JPH0417779A - 減速機付油圧モータ - Google Patents
減速機付油圧モータInfo
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- JPH0417779A JPH0417779A JP11604790A JP11604790A JPH0417779A JP H0417779 A JPH0417779 A JP H0417779A JP 11604790 A JP11604790 A JP 11604790A JP 11604790 A JP11604790 A JP 11604790A JP H0417779 A JPH0417779 A JP H0417779A
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- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 19
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 18
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 8
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 6
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Hydraulic Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は減速機付油圧モータの減速機部潤滑機構に関す
る。
る。
(従来の技術)
ラジアルピストン油圧モータにあって、その出力軸側に
減速機が一体的に組み込まれているものがある。この場
合、油圧モータと減速機とは共通のハウジングの内部に
収装され、減速機の潤滑は油圧モータのリーク油を利用
して行うようになっている。
減速機が一体的に組み込まれているものがある。この場
合、油圧モータと減速機とは共通のハウジングの内部に
収装され、減速機の潤滑は油圧モータのリーク油を利用
して行うようになっている。
つまり、油圧モータ作動時に各ピストンとシリンダブロ
ックの摺動間隙、ピストンシューの摺動間隙から高圧油
がリークするが、これを減速機部に導いてから、ハウジ
ングのドレーンポートを経由して、油圧パワーユニット
のドレーン回路からリザーバタンクへ戻すことにより、
減速機部の潤滑を行っている。
ックの摺動間隙、ピストンシューの摺動間隙から高圧油
がリークするが、これを減速機部に導いてから、ハウジ
ングのドレーンポートを経由して、油圧パワーユニット
のドレーン回路からリザーバタンクへ戻すことにより、
減速機部の潤滑を行っている。
(発明が解決すべき課題)
ところが、油圧モータのブレーキ時はコントロールバル
ブが中立位置に切替わり、作動油の供給が停止されるが
、モータ軸は慣性によりしばらくの間は強制的に回転を
継続するため、ポンプ作用が発生する。このため、ピス
トンの往復運動に伴いシリンダ内部に負圧が生じて、ピ
ストンの摺動間隙等を介して、前記とは逆にハウジング
内部の潤滑用作動油をシリンダブロック内に吸い込む。
ブが中立位置に切替わり、作動油の供給が停止されるが
、モータ軸は慣性によりしばらくの間は強制的に回転を
継続するため、ポンプ作用が発生する。このため、ピス
トンの往復運動に伴いシリンダ内部に負圧が生じて、ピ
ストンの摺動間隙等を介して、前記とは逆にハウジング
内部の潤滑用作動油をシリンダブロック内に吸い込む。
減速機部の潤滑油中には歯車の摩耗粉等が混在している
ため、これが逆流してシリンダブロック内に吸い込まれ
ると、ピストンやシリンダブロックの摺動面を傷付けた
り、局部的な摩耗を促進させたりする。
ため、これが逆流してシリンダブロック内に吸い込まれ
ると、ピストンやシリンダブロックの摺動面を傷付けた
り、局部的な摩耗を促進させたりする。
また、油圧モータは部品精度や設計技術の向上もあって
、従来に比較して作動時のリーク油が減少している傾向
があり、このため、減速機部の潤滑油としてこのリーク
油にのみ依存していると、減速機部に対する循環量が不
足し、減速機部の温度上昇や摩耗が早まるという問題も
あった。
、従来に比較して作動時のリーク油が減少している傾向
があり、このため、減速機部の潤滑油としてこのリーク
油にのみ依存していると、減速機部に対する循環量が不
足し、減速機部の温度上昇や摩耗が早まるという問題も
あった。
本発明はこのような問題を、チャージボートからの作動
油を積極的にハウジング内部に導入することにより、解
決することを目的とする。
油を積極的にハウジング内部に導入することにより、解
決することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、ハウジングの内部にピストンモータ部と減速
機部とを収納し、ピストンモータ部の回転を減速機部を
介して減速して出力軸に伝達するようにした減速機付油
圧モータにおいて、ピストンモータ部のシリンダブロッ
クを収めた収納室と、減速機部のギヤを収納するギヤ室
とを互いに連通し、チャージ作動油の供給されるチャー
ジボートを前記収納室にオリフィスを介して連通ずる一
方、前記ギヤ室に連通してドレーンポートを設け、チャ
ージ作動油の一部を収納室からギヤ室を経てドレーン回
路へと循環させるようにした。
機部とを収納し、ピストンモータ部の回転を減速機部を
介して減速して出力軸に伝達するようにした減速機付油
圧モータにおいて、ピストンモータ部のシリンダブロッ
クを収めた収納室と、減速機部のギヤを収納するギヤ室
とを互いに連通し、チャージ作動油の供給されるチャー
ジボートを前記収納室にオリフィスを介して連通ずる一
方、前記ギヤ室に連通してドレーンポートを設け、チャ
ージ作動油の一部を収納室からギヤ室を経てドレーン回
路へと循環させるようにした。
(作用)
チャージボートの圧力はドレーン圧力よりも高く、ブレ
