JPH04174199A - セグメント組立用ボルトナット締結装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はトンネル内壁を覆工するセグメン）・をボル
トナンドにより締結するためのセグメン１組立用ボルト
ナツト締結装置に関する。

（従来の技術） 従来ノールト掘進機により掘削したトンフルの内壁は、
ノール］本体内に設置、−Ｊられたセグメントエレクタ
によりセグメントを内壁に沿って組立てることにより覆
工しており、セグメントエレクタにポルトナツト締結装
置を搭載して。

セグメント組立て時各セグメントの間をボルトナンドに
より締結する作業も自動的に行うようにしたものも実用
化されている（例えば特馴平２−１．９２９７号、特願
乎２−１９２９８号公報など）。

（発明が解決しようとする課題） しかし従来のポルドナ、ト締結装置はシール１−本体の
内側に突設した構造のため、シールド本体内のを効中空
径が小さくなり５大口径のシール（掘進機には適用でき
ても、中小口径のシ−ルド掘進機には適用が困難である
などの不具合がある。

またセグメント組立て時にボルトナツトの締結を行うた
め、既設セグメントの締結は人手によらなければならな
いと共に、システムダウンした場合、ボルトナツト締結
装置が邪魔になって人手による締結作業も困難となるな
どの不具合もあった。

この発明は上記従来の不具合を改善する目的でなされた
もので、中小口径のンールド掘進機に通用が可能なセグ
メント組立用ボルトナンド締結装置を提供しようとする
ものである。

（課題を解決するだめの手段及び作用）この発明は上記
目的を達成するために、既設セグメント内を移動自在な
下部走行体と、この下部走行体上を移動でき、かつ複数
に分割可能な外周リングと、該外周リング内に旋回自在
に支承された旋回リングと、該旋回リングの前面に昇降
フレームを介して揺動自在に取付けられ。

かつ既設セグメントの内周面に案内されて締結位置の位
置決めを行う微旋回７１／−ムと、この微旋回フレーム
に旋回自在に取付けられ、かつ伸縮アームにより前後方
向へ移動自在なポル１供給装置及びポルドナ、ト締結へ
ノドとを具備したものである。

上記構成によりノールＦ本体に対してボルトナツト締結
装置が独立して移動できるため、既設セグメントのボル
トナツト項線めが可能であると共に、シールド末体内で
組立て及び分解することにより中小口径のノールド掘進
機にも適用することができる。

（実施例） この発明の一実施例を図面を参照して詳述する。

第１図は中小口径のノールド掘進機の断面Ｖを示すもの
で、この図において１はノールＦ本体を示し、複数本の
ンールドジャノキ２により地中へ推進される。

上記ノールＦ本体ｌの前部にはカンタへ、ド３が設けら
れていて、このカッタヘノｌ’　３により掘削された土
砂はシールド本体１内へ取込まれた後スクリュウコンベ
ヤ４及び図示しない土砂搬送装置により後方へ搬出され
る。

図中５はノールＦ本体１が掘削したトンネルの内壁に沿
ってセグメント６を組立てるセグメントエレクタ、そし
て７は組立てられたセグメント６の間をボルトナンドで
締結するボルトナツト締結装置本体を示す。

上記ボルトナンド締結装置本体７は第４図に示すように
下部に既設セグメント６内をソリライナ８ａにより滑り
ながら移動する下部走行体８を有している。

上記下部走行体８は前後に２分割されていて。

各部材８１，８２　の間は連結リンク９により球面ジヨ
イント９ａを介して連結されていると共に、上部にガイ
ドレール８ｂが布設されていて。

これらガイドレール８ｂ上を外周リング１０が移動する
ようになっている。

上記外周リングＩＯは４分割可能な構造で、下部に設け
られたソリ　（またはローラ）１０ａによりガイトレー
ル８ｂ上を走行すると共に、外周りング１０の下部と上
記下部走行体８の間に盛換え時外周リング１０を移動さ
せる盛換えジヤツキＩＩが、そして上部には、外周リン
グＩＯの上部を既設セグメント６に固定するフロントエ
ンドストッパ１２及びリャエンドストンパ１３がそれぞ
れ設けられている。

また上記外周リング１００前後面には、既設セグメント
６にフンク１４ａを引掛けることによって外周りング１
０を昇降動することのできる昇降装置ｌｌが設けられて
いると共に、内周部には複数個のローラ１５が設けられ
ていて、これらローラ１５に旋回リング１６の外周部が
旋回自在に支承されている。

上記旋回リングＩ６は上下に２分割可能な構造で、前面
に昇降フレーム１７が支持ガイド１６ａにより昇降自在
に取付けられている。

上記昇降フレーム１７は第５図に示すようにほぼＵ字形
に形成されていて、旋回リング１６に設けられた一対の
昇降ジヤツキ１８により昇隨自在となっており、この昇
降フレーム１７の前面に微旋回装置１９の微旋回フレー
ム２０が支軸２０ａにより［呂動自在に支承されている
。

