JPH0417500A - リスニング装置 - Google Patents

リスニング装置

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JPH0417500A
JPH0417500A JP2121882A JP12188290A JPH0417500A JP H0417500 A JPH0417500 A JP H0417500A JP 2121882 A JP2121882 A JP 2121882A JP 12188290 A JP12188290 A JP 12188290A JP H0417500 A JPH0417500 A JP H0417500A
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JP
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sound
series
chair
sound signals
listener
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JP2121882A
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Inventor
Satoshi Sekine
聡 関根
Junichi Fujimori
潤一 藤森
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、音響再生システム又は電子楽音発生システ
ム等において個人的に立体音を楽しむのに好適な椅子付
きのリスニング装置に関するものである。
[発明の概要] この発明は、椅子に座るリスナに対してヘッドホン又は
椅子に設けた複数スピーカにより立体音聴取を可能とし
たリスニング装置において、椅子の位置乃至回転角を検
知する検知手段を設け、この検知手段からの位置情報乃
至回転角情報に基づいて音像定位を制御することにより
変化に冨んだ立体音を手軽に楽しめるようにしたもので
ある。
[従来の技術] 従来、個人用のリスニング装置としては、椅子の両側に
リスナの両耳に対応して複数のスピーカを設けたものが
知られている。
[発明か解決しようとする課題] 上記した従来のリスニング装置は、静止した状態でのリ
スニングを想定したものであり、リスナが椅子を動かす
と、スピーカの移動に伴い音像も移動する。例えは、第
7図に示すように左右のスピーカSL及びS、により仮
想音源S1を認識しているリスナLNが自分の椅子をm
s図に示すように角度にだけ右方向に回転させると、仮
想音源S1はS2の位置に移動する。
第7図又は第8図の状態において、仮想音源の位置を調
整することはパネル面のスイッチ、ボリュウム等の操作
により可能であるが、操作が面倒であり、特に′tSs
図で椅子回転に伴い音源位置を81に固定すべく操作を
行なうのは容易でない。このような問題は、スピーカの
代りにヘッドホンを用いるリスニング装置においても生
ずるものである。
この発明の目的は、面倒なパネル操作なしに音像定位を
変更制御することのできる新規なリスニング装置を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] この発明によるリスニング装置は、 (a)第1及び第2系列の音信号を発生する手段と、 (b) 移動乃至回転自在な椅子と、 (c)この椅子に座るリスナに対して立体音場を提供す
べく該椅子に取付けられるか又は該リスナに装着される
第1及び′tS2の電気−音響変換手段であって、前記
第1及び第2系列の音信号をそれぞれ音響に変換するも
のと、 (d)前記椅子の位置乃至回転角を検知する検知手段と
、 (e)この検知手段からの位置情報乃至回転角情報に基
づいて前記第1及び第2系列の音信号のうち少なくとも
1系列の音信号を制御することにより前記立体音場にお
ける音像定位を制御する制御手段と をそなえたものである。
このような構成にあっては、第1及び第2系列の音信号
として第1及び第2系列の直接音信号と第1及び第2系
列の反射音(間接音)信号とを発生し、直接音信号及び
反射音信号について各々少なくとも1系列の信号を位置
情報乃至回転角情報に基づいて制御することにより音像
定位を制御するようにしてもよい。
[作用] この発明の構成によれば、リスナは椅子に座って第1及
び第2系列の音信号に基づく立体音を聴取可能である。
