JPH04173219A - 射出成形機における製品監視方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は自動射出成形機に関し、特に射出成形機の製品
監視方法および装置に関する。

［従来の技術］ 全自動射出成形機で作った成形品が不良になったときは
、その成形品を確実にチエツクすると共に、−旦不良品
が生じたらその原因をチエツクするためにその不良成形
品の実績データを知る必要がある。従来はこの為に良品
不良品を問わずすべての成形品の実績データを計測し、
印字して残しておき、実際に不良品が生じたときにそれ
までに作成した記録を調査し、不良品の実績データを得
ていた。

［発明が解決しようとする課題］ 前述のように従来は全ショットの実績データをとってい
た為、記憶装置かメモリの場合は、記憶データ数が限ら
れて不良品をうまく記憶できなかったり、また実績デー
タを印字している場合には。

膨大な量の紙が必要であったりして、不良品のショット
を探すのに手間がかかっていた。

従って本発明は不良品のショットを探す手間が少なく而
も紙の使用量の少くて済む製品監視方法および装置を得
ようとするものである。

［課題を解決するための手段］ はじめに本発明に至った経緯について説明すると、射出
成形機の全自動での成形においては成形不良品か出るの
はまれである。ところが不良品が出る時には、その数シ
ョット前より各種の実績（充填時間、クツション位置等
）にバラツキが出ているのがふつうである。従って不良
品が出たショットより過去数ショット前までの実績デー
タを知れば他の大多数のショットの実績データは必ずし
も必要ではない。

すなわち本発明によれば、自動射出成形機に取り付けた
センサから得られる成形品毎の実績データを収集し記憶
し、或る成形品が不良であることが判明したとき前記記
憶された実績データの中から不良と判別した成形品に就
いての実績データを探索する製品監視方法において、前
記成形品毎の実績データを過去所定の数のショット分だ
け毎ショット更新しながら記憶し、一方前記収集した成
形品毎の実績データが成形品の不良を表すもので有るか
を判別し、成形品が不良と判別されたときに前記記憶し
た実績データの少なくとも最新のｍ部を表示することを
特徴とする射出成形機における製品監視方法が得られる
。

また本発明によれば、自動射出成形機に取り付けたセン
サから得られる成形品毎の実績データを収集し記憶しこ
れを記憶手段に記憶させ、或る成形品が不良と判別され
たとき前記記憶された実績データの中から不良と判別さ
れた成形品に就いての実績データを得て表示する製品監
視装置において、前記収集した実績データが不良を示す
かとうかをショット毎に判別し、不良と判別したらデー
タ転送信号を発する不良品判別手段を設け、且つ、前記
記憶手段が、前記成形品の実績データを過去所定の数の
ショット分だけ毎ショット更新しながら記憶し、前記デ
ータ転送信号を受けると記憶されている記憶データの内
最新の予め決められた数の実績データを出力する機能を
併せ持つことを特徴とする、自動射出成形機における製
品監視装置が得られる。

［実施例］ 第１図は本発明の一実施例の構成図である。はしめに各
構成要素について説明すると、１０は自動射出成形機、
１１ａ〜ｌｌｅは位置、圧力１回転、速度、温度につい
ての実績データをそれぞれ収集する為のセンサ、１１は
４つのセンサを纏めて表した各種センサ、］２は成形機
の動作を制御し工程タイミングａを発生する成形機制御
装置。

１３は不良判別に必要な設定値すを入力する設定器、１
４は実績データＣ及び設定値すを表示する表示器、１５
は各種センサ１１及び工程タイミングａより実績データ
を収集する実績データ収集ユニット、１６は設定器１４
より設定された基準値すと実績データ収集ユニット］５
からの実績データｄを比較し、成形品が良品か不良品か
を判別し。

不良品の場合にはデータ転送信号ｅを発生する不良品判
別ユニット、１７は実績データー時保持ユニットであり
、実績データｄを過去数十ショット分毎ショット実績デ
ータを更新しなから記憶し。

不良品判別ユニット１６からデータ転送信号を受けると
数ショット分の実績データｆを記憶ユニット１８へ転送
する。この数ショット分の実績デー夕は不良品発生前の
数ショットに相当する。記憶ユニット１８は転送された
数ショット分の実績を記憶し、必要に応じ表示器１４に
表示する。

次に装置の動作について説明める。自動射出成形機１０
を全自動で成形動作させている時に、実績データ収集ユ
ニット１５はショット毎に各種センサ１１からの実績デ
ータを計測し、それを不良品判別ユニット］６及び実績
データー時保持ユニット１７へ送る。−時保持ユニット
１７は受けとった実績データを過去数十ショット分記憶
する。

不良品判別ユニット１６は受けとった実績データとあら
かじめ設定器１３から送られていた設定値すと比較し、
良品か不良品かを判別する。良品の時は何もせず、不良
品の時は実績データー時保持ユニット１７と記憶ユニッ
ト１８ヘデータ転送信号ｅを発生する。

実績データー時保持ユニット１７はデータ転送信号ｅを
受けとると、そのショットから過去に保持していた実績
データ数ショット分を記憶ユニット１８へ転送する。記
憶ユニット１８は転送された実績データを記憶し、設定
器１３の操作に応じて表示器１４に表示することで、不
良ショットが発生した時より過去数ショットを表示する
ことができる。

上記に於いて、ある不良成形品が生じて数ショット分の
記憶内容を検討したにも拘らず原因を明確に成し得ない
ときは、実績データー時保持ユニット１５になお保持さ
れているこの場合約１０倍の数のデータを１図示してな
い多数データ転送信号を与えて記憶ユニット１８に数シ
ョットずつに分けて順次送り１表示器１４に順次表示さ
せ、これによって原因の解明できる確度が高くなる。こ
の程度のショット数では実績データー時保持ユニットの
大きさは問題に成らない。

［発明の効果］ 本発明においては、不良品判別ユニット１６および実績
データー時保持ユニット１７を設けることにより、不良
品の前数ショットか表示器にすぐ表示できる。それでも
分からないときは数ショットずつ過去に遡って表示して
解明を行うことか出来る。従って手間が掛らないばかり
か１紙の使用量を極めて少く、極端にいえば最後の結果
をプリントする以外には紙を消費しなくて済むものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図である。 記号の説明＝１０・・・射出成形機、　　１１．　（１
１，ａ。 １１ｂ、ｌｌｃ、ｌｌｄ、１１ｅ）は各種センサ。 １２・・・成形機制御装置、１３・・・設定器、〕４・
表示器、１５・・・実績データ収集ユニット、１６・・
・不良品判別ユニット、１７・・・実績データー時保持
ユニット、１８・・・記憶ユニットをそれぞれ表わして
いる。 ＝　９−

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）自動射出成形機に取り付けたセンサから得られる
   成形品毎の実績データを収集し記憶し、或る成形品が不
   良であることが判明したとき前記記憶された実績データ
   の中から不良と判別した成形品に就いての実績データを
   探索する製品監視方法において、 前記成形品毎の実績データを過去所定の数のショット分
   だけ毎ショット更新しながら記憶し、一方前記収集した
   成形品毎の実績データが成形品の不良を表すもので有る
   かを判別し、成形品が不良と判別されたときに前記記憶
   した実績データの少なくとも最新の一部を表示すること
   を特徴とする射出成形機における製品監視方法。
2. （２）自動射出成形機に取り付けたセンサから得られる
   成形品毎の実績データを収集し記憶しこれを記憶手段に
   記憶させ、或る成形品が不良と判別されたとき前記記憶
   された実績データの中から不良と判別された成形品に就
   いての実績データを得て表示する製品監視装置において
   、 前記収集した実績データが不良を示すかどうかをショッ
   ト毎に判別し、不良と判別したらデータ転送信号を発す
   る不良品判別手段を設け、且つ、前記記憶手段が、前記
   成形品の実績データを過去所定の数のショット分だけ毎
   ショット更新しながら記憶し、前記データ転送信号を受
   けると記憶されている記憶データの内最新の予め決めら
   れた数の実績データを出力する機能を併せ持つことを特
   徴とする、自動射出成形機における製品監視装置。