JPH04175330A - ポリウレタンエラストマー製造のための注型用組成物及びかかる組成物を用いる注型ポリウレタンエラストマーの製造方法 - Google Patents

ポリウレタンエラストマー製造のための注型用組成物及びかかる組成物を用いる注型ポリウレタンエラストマーの製造方法

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JPH04175330A
JPH04175330A JP2305588A JP30558890A JPH04175330A JP H04175330 A JPH04175330 A JP H04175330A JP 2305588 A JP2305588 A JP 2305588A JP 30558890 A JP30558890 A JP 30558890A JP H04175330 A JPH04175330 A JP H04175330A
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JP
Japan
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molecular weight
polyurethane elastomer
weight
urethane prepolymer
parts
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Application number
JP2305588A
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English (en)
Inventor
Yoshio Taguchi
田口 善男
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Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産1上坐剋■圀! 本発明は、ポリウレタンエラストマー製造のための注型
用組成物、及びかかる組成物を用いて、耐熱性にす(れ
るポリウレタンエラストマーヲ?’b型にて製造する方
法に関する。
丈米q且止 従来、知られている注型ポリウレタンエラストマーの常
用温度は、通常、80°C程度であり、耐熱性を必要と
する用途には用いることができない。
ポリウレタンエラストマーの製造において、ポリオール
成分として、分子内に炭素間二重結合を有する不飽和グ
リコールを用いることは、例えば、特開昭49−158
00号公報に開示されているように、既に知られている
この公報には、ポリエステルポリオールと3−メチル−
2−ペンテン−1,5−ジオール又は3−メチレン−1
,5−ベンタンジオールとの混合物に、イソシアネート
基/水酸基当量比0.8〜1.2として、ジイソシアネ
ートを反応させて、高分子量のポリウレタンを調製し、
次に、このポリウレタンを有機過酸化物及びカーボンブ
ラックとロール混練し、シートとし、これを熱プレス成
形し、有機過酸化物架橋させて、特に、低温特性の改善
されたポリウレタンエラストマーを得ることが記載され
ている。
日が” しようとする課 −Cに、注型用ポリウレタンエラストマー組成物は、4
0°Cで20000cps以下の比較的低粘度を有する
ことを必要とするが、上記のような方法によって、ポリ
オール成分とポリイソシアネート成分とから得られるポ
リウレタンは、通常、40°Cで50000cps以上
の高粘度を有するために、注型に用いることができない
本発明は、かかる問題を解決するためになされたもので
あって、低粘度を有し、注型に好適に用いることができ
るポリウレタンエラストマー製造のための組成物、及び
かかる組成物を用いて、注型によって、強伸度特性を保
持しつつ、耐熱性を改善したポリウレタンエラストマー
を製造する方法を提供することを目的とする。
課 を解 するための 本発明によるポリウレタンエラストマー製造のだめの注
型用組成物は、 (al  高分子量ポリオール、不飽和基含有低分子量
ポリオール及びポリイソシアネートから調製された末端
イソシアネート基ウレタンプレポリマー、 (b)  芳香族ポリアミン及び/又は低分子量ポリオ
ールからなる硬化剤、 (C)  多官能性アクリレート又はメタクリレート、
及び (d)重合開始剤 よりなることを特徴とする。
本発明において、高分子量ポリオールは、分子量が50
0〜5000、好ましくは1000〜3000、官能基
数が2〜4、好ましくは2〜3であるポリオールである
。かかる高分子量ポリオールとしては、例えば、従来よ
り知られている種々のポリエーテルポリオール、ポリエ
ステルポリオール又はポリカーボネートポリオール等を
挙げることができる。更に、上記以外にも、例えば、ポ
リブタジェンポリオール、アクリルポリオール、ヒマシ
油等を挙げることかできる。しかし、本発明においては
、これらのなかでも、特に、ポリエーテルポリオール又
はポリエステルポリオールが好ましく用いられる。
本発明において、不飽和基含有低分子量ポリオールは、
分子量が50〜400、好ましくは60〜200、官能
基数2〜4、好ましくは2〜3であって、分子内に炭素
間二重結合又は三重結合を有するポリオールである。か
