JPH04173480A - 作業車のボンネット開閉構造 - Google Patents

作業車のボンネット開閉構造

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JPH04173480A
JPH04173480A JP30152690A JP30152690A JPH04173480A JP H04173480 A JPH04173480 A JP H04173480A JP 30152690 A JP30152690 A JP 30152690A JP 30152690 A JP30152690 A JP 30152690A JP H04173480 A JPH04173480 A JP H04173480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bonnet
side edge
fulcrum
fixed
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP30152690A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Nakamura
正 中村
Shigeo Shiyouen
茂夫 正円
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は農用トラクタ等の作業車におけるボンネットの
開閉構造に関する。
〔従来の技術〕
作業車の一例である農用トラクタのボンネットの開閉構
造として、例えば特開平2−31981号公報及び特開
平2−2422号公報に開示されているようなものかあ
る。
つまり、閉位置にあるボンネットを開ける場合、ボンネ
ットの一側部に設けられた固定の支点周りに、このボン
ネットを単純に持ち上げて開操作するのはなく、ボンネ
ットと一緒に前記支点も機体の固定部から離れるように
動かしながら、このボンネットを前記支点周りに開操作
する構造である。
これは雨水等がボンネット内に入らないようにするため
に、ボンネットの側縁を機体側の固定の側縁に近接させ
ている場合、そのままボンネットを開操作するとボンネ
ットの支点側の側縁が機体側の固定の側縁に押し付けら
れて変形するおそれかあるからである。これにより、ボ
ンネットを開操作する場合には、ボンネットの支点を機
体の固定部から離すのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の構成ではボンネットを開操作する場合、作業者か
ボンネット全体を略平行に持ち上げるようにして、ボン
ネットの支点を動かした後にボンネットを支点周りに開
操作することになる。
このように、ボンネット全体を略平行に持ち上げるよう
な操作は重いものであると共に、支点周りに揺動させる
操作よりも簡単ではない。
本発明は前述のようなボンネットの開閉構造の操作性の
向上を図ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は以上のような作業車のボンネット開閉構
造において、次のように構成することにある。つまり、 ボンネットの一側部に設けられた支点周りに、このボン
ネットを開閉操作自在に支持し、ボンネットの支点側の
側縁か機体側の固定の側縁に近接する位置と、この固定
の側縁から離れる位置とに亘り、支点をスライド自在に
支持するガイド部と、支点をこのガイド部に沿って機体
側の固定の側縁から離れる方向に付勢する付勢手段と、
ボンネットにおける支点とは反対側の部分を機体固定部
に連結及び取り外し自在な連結機構とを備えると共に、
連結機構の連結状態にて付勢手段に抗して、ボンネット
の支点側の側縁が機体側の固定の側縁に近接する位置に
て保持されるように設定している。
〔作 用〕
前述のように構成するご、ボンネットの閉位置では、例
えば第1図及び第3図に示すようにボンネット(6)の
支点(8)側の側縁(6b)が機体の固定の側縁(5b
)に近接している。この場合、ボンネット(6)の支点
(8)はガイド部(7)における固定の側縁(5b)側
に位置しており、連結様機構(13)による固定作用に
より、付勢手段(10)の付勢力に抗して前記位置に保
持されている。
そして、ボンネット(6)を開操作する場合には先ず連
結機構(13)を外す。このように連結機構(13)の
固定作用がなくなると、付勢手段(1o)の付勢力によ
り支点(8)かガイド部(7)に沿って移動し、ボンネ
ット(6)の支点(8)側の側縁(6b)か機体の固定
の側線(5b)から離れるのであり、この位置にて支点
(8)周りにボンネット(6)を開けるのである(第2
図参照)。 −次に、開位置にあるボンネット(6)を
閉じる場合には、ボンネット(6)の連結機構(13)
側を支点(8)周りに閉じ側に操作しながら、付勢手段
(10)の付勢力に抗してボンネット(6)の支点(8
)を移動させて、連結機構(13)を連結操作するので
ある。この場合、ボンネット(6)の自重を利用しなが
らボンネット(6)の支点(8)を移動させることがで
きるような場合が多いので、この閉じ操作が特に煩わし
いものとはならない。
〔発明の効果〕
以上のように、ボンネットを開閉式にした場合に当然必
要になる閉位置での連結機構を外してやれば、自動的に
ボンネットの支点が移動するように構成できた。これに
より、ボンネットの開操作時に作業者かボンネット全体
を略平行に持ち上げるような操作を行わなくてもよくな
り、操作性の向上を図ることかできた。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は作業車の一例である農用トラクタの前部を示し
ており、エンジン(1)の前側にファン(2)及びバッ
テリー(4)、エンジン(1)の後側にラジェター(3
)が配置されている。これにより、ファン(2)の吸引
作用によって後部パネル(5)の側面の吸気部(5a)
から外気が吸入されて、ラジェター(3)を通りファン
(2)から前方に排出されていくのである。
次に、このエンジン(1)等を覆うボンネット(6)の
開閉構造について説明する。第1図及び第2図に示すよ
うに、斜め方向に向く長孔(7a)を備えたガイド部(
