JPH04172021A - 光伝送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は光伝送方式に関するもので、特に、光分岐回路
を利用して、一つの光送信回路からの光信号を、複数の
光受信回路で受信したり、あるいは、複数の光送信装置
からの光信号を、一つの光受信回路で受信するポイシト
ーマルチポイント伝送を行う光伝送方式に関する。

（従来の技術） 従来、信頼性を向上させるために、主伝送用（現用とも
呼はれる）と予備の光送信装置を用いて送信する際には
、主伝送用の光送信装置と予備の光送信装置を光スィッ
チで切り換える方法か多く用いられている。この例を第
９図に示す。

第９図ｆａ）において、１０１は主伝送用の光送信装置
、１０２は予備の光送信装置、１０３は切り換え用の光
スィッチ、１０４は光受信装置を表す。

送信側では通常は光スィッチ１０３は主伝送用の光送信
装置１０１に接続しているか、光送信装置１０１か異常
動作になったときは、これを検知して予備の光送信装置
１０２に切り換えられる。

光受信装置１０４は光送信装置＋０１か、あるいは光送
信装置１０２からの光信号を受信する。

第９図（ｂ）において、１０５は主伝送用の光受信装置
、１０６は予備の光受信装置、１０３は切り換え用の光
スィッチ、１０７は光送信装置を表す。

受信側では通常は光スィッチ１０３は主伝送用の光受信
装置１０５に接続しているか、光受信装置１０５か異常
動作になったときは、これを検知して予備の光受信装２
１０６に切り換えられる。

光送信装置ｔ１０７は光受信装置１０５か、あるいは光
受信装置１０６へ光信号を送信する。

（発明か解決しようとする課題） ここで、光スィッチ１０３は現在の技術では、信頼性か
良くないため、信頼度を向上させるための目的か充分に
発揮できない欠点かあった。また、その挿入損失も大き
いため、伝送距離を犠牲にせざるをえなかった。

本発明は、近年光伝送技術の進展により出現してきたポ
イント−マルチポイント光伝送方式において、信頼性を
向上させることのできる光伝送方式を提供することを目
的とする。

（課題を解決するための手段） この目的を達成するために、本発明の光伝送方式は、ポ
イント−マルチポイント光伝送方式において、使用され
る光分岐回路にポイント側の主光伝送路に接続される一
つの入力端子又は出力端子の他にポイント側の予備光伝
送路に接続される予備入力端子又は予備出力端子か追加
され、その主光伝送路に接続された主光伝送側（現用側
）の装置か異常動作となった場合にその装置か送信装置
であるときは、主伝送路に接続された装置の動作を停止
させてその予備光伝送路に接続された予備装置を動作せ
しめるように構成されている。

以下図面により本発明の詳細な説明する。

（実施例） 第１図は本発明の第一実施例のブロック構成である。第
１図において、２０１はポイント−マルチポイント伝送
方式に使用する主伝送用の光送信装置、２０２はポイン
ト−マルチポイント伝送方式に使用する予備の光送信装
置、２０３は光分岐回路、２０４−１〜２０４−ｎ等は
ポイント−マルチポイント伝送方式に使用する光受信装
置を表す。

二こて、光分岐回路２０３は２人力・ｎ出力の構成例を
示している。但し、ｎは２以上の整数である。通常は主
伝送用の光送信装置２０１からの光信号は、光分岐回路
２０３を介して、光受信装置２０４−１や２０４−ｎで
受信される。主伝送用の光送信装置２０１か異常動作に
なったときは、予備の光送信装置２０２か動作し、主伝
送用の光送信装置２０１は出力を断にされる。

２人力・ｎ出力の光分岐回路２０３は１人力・ｎ出力の
ものに比較して、構成はそれ程複雑にならず、従って、
信頼性もそれ程劣化しない。また、構成を工夫すれば、
挿入損失か増加することはない。

第２図に光分岐回路２０３の構成要素である光結合回路
を示す。第２図において、３０１，３０２は入力端子、
３０３，３０４は出力端子、３０５は光結合回路を構成
する基板を表す。入力端子３０１からの光入力は結合回
路３０５て分岐され、出力端子３０３と３０４にそれぞ
れ２分される。

入力端子３０２からの光入力も同様に結合回路３０５て
分岐され、出力端子３０３と３０４にそれぞれ２分され
る。

第３図に第２図の光結合回路３０５を組合せて構成した
光分岐回路構成例を示す。４０７．　４０８゜４０９は
第２図の光結合回路、４０１，４０２は入力端子、４０
３〜４０６は出力端子を表す。この図では光結合回路か
縦続に多段接続されている。

第３図において、入力端子４０１からの光信号は光結合
回路４０７て２分岐され、さらに、光結合回路４０８，
４０９でそれぞれ２分岐され、結果的には、４分の１ず
つに分岐される。また入力端子４０２からの光信号も同
様に４分の１ずつに分岐される。このような方法であれ
ば、一般に２人力・ｎ出力の光分岐回路が簡単に構成で
き、しかも、１人力・ｎ出力の光分岐回路に比較して、
挿入損失か増加することはない。