かる不飽和基含有低分子量ポリオールとしては、例えば
、1,4−ブテンジオール、1,4−ブテンジオール等
の直鎖状不飽和ジオール、グリセリンモノアリルエーテ
ル、トリメチロールプロパンモノアリルエーテル、トリ
メチロールプロパンモノ (メタ)アクリレート等の分
岐鎖状不飽和ジオールを挙げることができるが、特に、
直鎖状不飽和ジオールが好ましく用いられる。
本発明において、ポリイソシアネートは、特に、限定さ
れることなく、種々のものを用いることができる。例え
ば、トリレンジイソシアネート、4゜4゛−ジフェニル
メタンジイソシアネート、1,5〜ナフタレンジイソシ
ア第一ト、キシリレンジイソシアエート等の芳香族ポリ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート等の
脂肪族ジイソシアネート、水添キシリレンジイソシアネ
ート、水添トリレンジイソシアネート、シクロヘキサン
ジイソシアネート等の脂環族ジイソシアネート等を挙げ
ることができる。これらのなかでは、芳香族ポリイソシ
アネートが好ましく用いられ、特に、トリレンジイソシ
アネート、4,4゛−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト又は1,5−ナフタレンジイソシアネートが好ましく
用いられる。
本発明によれば、上記したような高分子ポリオール、不
飽和基含有低分子量ポリオール及びポリイソシアネート
とをイソシアネート基(NGO)/水酸基(01()当
量比が1.3〜3.0、好ましくは1.6〜2.5の範
囲にて反応させることによって、末端イソシア第一ト基
ウレタンプレポリマー成分(a)を調製する。このよう
に、イソシアネート基/水酸基当量比を従来、知られて
いるよりも高くすることによって、圧型に適するように
、40°Cで20000cps以下、好ましくは200
0〜15000cρS程度の低粘度低分子量のウレタン
プレポリマーを得ることができる。
本発明によれば、ウレタンプレポリマーにおいて、上記
不飽和基含有低分子量ポリオールは、0゜5〜20重量
%、好ましくは1〜10重量%の範囲で含まれる。上記
ウレタンプレポリマーを調製するためのポリオール成分
とポリイソシアネート成分との反応は、通常、50〜1
00°C1好ましくは60〜90°Cにて1〜10時間
、好ましくは3〜8時間にわたって行なわれる。
上記した反応において、原料の仕込み順序は何ら限定さ
れるものではなく、例えば、高分子ポリオール、不飽和
基含有低分子量ポリオール及びポリイソシアネートを同
時に反応させてもよく、或いは予め高分子量ポリオール
とポリイソシアネートとを反応させた後、これに不飽和
基含有低分子量ポリオールを反応させてもよい。
本発明においては、硬化剤として、芳香族ポリアミン及
び/又は低分子量ポリオールが用いられる。芳香族ポリ
アミンとしては、例えば、3.3’ −ジクロロ−4,
4°−ジアミノジフェニルメタン、4゜4′−ジアミノ
ジフェニルメタン、2,6−ジクロロ−1,4−フェニ
レンジアミン、2,4−ジアミノトルエン、■−メチル
ー3−エチルー2.4.5− トリアミノヘンゼン、m
−フェニレンジアミン、3.3″−ジメチル−4,4′
−ジアミノ−5,5゛−ジエチルジフェニルメタン、1
.2−ビス(2−アミノフェニルチオメタン)、トリメ
チレングリコール−ジーP−アミノベンゾエート等を挙
げることができる。
これらの芳香族ポリアミン硬化剤のなかでは、3.3゛
−ジクロロ−4,4゛−ジアミノジフェニルメタン、1
,2−ビス(2−アミノフェニルチオメタン)、トリメ
チレングリコール−ジ−p−アミノベンゾエートが特に
好ましく用いられる。
また、硬化剤として用いられる低分子量ポリオールは、
分子量50〜400、好ましくは60〜200、官能基
数2〜4、好ましくは2〜3である脂肪族、芳香族又は
脂環族多価アルコールである。かかる低分子量ポリオー
ルの具体例としては、例えば、例えば、エチレングリコ
ール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リスリトール等の脂肪族多価アルコール、ハイドロキノ
ン−エチレンオキサイト付加物、ビスフェノールへ−エ
チレンオキサイド付加物等の芳香族多価アルコール、シ
クロヘキサンジメタツール等の脂環族多価アルコールを
挙げることができる。
これら低分子量ポリオール硬化剤のなかでは、特に、■
、4−ブタンジオール又はトリメチロールプロパンが好
ましく用いられる。
かかる硬化剤は、単独にて、又は2種以上の混合物とし
て用いられる。本発明においては、硬化114よ、ウレ
タンプレポリマーのイソシアネート当量と硬化剤の活性
水素当量との比率が0.9〜1,3、好ましくは1.0
〜1.2の範囲であるように用いられる。
多官能性アクリレート又はメタクリレートは、分子内に
2以上のアクリロイル基又はメタクリロイル基を有する
常温で液状の比較的低分子量の有機化合物であって、通
常、25°Cで10000cps以下の粘度を有するこ
とが好ましい。このような多官能性アクリレート又はメ
タクリレートとしては、例えば、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコール等の(ポリ)アルキレングリコールや