そして、リスナが椅子の位置乃至回転角を変更すると、
そのときの位置乃至回転角情報に基づいて少なくとも1
系列の音信号が制御されることにより音像定位が制御さ
れる。従って、例えば第7図及び第8図に示したように
椅子の回転角がゼロからKに変化するのに伴い音源位置
を31又はその近傍に固定すべく自動制御したり、椅子
の前進又は後退に伴い音源に対する遠近感を表現すべく
自動制御したりすることが可能となる。
[実施例] 第1図は、この発明の一実施例によるリスニング装置の
回路構成を示すもので、この実施例では、椅子の位置及
び回転角の検出、音信号の処理等がマイクロコンピュー
タによって制御されるようになっている。なお、第1図
及び第3図において、斜線を付した信号線は、複数の信
号線を含むこと又は複数ビットの情報を伝送することを
表わすものとする。
回路構成(第1図) 第1図において、バスlOには、中央処理装置(cPU
)12、プログラム及びデータメモリ14、ワーキング
メモリ16、座標センサ18、回転角センサ20、操作
子群22、デイスプレィ24、音信号処理回路26等が
接続されている。
CP U 12は、メモリ14にストアされたプログラ
ムに従って各種の処理を実行するもので、この発明の実
施に関係する処理については第4図を参照して後述する
メモリ14は、上記したプログラムの他に制御データの
作成に用いるべき基礎データを記憶したもので、基礎デ
ータとしては例えば第5図又はN6図に示すように璧W
1〜W4で囲まれる仮想リスニングルームのA〜D点の
座標デー タ等が記憶されている。
ワーキングメモリ16は、CP U 12による各種処
理に際して利用されるレジスタ等を含むものである。
座標センサ18及び回転角センサ20は左スピーカ30
L及び右スピーカ30Rと共に回転椅子40に設けられ
るもので、座標センサ18は回転椅子4oのB動量を検
知し、回転角センサ20は回転椅子40の回転角変化量
を検知するようになフている。回転椅子40の具体例に
ついては第2図を参照して後述する。
操作子群22は、スイッチ、ボリュウム等の複数の操作
子を含むもので、この実施例では、第5図に示すように
仮想音源S1リスナの中心Pおよびリスナの回転角θの
初期位置を指定するのに使用される。
デイスプレィ24は、仮想音源Sに関して回転椅子40
の位置や回転角を表示するためのものである。
音信号処理回路25は、ディジタル形式の音信号DS1
又はDS2のいずれかを入力とするもので、人力した音
信号に分岐、遅延、レベル調整等の処理を施すことによ
りいずれもアナログ形式の右及び左チヤンネル用音信号
R及びLを送出するようになっており、詳しくは第3図
について後述する。音信号DSIは、アナログ音源28
Aの出力信号をA/D変換回路29でディジタル信号に
変換したものであり、音信号DS2は、ディジタル音源
28Bの出力信号である。音源28A又は28Bとして
は、テープ、ディスク等の再生装置、テレビ、ラジオ等
の受信装置、電子楽器等を用いることができる。
音信号R及びLは、それぞれ右スピーカ30R及び左ス
ピーカ30Lに供給され、音響に変換される。
回転椅 (第2図) 第2図は、回転椅子40の一構成例を示すものである。
回転椅子40において、シート42はシャフト44を介
して4本足付きの脚部材46に回転自在に取付けられて
いる。シャフト44には歯車48が設けられており、こ
の歯車48には、ロータリエンコーダ等からなる回転角
センサ20の回転軸に設けた歯車50がかみ合うように
なっている。脚部材46の4本の足の先端部には、それ
ぞれキャスタ52.54.56.58が取付けられてお
り、椅子40は平面上で任意の方向に移動自在となって
いる。脚部材46において、シャフト44の直下に相当
する中央部には、座標センサ18が設けられている。た
とえば、このリスニング装置を使用する場所には格子状
の線がひかれており、座標センサ18は回転椅子40の
移動量を検出可能となっている。
上記した回転椅子40にあっては、スピーカ30R及び
30Lを省略し、シート42に座るリスナがヘッドホン
又は両耳式イヤホン等で立体音を聴取可能としてもよい
音信号処理回路(第3図) 第3図は、音信号処理回路26の一構成例を示すもので
ある。
デイレイライン60は、前述したディジタル形式の音信
号DSI又はDS2からなる音信号DSを入力とするも
ので、人力音信号DSに対してレジスタDIl、DI2
・・・D 51+ D 52の遅延制御データDL、D
R・・・DL4.DR4に応じた遅延をそれぞれ付与し
