JPH04174707A - 断面識別繊維 - Google Patents
断面識別繊維Info
- Publication number
- JPH04174707A JPH04174707A JP2301393A JP30139390A JPH04174707A JP H04174707 A JPH04174707 A JP H04174707A JP 2301393 A JP2301393 A JP 2301393A JP 30139390 A JP30139390 A JP 30139390A JP H04174707 A JPH04174707 A JP H04174707A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- cross
- section
- identification mark
- fibers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 title claims abstract description 58
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims abstract description 10
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 5
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 description 18
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 12
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 6
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 6
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 3
- 239000004753 textile Substances 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- RZVAJINKPMORJF-UHFFFAOYSA-N Acetaminophen Chemical compound CC(=O)NC1=CC=C(O)C=C1 RZVAJINKPMORJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920002292 Nylon 6 Polymers 0.000 description 1
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000006229 carbon black Substances 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000007872 degassing Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000000986 disperse dye Substances 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 239000005297 pyrex Substances 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000007669 thermal treatment Methods 0.000 description 1
- OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N titanium oxide Inorganic materials [Ti]=O OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、オリジナリテイ−性、識別性を必要とする繊
維製品に使用可能な繊維、あるいは、特に繊維断面に識
別マークを有するものとして付加価値が高められた特異
な繊維に関するものである。
維製品に使用可能な繊維、あるいは、特に繊維断面に識
別マークを有するものとして付加価値が高められた特異
な繊維に関するものである。
[従来の技術]
繊維断面に文字、絵、記号などを有するものは、面白商
品として、またその製造における技術力を外部にアピー
ルするためからも興味深いものであるが、現在のところ
そのようなものは作られてはいない。
品として、またその製造における技術力を外部にアピー
ルするためからも興味深いものであるが、現在のところ
そのようなものは作られてはいない。
また、繊維自身に識別性を持たせるためには、繊維断面
を異形化することで達成され得るが、最終の口金の吐出
形状を変更したり、得られた繊維の一部を溶解除去する
等して異形化する程度では、識別性に弱く、例えば他社
品との差を認識できないという欠点がある。□ さらにまた、繊維製品を在庫管理するにあたり、その製
造場所、製造月日などの情報を該製品に付与する方法と
しては、布帛の表面にバーコードを付与する手法がある
。しかし、バーコードは一般消費者にとっては不必要で
あり、往々にして目障りであり外観を損ねるものであっ
た。したがって、別の方法が望まれていた。
を異形化することで達成され得るが、最終の口金の吐出
形状を変更したり、得られた繊維の一部を溶解除去する
等して異形化する程度では、識別性に弱く、例えば他社
品との差を認識できないという欠点がある。□ さらにまた、繊維製品を在庫管理するにあたり、その製
