JPH04176503A - 内燃機関用ピストンの切削加工装置 - Google Patents
内燃機関用ピストンの切削加工装置Info
- Publication number
- JPH04176503A JPH04176503A JP30131890A JP30131890A JPH04176503A JP H04176503 A JPH04176503 A JP H04176503A JP 30131890 A JP30131890 A JP 30131890A JP 30131890 A JP30131890 A JP 30131890A JP H04176503 A JPH04176503 A JP H04176503A
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- JP
- Japan
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- tool
- servo motor
- piston material
- spindle
- cutting
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 title claims abstract description 24
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 25
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、内燃機関用ピストンの外周面を切削加工する
装置に関するものである。
装置に関するものである。
従来の技術
油圧式倣い旋盤、その他リニアモータ式、電磁石式があ
るようである。
るようである。
発明が解決しようとする問題点
内燃機関用ピストンは、内壁にリブが設けられており、
これがため本来真円であるべきピストンの断面形状が、
高温下の摺動時における熱膨張により変形する。
これがため本来真円であるべきピストンの断面形状が、
高温下の摺動時における熱膨張により変形する。
これを考慮して常温において楕円形に近い非円形形状に
切削加工することを要するが、前記従来技術における油
圧式倣い旋盤は、マスターモデルにスタイラスを当接し
、これに倣って油圧サーボ機構を進退して切削工具を切
込み作動する手段を採用する。しかしこの技術はマスタ
ーモデルの製作困難性及び倣い加工の追従性の制約から
、近時要求されるピストンの質量抑制と高強度によるリ
ブ等の形状の複雑化及び切削加工の効率化に対処し得な
いものである。
切削加工することを要するが、前記従来技術における油
圧式倣い旋盤は、マスターモデルにスタイラスを当接し
、これに倣って油圧サーボ機構を進退して切削工具を切
込み作動する手段を採用する。しかしこの技術はマスタ
ーモデルの製作困難性及び倣い加工の追従性の制約から
、近時要求されるピストンの質量抑制と高強度によるリ
ブ等の形状の複雑化及び切削加工の効率化に対処し得な
いものである。
本発明はこれに鑑み、高速回転するピストン材に追従し
て工具を切込作動し得る進退機構を設けた加工装置を提
供することを目的とするものである。
て工具を切込作動し得る進退機構を設けた加工装置を提
供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
本発明は前記目的を充足するためにピストンの切削加工
装置を以下の構成としたものである。
装置を以下の構成としたものである。
回転角を検出するエンコーダ及びピストン材の保持具を
設けたスピンドルと、サーボモータにより前記スピンド
ルと平行かつ直交する方向に移行する両送りテーブルか
らなる工具台と、直交方向送りテーブル上に載設した工
具の切込み進退機構からなり、切込み進退機構は、前記
スピンドルと平行に設けた微量角正逆回動するサーボモ
ータの回動軸に偏心円板を固着し、前記スピンドルと直
交方向で、偏心軸点の延長線上に配設した揺動腕の一端
を前記偏心円板に嵌め、他端はピストン材を指向する工
具を装着した工具ホルダーに軸着し、前記エンコーダ及
び工具台のサーボモータ並びに正逆回動用サーボモータ
は機外の命令源に連絡する。
設けたスピンドルと、サーボモータにより前記スピンド
ルと平行かつ直交する方向に移行する両送りテーブルか
らなる工具台と、直交方向送りテーブル上に載設した工
具の切込み進退機構からなり、切込み進退機構は、前記
スピンドルと平行に設けた微量角正逆回動するサーボモ
ータの回動軸に偏心円板を固着し、前記スピンドルと直
交方向で、偏心軸点の延長線上に配設した揺動腕の一端
を前記偏心円板に嵌め、他端はピストン材を指向する工
具を装着した工具ホルダーに軸着し、前記エンコーダ及
び工具台のサーボモータ並びに正逆回動用サーボモータ
は機外の命令源に連絡する。
作 用
命令源からの所望の指令に従いスピンドルに対し平行か
つ直交する方向に移動する送りテーブルからなる工具台
と併せて、切込み進退機構のサーボモータを微量角正逆
回動して偏心円板を介して揺動腕を揺動することにより
、揺動腕に軸着した工具ホルダーを進退させ、工具ホル
ダーに装着した工具により、スピンドルに保持したピス
トン材を切削加工する。
つ直交する方向に移動する送りテーブルからなる工具台
