JPH0417684Y2 - - Google Patents

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JPH0417684Y2
JPH0417684Y2 JP7841285U JP7841285U JPH0417684Y2 JP H0417684 Y2 JPH0417684 Y2 JP H0417684Y2 JP 7841285 U JP7841285 U JP 7841285U JP 7841285 U JP7841285 U JP 7841285U JP H0417684 Y2 JPH0417684 Y2 JP H0417684Y2
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joint
buildings
sliding
joint cover
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JP7841285U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、隣接する建物の屋上面に跨がつて前
記建物間の目地を覆う目地カバーの保持装置に関
する。
〈従来技術〉 この種の目地カバーとして、夫々の建物に直接
固定された単純構成になるものがあるが、かかる
構成によると、地震や暴風雨によつて建物相互が
離近方向に揺れると、これに伴つて前記目地カバ
ーの取付部に亀裂を生じ、場合によつては建物外
壁を損傷させることがある。そこで、これに対応
するものとして実願昭59−56382号、実願昭59−
56383号において前記の建物間の相対揺動を吸収
し、前記欠点を除去したものが考案された。この
ものは、隣接する建物の、すくなくとも一方の建
物の屋上面に跨がつて前記建物間の目地を覆う目
地カバの、その屋上側端部の内面に摺動部材を設
け、かつ建物の屋上面には案内部材を該建物に対
して回動可能に設け、前記摺動部材を案内部材に
略水平方向の摺動可能に接続したものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、かかる構成にあつては、目地カバー
端部が回動可能であるため、揺動し易く、安定を
欠く欠点がある。
本考案は、かかる目地カバーにあつて、該カバ
ーを安定状態に保持し得る保持装置の提供を目的
とするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、案内部材が設けられた建物の屋上面
と、該案内部材間に、案内部材の外端を下方回動
方向に付勢する発条を設けたことを特徴とするも
のである。
〈作用〉 案内部材の外端を下方回動方向に付勢したから
目地カバー端部が緊張状態となり安定する。
〈実施例〉 本考案の一実施例を添付図面について説明す
る。
目地カバー1は、その中心の頂端1aから両方
に緩傾斜で垂下した屋根状をしており、その両端
部は、夫々建物xの屋上面に跨がつてこれを覆つ
ており、その垂下端1b,1bに摺動部材2,2
が螺子3により固定されている。前記摺動部材
2,2は、該取付基端から内方に板状の摺動片4
が突出する左右(第1図で紙面と直交方向)に長
い長尺状の逆L形をしており、その摺動部材2,
2の基部寄り下面に嵌装溝5が形成されており、
その上面にL形の係止片6が突成されている。
また前記屋上面には、上下に長い長尺状の取付
片7,7が、公知手段により、後記する遮蔽材3
3を介して固定されている。前記取付片7,7の
外端上面には、上方に開口した半円形受溝10
が、内端上面には嵌装溝11が設けられている。
15,15は、左右方向に長い長尺状基板16
上に、短尺状の蓋板17を適宜間隔で被着し、そ
の内端部を連結板21で固結することにより構成
される可動案内部材であつて、前記基板16、蓋
板17間に前端に開口する摺動溝24が生じてお
り、該摺動溝24に前記摺動部材2の摺動片4が
挿入される。また可動案内部材15,15の下面
には、下端に前記半円形受溝10に嵌合する円形
嵌合部26が形成された回動足片25が垂設さ
れ、前記嵌合により可動案内部材15,15は取
付片7,7に建物x,xの隣接方向への回動可能
に支持されている。さらにまた前記可動案内部材
15,15上には前記目地カバー1下面に接する
当接片27が設けられ、目地カバー1の下面を支
持している。
前記当接片27の中央部には透孔28が設けら
れ、該透孔28に内端に頭部を有する連結杆29
が挿入されている。前記連結杆29の外端には、
前記係止片6に係入するL形の係合片30が、前
記連結杆29の外端に螺着したナツト29′によ
りその脱出を阻止されて嵌装され、該係合片30
と前記当接片27間で前記連結杆29の周りに発
条31が付装着され前記係合片30を係止片6側
に付勢している。この場合に、前記左右の連結杆
29に付装される前記発条31,31のバネ定数
は同じとする。
その他32,33は、軟質の塩化ビニル等によ
つて形成される伸縮性遮蔽材であつて、その遮蔽
材32の両端縁に設けられた鈎状係止部34,3
4を嵌装溝11,11に係入して目地yを覆い、
該目地yに雨水等が侵入するのを防いでいる。ま
た遮蔽材33の一端の鈎状係止部34は嵌装溝5
に係入しその他端部を前記取付片7,7下面によ