ーキ時であっても、常時ハウジング内部に作動油を導入
することができ、このため、通常作動時にはモータリー
ク油と共にこの導入作動油により、減速機内部が潤滑・
冷却され、また、ブレーキ時にもシリンダブロック内部
への逆流を回避し、摩耗粉の吸入等を防止できる。
ーキ時であっても、常時ハウジング内部に作動油を導入
することができ、このため、通常作動時にはモータリー
ク油と共にこの導入作動油により、減速機内部が潤滑・
冷却され、また、ブレーキ時にもシリンダブロック内部
への逆流を回避し、摩耗粉の吸入等を防止できる。
(実施例〉
以下本発明の詳細な説明すると、第1図に示すように、
ハウジング1の内部には、ピストンモータ部2と、減速
機部3とが配置される。ピストンモータ部2はシリンダ
ブロック4の中央を貫通するモータ軸5が設けられ、シ
リンダブロック4に配列した複数のピストン6の頭部が
、ハウジング1の内部にモータ軸5に傾斜して取付けた
ピストンシュー7に接触する。シリンダブロック4の底
面は弁板8に接触していて、図示しないポンプからの高
圧作動油を、シリンダブロック4の各ピストン6を挿入
するシリンダ室1oに導くと共に、排出油を同じくボン
ア吸込側に戻す。
ハウジング1の内部には、ピストンモータ部2と、減速
機部3とが配置される。ピストンモータ部2はシリンダ
ブロック4の中央を貫通するモータ軸5が設けられ、シ
リンダブロック4に配列した複数のピストン6の頭部が
、ハウジング1の内部にモータ軸5に傾斜して取付けた
ピストンシュー7に接触する。シリンダブロック4の底
面は弁板8に接触していて、図示しないポンプからの高
圧作動油を、シリンダブロック4の各ピストン6を挿入
するシリンダ室1oに導くと共に、排出油を同じくボン
ア吸込側に戻す。
したがってピストン6の往復運動に伴いピストンシュー
7の傾斜角度に応じてシリンダブロック4に回転方向の
分力が発生し、シリンダブロック4がモータ軸5と一体
に回転する。
7の傾斜角度に応じてシリンダブロック4に回転方向の
分力が発生し、シリンダブロック4がモータ軸5と一体
に回転する。
ハウジング1の内部の減速機部3はモータ軸5と同軸に
入力軸11が連結し、入力軸11のサンギヤ12に噛合
する遊星ギヤ13のキャリヤ14が、入力軸11と同軸
的に配置した出方軸15に連結し、入力軸11の回転に
より、リングギヤ16にも噛合する遊星ギヤ13の公転
に同期して出力軸15を減速回転させる。
入力軸11が連結し、入力軸11のサンギヤ12に噛合
する遊星ギヤ13のキャリヤ14が、入力軸11と同軸
的に配置した出方軸15に連結し、入力軸11の回転に
より、リングギヤ16にも噛合する遊星ギヤ13の公転
に同期して出力軸15を減速回転させる。
前記モータ軸5はその両端において、ハウジング1に対
して軸受17a、17bを介して回転自在に支持され、
また、入力軸11はモータ軸5の内周に形成したスプラ
イン部18を介して結合し、出力軸15は軸受19a、
19bによって回転自在に支持される。
して軸受17a、17bを介して回転自在に支持され、
また、入力軸11はモータ軸5の内周に形成したスプラ
イン部18を介して結合し、出力軸15は軸受19a、
19bによって回転自在に支持される。
また、ハウジング1はモータハウジング1aと、減速機
ハウジング1bと、カバーバウシング1cトに分割され
たものが、互いにボルト結合によって一体に締結される
。
ハウジング1bと、カバーバウシング1cトに分割され
たものが、互いにボルト結合によって一体に締結される
。
そして、モータハウジング111の内部はシリンダブロ
ック4の周囲に位1して収納室21が形成され、また、
減速機ハウジング1bの内部もギヤを収納するギヤ室2
2が形成されており、これらは互いに軸受17bの隙間
を経由して連通している。
ック4の周囲に位1して収納室21が形成され、また、
減速機ハウジング1bの内部もギヤを収納するギヤ室2
2が形成されており、これらは互いに軸受17bの隙間
を経由して連通している。
前記カバーハウジング1cには図示しないチャージポン
プの吐出側と連通するチャージボート23が形成され、
このチャージボート23から、オリフイス25を介して
作動油の一部か収納室21に導入される。
プの吐出側と連通するチャージボート23が形成され、
このチャージボート23から、オリフイス25を介して
作動油の一部か収納室21に導入される。
また、減速機ハウジングICにはギヤ室22と接続して
ドレンボート24が形成され、ギヤ室22の潤滑作動油
を図示しないドレーン回路からリザーバタンクへと循環
させる。
ドレンボート24が形成され、ギヤ室22の潤滑作動油
を図示しないドレーン回路からリザーバタンクへと循環
させる。
なお、前記チャージポンプは油圧モータとポンプからな
る閉駆動回路に対して、作動中に生じる回路内作動油の
不足分を補うもので、その吐出圧力はメインポンプに比
較すると低圧である。
る閉駆動回路に対して、作動中に生じる回路内作動油の
不足分を補うもので、その吐出圧力はメインポンプに比
較すると低圧である。
以上のように構成されているので、通常運転時にはチャ
ージボート23から収納室21に導入される作動油と共
に、シリンダブロック4とピストン6との摺動間隙、ピ
ストン6とピストンシュー7との摺動間隙等からリーク
する作動油が、モータ軸5の軸受17bの間隙を通して
減速機部3のギヤ室22に流入する。この作動油はギヤ
室22の各ギヤを潤滑・冷却したのち、ドレーンポート
24から図示しないドレーン回路、リザーバタンクへと
循環していく。
ージボート23から収納室21に導入される作動油と共
に、シリンダブロック4とピストン6との摺動間隙、ピ
ストン6とピストンシュー7との摺動間隙等からリーク
する作動油が、モータ軸5の軸受17bの間隙を通して
減速機部3のギヤ室22に流入する。この作動油はギヤ
室22の各ギヤを潤滑・冷却したのち、ドレーンポート
24から図示しないドレーン回路、リザーバタンクへと
循環していく。
この潤滑油の循環量は、ピストンモータ部2からのリー