と併せて、切込み進退機構のサーボモータを微量角正逆
回動して偏心円板を介して揺動腕を揺動することにより
、揺動腕に軸着した工具ホルダーを進退させ、工具ホル
ダーに装着した工具により、スピンドルに保持したピス
トン材を切削加工する。
効 果
工具の切込み進退がピストン材を保持したスピンドルに
対し、直角で、しかも偏心軸点を同一作用点とするため
切込み指令に対し誤差がなく従ってピストン材（スピン
ドル）の高速回転にも追従でき、精度、効率化に益する
。
対し、直角で、しかも偏心軸点を同一作用点とするため
切込み指令に対し誤差がなく従ってピストン材（スピン
ドル）の高速回転にも追従でき、精度、効率化に益する
。
実施例
図中符号Ａはピストン加工機で、機台１上にスピンドル
２を内設したスピンドルケース３と工具台４を配設し、
スピンドル２は、一端にピストン材Ｗの保持具２′ を
設けて心押台５とによりピストン材Ｗを直列に挾持し、
他端はプーリー６を固着してベルト７を介して駆動モー
タ８に連絡すると共に回転角を検出するエンコーダ９を
設ける。工具台４は、前記スピンドル２と平行に設けた
案内台１０にサーボモータ１１を固設してこの案内台１
０に平行なボールネジ１２を連設し、ボールネジ１２は
案内台ｌｏ上に摺嵌した横方向の送りテーブル１３に螺
合する。更に送りテーブル１３上に、前記スピンドル２
と直交する方向となる案内台１４を載設してサーボモー
タ１５を固設し、サーボモータ１５に案内台１４と平行
なボールネジ１６を連結して案内台１４に摺嵌した縦方
向の送りテーブル１７を螺合し、該送りテーブル１７上
にピストン材Ｗを指向する工具Ｔの切込み進退機構Ｂを
配設する。
２を内設したスピンドルケース３と工具台４を配設し、
スピンドル２は、一端にピストン材Ｗの保持具２′ を
設けて心押台５とによりピストン材Ｗを直列に挾持し、
他端はプーリー６を固着してベルト７を介して駆動モー
タ８に連絡すると共に回転角を検出するエンコーダ９を
設ける。工具台４は、前記スピンドル２と平行に設けた
案内台１０にサーボモータ１１を固設してこの案内台１
０に平行なボールネジ１２を連設し、ボールネジ１２は
案内台ｌｏ上に摺嵌した横方向の送りテーブル１３に螺
合する。更に送りテーブル１３上に、前記スピンドル２
と直交する方向となる案内台１４を載設してサーボモー
タ１５を固設し、サーボモータ１５に案内台１４と平行
なボールネジ１６を連結して案内台１４に摺嵌した縦方
向の送りテーブル１７を螺合し、該送りテーブル１７上
にピストン材Ｗを指向する工具Ｔの切込み進退機構Ｂを
配設する。
工具の切込み進退機構Ｂは、前記スピンドル２と平行に
正逆回動サーボモータ１８を設け、サーボモータ軸１８
′に偏心量ａをもって偏心円板１９を固着し、偏心軸点
ａ′の延長線上でしかも、スピンドル２と直交する方向
に配設した揺動腕２０の一端に、偏心円板１９に嵌まる
偏心外輪２０′を設け、揺動腕２０の他端は縦方向の送
りテーブル１７に固設した支承台２１に摺嵌する工具ホ
ルダー２２に軸着し、工具ホルダー２２はピストン材Ｗ
方向を指向する工具Ｔを装着したもので、前記エンコー
ダ９、サーボモータ１１，１５、正逆回動サーボモータ
１８は機外の命令源である制御装置に連絡するものであ
る。
正逆回動サーボモータ１８を設け、サーボモータ軸１８
′に偏心量ａをもって偏心円板１９を固着し、偏心軸点
ａ′の延長線上でしかも、スピンドル２と直交する方向
に配設した揺動腕２０の一端に、偏心円板１９に嵌まる
偏心外輪２０′を設け、揺動腕２０の他端は縦方向の送
りテーブル１７に固設した支承台２１に摺嵌する工具ホ
ルダー２２に軸着し、工具ホルダー２２はピストン材Ｗ
方向を指向する工具Ｔを装着したもので、前記エンコー
ダ９、サーボモータ１１，１５、正逆回動サーボモータ
１８は機外の命令源である制御装置に連絡するものであ
る。
この実施例は上述の構成からなるもので、スピンドル２
の保持具２′と心押台５によって挟持されて駆動モータ
８により回転するピストン材Ｗに対し、サーボモータ１
５により縦方向の送りテーブル１７を摺動して工具Ｔを
ピストン材Ｗに接近させて制御原点とし、しかる後エン
コーダ９によるピストン材Ｗの回転角信号に応じて正逆
回動サーボモータ１８を所望微量角度正逆回動して偏心
円板１９を回動し、これに嵌まる偏心外輪２０′により
ピストン材Ｗ（スピンドル２）に対し直角でしかも、偏
心軸点ａ′延長線上に配設した揺動腕２０は揺動して工
具ホルダー２２に装着した工具Ｔが切込み進退すること
によりピストン材Ｗを所望の直角断面形状に切削し、こ
れに併せてサーボモータ１１により横方向の送りテーブ
ル１３を制御移行させることによりピストン材Ｗを所望
の水平面形状に切削し、これにより非円形でしかも、テ
ーパー状の所望形状のピストンを切削加工するものであ
る。
の保持具２′と心押台５によって挟持されて駆動モータ
８により回転するピストン材Ｗに対し、サーボモータ１
５により縦方向の送りテーブル１７を摺動して工具Ｔを
ピストン材Ｗに接近させて制御原点とし、しかる後エン
コーダ９によるピストン材Ｗの回転角信号に応じて正逆
回動サーボモータ１８を所望微量角度正逆回動して偏心
円板１９を回動し、これに嵌まる偏心外輪２０′により
ピストン材Ｗ（スピンドル２）に対し直角でしかも、偏
心軸点ａ′延長線上に配設した揺動腕２０は揺動して工
