JPH0417647Y2 - - Google Patents

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JPH0417647Y2
JPH0417647Y2 JP1986017791U JP1779186U JPH0417647Y2 JP H0417647 Y2 JPH0417647 Y2 JP H0417647Y2 JP 1986017791 U JP1986017791 U JP 1986017791U JP 1779186 U JP1779186 U JP 1779186U JP H0417647 Y2 JPH0417647 Y2 JP H0417647Y2
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JP
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point
cutting edge
width
ripper point
ripper
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JP1986017791U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はブルドーザー等の土木機械の尾部に取
付けられる硬土盤引割り装置(リツパー)の交換
可能なリツパーポイントに関するものである。ブ
ルドーザーにおける土工作業では軟弱土盤では前
面の土工板により削工や土砂の移動を行うが、硬
土盤では土工板が土盤面に喰い込まなくなり削土
が困難になる。このため硬土盤の土工ではブルド
ーザーの尾部にリツパーと呼ばれる土盤引割り装
置が装備される。この引割装置の土盤に接する先
端に取付けるものがリツパーポイントである。
〔従来技術の問題点〕
上記リツパーポイントは過酷な条件で利用され
るため摩滅が早く交換可能の状態でシヤンクに取
付けられる。しかし土工作業の途中でこの交換の
頻度が多いと作業効率が低下するので摩滅に到る
時間の長い寿命の長いリツパーポイントが望まれ
る。従来から使用されているリツパーポイントは
第3図に示す如く進行方向に向つて幅が広く刃の
厚みは狭く農耕用の鋤と同じような形状をしてい
る。第2図はこのリツパーポイントで岩盤を削工
している時の状況を示すが、この形状では土砂を
掘り起す量が多くなる点では有効であるが、地面
が岩盤である場合は掘削方向(矢印)に対する力
が大きくなり、刃の厚みが狭いことから曲りや破
損を生じることがある。破損が生じないにしても
岩盤との接触摩耗が大きくなり摩滅が早くなる。
第3図のポイントで鋼製台金の先端部に硬度、耐
摩耗性の高い超硬合金製チツプ2を錙付等によつ
て固着することによつて多少は耐摩耗製が向上す
るが上述の如く掘削方向の抵抗が多くチツプの脱
落が多い。この台金の先端に高硬度チツプを固着
する方法として特開昭49−58602に開示されてい
るものがあるが本質的リツパーポイントの形状は
第3図に示すものと変りなく、この方法で作業し
ている例は少ない。なぜなら、いかに表面や刃先
端部を硬くしても刃幅が広いため岩盤に貫入し難
く、致命的なことは掘削方向に働く荷重に耐えら
れず、曲がりや破損を生じ易いことである。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は第1図、第4図、第5図及び第6図に
示す如く、刃幅を狭くすることによつて岩盤へ刃
先が貫入され易いようにし、ポイント先端部に硬
度の高い超硬合金を岩盤への初期接触が点に近く
なるような角度を形成して固着したものである。
また刃先は第5図に示す如く進行方向に向つては
狭く、荷重のかかる方向(厚み)は刃幅よりもは
るかに大きくして曲げや破損の事故を防止してい
る。岩盤など脆性材の破壊は喰い込みの起点とな
る時に一点に集中荷重をかけることが重要であ
り、切削する方向の面積を小さくして切削抵抗を
減少せしめ台金部の接触抵抗によつて岩盤側面の
脆性破壊を狙いとしたものである。
実施例 第4図は本考案のリツパーポイントの実施例の
形状でありイが側面図、ロが正面図である。鋼製
台金8にはシヤンク(第1図の3)との結合のた
めの内部ソケツト5が形成されており締付ピンに
よつて、シヤンク3に固着されているので、締付
ピンの固着、脱着によつてリツパーポイントの交
換が可能になつている。台金8の先端部には超硬
合金製の硬質チツプ2が、錙付け法、電子ビーム
溶接その他適当な接合法によつて固着されてお
り、硬質チツプ2にはすくい面10,10′が形
成されその角度は10°〜45°の範囲に設定する。逃
げ面11にも同様の角度が形成され(第6図θ)
例えば、B方向から見たすくい角は15°〜35°と
し、C方向から見て逃げ面も15°〜35°とする。こ
の角度によつてB,C方向から見ていずれも山形
に形成されている。
