JPH0417228B2 - - Google Patents

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JPH0417228B2
JPH0417228B2 JP2019384A JP2019384A JPH0417228B2 JP H0417228 B2 JPH0417228 B2 JP H0417228B2 JP 2019384 A JP2019384 A JP 2019384A JP 2019384 A JP2019384 A JP 2019384A JP H0417228 B2 JPH0417228 B2 JP H0417228B2
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JP
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mol
vinyl acetate
ethylene
saponification
degree
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JP2019384A
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Takuo Ando
Teruo Iwanami
Kenji Hasegawa
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Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 エチレン含有率25〜55モル%、酢酸ビニル成分
のケン化度が95モル%以上のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物とポリアミドとの組成物は前
記ケン化物に基ずく酸素遮断性、耐油性、耐溶剤
性、帯電防止性、保香性に、ポリアミドに基ずく
耐衝撃強度が付加された有用な性能を有している
ことから、その溶融成型物は食品包装用のフイル
ム、シート、容器、電気電子機器部品、機械器具
部品をはじめ多種の用途に用いられている。
しかしながら、かかる組成物は溶融成型を長時
間にわたつて連続して行なうと、溶融物中にゲル
が発生したり、押出機のスクリユー部、吐出部等
にヤケと呼ばれる樹脂カスがたまり、それが原因
で成型物表面の平滑性、外観を損なうとか、はな
はだしい時にはスクリーン(金網)、スリツト、
ノズル孔が詰まるため、一旦成型を中止して押出
機を解体し、付着物を除去することが余儀なくさ
れ、長期間にわたつて連続運転することが実際上
不可能であり、成型作業の効率面で制約を受ける
等いわゆるロングラン性が劣るという実用上のト
ラブルが発生する傾向がある。
かかる対策として出願人は先にエチレン含有率
25〜55モル%、酢酸ビニル成分のケン化度95モル
%以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
とポリアミドポリエーテルブロツク共重合体との
組成物は溶融成型時のロングラン性がすぐれ、ゲ
ルの発生やカスの付着等のトラブルが全くおこる
ことなく長時間にわたつて、物性の良好な成型物
を製造し得るという顕著な効果を奏することを見
出し特許出願を行つた。
しかし、本発明者等はかかる組成物について更
に検討した結果、次の点で改良の余地があること
が判明した。
即ち、該組成物は前述した如く食品等の包装用
に有用であり、かかる用途においてそれは単層あ
るいは該組成物を内層としポリエステル、ナイロ
ン、ポリプロピレン、紙等の基材を外層とする複
合材として多用され、実用に当つてはヒートシー
ルがしばしば行なわれるが該組成物層をヒートシ
ールするには通常140〜190℃程度のかなりの高温
が必要とされるため、該層はもとより外層基材の
性質劣化が起こりがちである等の問題があり、そ
の解決が要請されるのである。
しかるに本発明者等は鋭意研究を重ねた結果、
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物成分とし
て特定の組成及び性質を有する2種のエチレン−
酢酸ビニル共重合体ケン化物を特定の割合で混合
して用いる場合は、該組成物が本来有している前
述した如きすぐれら物性を何等損なうことなく、
ヒートシール温度を90〜130℃好ましくは90〜120
℃程度にまで低下させ得るという顕著な効果が得
られ、上記の如き従来の難点を完全に解消するこ
とを見出し、本発明を完成するに至つた。
即ち本発明は(1)エチレン含有率25〜55モル%、
酢酸ビニル成分のケン化度95モル%以上のエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、 (2)エチレン含有率70〜90モル%、酢酸ビニル成
分のケン化度90モル%以上のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物、 (3)ポリアミド・ポリエーテルブロツク共重合体と
の混合物からなる性質の改善された樹脂組成物を
提供するものである。
以下本発明を具体的に説明する。
まず(1)成分のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物は、 () エチレン含有率25〜55モル%好ましくは