造場所、製造月日などの情報を該製品に付与する方法と
しては、布帛の表面にバーコードを付与する手法がある
。しかし、バーコードは一般消費者にとっては不必要で
あり、往々にして目障りであり外観を損ねるものであっ
た。したがって、別の方法が望まれていた。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、これらの問題点を解決し、面白商品、また識
別製品として、さらにまた、その技術力を外部にアピー
ルするために効果的方法として、繊維新面に識別マーク
を有する繊維を提供するものである。
別製品として、さらにまた、その技術力を外部にアピー
ルするために効果的方法として、繊維新面に識別マーク
を有する繊維を提供するものである。
[課題を解決するための手段]
上述した目的を達成するために、本発明は次の構成を有
する。
する。
すなわち、本発明は繊維断面に識別マークを有する繊維
である。
である。
さらに本発明において好ましくは、識別マークが文字、
絵、記号の少なくとも一種からなる繊維断面に識別マー
クを有する繊維であり、さらに好ましくは繊維が複合繊
維であるものである。
絵、記号の少なくとも一種からなる繊維断面に識別マー
クを有する繊維であり、さらに好ましくは繊維が複合繊
維であるものである。
また、本発明は布帛を構成する繊維の一部もしくは全体
が繊維断面に識別マークを有する繊維である布帛である
。
が繊維断面に識別マークを有する繊維である布帛である
。
[作用]
以−ト、本発明の詳細な説明する。
本発明における識別マークとは、繊維軸方向に連続で、
任意の繊維断面において観察可能なものである。
任意の繊維断面において観察可能なものである。
また、本発明における識別マークとは、繊維断面におい
てその外周を識別マークとして利用するものではなく、
繊維内部にそのほとんどが存在するものである。すなわ
ち、単に繊維の断面を異形化した程度のものは含まない
。もちろん該識別マークは繊維断面の一部を構成するも
のであるが、その形は、文字、記号、絵、模様、色分け
などを指す。
てその外周を識別マークとして利用するものではなく、
繊維内部にそのほとんどが存在するものである。すなわ
ち、単に繊維の断面を異形化した程度のものは含まない
。もちろん該識別マークは繊維断面の一部を構成するも
のであるが、その形は、文字、記号、絵、模様、色分け
などを指す。
上記、文字、記号、絵、模様、色分けなどの識別マーク
は、顕微鏡などで繊維断面を観察したときに容易に判別
できるものであれば特に制限なく任意のものが使用でき
る。ここでいう文字とは、ひらがな、片仮名、漢字、ア
ルファベット、数字、外国文字、古代文字もしくはそれ
らが組み合わされたものなどを指す。また、本発明でい
う記号とは、一般に使用されている汎用的な種々の記号
の他、会社のロゴマークなどいわゆる宣伝用にも使いう
る記号も含まれる。さらには、特定の人間間においての
識別用途に用いるのであれば、例えばバーコード様の記
号であってもよい。
は、顕微鏡などで繊維断面を観察したときに容易に判別
できるものであれば特に制限なく任意のものが使用でき
る。ここでいう文字とは、ひらがな、片仮名、漢字、ア
ルファベット、数字、外国文字、古代文字もしくはそれ
らが組み合わされたものなどを指す。また、本発明でい
う記号とは、一般に使用されている汎用的な種々の記号
の他、会社のロゴマークなどいわゆる宣伝用にも使いう
る記号も含まれる。さらには、特定の人間間においての
識別用途に用いるのであれば、例えばバーコード様の記
号であってもよい。
また、本発明における絵や模様、色分は等においても、
特に制限なく任意のものが使用できる。
特に制限なく任意のものが使用できる。
いずれにしても本発明において識別マークとj〜で利用
できるものは、該断面を観察したとき、容易にそのマー
クを識別でき、また製造に当たって繊維断面にそのマー
クを(マJ与できさえすればよい。
できるものは、該断面を観察したとき、容易にそのマー
クを識別でき、また製造に当たって繊維断面にそのマー
クを(マJ与できさえすればよい。
繊維断面における識別マークと残りの部分の区別は、種
々の方法で行ない得る。特に好ましいのは、多成分のポ
リマーを組み合わせて使い識別させる方法であり、例え
ば、用いるポリマーの組み合わせにより、屈折率の違い
を利用して識別する方法、染色性の違いを利用して識別
する方法、収縮率の差を利用して識別する方法など任意
のものが挙げられる。これらの方法により得られた繊維
は複合繊維の形態をなす。
々の方法で行ない得る。特に好ましいのは、多成分のポ
リマーを組み合わせて使い識別させる方法であり、例え
ば、用いるポリマーの組み合わせにより、屈折率の違い
を利用して識別する方法、染色性の違いを利用して識別
する方法、収縮率の差を利用して識別する方法など任意
のものが挙げられる。これらの方法により得られた繊維
は複合繊維の形態をなす。
さらに、本発明においての識別マークを構成する成分を
、酸化チタンなどに代表される顔1’l、カーボンブラ
ック、アルミナ粉末などの無機成分などを添加したもの
を用い識別に利用することも可能である。
、酸化チタンなどに代表される顔1’l、カーボンブラ
ック、アルミナ粉末などの無機成分などを添加したもの
を用い識別に利用することも可能である。
本発明における識別マークを有する繊維の製造−ぺ
− 方法は、特に制限なく任意の方法が用いられるが、その
代表的な方法として、2種以上のポリマーを用いポリマ
ーの界面を識別マークの境界線とする方法が挙げられる
。これは公知の海島型紡糸方法を用い、識別マーク状に
島成分を配置し、ポリマーを吐出することで製造するこ
とが可能である。
− 方法は、特に制限なく任意の方法が用いられるが、その
