JPH04172252A - 検体検査システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、病院的臨床検査室で利用される検体検査シス
テムに関する。

［従来の技術］ 従来の装置は、特開昭６３−５２０６１号公報に記載の
ように、各検体の仕分情報のみを制御部が記憶し、この
仕分情報に基づき検体を各分析計に搬送するための制御
を行っていた。特に、この仕分情報は、複数の分析計の
いずれにその検体が送られるべきであるかのみを示すも
のであり、各々検体は、各各の検体が送られるべき分析
計への搬送順に待行列があれば待行列の最後に入り、搬
送順は、到着順となついてた。

また、−度、分析計と送られた検体に対して、は元の自
動性分科に戻る搬送路は無かった。

〔発明が解決しようとする課題］ 上記従来技術では、病院検査室に持ち込まれる検体には
至急（約３０分以内）に検査結果を報告しなければなら
ない項目を有するものや、３時間後に検査結果を報告し
なければならないもの、翌日までに検査結果を報告すれ
ば良いものなど、検査結果報告時間に対する配慮がされ
ていない。従って、次々に到着する検体に対する仕分情
報に従い各分析計に検体をシーケンシャルに送るような
制御部であるために、検体の飛び超し搬送ができなく、
至急検査が必要な検体の検事が、遅れるなど問題があっ
た。

また、−度分析計に搬送された検体は、再度分析計に送
り込む手段も制御部も有しないため、例えば、多数の至
急検体の待行列ができたときに、至急検査が必要な項目
のみを測定し、この待行列が解消した段階でその検体の
残項目を検査することが不可能であった。さらに、１本
の検体が複数の分析計に搬送されなければならない場合
には、分析計からの戻り搬送路が無いために不可能であ
った。

本発明においては、各検体の検査の至急度に応じて、検
体を各分析部に搬送することを可能として、最も効率良
く至急検査を実現可能なシスシテムを構築することを目
的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、検体の検査項目毎に検査の
至急度情報を記憶する手段を設け、検体を分析計に送る
時にこの情報に基づいて検体をどの分析計に送り込むべ
きかを決定する事とした。

また、分析計からの戻り搬送ラインを設け、複数回にわ
たり検体を分析計に搬送することを可能とし、至急検体
の待行列を最小化すると共に、検体の効率良い分配を可
能とした。

［作用］ 検査至急情報及び検査項目情報記憶部は、各検体の検査
が必要な項目及び、それぞれの項目の検査の至急度を記
憶し、ある分析計が、検体受入れ可能となったとき、ど
の検体を搬送すべきかを決定するための情報を提供する
。

検体戻り搬送部は、各分析計で処理の終了した検体を収
集し、検体収納部に送り込む。

検体収納部に収納された検体は必要があれば、制御部か
らの指示により再度いずれかの分析計に搬送される。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を、第１図により説明する。

検査室に持ち込まれた検体は、検体架設部１０に架設さ
れる。検体架設部に架設された検体は、順次検体識別情
報読み取り部に送られ、検体確認が行われると共に、そ
の検体の検査項目及び至急度の情報記憶部からデータが
引き出され、検体の搬送場所が制御部１で決定される。

通常この検体識別には、検体容器に貼られたバーコード
ラベルが用いられ、検査項目及び至急度情報は、予め、
オペレータにより、制御部１に入力され、記憶されてい
る。

検体識別部で確認された検体について、複数の分析計１
４．１５．１６において分析する必要が有り、このうち
、いずれかが検体受入可能状態ならば、その検体は、受
入可能状態の分析計に送られる。この分析計が検体受入
可能状態であるか否かは、通信線５を通して制御部１に
常に報告されている。このいずれかの分析計に送られた
検体に対しては肪賓部１から検体ハンドリングロボット
制御部２への指令により、ハンドリングロボット８にて
、分析計に搬送される。

検体識別部１１を通過後、送られるべき分析計が全て受
入不可能（既に送られた検体の処理中）ならば収納部１
２に、ハンドリングロボットにより搬送され、分析計が
検体受入可能状態となるまで待機する。特に、検体に至
急検査必要度の高い項目の検査依頼があれば、制御部ｌ
からは、分析計が検体受入可能状態となったときに優先
して分析計に検体が送られる。

次に、分析が終了した検体は、順次分析計から戻り搬送
ライン６にハンドリングロボット８で移され、さらに、
ハンドリングロボットにより収納部１３に搬送される。

収納部１３に収納された検体について、未検査項目が有
れば、該当する分析計が検体受入可能状態となったとき
に、検体が該当する分析計まで、搬送ライン９及びハン
ドリングロボット８により搬送されて、分析が行われる
。

このようにして、検体の検査項目及び至急度を常にモニ
タし、分析計をできるだけ至急度の高い検体を受入れる
事が可能な状態にしておくように検体搬送を制＃部】で
制御する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、複数の分析計への検査待ち行列を、制
御し、至急に検査が必要な検体が到着した場合には、最
短の待ち時間で分析実施を可能とし、至急検査の一元的
自動処理が可能となる。さらに、照り搬送ラインを持つ
ことにより、複数の分析計にまたがって分析が必要な検
体の処理も容易に実現することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はシステム構成図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、検体架設部と、検体の検査至急情報及び検査項目情
   報記憶部と、検体検査装置と、該検体架設部から検査装
   置に検体を搬送する搬送部と、検査終了検体を収納する
   検体収納部と、該検査装置部から検体を該検体収納部へ
   搬送する戻り搬送部と、該検体収納部から必要な検体を
   取出し、該検査装置へ検体を再度搬送することが可能な
   検体検査システムにおいて、次々に到着する検体に対す
   る検査時間情報及び検査項目から、最も効率的に検査装
   置に検体を送ることを可能とする検体搬送制御部を持つ
   ことを特徴とする検体検査システム。