28〜50モル%、 () 酢酸ビニル成分のケン化度が95モル%以
上、好ましくは97モル%以上、 更に望ましくは()極限粘度が0.6〜1.5dl/
g好ましくは0.7〜1.4dl/g でなければならない。(15%含水フエーノル溶液
で30℃にて測定した値、以下同様) エチレン含有率が少なすぎれば溶融成型時に熱
分解を起して着色、発泡、フイツシユアイの多発
等のトラブルを免れえず、一方エチレン含有率が
多すぎれば酸素遮断性、耐油性、耐溶剤性、帯電
防止性、保香性等の特質が損われることになる。
酢酸ビニル成分のケン化度が低いときも酸素遮断
性、耐油性、耐溶剤性、帯電防止性、保香性等の
性質が損なわれる。又極限粘度も重要な要件であ
り、たとえエチレン含有率及び酢酸ビニル成分の
ケン化度が上記範囲にあつても極限粘度が0.6
dl/g未満あるいは1.5dl/g以上のものがある
と、膜厚が安定せず、フイツシユ・アイも発生
し、安定した寸法の製品が得られがたい。
(2)成分のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化
物は () エチレン含有率70〜90モル%好ましくは
72〜88モル%、 () 酢酸ビニル成分のケン化度が90モル%以
上、好ましくは95モル%以上、 望ましくは()190℃における荷重2160gで
の溶融指数が2〜50g/10分好ましくは2.5〜45
g/10分でなければならない。
エチレン含有率が70モル%以下では低温シール
の性の改善効果が乏しく90モル%以上では酸素遮
断性が大巾に低下し実用的でなくなる。ケン化度
が90モル%以下では酸素遮断性が低下する。溶融
指数が前記範囲外では(1)成分との相溶性が低下し
成型物の物性が低下する。
又(1),(2)の該共重合体ケン化物は更に少量のプ
ロピレン、イソプテン、α−オクテン、α−ドデ
セン、α−オクタデセン等のα−オレフイン、不
飽和カルボン酸又はその塩・部分アルキルエステ
ル・完全アルキルエステル・ニトリル・アミド・
無水物、不飽和スルホン酸又はその塩等のコモノ
マーを含んでいても差支えない。
(3)成のポリアミド・ポリエーテルブロツク共重
合体とはポリエーテルージオールブロツクとジカ
ルボン酸型ポリアミドブロツクとを縮合させたも
ので、次の一般式で示される。
〔ここでPAはポリアミドブロツク、PEはポリ
エーテルブロツク、nは正整数を示す〕 ポリアミドブロツクとしてはナイロン6、ナイ
ロン10、ナイロン6.6、ナイロン11、ナイロン12、
ナイロン6.10、ナイロン6.12、ナイロン6.10、ナ
イロン6/6.6共重合体、ナイロン6.6/6.10共重
合体、ナイロン6.11、ナイロン6.6/6.10/6共重
合体等が挙げられる。
ポリエーテルブロツクとしてはポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチ
レングリコール、ポリテトラメチレングリコール
等任意のポリアルキレングリコールが使用され
る。
ポリアミドブロツク/ポリエーテルブロツクは
重量比で80/20〜20/80程度のものが実用的であ
る。
更に本発明の組成物においては各成分の混合比
は特に制限はないが通常 通常、(1)と(2)との重量
比が(1)/(2)=98/2〜60/40好ましくは96/4〜
65/35が有利であり、望ましくは(1)+(2)中のエチ
レン含有率を28〜60モル%特に望ましくは30〜55
モル%となる様に混合すれば良い。
又、(1)+(2)に対して(3)の混合重量比は〔(1)+
(2)〕(3)=98/2〜10/90好ましくは90/10〜30/
70が適当である。
(1)/(2)が98/2以上では低温ヒートシール性の
改善効果が認め難く、一方60/40以下では成型物
の酸素遮断性及び相溶性が低下する。
〔(1)+(2)〕/(3)が98/2以上では得られる成型
物はピンホール等が発生しやすく、一方10/90以
下では酸素遮断性が低下する傾向がある。
本発明において(1),(2)のエチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物と(3)のポリアミド・ポリエーテ
ルブロツク共重合体との組成物は、溶融成型によ
りペレツト、フイルム、シート、容器、繊維、
棒、管、各種成型品等に成型される。これらの粉
砕品(回収品を再使用するときなど)やペレツト
を用いて再び溶融成型に供することも多い。溶融
成型方法としては押出成型(T−ダイ押出、イン
フレーシヨン押出、ブロー成型、溶融紡糸、異型
押出等)、射出成型法が主として採用される。溶
融成型温度は150〜260℃の範囲、更に詳しくは押
出機の吐出温度160〜260℃、スクリユー圧縮部温
度150〜250℃から選ぶことが多い。上記射出成型
法は一般の射出成型法のほか二色成型、インジエ
クシヨンブロー成型法などを含み、寸法精度の良
好な成型品を得ることができる。
溶融成型においては上記2種の樹脂以外に、可
塑剤(多価アルコールなど)、安定剤、界面活性
剤、架橋性物質(エポキシ化合物、多価金属塩、
無機又は有機の多塩基酸又はその塩など)、充填
剤、着色剤、補強材としての繊維(ガラス繊維、
炭素繊維など)等を適当量配合することができ
る。又他の熱可塑性樹脂を適当量配合することも
でき、かかる他の熱可塑性樹脂としてはポリオレ