次に、主伝送用の光送信装置から予備の光送信装置に切
り換える制卸手段について説明する。第４図は本発明第
２の実施例を示す。第４図において、５０１は光送信装
置２０１，２０２の動作を監視し、正常な光送信装置２
０１又は２０２か動作するように制御する監視制御回路
である。主伝送用の光送信装置２０１か異常動作すれば
、監視制御回路５０１かこれを検知して、予備の光送信
装置２０２に切り換える。この際、光スィッチで切り換
えることなく、光送信装置２０１の出力を断にし、光送
信装置２０２を動作させるたけてよい。従って、光スィ
ッチによる信頼性の劣化もなく、本来のシステムの信頼
性を向上させることかできる。

さらに、主伝送用の光送信装置から予備の光送信装置に
切り換える別の制御について説明する。

第５図は本発明第３実施例を示す。第５図において、６
０１は光送信装置！２０１又は２０２の動作を監視する
回路、６０２は光送信装置２０１，２０２を切り換える
制御回路である。

主伝送用の光送信装置２０１か異常動作（例えば光出力
の低下）すれば、監視回路６０１がこれを検知し、制御
回路６０２と連動して、予備の光送信装置２０２に切り
換える。この際、光スィッチて切り換えることなく、光
送信装置２０１の出力を断にし、光送信装置２０２を動
作させるたけてよい。この方法では第４図の実施例に比
較して、光送信装置だけでなく、光送信袋＃２０１ある
いは２０２から光分岐回路２０３まての光伝送路も含め
て信頼性を向上できる効果かある。

本発明の第４の実施例を第６図に示す。第６図において
、７０１はポイント−マルチポイント伝送方式に使用す
る主伝送用の光受信装置、７０２はポイント−マルチポ
イント伝送方式に使用する予備の光受信装置、７０３−
１〜７０３−ｎはポイント−マルチポイント伝送方式に
使用する光送信装置、７０５はｎ入力・２出力の光分岐
回路を表す。

ここで、光分岐回路７０５はｎ入力・２出力の構成例を
示している。但し、ｎは２以上の整数である。光送信装
置７０３−１からの光信号は、光分岐回路７０５を介し
て、常時７０１と７０２に入力されているか、通常は主
伝送用の光受信装置７０１で受信動作かなされる。出力
側か両受信装置７０１，７０２に共通に接続されている
場合には、主伝送用の光受信装置７０１か異常動作にな
ったときは、予備の光受信装置７０２か動作し、主伝送
用の光受信装置７０１は断にされる。実用上は、出力側
への送出を主伝送用の光受信装置７０Ｉから予備の光受
信装置７０２に切替えるたけてもよい。

ｎ入力・２出力の光分岐回路７０５は２人力・ｎ出力の
光分岐回路２０３と基本的には同しである。即ち、光分
岐回路２０３の入出力を逆にすれば、光分岐回路７０５
として使用できる。

次に、主伝送用の光受信装置から予備の光受信装置に切
り換える制御手段について説明する。第７図は本発明の
第５の実施例を示す。第７図において、８０１は光受信
装置７０１，７０２の動作を監視し、正常な光受信装置
７０１又は７０２か動作するように制御する監視制置回
路である。主伝送用の光受信装置７０１か異常動作すれ
ば、監視制置回路８０１かこれを検知して、予備の光受
信装置７０２に切り換える。この際、再受信装置７０１
．７０２を出力側に共通に接続しておけは、光スィッチ
で切り換えることな；、単に光受信装置７０１を断にし
、光受信装置７０２を動作させるたけてよい。また、出
力側への接続を光受信装置７０１から光受信装置７０２
へ切ｌ）換えるようにしてもよい。従って、光スィッチ
による信頼性の劣化もなく、本来のシステムの信頼性を
向上させることかできる。

さらに、主伝送用の光送信装置から予備の光伝送装置に
切り換える別の制御手段について説明する。第８図は本
発明第６の実施例を示す。第８図において、９０１は光
受信装置の動作を監視するための光送信装置、９０２は
光受信装置の動作を監視し正常な光受信装置か動作する
ように監視切り換え制御する回路である。

主伝送用の光受信装置７０１か正常に動作しているかど
うかを確認するために、光送信装置９０１は所定の光信
号を送出する。光受信装置７０１か異常動作すれは、監
視制置回路９０２かこの異常を検知し、予備の光受信装
置７０２に切り換える。この際、再受信装置７０１．７
０２を出力側に共通に接続しておけば、光スィッチで切
り換えることなく、光送信装置７０１を断にし、光受信
装置７０２を動作させるたけてよい。また、出力側への
接続を光受信装置７０１から光受信装置７０２へ切り換
えるようにしてもよい。この方法では第７図の実施例に
比較して、光受信装置７０１゜７０２だけでなく、光分
岐回路７０５から光受信装置７０１あるいは７０２まで
の光伝送路も含めて信頼性を向上てきる効果がある。

