JPH04175173A - サーマルヘッドとその製造方法 - Google Patents

サーマルヘッドとその製造方法

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JPH04175173A
JPH04175173A JP30467290A JP30467290A JPH04175173A JP H04175173 A JPH04175173 A JP H04175173A JP 30467290 A JP30467290 A JP 30467290A JP 30467290 A JP30467290 A JP 30467290A JP H04175173 A JPH04175173 A JP H04175173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
resistor
integrated circuit
lead wire
semiconductor integrated
Prior art date
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Pending
Application number
JP30467290A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Goto
広之 後藤
Takashi Hattori
恭士 服部
Nobuyuki Sawara
佐原 信行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は発熱抵抗体が形成されている基板上に駆動用半
導体集積回路装置が実装されたサーマルヘッドとその製
造方法に関するものである。
(従来の技術) サーマルヘッドを大別すると2種類に分かれ、1種類は
発熱抵抗体が基板の主表面に形成され、記録媒体が発熱
抵抗体の形成されている基板主表面に押しつけられなが
ら走行して印字が行なわれる平面型サーマルヘッドであ
り、他の1種類は発熱抵抗体が基板端部に形成され、記
録媒体がその基板端部に押しつけられながら走行して印
字が行なわれる端面型サーマルヘッドである。
平面型サーマルヘッドは薄膜型でも厚膜型でも歩留まり
よく製造することができ、現在のサーマルヘッドの主流
をなしているが、発熱抵抗体と記録媒体との当たりが悪
く、印字品質がよくなく、また駆動用半導体集積回路装
置が実装されている場合には記録媒体を屈曲させて走行
させなければならないため、記録媒体がプラスチックカ
ードやタグ紙などのように硬いものである場合には印字
を行なうことができないという問題がある。
一方、端面型サーマルヘッドは記録媒体との当たりがよ
く、印字品質がよく、プラスチックカードなどの硬い記
録媒体にも印字を行なうことができる利点をもつ反面、
基板端面に発熱抵抗体を形成し、主表面に形成される電
極を端面の発熱抵抗体と接続しなければならないという
製造上の困難さがあり、歩留まりが低く、コスト高にな
る問題がある。
本発明は製造が容易で、端面型サーマルヘッドにするこ
とのできるサーマルヘッドと、その製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明のサーマルヘッドは、可撓性をもつ耐熱樹脂ベー
ス材上に発熱抵抗体、電極、TAB用リード線、保護膜
が形成され、このベース材に設けられたデバイス穴には
前記TAB用リード線に駆動用半導体集積回路装置がT
AB法により接続されたものである。
本発明のサーマルヘッドを製造するには、可撓性をもつ
耐熱樹脂ベース材にデバイス穴をあけ、抵抗体膜を形成
し、デバイス穴をレジストで埋めた状態で導電膜を形成
し、前記レジストを除去した後、導電膜と抵抗体膜にパ
ターン化を施して発熱抵抗体、電極及びTAB用リード
線を形成し、発熱抵抗体から電極に及ぶ領域に保護膜を
形成し、デバイス穴で前記TAB用リード線に駆動用半
導体集積回路装置をTAB法により接続し、その駆動用
半導体集積回路装置を樹脂封止する。
(作用) 可撓性をもつベース材上にサーマルヘッドが形成され、
そのベース材には駆動用半導体集積回路装置も実装され
ているので、この可撓性をもつサーマルヘッドを発熱抵
抗体が剛体基板の端面に来るように貼りつければ端面型
サーマルヘッドとなる。
(実施例) 第1図は一実施例を表わし、第2図は同実施例の要部斜
視断面図を保護膜や封止用樹脂を省略して示したもので
ある。
2は耐熱樹脂ベース材としてのポリイミドフィルムであ
り、例えばカプトン(du Pont社の商品)で厚さ
が70μmのものや120pmのものなどを用いること
ができる。ポリイミドフィルム2には半導体集積回路装
置チップを実装するためのデバイス穴4が開けられてい
る。
ポリイミドフィルム2上には抵抗体が゛パターン化され
て形成されている。抵抗体6上には電極8゜10が形成
されており、電極8,10の間に露出゛ している抵抗
体6aが発熱抵抗体となる。電極8は発熱抵抗体6aに
個別に接続される選択電極であり、電極10は全ての発
熱抵抗体6aに共通に接続される共通電極である。発熱
抵抗体6aから選択電極8と共通電極10の一部に及ん
で保護膜18が形成されている。
ポリイミドフィルム2上には、さらに選択電極8につな
がるリード線12が形成され、リード線12の一部はデ
バイス穴4まで延びてインナーリード13となっている
。ポリイミドフィルム2上にはまた、外部の回路に接続
するためのリード線14が形成され、リード線14の一
部はデバイス穴4内に延びるインナーリード15となっ
ている。
図には現われていないが、共通電極10もポリイミドフ
ィルム2上の他のリード線につながっている。ポリイミ
ドフィルム2上に形成されている電極8.10やリード
線12,13.14.15や他のリード線は厚さが約3
0μmの銅層にてなり、リード線においてはその銅層3
