JPH04178176A - 放電灯点灯スタートトリガ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は放電灯の点灯スタートトリガ回路に関し、特
に、点灯後も残る点灯用トリガを除去するための放電灯
点灯スター）１−リガ回路に関するものである。

〔従来技術〕

蛍光灯をはじめとする放電灯点灯回路は第３図に示すよ
うに、電源スィッチをＯＮにした後点灯用コンデンサＣ
Ｏに蓄えられる電荷によって、その両端の電荷が一定以
上になったとき、電源に直列に接続された２つのスイッ
チング手段（この場合電界効果トランジスタＦＥＴ）Ｓ
ａ、Ｓｂ内の一方の電界効果トランジスタＳａを起動さ
せる。

この電解効果トランジスタＳａ、Ｓｂの起動は点灯用コ
ンデンサＣｏの両端電圧が電解効果トランジスタＳａ、
Ｓｂのいずれかのゲートに印加されることによって行わ
れるが、そのために上記点灯用コンデンサＣＯが一定値
以上になったときにＯＮとなるスイッチＳＷｏが点灯用
コンデンサＣＯと電解効果トランジスタＳａのゲートに
挿入されている。上記のように電解効果トランジスタＳ
ａが起動すると、昇圧トランスＴＯに電流が流れ点灯す
るようになっている。これと同時に点灯維持トランスＴ
１の１次巻線Ｔ、。とその２次巻線Ｔ１１を介して、電
界効果トランジスタＳａのゲートには該電界効果トラン
ジスタＳａをＯＮする方向に、また電界効果トランジス
タｓｂのゲートには該電界効果トランジスタｓｂをＯＦ
Ｆにする方向に電圧が印加され、その電流が流れなくな
ると、逆起動力により電界効果トランジスタＳａをＯＦ
Ｆ、電界効果トランジスタｓｂをＯＮにする方向に電圧
が誘起され、この一連のサイクルが順次繰り返され、放
電灯１０両端に高圧の高周波が誘起され、点灯が維持さ
れるようになっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来の方法によると、放電灯１ｏが点灯後であって
も点灯用コンデンサＣｏの両端の電圧が所定値以上にな
るとトリガを発生することになり電解効果トランジスタ
に対して外乱信号源となる。

その結果、ノイズマージンの低下及びそれに起因、　　
する電解効果トランジスタＳａ、Ｓｂの破損及び出力波
形の歪のが発生する原因となる。

この発明は上記従来の事情に鑑みて提案されたものであ
って、点灯後に放電灯の電流を検出し、点灯用のトリガ
を手段するようにした放電灯点灯スタートトリガ回路を
捷供することを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は上記目的を達成するために以下の手段を採用
している。すなわち、第１図に示すように点灯用コンデ
ンサＣｏの充電電圧が一定値以上になったときＯＮにな
る点灯用スイッチＳ　Ｗ　ｏを介して上記充電電圧に基
づくトリガを発生させ、該トリガで電源と昇圧トランス
との間に挿入されたスイッチング手段ＳａをＯＮするこ
とによって放電灯を点灯する放電灯点灯スター）　１−
　ＩＪガ回路において、点灯後に点灯電流を利用して上
記点灯用コンデンサＣｏの両端に設けた上記とは別のス
イッチ手段ＳｄをＯＮすることによって、該点灯用スイ
ッチＳ　Ｗ　ｏをＯＦＦさせるものである。

〔作用〕

第１図において、点灯用コンデンサＣｏが所定の電圧以
上になったとき点灯用スイッチＳ　Ｗ　ｏがＯＮとなり
、スイッチング手段ＳａがＯＮとなり点灯電流が流れる
。この点灯電流を利用して（例えば、点灯維持トランス
Ｔ１に設けた２次巻線Ｔ、Ｃの電圧を利用して）点灯用
コンデンサＣｏの両端に設けたスイッチング手段Ｓｄを
ＯＮすることによって点灯用スイッチＳ　Ｗ　ｏがＯＦ
Ｆとなり、トリガ電流を遮断する。