て出力ラインS Il、  S 12・・・S S l
 * 352から送出するようになっている。
8カラインS Il、  S 21・・・SSIからの
遅延出力はいずれも左チャンネルに関するもので、それ
ぞれ乗算器M、、、M2.−・・M5.に供給され、レ
ジスタVl++  ■21・・・V 5 (からの音量
制御データVL。
VLI・・・VL4とそれぞれ乗算される。また、出力
ラインS +2+  522・・・SS2からの遅延出
力はいずれも右チャンネルに関するもので、そわぞれ乗
算器M+2.M22・・・M、2に供給され、レジスタ
V12+V22・・・VS2からの音量制御データVR
,VRI・・・VR4とそれぞれ乗算される。
乗算器M1□、M2.・・・M3.からの左チヤンネル
用乗算出力は、加算器62Lで加算されてからD/A変
換器64Lに供給され、アナログ形式の音信号に変換さ
れる。そして、D/A変換器64Lからの音信号は、出
力アンプ86Lを介して第1図の左スピーカ30Lに供
給され、音響に変換される。
乗算器M 、2. M 22・・・Mg2からの右チヤ
ンネル用乗算出力は、加算器[12Rで加算されてから
D/A変換器64Rに供給され、アナログ形式の音信号
に変換される。そして、D/A変換器64Rからの音信
号は、出力アンプ66Rを介して第1図の右スピーカ3
0Rに供給され、音響に変換される。
第3図の回路において、レジスタD Il、 D I2
の遅延制御データDL、DR及びレジスタV、1゜V1
□の音量制御データVL、VRは、第5図に示すように
仮想リスニングルーム内の直接音を模擬すべく各々の値
が設定されるものである。また、レジスタD 21+ 
D22の遅延制御データDLI。
DRI及びレジスタ■21+ V 22の音量制御デー
タVLI、VRIは、第6図に示すように仮想リスニン
グルームの壁W1からの1次反射音を槙擬すへく各々の
値が設定されるものであり、同様にしてレジスタD 3
1+ D 32の遅延制御データDL3゜DR3及びレ
ジスタV 31. V 32の音量制御データVL3.
VR3は壁W3からの1次反射音を模擬すべく各々の値
が設定され、レジスタD 41+ D 42の遅延制御
データDL2.DR2及びレジスタV 41+ V 4
2)音量制御データVL2.VR2は壁W2からの反射
音を模擬すべく各々の値が設定され、レジスタD Sl
+ D 82の遅延制御データDL4.DR4及びレジ
スタV51.V52の音量制御データVL4.VR4は
壁W4からの1次反射音を模擬すべく各々の値が設定さ
れる。なお、壁W1に関しては出力ラインS21の左チ
ヤンネル出力に対して出力ラインS22の右チヤンネル
出力が遅れると共に壁W2に関しては出力ラインS42
の右チヤンネル8力に対して出力ライン541の左チヤ
ンネル出力が遅れるようになっており、これは第6図に
示すように壁W1に対しては右耳ERの方が左耳ELよ
り遠く且つ壁W2に対しては左耳ELの方が右耳E、よ
り遠いことに対応するものである。
音信号制御ルーチン(第4図) 第4図は、音信号制御ルーチンを示すもので、このルー
チンは電源オン等に応じてスタートする。
まず、ステップ68では、イニシャライズ処理を行ない
、ワーキングメモリ16内の各種レジスタを初期状態に
セットする。
次に、ステップ70では、操作子群22中の操作子によ
る仮想音源Sの初期位置の指定が完了したか判定する。
この判定結果が否定的(N)であればステップ72に穆
り、操作子群22からメモリ16に初期位置情報を取込
む。そして、ステップ70に戻り、指定完了となるまで
ステップ72の処理を繰返す。このとき、リスナはデイ
スプレィ24の表示面を見ながら操作子群22中の操作
子を操作することにより第5図に示すように仮想音源S
について任意の初期位置を指定可能であり、指定した初
期位置(x+、yl)に対応する座標データがメモリ1
6に取込まれる。
指定完了となると、ステップ70の判定結果が肯定的(
Y)となり、ステップ73に移る。ステップ73ては、
操作子群22中の操作子によるリスナの中心Pと回転角
θの初期位置の指定が完了したか判定する。この判定結
果が否定的(N)であればステップ74に移り、操作子
群22からメモリ16にリスナの中心Pと回転角θの初
期位置情報を取込む。
そして、ステップ73に戻り、指定完了となるまでステ
ップ74の処理を繰返す。このとき、リスナはデイスプ
レィ24の表示面を見ながら操作子群22中の操作子を
操作することにより第5図に示すようにリスナの中心P
