JPH0417605Y2 - - Google Patents

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JPH0417605Y2
JPH0417605Y2 JP1985093074U JP9307485U JPH0417605Y2 JP H0417605 Y2 JPH0417605 Y2 JP H0417605Y2 JP 1985093074 U JP1985093074 U JP 1985093074U JP 9307485 U JP9307485 U JP 9307485U JP H0417605 Y2 JPH0417605 Y2 JP H0417605Y2
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JP
Japan
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rail
pedestal
rear wheel
wheel
front wheel
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JP1985093074U
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JPS623804U (ja
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は供用開始前のレールおよび使用間隔の
長いレールの頭部に発生附着した赤錆を排除する
レール錆取機に関するものである。
【従来の技術】
従来のレール錆取機において、例えば実開昭47
−5482号公報の如きものがある。 このものは、レール上を走行可能の車輪付き台
車に、レール頭面を研磨するためのワイヤーバフ
(回転体)を取付け、エンジン駆動によりレール
頭面に回転接触させ、レール頭面の赤錆を排除す
るようにしたものである。
【考案が解決しようとする問題点】
ところが、上記従来技術の如くワイヤーバフを
レール頭面に回転接触させて錆取りを行うもの
は、同一レール頭面を往復研磨する場合に、往路
方向への研磨はワイヤーバフの回転力により比較
的容易に行うことができるが、復路方向への研磨
はワイヤーバフの抵抗力が強くなり、台車の移動
が困難となるので通常は往路端で作業員が2人掛
りで台車を持ち上げ、方向転換をしなければなら
ず、作業性が非常に悪いという問題点があつたば
かりでなく使用中の線路レールを研磨するような
場合は、台車の車輪がレール継目を通過する時
に、信号電流が車輪を通じて短絡し、信号現示が
変わつてしまう等の問題点があつた。
【問題点を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決することを目的と
し、エンジン駆動の伝達動力をVベルトにより回
転砥石に伝達させレール頭部の研削を行うレール
錆取機において、架台に装備した回転砥石を中心
として前記架台の前、後部にレールと接触する面
に短絡防止用絶縁物質を設けたレール案内用の前
車輪および後車輪を設け、前記前車輪は架台下面
に水平回転可能に設けた前車輪架台に取付け、後
車輪は前記架台後部の後車輪取付部に、支点軸を
支点に摺動ネジおよび移動支持軸によつて上下回
動自在の取付けたことを特徴とするものである。
【実施例】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
のであつて、第1図は斜視図、第2図は正面図、
第3図は平面図、第4図は後車輪取付部を示す一
部拡大正面図である。 1は架台であり、前記架台には操作ハンドル
2、移動用ステー3を固着してある。4は前記架
台1に取付けたエンジンであり、前記エンジン4
の駆動軸5にはVプーリー6を取付け、Vベルト
7を介して架台1に支承した伝達軸8のVプーリ
ー9により同軸上の回転砥石10を回転させるよ
うになつている。11は前記伝達軸8の軸受であ
り、12,13は回転砥石押えワツシヤーであ
る。また前記回転砥石10の回転部周囲には、研
削粉の飛散防止用に防埃カバー14、ゴムカバー
15を設けてある。さらに前記エンジン4の排気
部には、排気ジヨイント16を挿入固定し、排気
チユーブ17を連結させて回転砥石後部に排気さ
せることにより、研削後のレール頭部に積つた微
細化された錆を除去させるようにしている。 また架台1の後部(第2図右方)には回転砥石
10と平面略同一線上に位置して後車輪取付部1
8が設けられ、前記後車輪取付部18には上下摺
動自在に摺動ネジ22が取付けられ、前記摺動ネ
ジ22の下端には移動支持軸23が連結されてい
る。24は支点軸であつて、前記後車輪取付部1
8に後車輪26の支板26aの軸部一端を回動自
在に枢着している。また前記移動支持軸23には
前記後車輪26の支板26aの上部他端が枢着さ
れており、前記摺動ネジ22を上下方向に摺動す
ることにより前記移動支持軸23が、支点軸24
を支点に円弧軌道を描き、前記後車輪26の支持
軸25が上下移動し、回転砥石10のレールa上
面との接触強さを調整することができるようにな
つている。また後車輪26および前車輪28には
レールaに接する面に絶縁物質27,33を設け
ることにより、使用中の線路レール継目を車輪が
通過する際の信号電流の短絡を防止している。而
して前記前車輪28は、架台1の前方下面に360°
水平回転可能に設けた前車輪架台31に取付けら
れており、操作ハンドル2を持つて架台1に水平
回転を与えることにより、前記架台1を水平回転
できるようになつている。30は架台1の下面に
設けられた前車輪回転止めステーであつて、引張
バネ29の作用により、前記前車輪架台31の切
欠部32に係合し、バネカより強い力が作用した
時は自動的に切欠部32から外れるようになつて
いる。 また架台1の一側面にはレールa上で回転砥石
10を回転させながら小休止する場合または作業
中止時に架台1を支えるステー34を設けてあ
り、これは引張バネ35の作用に抗してその先端