〔実施例〕

第２図はこの発明の一実施例を示すものである。

電源に対して点灯用コンデンサＣｏと２つの電界効果ト
ランジスタＳａ、Ｓｂの直列回路が接続され、上記点灯
用コンデンサＣｏの両端電圧が一定以上になると、電界
効果トランジスタＳａが。Ｎとなりその後点灯維持トラ
ンスＴ、の１次巻線Ｔ、。と電界効果トランジスタＳａ
、Ｓｂに並列に接続された２次巻線Ｔ１いＴ１．にょっ
て、電界効果トランジスタＳａ、Ｓｂが交互に導通し放
電灯１０に高周波電圧を与えるようになっている点は従
来と同じである。本発明では、更に、上記点灯用コンデ
ンサＣｏの両端にスイッチング手段Ｓｄを接続し、該ス
イッチング手段Ｓｄを点灯電流によってＯＮすることに
よって、点灯用スイッチｓｗＯをＯＦＦするようになっ
ている。

具体的には第２図に示すように、電界効果トランジスタ
Ｓａのゲートに対して点灯用コンデンサＣｏの両端電圧
が点灯用スイフチＳ　Ｗ　ｏとしてのトランジスタＴｒ
、。を介して人力される。このトランジスタＴｒ、。の
ベースはサイリスタＳ、。を介してマイナスに接続され
、該サイリスク５１Ｇのゲートにも上記点灯用コンデン
サＣｏの電圧が印加される。

これによって点灯用コンデンサＣｏが一定電圧に達した
ときにサイリスタｓ１゜がＯＮとなり、続いてトランジ
スタＴｒ、。がｏＮとなって電源に直列に２つ接続され
た電界効果トランジスタＳａ、ｓｂの中、電界効果トラ
ンジスタＳａをＯＮにする。電界効果トランジスタｓｂ
がＯＮになった後は点灯維持用トランスＴ１の一次巻線
Ｔ１゜と、上記電界効果トランジスタＳａ及び該電界効
果トランジスタｓｂに並列に接続された二次巻線ＴＩＮ
、Ｔｌｂによって高周波電圧を発生する。

一方、上記点灯用コンデンサＣＯの両端にはスイッチン
グ手段ＳｄとしてのＮＰＮ）ランジスタＴｒｚ。が並列
に接続され、該トランジスタＴｒ２゜のベースにはサイ
リスタＳ２゜を介して電源電圧が与えられている。更に
、サイリスタＳ２゜のゲートには上記点灯維持トランス
Ｔ１の設けた２次巻線ＴＩＣより得られた２次電圧が印
加され、始めの半波電流が該サイリスタＳ２゜にラッチ
し電流が流れトランジスタＴｒｚ。を導通させる。その
結果サイリスタＳ１゜をＯＦＦとし、トランジスタＴｒ
１゜がＯＦＦとなる。

これによって点灯用トランジスタＴｒｚ。はトリガ電流
を遮断することになり、放電灯の両端にかかる電圧波形
を乱すことがなくなり、また、２つのスイッチング手段
Ｓａ、Ｓｂを安定に動作させることが出来る。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明は、点灯後にスタートトリ
ガ用トランジスタを最初の半波電流により遮断するよう
になっているので、スタートトリガによる電解効果トラ
ンジスタのゲートの歪をなくすことができ、電源に２つ
直列に接続された点灯用のスイ・ノチング手段を安定に
動作することが出来、ノイズマージンの向上及び出力波
形の向上を計ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の原理回路図、第２図はこの発明の１
実施例回路図、第３図は従来例回路図である。 図　中、 ｌＯ・・・放電灯、 Ｃ０・・・点灯用コンデンサ Ｓｄ・・・スイッチング手段 Ｓ　Ｗ　ｏ・・・点灯用スイッチ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕点灯用コンデンサ（Ｃｏ）の充電電圧が一定値以
   上になったときＯＮになる点灯用スイッチ（ＳＷｏ）を
   介して上記充電電圧に基づくトリガを発生させ、該トリ
   ガで電源と昇圧トランスとの間に挿入されたスイッチン
   グ手段（Ｓａ）をＯＮすることによって放電灯（１０）
   を点灯する放電灯点灯スタートトリガ回路において、 点灯後に点灯電流を利用して上記点灯用コンデンサ（Ｃ
   ｏ）の両端に設けたスイッチ手段（Ｓｄ）をＯＮするこ
   とによって、該点灯用スイッチ（ＳＷｏ）をＯＦＦさせ
   ることを特徴とする放電灯点灯スタートトリガ回路。