ク油だけでなく、チャージボート23からの比較的低圧
のチャージ作動油との合計となるため、減速機部3の潤
滑・冷却を十分に行うことができる。なお、オリフィス
25により導入されるチャージ作動油量を規制するので
、チャージポンプの本来の機能が損なわれることはない
。
ク油だけでなく、チャージボート23からの比較的低圧
のチャージ作動油との合計となるため、減速機部3の潤
滑・冷却を十分に行うことができる。なお、オリフィス
25により導入されるチャージ作動油量を規制するので
、チャージポンプの本来の機能が損なわれることはない
。
他方、モータのブレーキ時にはピストンモータ部2がポ
ンプ作用を行い、収納室21の作動油の一部をピストン
摺動間隙等から吸い込むが、チャージボート23からの
作動油はこのときにも継続して導入されるので、減速機
部3のギヤ室22から潤滑油が収納室21に逆流するよ
うなことがなく、潤滑油中の摩耗粉等が収納室21に滞
留したり、あるいはシリンタブロック4内部に吸引され
るのを防止できる。
ンプ作用を行い、収納室21の作動油の一部をピストン
摺動間隙等から吸い込むが、チャージボート23からの
作動油はこのときにも継続して導入されるので、減速機
部3のギヤ室22から潤滑油が収納室21に逆流するよ
うなことがなく、潤滑油中の摩耗粉等が収納室21に滞
留したり、あるいはシリンタブロック4内部に吸引され
るのを防止できる。
(発明の効果)
以上のように本発明によれば、ピストンモータ部から減
速機部へ常時必要流量の作動油を循環させることかでき
、減速機部の潤滑・冷却性能を確保すると共に、モータ
ブレーキ時に潤滑油の逆流を防いで、摩耗粉によるピス
トンモータ部の損傷を確実に回避することができる。
速機部へ常時必要流量の作動油を循環させることかでき
、減速機部の潤滑・冷却性能を確保すると共に、モータ
ブレーキ時に潤滑油の逆流を防いで、摩耗粉によるピス
トンモータ部の損傷を確実に回避することができる。
第1図は本発明の実施例を示す断面図である。
1・・・ハウジング、2・・・ピストンモータ部、3・
・・減速機部、21・・・収納室、22・・・ギヤ室、
23・・・チャージボート、24・・・ドレーンポート
、25・・オリフィス。
・・減速機部、21・・・収納室、22・・・ギヤ室、
23・・・チャージボート、24・・・ドレーンポート
、25・・オリフィス。
Claims (1)
- 1、ハウジングの内部にピストンモータ部と減速機部と
を収納し、ピストンモータ部の回転を減速機部を介して
減速して出力軸に伝達するようにした減速機付油圧モー
タにおいて、ピストンモータ部のシリンダブロックを収
めた収納室と、減速機部のギヤを収納するギヤ室とを互
いに連通し、チャージ作動油の供給されるチャージボー
トを前記収納室にオリフィスを介して連通する一方、前
記ギヤ室に連通してドレーンポートを設け、チャージ作
動油の一部を収納室からギヤ室を経てドレーン回路へと
循環させるようにしたことを特徴とする減速機付油圧モ
ータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11604790A JP2880758B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 減速機付油圧モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11604790A JP2880758B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 減速機付油圧モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0417779A true JPH0417779A (ja) | 1992-01-22 |
JP2880758B2 JP2880758B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=14677395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11604790A Expired - Fee Related JP2880758B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 減速機付油圧モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2880758B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009222152A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Komatsu Ltd | 減速機付き縦型モータ装置 |
CN102434381A (zh) * | 2010-09-13 | 2012-05-02 | 日立建机株式会社 | 液压马达 |
-
1990
- 1990-05-02 JP JP11604790A patent/JP2880758B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009222152A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Komatsu Ltd | 減速機付き縦型モータ装置 |
CN102434381A (zh) * | 2010-09-13 | 2012-05-02 | 日立建机株式会社 | 液压马达 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2880758B2 (ja) | 1999-04-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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