JPS63236829A

JPS63236829A - トイレットの貯蔵タンク用供給導管の水流制御用ボールコック組立体

Info

Publication number: JPS63236829A
Application number: JP63032590A
Authority: JP
Inventors: ラリィ　ギッシュ
Original assignee: Johnson Service Co
Current assignee: Johnson Service Co
Priority date: 1987-03-18
Filing date: 1988-02-15
Publication date: 1988-10-03
Also published as: US4709721A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は流体弁組立体に関し、更に詳しくはトイレット
の貯蔵タンク内への水の流れを講整するボールコ％）り
組立体（ｂａｌｌｃｏｃｋ　ａｓｓｅｉｌｂｌＶ　）に
関する。

［従来の技術］ボールコック組立体は通常のトイレットの貯蔵タンクを
所望のレベルまで充填するように貯蔵タンク内への水の
流れを講整するものである。トイレットの水を流した時
に水は貯蔵タンクから流出するから、その後で貯蔵タン
クは再充填されなければならない。ボールコック組立体
はタンクの再充填を制御し、タンク内の水のレベルを感
知して所望のレベルに達した時に水の流れを停止させる
フロートを有している。

ボールコック組立体の設計者は、高い圧力を有する導管
内の水が貯蔵タンク内に排出される時、タンクを再充填
させる間、その作動を更に静かにさせる為に種々の企て
を行って来た。典型的には、所謂「ハツシュ」チューブ
（ｈｕｓｈ　ｔｕｂｅ　）が設けられて、このチューブ
がボールコック弁（ｂａｌｌｃｏｃｋ　ｖａｌｖｅ）か
ら下方に貯蔵タンクの底部まで伸長するようになってい
る。再充填の２．際に一度水がタンク内に流れ始めると
ハツシュチューブの出口が水のレベル以下に浸漬されて
、不具合な水の衝突音を減少させるのである。ハツシュ
チューブは満足に作動するものではあるが、これを使用
することは附加的な構成要素を必要とする為にボールコ
ック組立体の構造を複雑なものにする。

衛生上の観点から、ボールコック組立体はトイレットの
水貯蔵タンクから水供給導管内への逆流を阻止する装置
を設けられていなければならない。

典型的には、真空制動装置１　（ｖａｃｕｕｇ＋　ｂｒ
ｅａｋ）がボールコック弁内に設けられて、供給導管内
が大気圧填下の圧力になる時に水がハツシュチューブか
ら水供給導管内に流れるのを阻止するようになっている
。このような真空制動装置は満足に作動するものではあ
るが、水の逆流を阻止する附加的な安全装置を設けるの
が望ましいのである。

［課題を解決する為の°手段］上述のような要望を満足させるボールコック組立体の望
ましい構成が本発明によって提供される。

本発明によるボールコック組立体は、ボールコック弁組
立体内に複数の再充填開口を設けて、これらの開口から
水が排出されるようになすことによってハツシュチュー
ブの必要性を排除するものである。ポールコックの直立
管は突出壁を形成され、これらの突出壁は直立管の外面
に沿って下方に伸長する分離された開放チャンネルを形
成する。水の流れがボールコック弁組立体から排出され
る時に、水の流れは個々のチャンネル内の直立管の表面
に沿って滝のように落下するのである。

［作用］本発明の発明者は上述のような個々の流れの落下流が再
充填の騒音を実質的に減少させ、従ってハツシュチュー
ブの必要性を回避出来ることを見出したのである。ハツ
シュチューブを省略することは実際上水が逆方向にサイ
フオン作用で水供給管内に吸引される可能性を排除する
。何故ならば、再充填開口が水のレベルより上にあるか
らである。

従って本発明によるポールフック組立体は真空υ１動装
置に依存しないで本来的に逆流に対抗出来るのである。

本発明の附加的な特徴及び利点は当業者には添付図面に
関連する本発明の望ましい実施例の下記の説明及び特許
請求の範囲から明らかになる。

［実施例］本発明によるボールコック組立体は夫々の図面に表わさ
れていて、全体として参照番号１０で示されている。ボ
ールコック組立体１０は第１図に示されるようにトイレ
ットの貯蔵タンク１２内に取付けられるようになされて
、水供給導管から貯蔵タンク内への水の流れを制御する
。ボールコック組立体１０は主として直立管１４及びボ
ールコック弁組立体１６を含んでいる。