」二記微旋回フレーム２０は外周部に複数の脚部２０ｂ
が突設されていて、これら脚部２０ｂの先端に支承され
たローラ２０ｃが既設セグメント６の内周面を転動する
ようになっており、これにより微旋回フレーム２０が支
軸２０ａを中心に揺動して、既設セグメント６の内周面
に倣うようになっている。

なお図中２２は微旋回フレーム２０の揺動を規制するス
トッパである。

一方」−記微旋回装置Ｉ９は上記微旋回フレーム２０と
、この微旋回フレーム２０に移動自在に取付りられた旋
回体２４よりなる。

上記旋回体２４には旋回モータ２５が取付けられていて
、この旋回モータ２５に上記微旋回フレーム２０に布設
されたラック２０ｄに噛合するピニオン２５ａが取付け
られており、旋回モータ２５によりピニオン２５ａを回
転することにより、微旋回フレーム２０に対して旋回体
２４が旋回できるようになっている。

また上記旋回体２４には前後方向へ伸縮自在な伸縮アー
ム２６が前方へ突出されている。

上記伸縮アーム２６は旋回体２４に固着された固定アー
ム２６ａと、この固定アーム２６ａに対して前後動自在
な可動アー２６ｂよりなり、可動アーム２６ｂの前後動
はねし軸２６ｃにより行われると共に、可動アーム２６
ｂにねし軸２６ｄにより前後動自在にボルトナツト供給
装置置２７及びボルトナツト締結ヘッド２８が取付けら
れている。

なおボルトナツト供給装置２７及びボルトナツト締結ヘ
ッド２８については従来と同様なので詳細な説明は省略
する。

またボルトナツト供給装置２７及びボルトナツト締結ヘ
ッド２８は左右に２台取付けられている。

次に作用を説明する。

上記ボルトナツト締結装置はコンクリート製セグメント
及び鉄製セグメントの何れにも適用可能で、まずすでに
組立てられているセグメント６の先端付近までボルトナ
ンド締結装置本体７を移動したら、外周リング１０の上
部に設けたフロントエンドストッパ１２及びリヤエンド
ストッパ１３の先端を第１図に示すように既設セグメン
ト６に圧着されて外周リング１０を固定する。

次にセグメントエレクタ５が組立てたセグメント６に沿
って旋回リングｌＯを旋回させて、すでに組立てられた
セグメント６内にボルトを挿通し、ボルトナツト締結ヘ
ッド２８でボルトに螺挿したナツトを締結するもので、
既設セグメント６の内周面に倣うように微旋回フレーム
２ｏが揺動されて締結面の位置決めが行われる。

またボルトナツトの締結は２台のボルトナツト締結ヘッ
ド２８により同時に行えると共に、ボルトナツトの供給
は１ピ一ス分がボルトナンド供給装置２７よりボルトナ
ツト締結ヘッド２日へ供給される。

そして盛換え時には、盛換えジヤツキ１１により外周リ
ング１０を移動させることにより、盛換え作業が可能に
なる。

（発明の効果） この発明は以上詳述したように、シールド本体に対して
ポルドナ、ト締結装置が独立しているため、中小ロ径ノ
ールド掘進機にも適用が可能であると共に、既設セグメ
ンｉ〜を締結しているボルトナツトの自動項線めなどに
も適用できる。

また既設セグメントに倣せることにより締結位置の位置
決めを行うようにしたことから９位置決め作業が短時間
で能率よく行えると共に。

システムダウンした場合でも移動可能なため。

ボルトナツト締結装置が邪魔になってボルトナンドの締
結が困難になるなどの不具合も生しない、しかもシール
ド本体内で簡単に組立て１分解が可能なことから、搬送
台車などによる搬送が容易であると共に、他のンールド
掘進機にも転用できるため汎用性も高い。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図はンールド掘
進機の断面図、第２図は第１図■−［Ｉ線に沿う断面図
、第３７は第１図Ｉｎ−ＩＩＩ線に沿う断面図、第４図
はボルトナツト締結装置の外周りングイ１近の分解斜視
図、第５図はポルドナ、ト締結へンドイづ近の分解斜視
図である。 ６・・・セグメント　　　８・・下部走行体１０・・・
外周リング　　　１６・・・旋回リング１７・・・昇鋒
フレーム　　２０・・・微旋回フレーム２６・・・伸縮
アーム ２７・・・ボルトナンド供給装置 ２８・・・ボルトナンド締結へンド 特許出願人　株式会社小松製作所 代理人　（弁理士）松　澤　　統 （ほか１名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　既設セグメント６内を移動自在な下部走行体８と、こ
   の下部走行体８上を移動でき、かつ複数に分割可能な外
   周リング１０と、該外周リング１０内に旋回自在に支承
   された旋回リング１６と、該旋回リング１６の前面に昇
   降フレーム１７を介して昇降及び揺動自在に取付けられ
   、かつ既設セグメント６の内周面に案内されて締結位置
   の位置決めを行う微旋回フレーム２０と、この微旋回フ
   レーム２０に旋回自在に取付けられ、かつ伸縮アーム２
   ６により前後方向へ移動自在なボルト供給装置２７及び
   ボルトナット締結ヘッド２８とを具備してなるセグメン
   ト組立用ボルトナット締結装置。