光受信装置７０１の異常を検知する方法としては、監視
用の光送信装置９０１から特定のパターンを送出し、光
受信装置７０１て正しく受信されているかを確認するこ
とによって可能である。あるいは、別の手段を用いて、
監視用の光送信装置９０１に特定の光信号を送り、再度
それを、監視用の光送信装置９０１から返送して、光受
信装置７０１で照合することによっても可能である。

ここで、光分岐回路２０３，７０５については２人力・
ｎ出力、あるいはｎ入力・２出力の構成を例にとったか
、２以上の入力あるいは２以上の出力にすることによっ
て一層信頼性を高める二とも可能である。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれは、ポイント−マル
チポイント伝送において、信頼性を向上させることか容
易であり、また、信頼性向上のために伝送距離を犠牲に
する必要はない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示すブロック図、第２
図は本発明に用いる光分岐回路の構成要素である光結合
回路の１例を示す概略構成図、第３図は第２図の光結合
回路を組合せて構成された光分岐回路の１例を示すブロ
ック図、第４図は本発明の第２の実施例を示すブロック
図、第５図は本発明の第３の実施例を示すブロック図、
第６図は本発明の第４の実施例を示すブロック図、第７
図は本発明の第５の実施例を示すブロック図、第８図は
本発明の第６の実施例を示すブロック図、第９図ｆａｔ
　ｆｂｌは従来の光伝送方式の例を示すブロック図であ
る。 １０１．２０１・・・主伝送用光受信装置、１０２．２
０２・・・予備光送信装置、１０３・・・光スィッチ、
　　１０４，２０４−１゜２０４−ｎ−＝光受信装置、
　　１０５，７０１・・主伝送用光受信装置、　　１０
６．７０２・・・予備光受信装置、　　１０７，７０３
−１，７０３−ｎ・・・光送信装置、　　２０３，７０
５・・・光分岐回路、　３０１，３０２，４０１，４０
２・・・光結合回路の入力端子、　　３０３，４０４，
４０３゜４０４．４０５，４０６・・・光結合回路の出
力端子、　３０５，４０７，４０８，４０９・・・光結
合回路、　５０１，８０１，９０２・・・監視割面回路
、　　６［）Ｉ・・・監視回路、　　９０１・・・監視
用光送信装置。 特許出願人　　日本電信電話株式会社

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）ポイント−マルチポイント光伝送方式により、ポ
   イント側の主光伝送用の光送信装置からの主光伝送路を
   介する光信号が光分岐回路により複数に分岐され、分岐
   された複数の光信号がマルチポイント側の複数の光受信
   装置でそれぞれ受信されるように構成されるとともに、
   前記光分岐回路には前記ポイント側の主光伝送路に接続
   される一つの入力端子の他に予備入力端子が設けられ、
   該予備入力端子には予備光伝送路を介してポイント側の
   予備の光送信装置が接続され、前記主伝送用の光送信装
   置が故障した場合に、該主伝送用の光伝送装置の動作を
   停止させて該予備の光送信装置を動作させるように構成
   された光伝送方式。
2. （２）前記ポイント側に前記主伝送用の光送信装置の動
   作を監視する機能を備え、その監視機能が異常を検知し
   たときに、該主伝送用の光送信装置の動作を停止させて
   前記予備の光送信装置を動作させるように構成されたこ
   とを特徴とする請求項（１）記載の光伝送方式。
3. （３）前記光分岐回路の出力側に前記主伝送用の光送信
   装置の動作を監視する機能を備え、その監視機能が異常
   を検知したときに、該主出主伝送用の光送信装置の動作
   を停止させて前記予備の光送信装置を動作させるように
   構成されたことを特徴とする請求項（１）記載の光伝送
   方式。
4. （４）ポイント−マルチポイント光伝送方式により、マ
   ルチポイント側の複数の光送信装置からの光信号が光分
   岐回路により合流し、合流された複数の光信号が主光伝
   送路を介してポイント側の主伝送用の光信号装置で受信
   されるように構成されるとともに、前記光分岐回路には
   前記ポイント側の主光伝送路に接続される一つの出力端
   子の他に予備出力端子が設けられ、該予備出力端子には
   予備光伝送路を介してポイント側の予備の光受信装置が
   接続され、前記主伝送用の光受信装置が故障した場合に
   、前記予備の光受信装置を動作させるように構成された
   ことを特徴とする光伝送方式。
5. （５）前記ポイント側に前記主伝送用の光受信装置の動
   作を監視する機能を備え、その監視機能が異常を検知し
   たときに前記予備の光受信装置を動作させるように構成
   されたことを特徴とする請求項（４）記載の光伝送方式
   。
6. （６）前記光分岐回路の入力側に前記主伝送用の光受信
   装置の動作を監視するために監視用の光通信装置を備え
   、その監視用の光送信装置からの光信号を利用して前記
   主伝送用の光受信装置の異常を検知したときに前記予備
   の光送信装置を動作せしめるように構成されたことを特
   徴とする請求項（４）記載の光伝送方式。