7)か後部パネル(5)の前部に左右一対固定されてい
る。ボンネット(6)の左右の側壁(6a)に亘り支持
軸(8)(支点に相当)か架設固定されると共に、この
支持軸(8)が左右のガイド部(7)の長孔(7a)に
挿入されている。
そして、左右のガイド部(7)の各々には、その横軸芯
(Pl)周りに揺動自在に操作アーム(9)か取り付け
られると共に、この操作アーム(9)により支持軸(8
)を第1図の右方(支持軸(8)が後部パネル(5)か
ら離れる方向)に付勢するつる巻きバネ(IOX付勢手
段に相当)が取り付けられている。これに対して第3図
に示すように、ボンネット(6)の前部には、機体フレ
ーム(11)のピン(12)に係合してボンネット(6
)の前部を固定するフック部材(13)(連結機構に相
当)か設けられている。
第1図及び第3図に示す状態は、フック部材(13)を
機体フレーム(11)のピン(12)に係合させて固定
したボンネット(6)の閉状態であり、ボンネット(6
)の支持軸(8)側の側縁(6b)が後部パネル(5)
の固定の側縁(5b)に近接している。
この場合、ボンネット(6)の支持軸(8)はガイド部
(7)の長孔(7a)の紙面左端に位置しており、第3
図のフック部材(13)による固定作用により、つる巻
きバネ(10)の付勢力に抗して前記位置に保持されて
いる。
そして、ボンネット(6)を開操作する場合には先ずフ
ック部材(13)をピン(12)から外す。このように
フック部材(13)の固定作用かなくなると、つる巻き
バネ(10)の付勢力により操作アーム(9)が支持軸
(8)を、長孔(7a)の紙面右端にまで押して行((
第2図参照)。これにより、ボンネット(6)の支持軸
(8)側の側縁(6b)が後部パネル(5)の固定の側
縁(5b)から離れるのであり、この位置にて支持軸(
8)周りにボンネット(6)を持ち上げるようにして、
ボンネット(6)を開けるのである。
このようにボンネット(6)の後側を支点としてボンネ
ット(6)の前側を開けると、ファン(2)の前側に位
置するバッチIJ−(4)の交換作業等が行い易いので
ある。
次に、開位置にあるボンネット(6)を閉じる場合には
、ボンネット(6)の前部を支持軸(8)周りに下げな
がら、ボンネット(6)の自重を利用して支持軸(8)
か長孔(7a)の紙面左端に移動するようにボンネット
(6)を斜め下方に押し下げる。その後、フック部材(
13)を機体フレーム(11)のピン(12)に係合さ
せて固定するのである。
次に、機体後部のミッションケース(15)に備えられ
るオイルフィルター(14)の取り付は構造について説
明する。第4図に示すように、ミッションケース(15
)下部の側壁に設けられたドレン孔(15a)に、オイ
ルフィルター(14)用のブロック(16)が直接取り
付けられると共に、このブロック(16)にオイルフィ
ルター(14)が取り付けられている。そして、ブロッ
ク(16)の反対側に出口バイブ(17)が備えられる
と共に、ミッションケース(15)下部の側壁に固定さ
れた部材(18)により、出口バイブ(17)及びブロ
ック(16)が押さえられている。又、部材(18)と
出口バイブ(17)に基部の間にはゴム材(19)か挟
み込んである。
ボンネット(6)用のガイド部(7)をボンネット(6
)の前側に設けると共に、フック部材(13)をボンネ
ット(6)の後側に設けてもよい。又、以上の実施例は
エンジン(1)用のボンネット(6)を示しているか、
エンジン(1)以外用のボンネットにも本発明は適用で
きる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る作業車のボンネット開閉構造の実施
例を示し、第1図は閉状態のボンネットにおけるガイド
部付近の側面図、第2図は開状態のボンネットにおける
ガイド部付近の側面図、第3図は農用トラクタの前半部
の側面図、第4図はオイルフィルター付近の部分断面図
である。 (5b)・・・・・・機体側の固定の側縁、(6)・・
・・・・ボンネット、(6b)・・・・・・ボンネット
の支点側の側縁、(7)・・・・・・ガイド部、(8)
・・・・・・ボンネットの支点、(10)・・・・・・
付勢手段、(13)・・・・・・連結機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ボンネット(6)の一側部に設けられた支点(8)周り
    に、このボンネット(6)を開閉操作自在に支持し、前
    記ボンネット(6)の支点(8)側の側縁(6b)が機
    体側の固定の側縁(5b)に近接する位置と、この固定
    の側縁(5b)から離れる位置とに亘り、前記支点(8
    )をスライド自在に支持するガイド部(7)と、前記支
    点(8)をこのガイド部(7)に沿って機体側の固定の
    側縁(5b)から離れる方向に付勢する付勢手段(10
    )と、前記ボンネツト(6)における支点(8)とは反
    対側の部分を機体固定部に連結及び取り外し自在な連結
    機構(13)とを備えると共に、前記連結機構(13)
    の連結状態にて前記付勢手段(10)に抗して、前記ボ
    ンネット(6)の支点(8)側の側縁(6b)が機体側
    の固定の側縁(5b)に近接する位置にて保持されるよ
    うに設定してある作業車のボンネット開閉構造。
JP30152690A 1990-11-06 1990-11-06 作業車のボンネット開閉構造 Pending JPH04173480A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0618063U (ja) * 1992-08-06 1994-03-08 三菱自動車工業株式会社 有段ロック機構
JP2016187970A (ja) * 2015-03-28 2016-11-04 井関農機株式会社 作業車両
JP2017074944A (ja) * 2016-12-19 2017-04-20 井関農機株式会社 トラクタ
JP2017218150A (ja) * 2017-09-20 2017-12-14 井関農機株式会社 トラクタ

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