り屋上面に固定され、下方から雨水等が目地y側
へ侵入するのを防止している。
40,40は本考案の要部に係る発条であつ
て、前記円形嵌合部26から内方位置で、左右の
取付片7,7上に装着され、そのバネ端を可動案
内部材15,15の下面に当接し、前記可動案内
部材15,15を円形嵌合部26を中心として、
該可動案内部材15,15の外端が下方へ回動す
る方向へ付勢している。
前記実施例の作用を説明する。
前記摺動部材2,2は摺動溝24,24内を摺
動して略水平移動が可能となつており、かつ前記
摺動部材2,2は前記回動足片25による取付片
7,7と可動案内部材15,15の回動により屋
上面に対して回動可能である。
このため建物x,xが相互に離近方向へ相対移
動した場合には、前記摺動部材2,2が摺動溝2
4に対して摺動してこれを吸収し得る。また前記
建物x,xが相互に傾斜した場合には、取付片
7,7と可動案内部材15,15間の傾動により
これを吸収する。このため地震、暴風雨等に対し
て支障なく目地yをカバーすることができる。
しかも、建物x,xがどのように相対移動した
場合にも前記目地カバー1は発条31,31の作
用により常に、その頂端1aが建物x,x間の中
心に位置することとなる。
前記実施例において、左右の取付片7と可動案
内部材15間に発条40を設けて、前記可動案内
部材15,15の外端を夫々下方回動方向に付勢
したから、前記可動案内部材15,15及び摺動
部材2,2は目地カバー1の両端が緊張状となる
安定位置に保持されている。
本考案は実開昭60−168710号公報に示される構
成のように、一方の建物の屋上面と、他方の建物
の側壁間に設けられて、建物間の目地を覆う目地
カバーにも適用することが可能である。
この場合には、前記屋上面にのみ設けられた取
付片7,可動案内部材15間に発条40を設け、
該可動案内部材15の外端を下方付勢することと
なる。
〈効果〉 本考案は前記の説明によつて明らかにしたよう
に、発条40により、前記可動案内部材15の外
端を下方回動方向に付勢したから、前記可動案内
部材15及び摺動部材2が目地カバー1の両端を
緊張状とする安定位置に保持され、このため目地
カバー1はガタ付きなく建物x,x間に保持され
得る等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示し第1図は縦
断側面図、第2図は目地カバー1を除いた状態の
一部切欠平面図である。 1……目地カバー、2……摺動部材、7……取
付片、15……可動案内部材、24……摺動溝、
25……回動足片、29……連結杆、40……発
条、x……建物、y……目地。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隣接する建物の、すくなくとも一方の建物の屋
    上面に跨がつて前記建物間の目地を覆う目地カバ
    ーの、その屋上側端部の内面に摺動部材を設け、
    かつ建物の屋上面には案内部材を該建物に対して
    回動可能に設け、前記摺動部材を案内部材に略水
    平方向の摺動可能に接続したものにあつて、前記
    建物の屋上面と案内部材間に、案内部材の外端を
    下方回動方向に付勢する発条を設けたことを特徴
    とする目地カバーの保持装置。
JP7841285U 1985-05-23 1985-05-23 Expired JPH0417684Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7841285U JPH0417684Y2 (ja) 1985-05-23 1985-05-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7841285U JPH0417684Y2 (ja) 1985-05-23 1985-05-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61192006U JPS61192006U (ja) 1986-11-29
JPH0417684Y2 true JPH0417684Y2 (ja) 1992-04-21

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ID=30622369

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7841285U Expired JPH0417684Y2 (ja) 1985-05-23 1985-05-23

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650566Y2 (ja) * 1989-05-09 1994-12-21 ドーエイ外装有限会社 笠木装置
JP2726238B2 (ja) * 1994-07-29 1998-03-11 株式会社エービーシー商会 エキスパンションジョイント

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61192006U (ja) 1986-11-29

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