代表的な方法として、2種以上のポリマーを用いポリマ
ーの界面を識別マークの境界線とする方法が挙げられる
。これは公知の海島型紡糸方法を用い、識別マーク状に
島成分を配置し、ポリマーを吐出することで製造するこ
とが可能である。
このとき、字形や記号など識別マークが複雑な場合には
、通常の2成分紡糸より、例えば、特公昭57−496
5号公報に記載の口金装置を用いる3成分紡糸法などに
より目的の繊維を得ることは、より好ましい手法となる
。つまり、3成分紡糸の手法を用いると、識別マークと
なる島成分を多段に分けて配置できることになるからで
ある。
、通常の2成分紡糸より、例えば、特公昭57−496
5号公報に記載の口金装置を用いる3成分紡糸法などに
より目的の繊維を得ることは、より好ましい手法となる
。つまり、3成分紡糸の手法を用いると、識別マークと
なる島成分を多段に分けて配置できることになるからで
ある。
また、簡便的には、一つのポリマー塊に機械加工、レー
ザー加工などにより識別マーク状に穴をあけその空間に
別ポリマーを配置した後、紡糸することで目的の繊維を
得ることもできる。また、逆に予め識別マーク型のポリ
マー塊を作製しておき、その周囲を別のポリマーで取り
囲んだ後、紡糸することで目的の繊維を得ることもでき
る。
ザー加工などにより識別マーク状に穴をあけその空間に
別ポリマーを配置した後、紡糸することで目的の繊維を
得ることもできる。また、逆に予め識別マーク型のポリ
マー塊を作製しておき、その周囲を別のポリマーで取り
囲んだ後、紡糸することで目的の繊維を得ることもでき
る。
本発明において用いられるポリマーとしては、特に制限
はされるものでなく、通常の紡糸可能なポリマーが任意
に使い得る。複合紡糸により製造する場合、用いられる
複数のポリマーの紡糸温度、粘度などを考慮し、安定に
紡糸できる組合わせとすることが好ましい。前述の簡便
法により製造する場合、成形を容易にするため、内部に
用いるポリマーと、外部に用いるポリマーの軟化点や粘
度を考慮することが好ましい。例えば、識別マーク状に
穴を開けて作製する場合などのとき、内部に用いるポリ
マーとしては、外部に用いるポリマーに比べ軟化点が低
いものを使用する等のことができる。
はされるものでなく、通常の紡糸可能なポリマーが任意
に使い得る。複合紡糸により製造する場合、用いられる
複数のポリマーの紡糸温度、粘度などを考慮し、安定に
紡糸できる組合わせとすることが好ましい。前述の簡便
法により製造する場合、成形を容易にするため、内部に
用いるポリマーと、外部に用いるポリマーの軟化点や粘
度を考慮することが好ましい。例えば、識別マーク状に
穴を開けて作製する場合などのとき、内部に用いるポリ
マーとしては、外部に用いるポリマーに比べ軟化点が低
いものを使用する等のことができる。
識別マークは、必ずしも繊維中に連続して存在する必要
はなく、断続的、不連続的に存在するものであってもよ
い。また、繊維長さ方向にしたがって、識別マークが連
続的にもしくは段階的に変化するものであってもよい。
はなく、断続的、不連続的に存在するものであってもよ
い。また、繊維長さ方向にしたがって、識別マークが連
続的にもしくは段階的に変化するものであってもよい。
また、識別マークが一見して明瞭に識別できるようにさ
れている必要は必ずしもなく、適宜の処理(熱的処理や
化学的処理、機械的処理など)を施されることにより、
識別マークが明瞭に描き出されるようにされているもの
であってもよい。
れている必要は必ずしもなく、適宜の処理(熱的処理や
化学的処理、機械的処理など)を施されることにより、
識別マークが明瞭に描き出されるようにされているもの
であってもよい。
本発明における識別マークを有する繊維は、単独で布帛
として使用されてもよいし、もちろん布帛を構成する繊
維の一部に用いて使用してもよいこのようなとき、布帛
の一部に用いるのみで、該布帛全体の識別手段に用いる
ことができる。
として使用されてもよいし、もちろん布帛を構成する繊
維の一部に用いて使用してもよいこのようなとき、布帛
の一部に用いるのみで、該布帛全体の識別手段に用いる
ことができる。
そのような布帛は、例えば、製品として展開した場合、
にせ物、類似品との判別に利用することが可能であり、
特に有名なブランド品などではその効果が大きい。
にせ物、類似品との判別に利用することが可能であり、
特に有名なブランド品などではその効果が大きい。
[実施例]
以下、実施例を用いて本発明の詳細な説明する。
実施例1
第1図に示すごとく、断面が字幅5mmのT字であり、
長さ20cmのアルミ製金型において、その表面にシリ
コンを薄く塗布した後、内径25mm、長さ30cmの
パイレックス製試験管の中心部に固定し、その周囲に三
井石油化学製ポリプロピレン(ハイボールJ−800)
を溶融して固化させ、直径25mm、長さ20cmより
なるポリプロピレンブロックを作製した。
長さ20cmのアルミ製金型において、その表面にシリ
コンを薄く塗布した後、内径25mm、長さ30cmの
パイレックス製試験管の中心部に固定し、その周囲に三
井石油化学製ポリプロピレン(ハイボールJ−800)
を溶融して固化させ、直径25mm、長さ20cmより
なるポリプロピレンブロックを作製した。
次いで、上記アルミの金型をポリプロピレンブロックの
底面から抜き取り、中心部にT字型の空洞を有する直径
25mm、長さ20cmよりなるポリプロピレンブロッ
クとした。
底面から抜き取り、中心部にT字型の空洞を有する直径
25mm、長さ20cmよりなるポリプロピレンブロッ
クとした。
次いで、該ブロックをもとの試験管に戻した後、T字型
の空洞部に融点150℃低融点ポリエステルのチップを
詰め、温度をかけることで、T字型部をポリエステルで
