JPH0417580Y2 - - Google Patents

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JPH0417580Y2
JPH0417580Y2 JP3033287U JP3033287U JPH0417580Y2 JP H0417580 Y2 JPH0417580 Y2 JP H0417580Y2 JP 3033287 U JP3033287 U JP 3033287U JP 3033287 U JP3033287 U JP 3033287U JP H0417580 Y2 JPH0417580 Y2 JP H0417580Y2
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JP3033287U
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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 牽伸装置を設けた各種紡績用機械のドラフトロ
ーラに対応して脱着自在に構成されるパツトクリ
ヤラーの支持装置で、特にクリヤラー支持枠をド
ラフトローラに対して適正な位置に調整できるよ
うに構成したものである。
[従来の技術] ドラフトローラのクリヤラー装置として皮革、
合成皮革、ゴム、合成ゴム或は積層不織布等のク
リヤラー材をドラフトローラの周面に当接させる
ものがよく知られている。またこれらのクリヤラ
ー材の弾性を利用してその端縁をドラフトローラ
に当接させるパツト型クリヤラー装置もよく知ら
れている。一方このようなパツト型のクリヤラー
材を保持すると共にドラフトローラに対して正し
く位置保持するための支持手段も多く提案されて
いる。
本出願人は先にこのようなパツト型クリヤラー
装置において、クリヤラーの取り付け手段並びに
その支持手段について新しい手段を開発して提案
している。その手段は第7図(側断面図)、第8
図(第7図の切断線−矢印方向断面図)、第
9図(第7図の切断線−矢印方向断面図)及
び第10図(構成説明展開見取図)にその一例を
示すものである。即ちパツト型クリヤラー装置と
しては、フロントボツトムローラ3に対設したク
リヤラー装置1とバツクボツトムローラ4に対設
したクリヤラー装置1aとを併設したものを示し
ており、これらのクリヤラー装置1,1aは第1
0図に示すように裁断したクリヤラー材7をロー
ラスタンド2の間隔寸法長さに形成したクリヤラ
ー支持枠6に取り付けている。そしてこのクリヤ
ラー支持枠6としては板材を2つ折りに曲げ、そ
の折り曲げにクリヤラー材突出窓6bを形成する
と共にそのいずれか一方側に窓孔6aを形成した
ものを利用し、クリヤラー材7としては両側中央
部に耳部7aを形成し、これを支持枠6の開口側
から挿入し、弾性止め具8を利用して支持枠6の
開口側を挟持すると共に止め具8の折り曲げ片部
8a,8aを前記窓孔6aに係合してクリヤラー
材7を係止すると共にその脱出を防止するもので
あつた。そしてその取り付け支持装置としては、
第7図、第8図及び第9図に示すように、それぞ
れローラスタンド2の裏面にボツトムローラスラ
イドメタル締付用ボルトを利用して支持ブラケツ
ト5,5aを取り付け、この支持ブラケツト5,
5aにそれぞれクリヤラー支持枠6の端縁部を支
持させるものである。そして支持ブラケツト5,
5aとしてはそれぞれローラスタンド2のスライ
ド部の幅に形成した底面9とその両側に折り曲げ
て突出形成した突壁10,10とで構成してロー
ラスタンド2のスライド部に跨設している。尚ド
ラフト部の両端側ローラスタンドに設ける支持ブ
ラケツト5,5aとしてはこの突壁10をいずれ
か一方のみに形成したものを利用することが望ま
しい。
他方この支持ブラケツト5,5aにクリヤラー
支持枠6を取り付けるに当たつては、第7図に示
すように突壁10にそれぞれフロントローラ側を
広く開放した支持ブラケツト挿設溝11を形成
し、この挿設溝11にクリヤラー支持枠6の端縁
側を挿入して支持するものである。即ちクリヤラ
ー支持枠6は第7図フロントローラ側で示すよう
に、挿設溝11に挿入されると挿設溝11の底辺
側11cでローラ対設位置が規制され、挿設溝1
1の開放部裏側(ドラフトローラの回動方向側)
11aと底辺側の裏側対向面部11cで位置規制
され、クリヤラー材7がドラフトローラに当接し
ており且つ正規方向に回動される限り前記挿設溝
11によつて極めて安定的に支持されると共に良
好なクリーニング作用が得られている。即ちこの
ようなクリヤラー支持手段では支持ブラケツト5
の突壁10に形成する挿設溝11の底辺11cが
クリヤラー支持枠10のドラフトローラ対設距離
位置を決定していることになり、この底辺11c
は各ローラスタンドに設けるものがドラフトロー
ラと一定距離であることが必要である。そのため
支持ブラケツト5の取り付けに当たつては特別な
ゲージを用いて挿設溝11とドラフトローラとの
関係位置を規制して取り付けている。
[考案が解決しようとする問題点] ところで一般に利用されているローラスタンド
2の裏側即ち前記支持ブラケツト5の底面9の取
り付面は加工仕上面でなく鋳肌のままのものが多
い。従つて支持ブラケツト5の取り付けに当たつ
ては前記ゲージによつて挿設溝11の底辺11c
を盛り上げたり或いは切削しなければならず大変
厄介で手数を要している。またクリヤラー材の先
端縁が摩損して支持枠6を更にドラフトローラ側
に近付ける必要があつたり、或はクリヤラー材7
の変更によつて更にドラフトローラに圧接させた
いときは別に用意する支持ブラケツトと交換しな
ければならない。これらを満足させるためには支
持ブラケツト5にクリヤラー支持枠6の支持調節
装置を併設することが考えられるが、第8図や第
9図に示すように極めて挟い部分にしかも操作容
易な調節手段を設けることは困難である。そこで
本考案はこのような支持ブラケツトの挿設溝を改
良して底辺11cのクリヤラー支持枠受け止め部
を簡単に挿設溝に対して昇降調整できるようにし
たものである。
[問題点を解決するための手段] そこで本考案は前記挿設溝11の底辺隣接位置
に外側に突出した舌片を形成し、この舌片の折り
曲げ度を変更することによつてクリヤラー支持枠
6のドラフトローラ対設位置を自由に調整できる
ようにしたものである。