、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の
多価アルコールのジ又はトリアクリレート、ジ又はトリ
ジメタクリレート等を挙げることができる。具体例とし
ては、例えば、エチレングリコールジアクリレート、エ
チレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコ
ールジアクリレート、ジエチレングリコールジメタクリ
レート、トリメチロールプロパントリアクリレート等を
挙げることができる。
このような多官能性アクリレート又はメタクリレートは
、前記ウレタンプレポリマー100重量部に対して、5
〜50重量部の範囲で用いられる。
多官能性アクリレート又はメタクリレートは、得られる
圧型用組成物の粘度を低下させて、注型作業性の改善に
役立つのみならず、ウレタンプレポリマーからのエラス
トマー分子をその不飽和結合を架橋点として架橋し、自
体も重合して、三次元網目構造を形成して、耐熱性を向
上させる。
重合開始剤としては、ジクミルパーオキサイド、t−ブ
チルクミルパーオキサイド、ジーも一ブチルパーオキサ
イド等のジアルキルパーオキサイド、ヘンシイルバーオ
キサイド等のジアシルパーオキサイド、t−プチルパー
オキシヘンヅエート等のパーオキシエステル、L 1−
 t、−ブチルパーオキシ−3,3,5−1−リンチル
シクロヘキサン等のパーケタール等を挙げることができ
る。これらのなかでは、特に、ジアルキルパーオキサイ
ドが好ましく用いられる。
かかる重合開始剤は、ウレタンプレポリマーと硬化剤の
合計量100重量部に対して、通常、0゜5〜10重量
部、好ましくは1〜5重量部の範囲で用いられる。
本発明によれば、上述したような組成物を用いて、注型
架橋させることによって、ポリウレタンエラストマーの
本来有する優れた強伸度特性を確保しつつ、耐熱性にす
くれるポリウレタンエラストマーを得ることができる。
即ち、前記高分子量ポリオール、不飽和基含有低分子量
ポリオール及びポリイソシアネートから調製された末端
インシアネート基ウレタンプレポリマーを前記芳香族ポ
リアミン及び/又は低分子量ポリオールからなる硬化剤
、前記多官能性アクリレート又はメタクリレート及び前
記重合開始剤と共に注型し、加熱して、硬化させること
によって、耐熱性及び強伸度特性にすぐれるポリウレタ
ンエラストマーを得ることができる。
硬化剤は、末端イソシアネート基ウレタンプレポリマー
を鎖延長し、高分子量化し、重合開始剤である有機過酸
化物は、ポリウレタン分子に含まれる前記不飽和グリコ
ールに由来する不飽和結合を開裂させて、炭素間架橋結
合を形成すると共に、多官能性アクリレート又はメタク
リレートを自体重合させ、又はポリウレタン分子を架橋
させ、かくして、高分子量で耐熱性にすくれる架橋ポリ
ウレタンエラストマーを得ることができる。
本発明による組成物は、−段又は二段硬化法にて硬化さ
れる。−段硬化法によるときは、90〜170°C1好
ましくは100〜150 ”Cにて0.5〜5時間、好
ましくは0.5〜2時間、硬化させる。
二段硬化法によるときは、先ず、80〜130°C1好
ましくは90〜120”Cの温度で0.1〜5時間、好
ましくは0.5〜2時間、−次硬化させ、この後、12
0〜180℃、好ましくは130〜160″Cの温度で
0.1〜5時間、好ましくは0.5〜2時間、二次硬化
させる。本発明においては、二段硬化法が好ましく採用
される。
硬化法が一段硬化法、二段硬化法のいずれによる場合で
あっても、この硬化の後、成形物を80〜130℃にて
5〜24時間加熱し、熟成硬化を行なって、最終製品と
してのポリウレタンエラストマーを得ることが好ましい
光里■羞来 本発明による組成物は、以上のように、高分子量ポリオ
ール、不飽和基含有低分子量ポリオール及びポリイソシ
アネートをイソシア名−ト基/水酸基当量を1.3〜3
.0の範囲として反応させて調製した末端イソシアネー
ト基ウレタンプレポリマーを含むので、低粘度を有して
、注型に好適に用いることができる。
しかも、このウレタンプレポリマーを低粘度の多官能性
アクリレート又はメタクリレートと芳香族ポリアミン及
び/又は低分子量ポリオールからなる硬化剤及び重合開
始剤と共に注型するので、注型が容易であり、かかる組
成物を注型し、加熱下に硬化及び架橋させることによっ
て、強伸度特性を保持しつつ、耐熱性を改善したポリウ
レタンエラストマーを得ることができる。
従って、本発明による注型用組成物は、鉄鋼、製紙、印
刷用、OA機器等のためのベルトやロール、電子写真複
写機用クリーニング・ブレード、印刷用スキージ−用ブ
レード、ギヤ、スプリング等の各種工業部品、ソリッド
・タイヤ、キャスター、サンド・ポンプのチイニング等
、種々の注型用途に好適に用いることができる。
夫施拠 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により何ら限定されるものではない。
実施例1 ポリエチレングリコールアジペート(分子量2000)
766重量部と1,4−ブテンジオール(分子量88)
20重量部との混合物にトリレンジイソシアネート(2
,4=異性体/2,6−異性体比80/20の混合物、
分子量174)214重量部(NCO10H当量比2.