直立管１４は貯蔵タンク１２内に垂直に伸長して中央入
口導管２０を形成し、複数の外側フィン即ち外壁２２を
有し、これらの外壁は大体半径方向に外方に突出し、直
立管に沿つぞ長手方向に伸長して水流チャンネル２８を
形成するようになっている。外壁２２の基部に於ける直
立管１４の外部表面で参照番号２４で示されている、こ
の外部表面は頂部から底部に向って僅かにテーパを附さ
れて、最下方の部分が最上方の部分よりも大きい外径を
有するように、即ち第１図の寸法Ａが寸法Ｂよりも大き
いようになされるのが望ましい。このようなテーパは困
難を伴わずに容易に設けられることが出来る。何故なら
ば、直立管１４の望ましい製造方法である射出成形によ
って部品を形成する時に通常扱き勾配（ｄｒａｆｔ　ａ
ｎｇｌｅ　）が必要であるからである。外壁２２の半径
方向の外縁２６は同様にテーパを附されて、直立管１４
の下端で拡大されている。

直立管１４の下端は半径方向上で外方に伸長する取付け
７ランジ３０及びねじを附された端部３２を含んでいて
、このねじを附された端部３２は貯蔵タンク１２内の孔
３４を貫通して伸長している。ねじを有するナツト３６
がねじを附された端部３２とねじ係合して、ガスケット
３８を穴３４の内面に対して圧縮し、これにより流体の
謂れない連結部を形成している。供給導管４０が嵌合ナ
ツト４２を使用して、ねじを附された端部３２に連結さ
れているが、この嵌合ナツト４２はガスケット４４を圧
縮して流体の漏れない連結部を形成している。

ボールコック弁組立体１６は、全体として碗状の形状で
外側７ランジ５２を有するハウジング５０を含んでいる
。直立管１４は管部分５４を含み、この管部分は上方に
向ってハウジング５０内に伸長している。第２図に最も
よく示されるようにハウジング５０は複数の再充填開口
５６を有するが、夫々の開口は外！２２によって他の再
充填開口から分離されている。ここに示される実施例に
於ては、全部で８個の再充填開口５６が設けられ、これ
らの再充ＩＨＪＨ口は８１ＩＩの外壁２２によって分離
されている。ハウジング５０は更にサイフオン作用防止
流通部（ａｎｔｔ−ｓｔｐｈｏｎ　ｖｅｎｔ）　５８及
び碗充填管連結部６０を形成している。第１図及び第３
図に最もよく示されているように直立円形壁部６２がハ
ウジング５０内に形成されている。

ボールコック弁カバー６６がハウジング５ｏに対して夫
々浮玉弁カバー及びハウジングに形成された組合うねじ
によって固定されている。一対のダイアフラムがカバー
６６とハウジング５０との間に圧縮されている。流れ制
御ダイアフラム６８は以下に更に詳しく説明されるよう
に管部分５４からの水の排出をｌｌｍｍする。真空制動
ダイアフラム７０は管部分５４を取巻く中央孔７２を有
する。

カバー６６は更にフ０−ト弁レバー支持部７４を含んで
いる。ボールフロートレバー７６がこの支持部７４の廻
りに相対回転を行うようにビン止めされている。レバー
ロッド７８がレバー７６に固定されて、通常の構造のボ
ールフロート（図示せず）に取付けられている。レバー
７６の反対側の端部は弁ビン８０に対して作用し、この
弁ビンが流れ１１６０ダイアフラム６８に作用するよう
になっている。

第１図は貯蔵タンク１２が水を所望のレベルまで充填さ
れた時のボールコック組立体１０の構成要素の協働作動
状態を示している。基準［１８４によって示される充填
された水のレベルが貯蔵タンク１２内に通常保たれるの
である。水が基準線８４のレベルに達した時、レバーロ
ッド７８に連結されたフロートは、ビン８０が流れ１３
１１１ダイアフラム６８に対して押圧される位置まで上
昇して、流れｔｊｌＩＩｌダイアフラム６８が管部分５
４の開口部を閉鎖し、これにより供給導管４０からの水
が貯蔵タンク１２を充填するのを阻止するのである。