部側を地面に向けて回転移動させることにより架
台1を支えるものであり、また運転作業中は引張
バネ35の作用により上部に回転し固定しておく
ものである。 なお、図中20aは研削後のレールa上面の錆
を除去するための圧縮バネ19の作用により、絶
えずレールa上面を圧接する掃除部材であつて、
アーム20により架台1の後車輪取付部18に取
付けられているが、必ずしも必要とするものでな
い。21は摺動ネジ22のハンドルを示すもので
ある。 次に作用について説明する。レールaの錆取り
に際しては、架台1の前車輪28、後車輪26を
第2図示のようにレールa上に載架すると、第2
〜3図示のように回転砥石10が前記レールaの
頭面に接する状態となる。この状態でエンジン4
を駆動し、前記回転砥石10を回転しながら架台
1をレールaに沿つて前進すると前記レールaの
頭部は前記回転砥石10によつて研磨され錆取り
が行われる。また架台1の進行方向を変える場合
は、操作ハンドル2にて架台1の後部側を持上げ
て後車輪26をレールa上から浮かし、その状態
で前車輪28を支点として前記架台1を水平回転
し、前記後車輪26を再びレールa上に載架する
ことにより容易に方向転換することができるもの
であり、またレールa上面に対する回転砥石10
の接触強さを調整する場合は、架台1の後車輪取
付部18の摺動ネジ22を上下動することによ
り、後車輪26を容易に上下動して回転砥石10
のレールa上面に対する接触強さを調整すること
ができるものである。さらにまた使用中の線路レ
ールを研磨する場合においても、前車輪28およ
び後車輪26のレールaと接触する面には短絡防
止用の絶縁物質27,33が設けてあるので信号
現示を変えることなく研磨することができる。
【考案の効果】
本考案によれば、エンジン駆動の伝達動力をV
ベルトにより回転砥石に伝達させレール頭部の研
削を行うレール錆取機において、架台に装備した
回転砥石を中心として前記架台の前、後部にレー
ルと接触する面に短絡防止用絶縁物質を設けたレ
ール案内用の前車輪および後車輪を設け、前記前
車輪は架台下面に水平回転可能に設けた前車輪架
台に取付け、後車輪は前記架台後部の後車輪取付
部に、支点軸を支点に摺動ネジおよび移動支持軸
によつて上下回動自在に取付けたものであるか
ら、前車輪の水平回転機構により架台の方向転換
を容易に行うことができ、また架台後部の摺動ネ
ジによつて後車輪を上下動してレール上面に対す
る回転砥石の接触強さを容易に調整することもで
きるので錆取り作業を迅速かつ高能率に行うこと
ができるばかりでなく、使用中の線路レール上で
も信号を変えることなく錆取り作業を行うことが
できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものであつて、第
1図は斜視図、第2図は正面図、第3図は平面
図、第4図は後車輪取付部を示す一部拡大正面図
である。 1……架台、2……操作ハンドル、3……移動
用ステー、4……エンジン、5……エンジン駆動
軸、6……Vプーリー、7……Vベルト、8……
伝達軸、9……Vプーリー、10……回転砥石、
11……軸受、12,13……回転砥石押えワツ
シヤー、14……防埃カバー、15……ゴムカバ
ー、16……排気ジヨイント、17……排気チユ
ーブ、18……後車輪取付部、19……圧縮バ
ネ、20……アーム、20a……掃除部材、21
……ハンドル、22……摺動ネジ、23……移動
支持軸、24……支点軸、25……支持軸、26
……後車輪、26a……支板、27……絶縁物
質、28……前車輪、29……引張バネ、30…
…前車輪回転止めステー、31……前車輪架台、
32……切欠部、33……絶縁物質、34……ス
テー、35……引張バネ、a……レール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン駆動の伝達動力をVベルトにより回転
    砥石に伝達させレール頭部の研削を行うレール錆
    取機において、架台に装備した回転砥石を中心と
    して前記架台の前、後部にレールと接触する面に
    短絡防止用絶縁物質を設けたレール案内用の前車
    輪および後車輪を設け、前記前車輪は架台下面に
    水平回転可能に設けた前車輪架台に取付け、後車
    輪は前記架台後部の後車輪取付部に、支点軸を支
    点に摺動ネジおよび移動支持軸によつて上下回動
    自在の取付けたことを特徴とするレール錆取機。
JP1985093074U 1985-06-21 1985-06-21 Expired JPH0417605Y2 (ja)

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JP1985093074U JPH0417605Y2 (ja) 1985-06-21 1985-06-21

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JP1985093074U JPH0417605Y2 (ja) 1985-06-21 1985-06-21

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Publication Number Publication Date
JPS623804U JPS623804U (ja) 1987-01-10
JPH0417605Y2 true JPH0417605Y2 (ja) 1992-04-20

Family

ID=30650425

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JP1985093074U Expired JPH0417605Y2 (ja) 1985-06-21 1985-06-21

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JPS623804U (ja) 1987-01-10

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