0)を窒素雰囲気下に80゛Cで5時間攪拌して反応さ
せ、遊離イソシアネート基濃度5.1重量%、粘度13
000cps(40°C)のウレタンプレポリマーを得
た。
次いで、このウレタンプレポリマー100重量部を90
°Cに加温し、これにジエチレングリコールジアクリレ
ート10重量部(粘度20CI)S(25°C)と11
0″Cで溶融させた3、3゛−ジクロロ−4,4゛−ジ
アミノジフェニルメタン15重量部とジクミルパーオキ
サイド2重量部を加えて混合し、110″Cで1時間、
次いで、150“Cで45分間加熱して硬化させ、更に
、110°Cで24時間熟成して、ポリウレタンエラス
トマーを得た。
実施例2 ポリオキシブチレングリコール(分子量1000)67
7重量部とL4−ブテンジオール18重量部との混合物
に前記と同じトリレンジイソシアネート305重量部(
NCO10H当量比2.0)を窒素雰囲気下に80°C
で5時間攪拌して反応させ、遊離イソシアネート基濃度
7.4重量%、粘度8000cps(40°C)のウレ
タンプレポリマーを得た。
次いで、このウレタンプレポリマー100重量部を90
°Cに加温し、これにジエチレングリコールジアクリレ
ート10重量部と110°Cで溶融させた3、3“−ジ
クロロ−4,4゛−ジアミノジフェニルメタン22重量
部とジクミルパーオキサイド2重量部を加えて混合し、
実施例1と同様にして、ポリウレタンエラストマーを得
た。
実施例3 実施例1にて得たウレタンプレポリマー100重量部を
90°Cに加温し、これにトリメチロールプロパントリ
アクリレート(粘度10cps、25”C)10重量部
と110°Cで溶融させた3、3゛−ジクロロ−4,4
′−ジアミノジフェニルメタン15F!量部とジクミル
パーオキサイド2重量部を加えて混合し、実施例1と同
様にして、ポリウレタンエラストマーを得た。
実施例4 実施例2にて得たウレタンプレポリマー100重量部を
90°Cに加温し、これにトリメチロールプロパントリ
アクリレート10重量部と110°Cで溶融させた3、
3′−ジクロロ−4,4゛−ジアミノジフェニルメタン
15重量部とジクミルパーオキサイド2重量部を加えて
混合し、実施例1と同様にして、ポリウレタンエラスト
マーを得た。
比較例1 ポリエチレングリコールアジペート(分子量2000)
852重量部と実施例1と同じトリレンジイソシアネー
ト148重量部(NC○10H当量比2.0)を窒素雰
囲気下に80 ’Cで5時間撹拌して反応させ、遊離イ
ンシア名−ト基濃度3,6重量%、粘度7000cps
(40″C)のウレタンプレポリマーを得た。
次いで、このウレタンプレポリマー1003i1部を9
0°Cに加温し、これに110’Cで溶融させた3、3
°−ジクロロ−4,4+−ジアミノジフェニルメタン1
1重量部を加えて混合し、実施例1と同様にして、ポリ
ウレタンエラストマーを得た。
比較例2 比較例1にて得たウレタンプレポリマー100重量部を
90°Cに加温し、これにジエチレングリコールジアク
リレート10・重量部と110°Cで溶融させた3、3
゛−ジクロロ−4,4゛−ジアミノジフェニルメタン1
1重量部とジクミルパーオキサイド2重量部を加えて混
合し、実施例1と同様にして、ポリウレタンエラストマ
ーを得た。
比較例3 ポリオキシブチレングリコール(分子tio。
0)742重量部と前記と同じトリレンジイソシア第一
ト258重量部(NC○10H当量比2.0)を窒素雰
囲気下に70°Cで5時間攪拌して反応させ、遊離イソ
シアネート濃度6.2重量%、粘度3000cps(4
0°C)のウレタンプレポリマーを得た。
次いで、このウレタンプレポリマー100重量部を90
°Cに加温し、これに110°Cで溶融させた3、3゛
−ジクロロ−4,4゛−ジアミノジフェニルメタン19
重量部を加えて混合し、実施例1と同様にして、ポリウ
レタンエラストマーを得た。
比較例4 比較例3にて得たウレタンプレポリマー100重量部を
90°Cに加温し、これにジエチレングリコールジアク