この範囲が硬質チツプの摩耗を少くすることが
できる。
第5図は第4図ロのA−A断面図であり、掘削
方向(矢印)に向かつて幅が狭くなつている。硬
質チツプの逃げ面、すくい面の角度形成によつて
その交点が点になるように設定することによつ
て、ここに集中荷重をかけることによつて岩盤へ
の喰い込みの起点とし刃先を岩盤に圧入すること
ができる。この集中荷重は10〜20Tになると思わ
れる。
〔考案による効果〕
本考案のリツパーポイントを装着して岩盤を掘
削するときの模式図を第1図に示す。
掘削荷重はポイント先端部2′に集中するため
岩盤への圧入力が高く喰い込み性が良く、進行方
向の厚みが大きいため曲げや破損の事故が減少す
る。掘削時、逃げ角βをあまり大きくすると刃先
構成面が小さくなり強度が低下するので、順すく
い角αは15°程度、逃げ角βは20°〜30°程度とする
と効率の良い掘削ができる。
岩盤が硬い時は逆すくい角(図示せず)となる
が岩盤貫入には何等支障はない。
本考案のリツパーポイントは岩盤への食い込み
力が強く、いつたん食い込んだ後は、刃先部をけ
ん引力によつて切込まれ、更にこのけん引力によ
る食い込み深さが増大し、一定の深さを越えると
第5図断面図にみるように、鋼製台金の扇状拡大
部分で切り込んだ溝の上端縁部は脆性破壊され、
溝が拡大される。
以上説明した如く本考案のリツパーポイントを
備えた掘削刃は従来のものより破壊力が強く耐久
性が優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の掘削刃で岩盤を掘削する状況
を示す模式図、第2図は従来の掘削刃による掘削
模式図、第3図は従来のリツパーポイントの側面
図イと正面図ロであり、第4図は本考案のリツパ
ーポイントのイ側面図とロ正面図であり、第5図
は第4図ロのA−A断面図及び第6図は第4図イ
のB,C方向から見た刃先正面図である。 1……リツパーポイント(掘削刃)、2……硬
質チツプ、3……シヤンク、4……締止ピン、5
……内部ソケツト、6,8……台金、7……岩
盤、2′,9……先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 土木作業用機械用硬土盤引割装置に交換可能に
    取付けられるリツパーポイントにおいて、該リツ
    パーポイントの刃先先端部に鋼製台金より硬度の
    高い超硬合金製硬質チツプが該台金に固着され、
    該台金はシヤンクと締合するための内部ソケツト
    を有し、掘削方向から見て該リツパーポイントの
    ソケツト形成部より刃先部の横巾の方が狭く、か
    つ、該リツパーポイントの刃先部の掘削方向から
    見た横巾が、掘削方向の巾より狭く、刃先部のす
    くい面は掘削方向に対して凸に山型が形成され、
    該山型部が形成する三角形の底角が10°〜45°の角
    度を成し、刃先部の逃げ面は、掘削の深さ方向に
    凸に山型が形成されてなり、前記2つの山型の稜
    線がほぼ一点に交るように形成されてなることを
    特徴とする土木機械用掘削爪。
JP1986017791U 1986-02-10 1986-02-10 Expired JPH0417647Y2 (ja)

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JPS62129467U JPS62129467U (ja) 1987-08-15
JPH0417647Y2 true JPH0417647Y2 (ja) 1992-04-20

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ID=30810868

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7757778B2 (en) * 2005-08-24 2010-07-20 Calderwood James A Ripper boot
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US3341253A (en) * 1964-11-13 1967-09-12 Joseph F Brunner Jr Ripper apparatus and method of using same
US3844619A (en) * 1971-04-30 1974-10-29 Gewerk Eisenhuette Westfalia Cutter devices for use in mineral mining
GB1484047A (en) * 1973-12-17 1977-08-24 Caterpillar Tractor Co Ripper tip

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