第３図はボールコック組立体１０が水を貯蔵タンク１２
内に導入している時の構成要素の協働作動状態を示して
いる。この状態に於ては、フロートはビン８０の上昇を
許す水のレベルまで低下される。水の供給圧力は大気圧
よりも大きいから、流れ１１１ｍダイアフラム６８は管
部分５４に対する着座位置から離脱されて、水が入口導
管２０を流過するのを許す。供給導管からの加圧された
水は真空制動ダイアフラム７ｏに作用して、このダイア
フラムを第３図に示された撓み位置に押圧する。

この位置で、ダイアフラム７０は壁部６２に対して封止
を行い、水はダイアフラムの中央孔７２を通り、又再充
填開口５６を流過するのである。

多数の再充［１１１１０が設けられているから、タンク
の再充填の間に夫々の再充填開口を流過する水の容積流
速は入口導［２０を通る全体の流速よりも著しく小さい
。再充填同口５６がら排出された水は外部表面２４に注
がれて直立管１４の表面に沿ってチャンネル２８内を滝
のように落下する。

既述のように、チャンネル２８内の直立管１４の外部表
面は水の流れがこの外部表面に接触して保持されるよう
にテーパを附されるのが望ましく、従って水の滝のよう
に落下する状態を更に確実になすのである。本発明の発
明者は、このよりな滝のように落下する水の状態が加圧
された水の排出によって生ずる再充填時の音響を減少さ
せることを見出したのである。この滝のように落下する
作用は、夫々の再充填開口を通る水の流速の減少と相俟
って、従来技術に於ける教義によるようなハツシュチュ
ーブの構成を必要としないで、静かな再充填作用を供給
するのである。

タンクの再充填の間に再充填開口５６から水が排出され
るようになっている時に、水は又碗充填管連結部６０を
通って排出され、水は管８６を通って従来装置の公知の
設計に従ってトイレットのボールを再充填するように導
入される。一度貯蔵タンク１２内の水のレベルが基準線
レベル８４に達すると、ビン８０がダイアフラム６８に
作用して再度管部分５４に対する封止を行い、これによ
って入口導管２０を通る水の流れを停止させる。

更に又、真空制動ダイアフラム７ｏが第１図に示された
位置に復帰するのである。

ハウジング５０はサイフオン作用防止流通部５８によっ
て流通されてハウジング５０内の圧力を大気圧に平衡さ
せる。真空制動装置が設けられてはいるけれども、本発
明のボールコック組立体１０は貯蔵タンク１２から供給
導管４０への水の逆流に対して本来的に対抗する。何故
ならば、再充１に開口５６が基準線８４によって示され
た上部水レベルよりも上方の空間内に開口しているから
である。

上述の説明は本発明の望ましい実施例を説明しているけ
れどし、本発明が特許請求の範囲に記載された適正な範
囲及び正しい意味から逸脱しないで、修正、変形及び変
更を行い得ることが認められるであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図はトイレットの貯蔵タンク内に取付けられた状態
で示された本発明によるボールコック組立体の断面図。第２図はボールコック弁組立体の再、充填開口及びサイ
フオン作用防止流通部を特に示す第１図の線２−２に沿
う断面図。第３図は再充填状態に於ける本発明によるボールコック
弁組立体を示す部分的拡大断面図。１０・・・ボールコック組立体１２・・・貯蔵タンク１４・・・直立管１６・・・ボールコック弁組立体２０・・・中央入口導管２２・・・外側壁部２４・・・外部表面２８・・・水流チャンネル３０・・・取付はフランジ３８．４４・・・ガスケット４０・・・供給導管４２・・・嵌合ナツト５０・・・ハウジング５４・・・管部分５６・・・再充填開口５８・・・サイフオン作用防止流通部６０・・・碗充填管連結部６２・・・直立円形壁部６６・・・ボールコック弁カバー６８・・・流れ制御ダイアフラム７０・・・真空制動ダイアフラム７２・・・中央孔７４・・・フロート弁レバー支持部７６・・・ボールフロートレバー７８・・・レバーロッド８０・・・弁ビン８４・・・充填水基準し°ベル８６・・・管