リレート10重量部と110°Cで溶融させた3、3゛
−ジクロロ−4,4”−ジアミノジフェニルメタン19
重量部とジクミルパーオキサイド2重量部を加えて混合
し、実施例1と同様にして、ポリウレタンエラストマー
を得た。
上記実施例1〜4と比較例1〜4にて得たポリウレタン
エラストマーについて、耐熱試験を行なった。耐熱試験
は、TMA装置(セイコー電子工業■製)を用い、0.
1 Hzで動的粘弾性測定を行なって、貯蔵弾性率の温
度分散を求めた。また、JIS K 6301に従って
、物性試験を行なって、破断伸び率と破断強度を求めた
。結果を第1表に示す。
本発明による組成物を用いて得られるポリウレタンエラ
ストマーは、比較例に比べて、貯蔵弾性率のフロー開始
温度が数十°C高温側に移動しており、耐熱性が改善さ
れている。しかも、本発明による組成物は、注型可能な
作業性を有すると共に、耐熱性にすぐれるポリウレタン
エラストマーを与えるので、高寿命のベルト、ロール等
を製造することができる。
特許出願人 バンド−化学株式会社 代理人 弁理士  牧 野 逸 部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)高分子量ポリオール、不飽和基含有低分子
    量ポリオール及びポリイソシアネートから調製された末
    端イソシアネート基ウレタンプレポリマー、 (b)芳香族ポリアミン及び/又は低分子量ポリオール
    からなる硬化剤、 (c)多官能性アクリレート又はメタクリレート、及び (d)重合開始剤 よりなることを特徴とするポリウレタンエラストマー製
    造のための組成物。
  2. (2)ウレタンプレポリマーがイソシアネート基/水酸
    基当量を1.3〜3.0の範囲として調製されたもので
    あることを特徴とする請求項第1項記載の組成物。
  3. (3)不飽和基含有低分子量ポリオールが1,4−ブテ
    ンジオールであることを特徴とする請求項第1項記載の
    組成物。
  4. (4)高分子量ポリオール、不飽和基含有低分子量ポリ
    オール及びポリイソシアネートをイソシアネート基/水
    酸基当量を1.3〜3.0の範囲として反応させて調製
    した末端イソシアネート基ウレタンプレポリマーを芳香
    族ポリアミン及び/又は低分子量ポリオールからなる硬
    化剤、多官能性アクリレート又はメタクリレート及び重
    合開始剤と共に注型することを特徴とするポリウレタン
    エラストマーの製造方法。
  5. (5)不飽和基含有低分子量ポリオールが1,4−ブテ
    ンジオールであることを特徴とする請求項第4項記載の
    ポリウレタンエラストマーの製造方法。
JP2305588A 1990-11-08 1990-11-08 ポリウレタンエラストマー製造のための注型用組成物及びかかる組成物を用いる注型ポリウレタンエラストマーの製造方法 Pending JPH04175330A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0775564A3 (en) * 1995-11-24 1998-10-21 Bando Kagaku Kabushiki Kaisha Blade for electrophotographic devices and production method and production apparatus for same
JP2011010683A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Sri Sports Ltd ゴルフボール
CN108312584A (zh) * 2018-02-28 2018-07-24 广州创耐工业皮带有限公司 一种浇注型输送带的生产方法

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