と回転角θについて任意の初期位置を指定可能であり、
指定した初期位置(X2 、 yz )と初期回転角θ
に対応するデータがメモリ16に取込まれる。
ステップ76では、メモリ16に取込まれたデータとメ
モリ14の記憶データとに基づいて遅延及び音量の制御
データを作成し、遅延制御データを第3図のレジスタD
目、DI2・・・D 5+、 D 52に且つ音量制御
データを第3図のレジスタV Il、 V 12・・・
■SI+ V 52にそれぞれ送出する。
ここで、制御データの作成は次のようにして行なわれる
。まず、第5図に示すようにリスナ中心Pを通って左耳
EL及び右耳ERを結ぶ線分においてEL  (又はE
lりとPとの間の距離をrとすると、左耳EL及び右耳
ERの座標はそれぞれ次の(1)及び(2)式により求
められる。
(x2−rcosθ、 y2+ r sinθ)   
−(1)(x、+ r cosθ、 y2− r si
nθ>   ・(2)従って、仮想音源Sから左耳EL
及び右耳ERまでの距1m D L及びDRはそれぞれ
次の(3)及び(4)式により求められる。
D L!  (x2−r cosθ−xl)’+ (y
z+r sinθ−yl)2・・・(3) D R1(x2* r cosθ−xI)2+ (y2
−r sinθ−y+)”・・・(4) また、第6図に示すように壁W1からの1次反射音につ
いて仮想音源Sから左耳E、及び右耳ERまての距1m
 D L I及びDPIはそれぞれ次の(5)及び(6
)式により求められる。
D L+−(X2−r COSθ+x、)2+ (y2
+ r sinθ−yl)2・・・(5) DRl−(X2” r CO5θ”xI)2+  (y
2−r sinθ−yl)2・・・(6) 同様にして壁W、、W3.W4についても音源と左右耳
との間の距11DL2、D R2+ D L3、DR3
+DL4、DR4を算出することができる。そして、音
速をvsとすると、直接音及び各壁毎の反射音について
各耳毎の到達時間は距離を速度で割ればよいから次の(
7)〜(16)式により求められる。
DL /vs−(7)    DR/vs−(a)DL
+/Vs・・・ (9)    DRI/VS・・・(
10)DL2/ VS −(11)    DR2/ 
VS −(12)DL3/VS −(13)    D
R3/VS ・=(14)D L4/ Vs ・・・(
15)    DR4/ VS −(16)従って、第
3図の回路に供給すべき遅延制御データDL、DR・・
・DL4.DR4の値はそれぞれ式(7) 、 (8)
・・・(15) 、 (16)の演算結果に対応して定
めればよい。
また、音量制御データVL、VR・・・VL4゜VR4
の値は例えば次の(17)〜(26)式の演算結果に対
応して定めることかできる。
1/DL”  ・・・(17)    1 / D R
’  ・・・(18)s / D Ll’・・・(19
)    t /DR1”・・・(20)1 / D 
L2”・・・(21)    1 / D n□′・・
・(22)1 / D L3”・・・(23)    
1 / D R32・・・(24)1 / D L42
・・・(25)    110114”・・・(26)
この結果、第3図の回路においては、例えば直接音につ
いて出力ラインSllの信号に対する出力ライン512
の信号の遅れが式(7)及び(8)の算出値の差に対応
したものとなり、Sll及びSI2の信号のレベル差が
式(17)及び(18)の算出値の差に対応したものと
なる。このことは、各壁毎の1次反射音についても同様
である。
ステップ76の後、ステップ78では、リスナ中心Pに
位置変化ありか判定し、あり(Y)ならばステップ80
に穆る。
ステップ80では、座標センサ18からメモリ16にリ
スナ中心Pの穆動量に対応したデータを取込む。そして
、ステップ82では、リスナ中心Pの座標を変更すると
ともにステップ76で述へたと同様にして制御データを
作成し、第3図の回路へ送出する。
ステップ78の判定結果が否定的(N)であったとぎ又
はステップ82の処理が終ったとぎは、ステップ84に
移る。ステップ84では、回転角θに変化ありか判定し
、あり(Y)ならばステップ86に移り、回転角センサ
20からメモリ16に回転角変化量に対応したデータを
取込む。そして、ステップ88では、リスナの回転角θ
を変更するとともにステップ76で述べたと同様にして
制御データを作成し、第3図の回路へ送出する。
ステップ84の判定結果が否定的(N)であったとき又