Claims

【特許請求の範囲】

（１）供給導管からトイレットの貯蔵タンク内への水の
流れを制御するボールコック組立体に於て、中央水入口
導管及び複数の全体として一体的な長手方向に外方に伸
長する外壁を有する直立管であって、前記外壁が前記直
立管の全長に沿ってテーパを附され、前記外壁が前記再
充填開口に接近するにつれてその幅が減小するようにな
されていて、又前記貯蔵タンク内で垂直に伸長するよう
になされている前記直立管と、前記タンク内の水のレベルを感知して、内部の水のレベ
ルが所望のレベルに達した時に前記貯蔵タンク内への水
の流れを停止させる装置を有すると共に、複数の水再充
填開口を有するボールコック弁組立体であって、前記再
充填開口は、前記直立管の外部表面に沿って注がれ、前
記外壁によって互いに離隔される水の個々の流れを生じ
させ、前記直立管の外部表面と接触する状態に水の流れ
を保持して、前記再充填開口からの水流の排出によって
生ずる再充填騒音を減少させるように滝となって落下す
る流れを生じさせるようになす前記ボールコック弁組立
体と、を含んでいるボールコック組立体。
（２）前記直立管の底部に於ける断面の直径が前記直立
管の頂部に於ける断面の直径よりも大きいように前記直
立管の外部表面がテーパを附されていて、これによって
前記水の流れが前記テーパを附された面に沿って流れる
ようになされている特許請求の範囲第１項に記載のボー
ルコック組立体。
（３）供給導管からトイレットの貯蔵タンク内への水の
流れを制御するボールコック組立体に於て、外側フラン
ジと、中央水排出管と、流通出口と、前記中央水排出管
及び前記流通出口の間の半径方向上に配置される直立壁
と、前記管に隣接して碗状ハウジングの内部に連通され
る碗充填管連結部と、前記水排出管を取巻く複数の再充
填開口とを有する碗状ハウジングと、前記ハウジングの蓋をするカバーと、前記カバー及び前記ハウジングの間に配置され、前記水
排出管を覆い、前記水排出管からの水の流れを制御する
ようにされた第１可撓性ダイアフラムと、前記カバー及び前記ハウジングの間に配置され、前記水
排出管を取巻く中央孔を有し、前記直立壁と係合可能の
第２可撓性ダイアフラムと、前記第１ダイアフラムに連動されたボールフロートレバ
ーであって、前記貯蔵タンク内の水のレベルが基準レベ
ル以下の時に水が前記第１ダイアフラムを撓ませて前記
排出管からの流出を許し、前記第２ダイアフラムを撓ま
せて当該ダイアフラムが前記壁部に対する封止を行い、
水が前記再充填開口及び前記碗充填管連結部を通って排
出されるようになし、又前記水供給管内の圧力が大気圧
以下の時に前記第２ダイアフラム及び前記流通出口が真
空制動装置として作動するようになっていて、水が前記
基準レベルに達した時に前記レバーが前記第１ダイアフ
ラムに作動して前記水排出管に対する封止を行うように
なす前記ボールフロートレバーと、中央水入口導管及び全体として一体的な長手方向に外方
に伸長する複数の外壁を有する直立管であって、前記外
壁が該直立管の全長に沿ってテーパを附され、前記外壁
が前記再充填開口に接近するにつれてその幅が減小し、
前記再充填開口の反対側にて終端していて、前記直立管
が前記貯蔵タンク内で垂直に伸長するようにされて、前
記再充填開口は、前記直立管の外部表面に沿って注がれ
、前記外壁によって互いに離隔される水の個々の流れを
生じさせ、前記直立管の外面と接触する状態に水の流れ
を保持して滝のように落下する水の流れ作用を生じさせ
、前記再充填開口からの水流の排出によって生ずる再充
填騒音を減少させるようになす前記直立管と、を含むボールコック弁組立体、を含んでいるボールコック組立体。
（４）前記直立管の外部表面がテーパを有し、該直立管
の底部に於ける断面の直径が該直立管の頂部に於ける断
面の直径よりも大きく、これによって前記水の流れがテ
ーパ面に沿って流れるようになされている特許請求の範
囲第３項に記載のボールコック組立体。