満たした。
の空洞部に融点150℃低融点ポリエステルのチップを
詰め、温度をかけることで、T字型部をポリエステルで
満たした。
以上の処理において、熱処理は、試験管をソルトバス中
に浸漬することにより行ない、さらに試験管の上部は真
空ポンプに接続し、ポリマー中に気泡が混入しないよう
脱泡しながら行なった。
に浸漬することにより行ない、さらに試験管の上部は真
空ポンプに接続し、ポリマー中に気泡が混入しないよう
脱泡しながら行なった。
得られた中心部にT字型のポリエステル、その周囲がポ
リプロピレンよりなる円柱形のポリマー塊を、その下部
に直径1mmの吐出孔を有し、内径25mmのSUS製
の円筒からなる簡易紡糸装置に仕込み、上部より機械的
に一定圧を加えながらポリマーを下部より吐出させ30
0m/分の速度で巻き取った。
リプロピレンよりなる円柱形のポリマー塊を、その下部
に直径1mmの吐出孔を有し、内径25mmのSUS製
の円筒からなる簡易紡糸装置に仕込み、上部より機械的
に一定圧を加えながらポリマーを下部より吐出させ30
0m/分の速度で巻き取った。
得られた繊維に通常の延伸処理を施した後、分散染料に
より130℃、60分の赤色染色を行なった。
より130℃、60分の赤色染色を行なった。
該繊維の断面を光学顕微鏡で観察したところ、直径10
0μでその中心部にT字型の赤色マークが識別できた。
0μでその中心部にT字型の赤色マークが識別できた。
実施例2
島成分にナイロン−6、海成分にポリプロピレンを用い
た公知の海島型複合紡糸において、海成分に囲まれた島
成分を以下のように配置した口金装置を用い下記の紡糸
を行なった。
た公知の海島型複合紡糸において、海成分に囲まれた島
成分を以下のように配置した口金装置を用い下記の紡糸
を行なった。
ここで、本実施例で用いた口金装置は、島数が36から
なり、そのうち16が海成分のほぼ中央から若干ずれた
箇所に一直線上に並び、残りの20が上記線分の中央を
一端とし、海成分のほぼ中心部を通りかつ上記線分に垂
直な直線上に配置されたものである。
なり、そのうち16が海成分のほぼ中央から若干ずれた
箇所に一直線上に並び、残りの20が上記線分の中央を
一端とし、海成分のほぼ中心部を通りかつ上記線分に垂
直な直線上に配置されたものである。
このとき、口金硬板上において、隣接する構成−」〇
− 分孔間の間隔は、穴あけ加工できる範囲でできる限り近
接させた。
− 分孔間の間隔は、穴あけ加工できる範囲でできる限り近
接させた。
この実施例では、紡糸温度280℃、巻取速度1000
m/分で巻き取った後、3倍の延伸を施した。
m/分で巻き取った後、3倍の延伸を施した。
得られた糸を実施例j−と同様の方法で染色し、断面を
観察したところ、36の島成分が一体化し、島成分全体
で一つの字形をなしており、実施例1で観察されたと同
じく、断面にTの字形が観察される糸であった。
観察したところ、36の島成分が一体化し、島成分全体
で一つの字形をなしており、実施例1で観察されたと同
じく、断面にTの字形が観察される糸であった。
[発明の効果]
本発明の繊維は、繊維断面に文字、絵、記号、模様、色
分けなどを配置することにより、従来になく識別性の高
い繊維を得ることができ、面白商品、識別製品としての
展開ができる。
分けなどを配置することにより、従来になく識別性の高
い繊維を得ることができ、面白商品、識別製品としての
展開ができる。
第1−図は、実施例1−中で用いたアルミ製の金型の見
取り図である。 第2図は、実施例により得られた識別マークを有する繊
維断面の見取り図である。 = 11−
取り図である。 第2図は、実施例により得られた識別マークを有する繊
維断面の見取り図である。 = 11−
Claims (4)
- (1)繊維断面に識別マークを有する繊維。
- (2)識別マークが文字、絵、記号の少なくとも一種か
らなる繊維断面に識別マークを有する繊維。 - (3)繊維が複合繊維である請求項(2)記載の繊維断
面に識別マークを有する繊維。 - (4)布帛を構成する繊維の一部もしくは全体が繊維断
面に識別マークを有する繊維である布帛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301393A JP2882035B2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | 断面識別繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301393A JP2882035B2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | 断面識別繊維 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04174707A true JPH04174707A (ja) | 1992-06-22 |
JP2882035B2 JP2882035B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=17896331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2301393A Expired - Fee Related JP2882035B2 (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | 断面識別繊維 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2882035B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003085177A1 (fr) | 2002-04-05 | 2003-10-16 | Teijin Fibers Limited | Objet d'authentification et technique afferente, systeme d'authentification et methode relative a un service d'authentification |