はステップ88の処理が終ったときはステップ78に戻
り、それ以降の処理を上記したと同様に綬返す。
上記した制御ルーチンによれば、回転椅子40に座フた
リスナが椅子40の位置又は回転角を変化させると、位
置又は回転角の変化に応じて両耳間の到達時間差及び音
量差が制御されることにより仮想音源Sの位置は固定さ
れるようになる。
なお、ステップ76、82.88及び第3図の回路では
、両耳間の到達時間差及び音量差のみならず周波数特性
等も制御するようにしてもよい。
i皿j この発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種
々の改変形態で実施可能である。例えば次のような変更
が可能である。
(1)直接音及び1次反射音について定位制御を行なう
ようにしたが、直接音についてのみ定位制御を行なうよ
うにしたり、あるいは2次以上の反射音についても定位
制御を行なうようにしたりできる。
(2)制御データを計算により作成する代りに、予め計
算した制御データをメモリ等に記憶しておいて読出すよ
うにしてもよい。
(3)反射音に関する定位制御では、反射の際の音響損
失を考慮してもよい。
(4)椅子の位置及び回転角に基づいて定位制御を行な
うようにしたが、位置及び回転角のいずれか一方に基づ
いて定位制御を行なうようにしてもよい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、椅子の位置乃至回転
角を検知して音像定位を自動制御するようにしたので、
面倒なパネル操作を要することなく変化に富んだ立体音
を楽しめる効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例によるリスニング装置の
構成を示すブロック図、 第2図は、回転椅子の構成を示す斜視図、第3図は、音
信号処理回路の構成を示す回路図、 第4図は、音信号制御ルーチンを示すフローチャート、 第5図及び第6図は、それぞれ直接音及び1次反射音の
聴取状況を示す上面図、 第7図及び第8図は、それぞれ回転角ゼロ及びKでの音
像定位を示す上面図である。 10・・・バス、12・・・中央処理装置、14・・・
プログラム及びデータメモリ、16・・・ワーキングメ
モリ、18・・・座標センサ、20・・・回転角センサ
、22・・・操作子群、24・・・デイスプレィ、26
・・・音信号処理回路、28A 、 28B−・・音源
、30L 、 3OR・、7.ピー力、40・・・回転
椅子。 出願人  ヤ マ ハ 株 式 会社

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)第1及び第2系列の音信号を発生する手段と
    、 (b)回転自在な椅子と、 (c)この椅子に座るリスナに対して立体音場を提供す
    べく該椅子に取付けられるか又は該リスナに装着される
    第1及び第2の電気−音響変換手段であって、前記第1
    及び第2系列の音信号をそれぞれ音響に変換するものと
    、 (d)前記椅子の回転角を検知する検知手段と、(e)
    この検知手段からの回転角情報に基づいて前記第1及び
    第2系列の音信号のうち少なくとも1系列の音信号を制
    御することにより前記立体音場における音像定位を制御
    する制御手段と をそなえたリスニング装置。
  2. 2.(a)第1及び第2系列の直接音信号と第1及び第
    2系列の反射音信号とを発生する手段と、(b)回転自
    在な椅子と、 (c)この椅子に座るリスナに対して立体音場を提供す
    べく該椅子に取付けられるか又は該リスナに装着される
    第1及び第2の電気−音響変換手段であって、前記第1
    及び第2系列の直接音信号をそれぞれ音響に変換すると
    共に前記第1及び第2系列の反射音信号をそれぞれ音響
    に変換するものと、 (d)前記椅子の回転角を検知する検知手段と、(e)
    この検知手段からの回転角情報に基づいて前記第1及び
    第2系列の直接音信号のうち少なくとも1系列の直接音
    信号と前記第1及び第2系列の反射音信号のうちの少な
    くとも1系列の反射音信号とを制御することにより前記
    立体音場における音像定位を制御する制御手段と をそなえたリスニング装置。
  3. 3.(a)第1及び第2系列の音信号を発生する手段と
    、 (b)移動自在な椅子と、 (c)この椅子に座るリスナに対して立体音場を提供す
    べく該椅子に取付けられるか又は該リスナに装着される
    第1及び第2の電気−音響変換手段であって、前記第1
    及び第2系列の音信号をそれぞれ音響に変換するものと
    、 (d)前記椅子の位置を検知する検知手段と、(e)こ
    の検知手段からの位置情報に基づいて前記第1及び第2
    系列の音信号のうち少なくとも1系列の音信号を制御す
    ることにより前記立体音場における音像定位を制御する
    制御手段と をそなえたリスニング装置。
  4. 4.(a)第1及び第2系列の直接音信号と第1及び第
    2系列の反射音信号とを発生する手段と、(b)移動自
    在な椅子と、 (c)この椅子に座るリスナに対して立体音場を提供す
    べく該椅子に取付けられるか又は該リスナに装着される
    第1及び第2の電気−音響変換手段であって、前記第1
    及び第2系列の直接音信号をそれぞれ音響に変換すると
    共に前記第1及び第2系列の反射音信号をそれぞれ音響
    に変換するものと、 (d)前記椅子の位置を検知する検知手段と、(e)こ
    の検知手段からの位置情報に基づいて前記第1及び第2
    系列の直接音信号のうち少なくとも1系列の直接音信号
    と前記第1及び第2系列の反射音信号のうちの少なくと
    も1系列の反射音信号とを制御することにより前記立体
    音場における音像定位を制御する制御手段と をそなえたリスニング装置。
  5. 5.(a)第1及び第2系列の音信号を発生する手段と
    、 (b)移動及び回転自在な椅子と、 (c)この椅子に座るリスナに対して立体音場を提供す
    べく該椅子に取付けられるか又は該リスナに装着される
    第1及び第2の電気−音響変換手段であって、前記第1
    及び第2系列の音信号をそれぞれ音響に変換するものと
    、 (d)前記椅子の位置及び回転角を検知する検知手段と
    、 (e)この検知手段からの位置情報及び回転角情報に基
    づいて前記第1及び第2系列の音信号のうち少なくとも
    1系列の音信号を制御することにより前記立体音場にお
    ける音像定位を制御する制御手段と をそなえたリスニング装置。
  6. 6.(a)第1及び第2系列の直接音信号と第1及び第
    2系列の反射音信号とを発生する手段と、(b)移動及
    び回転自在な椅子と、 (c)この椅子に座るリスナに対して立体音場を提供す
    べく該椅子に取付けられるか又は該リスナに装着される
    第1及び第2の電気−音響変換手段であって、前記第1
    及び第2系列の直接音信号をそれぞれ音響に変換すると
    共に前記第1及び第2系列の反射音信号をそれぞれ音響
    に変換するものと、 (d)前記椅子の位置及び回転角を検知する検知手段と
    、 (e)この検知手段からの位置情報及び回転角情報に基
    づいて前記第1及び第2系列の直接音信号のうち少なく
    とも1系列の直接音信号と前記第1及び第2系列の反射
    音信号のうちの少なくとも1系列の反射音信号とを制御
    することにより前記立体音場における音像定位を制御す
    る制御手段と をそなえたリスニング装置。
JP2121882A 1990-05-11 1990-05-11 リスニング装置 Pending JPH0417500A (ja)

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JP2121882A JPH0417500A (ja) 1990-05-11 1990-05-11 リスニング装置

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JPH0417500A true JPH0417500A (ja) 1992-01-22

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5282251A (en) * 1992-08-03 1994-01-25 Petersen Jack N Speaker device for the hearing impaired
WO2014071591A1 (zh) * 2012-11-08 2014-05-15 Sun Yuewei 用于椅背悬挂音箱的构架

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