フイン(低・中・高密度ポリエチレン、アイソタ
クチツクポリプロピレン、エチレンープロピレン
共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合
体、エチレンと炭素数4以上のα−オレフインと
の共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体又は
そのケン化物でエチレン含量55〜70モル%のも
の、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、ア
イオマー、ポリプテン、ポリペンテンなど)又は
これらを不飽和カルボン酸又はその誘導体でグラ
フト変性した変性ポリオレフイン、ポリアミド例
えばナイロン6/6.6共重合体、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル、ポリスチレ
ン、ポリアクリロニトリル、ポリウレタン、ポリ
アセタール、溶融成型可能なポリビニルアルコー
ル系樹脂などがあげられる。
溶融成型方法として押出成形法を採用するとき
には、本願の組成物のみを用いて成型する場合だ
けでなく、該組成物と他の熱可塑性樹脂とを別々
に溶融すると共にコンバイニングアダブターやダ
イの内部又はダイの外で接合させて共押出するこ
ともしばしば行われる。又本願組成物をプラスチ
ツクスフイルム、金属箔、紙などの基材フイルム
の押出コートすることもできる。共押出の場合の
他の熱可塑性樹脂としては先に熱可塑性樹脂配合
のケースのところで述べたような熱可塑性樹脂が
用いられ、押出コートの場合のプラスチツクスフ
イルムとしてはセロハン、ポリプロピレンフイル
ム、ポリアミドフイルム、ポリエステルフイルム
など(これらは一軸又は二軸に延伸されていても
よく、ポリ塩化ビニリデン系樹脂等で片面又は両
面がコートされていてもよい。)のフイルムやラ
ミネートフイルム等があげられる。
これらのフイルムあるいは容器等は食品、医薬
品、工業薬品、農薬等各種の包装材として有用で
ある。
次に例をあげて本発明の樹脂組成物をさらに説
明する。以下「部」、「%」とあるのは特にことわ
りのない限り重量基準で表わしたものである。
例 1 (1) エチレン含有率26モル%、酢酸ビニル成分の
ケン化度99.3モル%、極限粘度0.78dl/gのエ
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物 (2) エチレン含有率85モル%、酢酸ビニル成分の
ケン化度99.5モル%、溶融指数20g/10分のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物 (3) ナイロン6・ポリテトラメチレングリコール
ブロツク共重合体(ブロツク共重合比70/30)
とを(1)/(2)=70/30、〔(1)+(2)中のエチレン含
有率は38モル%〕〔(1)+(2)〕/(3)=85/15の割
合でペレツト混合してT−ダイを備えた押出機
に供給して溶融混練し、ダイから押出して厚み
20μのフイルムを作成した。押出成型の条件は 押 出 機 40mm径押出機 スクリユー フルフライトスクリユー、
L/D=25、圧縮比3.5 T−ダイ巾 459mm 押出温度 フイードゾーン 190℃ コンプレツシヨンゾーン
220℃ メータリングゾーン 245℃ ダイ 240℃ スクリユー回転数 40rpm フイルム引取速度 25m/min とした。
この溶融成型を連続して3日間続けたが、ゲル
の発生あるいはスクリユー部、吐出部への樹脂カ
スの付着は全く認められず、表面状態の極めて良
好なフイルムが得られた。得られたフイルムを用
いヒートシーラーにて圧力1Kg/cm2、温度120℃、
時間2秒でヒートシールを行なつた。ヒートシー
ルは完全に行われシール強度は2400g/15mmであ
つた。又、25℃、75%RH下での酸素透過率は
9.0CC/m2・24hr・atmに過ぎなかつた。更に
440°ひねり(3.5インチ直進)後2.5インチ直進の
条件下100回にわたつて耐ピンポール性をテスト
したがピンポールは全く発生しなかつた。
例 2 (1) としてエチレン含有率33モル%、酢酸ビニル
成分のケン化度98.9モル%、極限粘度1.25dl/
gのエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物 (2) としてエチレン含有率80モル%、酢酸ビニル
成分のケン化度98.5モル%、溶融指数8.5g/
10分のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物 (3) としてナイロン6.6・ポリプロピレングリコ
ールブロツク共重合体(ブロツク共重合比60/
40)を(1)/(2)=80/20、〔(1)+(2)〕/(3)=90/
10の割合で混合し、例1に基じてフイルムを製
造した。
3日間溶融成型をつづけてもゲルやカスの発生
は全くおこらなかつた。
シール温度110℃、圧力2Kg/cm2、シール時間
2秒でヒートシールした時のシール強度は2500
g/15mmであつた。又酸素透過率は8.5CC/m2
24hr・atm、ピンホールの発生は0であつた。
例 3 (1) としてエチレン含有率36モル%、酢酸ビニル
成分のケン化度98.8モル%、極限粘度0.80dl/
gのエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物 (2) としてエチレン含有率75モル%、酢酸ビニル
成分のケン化度99.2モル%、溶融指数4.5g/
10分のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物 (3) としてナイロン11・ポリエチレングリコール
ブロツク共重合体(ブロツク共重合比40/60)
を(1)/(2)=85/15、〔(1)+(2)〕/(3)=50/50の
割合で混合し、例1に準じてフイルムを製造し
た。
3日間溶融成型をつづけてもゲルやカスの発生
は全くおこらなかつた。
シール温度120℃、圧力2Kg/cm2、シール時間
2秒でヒートシールした時のシール強度は2100
g/15mmであつた。又酸素透過率は23CC/m2
24hr・atm、ピンホールの発生は0であつた。
例 4 (1) としてエチレン含有率44モル%、酢酸ビニル
成分のケン化度99.4モル%、極限粘度0.95dl/
gのエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物 (2) としてエチレン含有率75モル%、酢酸ビニル
成分のケン化度99.1モル%、溶融指数32g/10
分のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物 (3) としてナイロン6・ポリテトラメチレングリ
コールブロツク共重合体(ブロツク共重合比
80/20)を(1)/(2)=90/10、〔(1)+(2)〕/(3)=
80/20の割合で混合し、例1に準じてフイルム
を製造した。
3日間溶融成型をつづけてもゲルやカスの発生
は全くおこらなかつた。
シール温度110℃、圧力2Kg/cm2、シール時間
2秒でヒートシールした時のシール強度は2400
g/15mmであつた。又酸素透過率は8.9CC/m2
24hr・atm、ピンホールの発生は0であつた。
対照例 1 (1) としてエチレン含有率26モル%、酢酸ビニル
成分のケン化度98.9モル%、極限粘度0.78dl/
gのエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物 (2) としてエチレン含有率85モル%、酢酸ビニル
成分のケン化度99.5モル%、溶融指数20g/10
分のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物 (3) としてナイロン6を(1)/(2)=70/30、〔(1)+
(2)〕/(3)=80/20の割合で混合し、例1に準じ
てフイルムを製造した。
1.5時間溶融成型をつづけたところゲルやカス
の発生がおこつた。
シール温度110℃、圧力2Kg/cm2、シール時間
2秒でヒートシールした時のシール強度は1900
g/15mmであつた。又酸素透過率は15CC/m2
24hr・atm、ピンホールの発生は25であつた。
対照例 2 エチレン含有率26モル%、酢酸ビニル成分のケ
ン化度99.3モル%、極限粘度0.78dl/gのエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物とナイロン6・
ポリテトラメチレングリコールブロツク共重合体
(ブロツク共重合比70/30)を95/5の割合で混
合し、例1に準じてフイルムを製造した。
3日間溶融成型をつづけてもゲルやカスの発生
は全くおこらなかつた。
シール温度120℃、圧力2Kg/cm2、シール時間
2秒でヒートシールした時のシール強度は58g/
15mmに低下した。ピンホールの発生は260であつ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (1) エチレン含有率25〜55モル%、酢酸ビニ
    ル成分のケン化度95モル%以上のエチレン−酢
    酸ビニル共重合体ケン化物、 (2) エチレン含有率70〜90モル%、酢酸ビニル成
    分のケン化度90モル%以上のエチレン−酢酸ビ
    ニル共重合体ケン化物、 (3) ポリアミド・ポリエーテルブロツク共重合体
    との混合物からなる性質の改善された樹脂組成
    物。 2 (1),(2),(3)の混合重量比が (1)/(2)=95/5〜60/40、 〔(1)+(2)〕/(3)が98/2〜10/90なる条件を満
    足する特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
JP2019384A 1984-02-06 1984-02-06 性質の改善された樹脂組成物 Granted JPS60163952A (ja)

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DK730288A (da) * 1988-01-15 1989-07-16 Kuraray Co Harpikskompositioner og flerlagede strukturer indeholdende disse
DE69025000T2 (de) * 1989-05-30 1996-09-19 Kuraray Co Mehrschichtige Struktur

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