[作用及び実施例] 以下図面に基づいて本考案を詳細に説明するが
第1〜5図は本考案の具体的な実施の一例を示し
たもので、また第6図は他の実施例を示したもの
である。本考案は図示例に限定されず前・後記の
趣旨に沿つて他の構成になるパツト型クリヤラー
支持装置の取り付け位置調整手段としても利用で
きる。第1図(側断面図)は第7図の実施例と同
様にフロントボツトムローラ3及びバツクボツト
ムローラ4にそれぞれパツト型クリヤラー装置を
併設したものを示しているが、勿論フロントボツ
トムローラ3のみであつたり、或はバツクボツト
ムローラ4のみで他のローラは別のクリヤラーで
構成したものであつてもよい。そして本考案バツ
トクリヤラーの支持装置12,12aは、第2図
及び第3図(いずれも第1図の切断線−及び
−に沿う矢印方向断面図)に示すように、ロ
ーラスタンドのスライド部を裏側から挟むよう
に形成された底面9とその両端に折り曲げて突設
した突壁10,10を形成する。尚パツト型クリ
ヤラー装置としては第10図に示したのと同じも
のを利用したものを示している。即ち本考案に係
る支持装置は第1図及び第2図に示したフロント
ボツトムローラ3側及び第1図及び第3図に示し
たバツクボツトムローラ4側を第4図及び第5図
(いずれも拡大見取図)に示すように形成する。
即ち両側突壁10,10に形成する前記クリヤラ
ー支持枠6の挿設溝11の形成に当たつて、あら
かじめその底辺側の切り込みを長くしておき、次
いで底辺側を図示するように外側に折り曲げた舌
片13で形成する。そしてクリヤラー支持枠6の
受け止め面を第2図及び第3図に示すように舌片
13の頂面とするものである。そしてこの舌片1
3の折り曲げ成形に当たつては支持装置の製作時
において治具を用いて一様に形成しておくが、支
持装置12,12aをローラスタンドに取り付け
るに際して前記したように取り付けゲージを利用
して、この舌片13の受け止め面を調節すること
ができる。尚この折り曲げ調整に当たつては舌片
13を外側からくわえるような例えばスパナの様
な工具を利用して舌片13の折り曲げ度を変更
し、挿設溝11に対してクリヤラー支持枠6の受
け止め面を自由に昇降させることができる。従つ
て支持ブラケツトは鉄板等で形成することが好ま
しい。
第6図の実施例は挿設溝11の底辺に隣接して
その高さ位置にほぼ一致して形の舌形を溶接等
により結合したものであり、前記実施例と同様に
舌片13の折り曲げ度を調整できる用になつてい
る。この実施例の利点としては、舌片13のみを
折り曲げ度の調整がし易い材質を選んで結合でき
ることがあげられる。
[考案の効果] 本考案パツトクリヤラーの支持装置はこのよう
に構成したから、支持装置12の取り付け面の差
があつてもクリヤラー支持枠の受け止め面を簡単
に調節することができ、パツトクリヤラーを正し
くドラフトローラに対設することができる。また
クリヤラー材の摩損や材料変更によつてドラフト
ローラとの接触圧を変更するときにも、舌片の折
り曲げによつて自由に調節することができ、クリ
ヤラーを正しくドラフトローラに対設することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案支持装置を利用したドラフト装
置の一部側断面図、第2図及び第3図は第1図の
切断線−及び−に沿う矢印方向断面図、
第4図及び第5図は第2図及び第3図に示した支
持装置の見取図、第6図は他の実施例による支持
装置の要部のみを示す見取図、第7図は従来の支
持装置を用いたドラフト装置の一部側断面図、第
8図及び第9図は第7図の切断線−及び−
に沿う矢印方向断面図、第10図はパツト型ク
リヤラーの構成説明展開見取図である。 1……パツト型クリヤラー装置、2……ローラ
スタンド、3……フロントボツトムローラ、4…
…バツクボツトムローラ、5……支持ブラケツ
ト、6……クリヤラー支持枠、7……クリヤラー
材、8……止め具、9……取付底面、10……突
壁、11……挿設溝、12……本考案支持装置、
13……舌片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パツトクリヤラー材を取り付けたクリヤラー支
    持枠をボツトムローラの下方に保持するための支
    持装置であつて、ローラスタンドの裏側に取り付
    けると共にその両側若しくは片側にボツトムロー
    ラ側へ向かう突壁を形成し、該突壁に形成した溝
    にクリヤラー支持枠の両端部を挿設保持するもの
    において、該挿設溝の底辺隣接位置に外側に突出
    したクリヤラー支持枠保持用の舌片を形成し、該
    舌片の折り曲げ度を調整することによつてパツト
    クリヤラー材のドラフトローラ対設位置を調整で
    きるように構成したことを特徴とするパツトクリ
    ヤラーの支持装置。
JP3033287U 1987-03-02 1987-03-02 Expired JPH0417580Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3033287U JPH0417580Y2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02

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JP3033287U JPH0417580Y2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02

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Publication Number Publication Date
JPS63140075U JPS63140075U (ja) 1988-09-14
JPH0417580Y2 true JPH0417580Y2 (ja) 1992-04-20

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JP3033287U Expired JPH0417580Y2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02

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