JP2009536698A (ja) * | 2006-05-10 | 2009-10-15 | アーマーク・オーセンティケーション・テクノロジーズ・インコーポレーテッド | 高分解能断面表示/コードを有する押し出しフィラメント、当該フィラメントによって形成された微視的なタグシステム及び当該タグシステムを偽造防止及び生産品認証のために使用する方法 |
JP2017186685A (ja) * | 2016-04-01 | 2017-10-12 | 東レ・モノフィラメント株式会社 | 複合繊維およびそれを用いてなる布帛と紙 |
-
1990
- 1990-11-06 JP JP2301393A patent/JP2882035B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003085177A1 (fr) | 2002-04-05 | 2003-10-16 | Teijin Fibers Limited | Objet d'authentification et technique afferente, systeme d'authentification et methode relative a un service d'authentification |
JP2009536698A (ja) * | 2006-05-10 | 2009-10-15 | アーマーク・オーセンティケーション・テクノロジーズ・インコーポレーテッド | 高分解能断面表示/コードを有する押し出しフィラメント、当該フィラメントによって形成された微視的なタグシステム及び当該タグシステムを偽造防止及び生産品認証のために使用する方法 |
JP2017186685A (ja) * | 2016-04-01 | 2017-10-12 | 東レ・モノフィラメント株式会社 | 複合繊維およびそれを用いてなる布帛と紙 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2882035B2 (ja) | 1999-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3249669A (en) | Process for making composite polyester filaments | |
US20050227068A1 (en) | Taggant fibers | |
CN106446866A (zh) | 一种防伪纹理识别方法 | |
US4429006A (en) | Filament-like fibers and bundles thereof, and novel process and apparatus for production thereof | |
JPS62170510A (ja) | 干渉色を有する繊維 | |
JPH04174707A (ja) | 断面識別繊維 | |
CN1417732B (zh) | 电纹防伪标签 | |
GB924517A (en) | Artificial yarn, and method and means for its production | |
US3001265A (en) | Flat low melting point metal filament having an oriented synthetic resin sheath | |
CN1659468A (zh) | 有色隐形眼镜 | |
JPS62243824A (ja) | ポリエステル極細繊維の製造方法 | |
US4357290A (en) | Splittable conjugate yarn | |
CA1145907A (en) | Self-texturing splittable conjugate yarn | |
CN1138035C (zh) | 聚丙烯防伪纤维及其制造方法 | |
JPH09310230A (ja) | 分割型ポリエステル複合繊維の製造法 | |
JPH07243144A (ja) | ポリエステル混繊糸の製造方法 | |
JPH101816A (ja) | 溶融紡糸口金 | |
TW200815634A (en) | A modified cross-sectional composite fiber of melting and spinning sheath-core type and its manufacturing method | |
JP2005015962A (ja) | 細繊度光学干渉性繊維およびその製造方法 | |
KR100372264B1 (ko) | 해도형 복합사 및 그 제조방법 | |
JP2781733B2 (ja) | 低熱収縮シックアンドシン複合糸の製造方法 | |
KR100482452B1 (ko) | 분할형 복합섬유. | |
JP3769434B2 (ja) | サイドバイサイド型複合繊維の溶融紡糸方法及び溶融紡糸装置 | |
JPS5685411A (en) | Melt forming of hollow fiber | |
KR870000589B1 (ko) | 삼심 중공사 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |