JPH0417254Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0417254Y2 JPH0417254Y2 JP1985009086U JP908685U JPH0417254Y2 JP H0417254 Y2 JPH0417254 Y2 JP H0417254Y2 JP 1985009086 U JP1985009086 U JP 1985009086U JP 908685 U JP908685 U JP 908685U JP H0417254 Y2 JPH0417254 Y2 JP H0417254Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- hook
- compression coil
- coil spring
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 10
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 10
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000003905 agrochemical Substances 0.000 description 4
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は特に機関を搭載した農業用薬剤散布
機において、スプリングの引張力を利用して機体
を覆うカバーを固定するためのカバー止め用フツ
クに係るものである。
機において、スプリングの引張力を利用して機体
を覆うカバーを固定するためのカバー止め用フツ
クに係るものである。
従来、スプリングをカバーで被覆する提案とし
ては、例えば、スプリングを蛇腹状の筒体で被
覆するもの(実開昭49−44964号公報、実公昭52
−42316号公報)や、スプリングを蔓巻状に巻
いたテープ状樹脂板からなる巻筒で被覆したもの
(実開昭49−2939号公報)があり、また開口部
に形成したそれぞれの突縁係合によつて伸長位置
を制限される内外筒間にスプリングを縮設した構
造(実公昭52−54712号公報)が提案されている。
ては、例えば、スプリングを蛇腹状の筒体で被
覆するもの(実開昭49−44964号公報、実公昭52
−42316号公報)や、スプリングを蔓巻状に巻
いたテープ状樹脂板からなる巻筒で被覆したもの
(実開昭49−2939号公報)があり、また開口部
に形成したそれぞれの突縁係合によつて伸長位置
を制限される内外筒間にスプリングを縮設した構
造(実公昭52−54712号公報)が提案されている。
上記の構造では蛇腹状のカバーは必然的にそ
の外径が内部のスプリングの直径と比較して大と
なり全体として小型化ができないという点に問題
があり、はスプリングの伸長につれて巻筒にね
じれたり、隙間が生じたりするという問題があ
り、かつでは圧縮方向にのみ作用し、引張方向
へは使用できず、スプリングの自由な伸縮が制限
され、又、引掛部材をスプリングに形成できない
ものである。
の外径が内部のスプリングの直径と比較して大と
なり全体として小型化ができないという点に問題
があり、はスプリングの伸長につれて巻筒にね
じれたり、隙間が生じたりするという問題があ
り、かつでは圧縮方向にのみ作用し、引張方向
へは使用できず、スプリングの自由な伸縮が制限
され、又、引掛部材をスプリングに形成できない
ものである。
ここにおいてこの考案では、一端部7を固定側
に掛け止められる圧縮コイル状スプリング8の他
端部9を、自由端側に鈎状の掛止片12を形成し
た掛止部材10の筒状基部11に捲回支承させる
と共に、前記圧縮コイルスプリング8のコイル状
部分8aを、断面U字状になるようにしたブーツ
18を下方内側に、断面逆U字状になるようにし
たブーツ19を上方外側として入れ子状に進退可
能に構成した合成樹脂製のブーツ体15で覆つて
なるカバー止め用フツクによつて、上述の課題を
解決しようとするものである。
に掛け止められる圧縮コイル状スプリング8の他
端部9を、自由端側に鈎状の掛止片12を形成し
た掛止部材10の筒状基部11に捲回支承させる
と共に、前記圧縮コイルスプリング8のコイル状
部分8aを、断面U字状になるようにしたブーツ
18を下方内側に、断面逆U字状になるようにし
たブーツ19を上方外側として入れ子状に進退可
能に構成した合成樹脂製のブーツ体15で覆つて
なるカバー止め用フツクによつて、上述の課題を
解決しようとするものである。
上記構成からなるこの考案のカバー止め用フツ
クの圧縮コイル状スプリングの一端部を、固定側
例えば農業用薬剤散布機の機体の一部に掛け止
め、前記圧縮コイル状スプリングの他端部の掛止
部を、前記機体に被装されるカバーに形成した孔
に掛け止めるのである。
クの圧縮コイル状スプリングの一端部を、固定側
例えば農業用薬剤散布機の機体の一部に掛け止
め、前記圧縮コイル状スプリングの他端部の掛止
部を、前記機体に被装されるカバーに形成した孔
に掛け止めるのである。
次にこの考案を図面によつて説明する。
第1図はこの考案のフツクを使用状態において
一部断面を示す正面で、第2図はその側面図であ
る。
一部断面を示す正面で、第2図はその側面図であ
る。
図において、1は例えば機関を搭載した農業用
薬剤散布機の機体であつて、この機体1に固着し
たブラケツト2に挿通され、座金3、割ピン4に
よつて抜け出しを阻止されるクレビスピン5に、
ローラ6が回動可能に支承されており、このロー
ラ6に一端部7を捲回支承されている圧縮コイル
スプリング8の他端部9は、掛止部材10の筒状
基部11に捲回支承され、この掛止部材10の自
由端側には鈎状の掛止片12が形成され、この掛
止片12は前記機体1に被装されるカバー13に
形成した孔14に掛止められるようになつてい
る。
薬剤散布機の機体であつて、この機体1に固着し
たブラケツト2に挿通され、座金3、割ピン4に
よつて抜け出しを阻止されるクレビスピン5に、
ローラ6が回動可能に支承されており、このロー
ラ6に一端部7を捲回支承されている圧縮コイル
スプリング8の他端部9は、掛止部材10の筒状
基部11に捲回支承され、この掛止部材10の自
由端側には鈎状の掛止片12が形成され、この掛
止片12は前記機体1に被装されるカバー13に
形成した孔14に掛止められるようになつてい
る。
前記スプリング8のコイル状部分8aは、合成
樹脂製のブーツ体15によつて覆われるのであつ
て、この際、このブーツ体15は有底筒状で底部
に前記スプリング8の直線部分8b,8cを貫通
させる孔16,17を有する二箇のブーツ18,
19から成り、断面U字状となるようにしたブー
ツ18を下方内側に、断面逆U字状になるように
したブーツ19を上方外側にして入れ子状に進退
可能に構成するのである。
樹脂製のブーツ体15によつて覆われるのであつ
て、この際、このブーツ体15は有底筒状で底部
に前記スプリング8の直線部分8b,8cを貫通
させる孔16,17を有する二箇のブーツ18,
19から成り、断面U字状となるようにしたブー
ツ18を下方内側に、断面逆U字状になるように
したブーツ19を上方外側にして入れ子状に進退
可能に構成するのである。
実用上、前記クレビスピン5によつて形成され
る支点から前記孔14までの長さを、上述の構成
から成るフツクアツセンブリの全長よりわずかに
長くしておくことにより、スプリング8の引張力
を利用してカバー13を機体1に固定するのであ
る。
る支点から前記孔14までの長さを、上述の構成
から成るフツクアツセンブリの全長よりわずかに
長くしておくことにより、スプリング8の引張力
を利用してカバー13を機体1に固定するのであ
る。
この考案のフツクによれば、ブーツは二重に構
成される一対のブーツによつて完全に覆われ、か
つこれら一対のブーツは合成樹脂によつて形成さ
れているため、ブーツそれ自体が耐候性、耐薬品
性、耐久性にすぐれていると共に、内部のスプリ
ングに対する薬液や水の侵入を防いでその耐用年
数を延長しうるという効果を有し、一対のブーツ
は入れ子式に進退可能に構成されているため、ス
プリングの伸縮運動に障害を与えることなく、ま
たスプリングに手指を挟まれるなどの事故を防止
しうるものであつて、特にこの考案では、スプリ
ングは常に直線状に引張られるため、ブーツの嵌
合を高精度に保てるので、長期に亘る防水効果が
期待でき、また鈎状の掛止片を引掛ける作業にお
いて前記筒状基部に指を引掛けて行なうことがで
きるため、操作がし易いという効果が得られかつ
スプリングには直線方向の力しか働かないため、
スプリングとブーツとの間のクリアランスを小さ
くでき、全体として小型化を達成できるという実
用上の効果も顕著である。
成される一対のブーツによつて完全に覆われ、か
つこれら一対のブーツは合成樹脂によつて形成さ
れているため、ブーツそれ自体が耐候性、耐薬品
性、耐久性にすぐれていると共に、内部のスプリ
ングに対する薬液や水の侵入を防いでその耐用年
数を延長しうるという効果を有し、一対のブーツ
は入れ子式に進退可能に構成されているため、ス
プリングの伸縮運動に障害を与えることなく、ま
たスプリングに手指を挟まれるなどの事故を防止
しうるものであつて、特にこの考案では、スプリ
ングは常に直線状に引張られるため、ブーツの嵌
合を高精度に保てるので、長期に亘る防水効果が
期待でき、また鈎状の掛止片を引掛ける作業にお
いて前記筒状基部に指を引掛けて行なうことがで
きるため、操作がし易いという効果が得られかつ
スプリングには直線方向の力しか働かないため、
スプリングとブーツとの間のクリアランスを小さ
くでき、全体として小型化を達成できるという実
用上の効果も顕著である。
第1図はこの考案のフツクを使用状態において
一部断面で示す正面図で、第2図はその側面図で
ある。 なお図において、8……スプリング、10……
掛止部材、12……掛止片、15……ブーツ体、
18,19……ブーツ、である。
一部断面で示す正面図で、第2図はその側面図で
ある。 なお図において、8……スプリング、10……
掛止部材、12……掛止片、15……ブーツ体、
18,19……ブーツ、である。
Claims (1)
- 一端部7を固定側に掛け止められる圧縮コイル
状スプリング8の他端部9を、自由端側に鈎状の
掛止片12を形成した掛止部材10の筒状基部1
1に捲回支承させると共に、前記圧縮コイルスプ
リング8のコイル状部分8aを、断面U字状にな
るようにしたブーツ18を下方内側に、断面逆U
字状になるようにしたブーツ19を上方外側とし
て入れ子状に進退可能に構成した合成樹脂製のブ
ーツ体15で覆つてなるカバー止め用フツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985009086U JPH0417254Y2 (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985009086U JPH0417254Y2 (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61125359U JPS61125359U (ja) | 1986-08-06 |
JPH0417254Y2 true JPH0417254Y2 (ja) | 1992-04-17 |
Family
ID=30488968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985009086U Expired JPH0417254Y2 (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0417254Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5242316U (ja) * | 1975-09-20 | 1977-03-25 | ||
JPS5254712U (ja) * | 1975-10-18 | 1977-04-20 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS492939U (ja) * | 1972-04-17 | 1974-01-11 | ||
JPS4944964U (ja) * | 1972-07-27 | 1974-04-19 |
-
1985
- 1985-01-28 JP JP1985009086U patent/JPH0417254Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5242316U (ja) * | 1975-09-20 | 1977-03-25 | ||
JPS5254712U (ja) * | 1975-10-18 | 1977-04-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61125359U (ja) | 1986-08-06 |
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