6の表面に厚さが0.5〜1μm程度の錫メツキ層38
が形成されている。
デバイス穴4内においては駆動用半導体集積回路装置チ
ップ20がTAB法によりインナーリード13,15に
接続されている。22は金バンプである。24は半導体
集積回路装置チップ20を保護するための封止用樹脂で
ある。
サーマルヘッドを構成する各部の材質は、従来から薄膜
サーマルヘッドで用いられているものである。その−例
を示すと、例えば抵抗体6はTa−3i02やTa−N
などのタンタル系抵抗体であり、その厚さは500〜5
000A程度である。
保護膜18はS i3N4.Ta20B、S i02な
どであり、その厚さは0.5〜2pm程度である。
この可撓性をもつサーマルヘッドを使用するときは、第
3図に示されるように、剛体基板26の端面に発熱抵抗
体6aが位置するように貼りつけ、その端面の発熱抵抗
体6a上に記録媒体28をプラテンローラ30で押しつ
けながら走行させて印字を行なわせる。これにより、端
面型サーマルヘッドとなる。
次に、第4図により一実施例の製造方法について説明す
る。
(A)ポリイミドフィルム2を用意し、デバイス穴4と
テープ送り用スプロケット用穴32を金型などであける
(B)ポリイミドフィルム2上に抵抗体膜6′を形成す
る。
(C)デバイス穴4をレジスト34で埋める。
(D) レジスト34でデバイス穴4を埋めた状態で抵
抗体膜6′上から銅膜36を形成する。
その後、レジスト34を除去する。
(E)銅膜36と抵抗体膜6′を写真製版とエツチング
によりパターン化し、共通電極10と選択電極8の一体
化されたもの及びリード線12〜15などを形成する。
(F)発熱抵抗体体部の銅膜をエツチング除去し、発熱
抵抗体6aを形成する。
(G)発熱抵抗体6aから電極8,10に及ぶ保護膜1
8を形成する。
(H)保護膜18から露出しているリード線の銅層36
の表面に錫メツキ層38を形成する。
(I)金バンブ22をもつ駆動用半導体集積回路装置チ
ップ20をインナーリード13,15にTAB法により
接続し、半導体集積回路装置チップ20をエポキシ樹脂
などの封止用樹脂24で封止する。
耐熱樹脂ベース材としてはポリイミドフィルムの他にポ
リイミドアミドフィルムやポリアミドフィルムなどを用
いてもよい。
(発明の効果) 本発明では駆動用半導体集積回路装置が実装された可撓
性をもつ状態のサーマルヘッドが得られるので、その発
熱抵抗体部分が剛体基板の端面になるように貼りつけれ
ば、印字品質が優れ、プラスチックカードなどの硬い記
録媒体にも印字することのできる端面型サーマルヘッド
を容易に実現することができる。
駆動用半導体集積回路装置がTAB法により実装されて
いるので、他の実装方法であるワイヤボンディング法に
比べると半導体集積回路装置の実装部分の厚さを薄くす
ることができ、またワイヤボンディング法ではワイヤ1
本ずつを順次接続するのに対しTAB法では1チツプご
とに一括して接続が施されるので生産性がよい。他の接
続法としてのフリップチップ法と比べると、フリップチ
ップ法では半導体集積回路装置側だけではなくリード線
側にもバンブを形成しなければならない。
TAB法ではリード線のバンブは必要ではないので、そ
の分工程が簡単になる。また、フリップチップ法では実
装時に基板側のリード線を確認することはできるが、半
導体集積回路装置チップは裏側から見ることになるので
半導体集積回路装置チップのバンブの位置を確認するこ
とができず、可撓性をもつベース材が撓むことと相俟っ
てボンディングの歩留まりが低下する。これに対し、T
AB法ではボンディングの際にリード線と半導体集積回
路装置チップのパッドの両方をパターン認識することが
できるので、製造歩留まりがよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を表わす断面図、第2図は同実施例で
保護膜や封止用樹脂の図示を省略した状態の要部斜視断
面図、第3図は同実施例のサーマルヘッドを剛体基板に
貼りつけて端面型サーマルヘッドとした状態を示す断面
図、第4図は一実施例の製造方法を示す図であり、(A
)は部分斜視図、(B)〜(1)は工程端面図である。 2・・・・・・ポリイミドフィルム、4・・・・・・デ
バイス穴、6・・・・・抵抗体、6a・・・・・・発熱
抵抗体、8・・・・・・選択電極、10・・・・・・共
通電極、12.14・・・・・・リード線、13.15
・・・・・・インナーリード、20・・・・・・駆動用
半導体集積回路装置チップ。22・・・ノくンブ、24
・・・・・封止用樹脂、26・・・・剛体基板、28・
・・・・・記録媒体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可撓性をもつ耐熱樹脂ベース材上に発熱抵抗体、
    電極、TAB用リード線、保護膜が形成され、このベー
    ス材に設けられたデバイス穴には前記TAB用リード線
    に駆動用半導体集積回路装置がTAB法により接続され
    ているサーマルヘッド。
  2. (2)可撓性をもつ耐熱樹脂ベース材にデバイス穴をあ
    け、抵抗体膜を形成し、デバイス穴をレジストで埋めた
    状態で導電膜を形成し、前記レジストを除去した後、導
    電膜と抵抗体膜にパターン化を施して発熱抵抗体、電極
    及びTAB用リード線を形成し、発熱抵抗体から電極に
    及ぶ領域に保護膜を形成し、デバイス穴で前記TAB用
    リード線に駆動用半導体集積回路装置をTAB法により
    接続し、その駆動用半導体集積回路装置を樹脂封止して
    なるサーマルヘッドの製造方法。
JP30467290A 1990-11-09 1990-11-09 サーマルヘッドとその製造方法 Pending JPH04175173A (ja)

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