝から開口へと導かれ流出され、砂な
どのかみ込みがなくされ、逆止弁の動作不良が防
止される。さらに、逆止弁のテーパ部の下端部は
リングで円周方向に連続しており、複数の開口や
複数の溝を設けてあつても、テーパ部の強度低下
が抑制される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部断面図、
第2図は第1図の−線における断面図、第3
図は第1図の−線による断面図、第4図は本
考案の一実施例による全体構成図、第5図は従来
装置を示す部分断面図である。 図中、20はポンプ本体、21は弁座(ブツシ
ユ)、22は逆止弁、23は弁本体、23dはテ
ーパ部、23cは開口、23fはリング、23h
は溝、27は流量スイツチである。なお、各図中
同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下部が弁座内周にガイドされると共に上部がポ
    ンプ本体にガイドされる逆止弁、この逆止弁の上
    部に対向して上記ポンプ本体に設けられた流量ス
    イツチを備え、 上記逆止弁の下部には、弁座をなすブツシユの
    内周に対向する逆円錐筒状のテーパ部が形成さ
    れ、このテーパ部には、上下方向の中間に半径方
    向に開口する複数の開口と、テーパ部の下端部に
    形成され円周方向に連続するリングと、このリン
    グの外周に上下方向に形成され、上記開口に連通
    する複数の溝とを設けたことを特徴とするポンプ
    装置。
JP1986049562U 1986-04-01 1986-04-01 Expired JPH0417822Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986049562U JPH0417822Y2 (ja) 1986-04-01 1986-04-01

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JP1986049562U JPH0417822Y2 (ja) 1986-04-01 1986-04-01

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JPS62160784U JPS62160784U (ja) 1987-10-13
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ID=30872128

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2643446B2 (ja) * 1989-05-22 1997-08-20 日産自動車株式会社 チェックバルブ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5656985A (en) * 1979-10-15 1981-05-19 Hitachi Ltd Check valve for pump
JPS608574B2 (ja) * 1978-08-12 1985-03-04 大阪大学長 イオン源用半導体エミツタ−

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS608574U (ja) * 1983-06-29 1985-01-21 株式会社 ヨシタケ製作所 フロ−スイツチ付逆止弁

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