具ホルダー２２に装着した工具Ｔが切込み進退すること
によりピストン材Ｗを所望の直角断面形状に切削し、こ
れに併せてサーボモータ１１により横方向の送りテーブ
ル１３を制御移行させることによりピストン材Ｗを所望
の水平面形状に切削し、これにより非円形でしかも、テ
ーパー状の所望形状のピストンを切削加工するものであ
る。
この実施例によれば、工具がピストン材（スピンドル）
に対し、直交する方向すなわち直角に切込み進退作動し
、しかも進退動が偏心軸点と同一作用点となるため、指
令された切込み量に対し、誤差が生じないことからエン
コーダによるピストン材の回転角度検出を細分化しても
即応できると共に、高速回転に追従し得るもので、高精
度、効率化に益するものである。
に対し、直交する方向すなわち直角に切込み進退作動し
、しかも進退動が偏心軸点と同一作用点となるため、指
令された切込み量に対し、誤差が生じないことからエン
コーダによるピストン材の回転角度検出を細分化しても
即応できると共に、高速回転に追従し得るもので、高精
度、効率化に益するものである。
図は本発明に係る内燃機関用ピストンの切削加工装置の
一実施例を示すもので、第１図はピストン加工機の概略
を示す平面図、第２図は切込み進退機構の破断側面図を
示す。 ２・・・スピンドル ４・・工具台９ ・エンコー
ダ １１．１５・サーボモーター３．１７・・送り
テーブル １８・・・サーボモータ −８′ ・回転軸１９・・
偏心円板 ２０・・・揺動腕２２・・工具ホルダ
ー ａ′・・・偏心軸点Ｂ・・・切込み進退機構 Ｔ
・・・工具Ｗ・・・ピストン材 特許出願人 株式会社八千代工研 同 本田金属技術株式会社、’、、、−暑、、
１．＞＼同 江 騰 剛゛、 第ｉ図 第２図
一実施例を示すもので、第１図はピストン加工機の概略
を示す平面図、第２図は切込み進退機構の破断側面図を
示す。 ２・・・スピンドル ４・・工具台９ ・エンコー
ダ １１．１５・サーボモーター３．１７・・送り
テーブル １８・・・サーボモータ −８′ ・回転軸１９・・
偏心円板 ２０・・・揺動腕２２・・工具ホルダ
ー ａ′・・・偏心軸点Ｂ・・・切込み進退機構 Ｔ
・・・工具Ｗ・・・ピストン材 特許出願人 株式会社八千代工研 同 本田金属技術株式会社、’、、、−暑、、
１．＞＼同 江 騰 剛゛、 第ｉ図 第２図
Claims (1)
- 回転角を検出するエンコーダ及びピストン材の保持具を
設けたスピンドルと、サーボモータにより前記スピンド
ルと平行かつ直交する方向に移行する両送りテーブルか
らなる工具台と、直交方向送りテーブル上に載設した工
具の切込み進退機構からなり、切込み進退機構は、前記
スピンドルと平行に設けた微量角正逆回動するサーボモ
ータの回動軸に偏心円板を固着し、前記スピンドルと直
交方向で、偏心軸点の延長線上に配設した揺動腕の一端
を前記偏心円板に嵌め、他端はピストン材を指向する工
具を装着した工具ホルダーに軸着し、前記エンコーダ及
び工具台のサーボモータ並びに正逆回動用サーボモータ
は機外の命令源に連絡してなる内燃機関用ピストンの切
削加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30131890A JPH04176503A (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 内燃機関用ピストンの切削加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30131890A JPH04176503A (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 内燃機関用ピストンの切削加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04176503A true JPH04176503A (ja) | 1992-06-24 |
Family
ID=17895415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30131890A Pending JPH04176503A (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 内燃機関用ピストンの切削加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04176503A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112404464A (zh) * | 2020-11-19 | 2021-02-26 | 宁波启航船业有限公司 | 一种利用离心力降低转速延长使用寿命的机床 |
-
1990
- 1990-11-07 JP JP30131890A patent/JPH04176503A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112404464A (zh) * | 2020-11-19 | 2021-02-26 | 宁波启航船业有限公司 | 一种利用离心力降低转速延长使用寿命的机床 |
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