JPH04171306A - ブーツバンド - Google Patents

ブーツバンド

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Publication number
JPH04171306A
JPH04171306A JP2296442A JP29644290A JPH04171306A JP H04171306 A JPH04171306 A JP H04171306A JP 2296442 A JP2296442 A JP 2296442A JP 29644290 A JP29644290 A JP 29644290A JP H04171306 A JPH04171306 A JP H04171306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
boot
boots
welding
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2296442A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Nunome
布目 健治
Takuya Kato
拓也 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2296442A priority Critical patent/JPH04171306A/ja
Publication of JPH04171306A publication Critical patent/JPH04171306A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Clamps And Clips (AREA)
  • Resistance Welding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自在継手用ブーツ等を固定するためのブーツ
バンドに関する。
[従来の技術] 自動車や各種産業機械等に多用されている自在継手には
、第6図に示すように、自在継手の防水、防塵等のため
にゴム製のブーツ1が装着される。
ブーツ1は、大径部1aを自在継手の外輪10に、小径
部1bを軸部11に装着され、それぞれブーツバンド1
2により固定される。ブーツバンド12としては、第7
図に示すようなワンタッチ式のブーツバンド12が現在
多く用いられている。このブーツバンド12は、バンド
部材12aを輪状に湾曲させて掌合した両端部12bに
バンド部材12aよりも剛性の高い部材で形成したレバ
ー13を一体に結合したもので、レバー13のでこ作用
を利用してバンド直径を縮小させることによりブーツ1
の締め付けを行なう。
[発明が解決しようとする課題] 上記ブーツバンド12によれば、ブーツ1の固定は、ブ
ーツバンド12を自在継手の軸部11をくぐらせて所定
のブーツ外周位置に装着したのちレバー13折り返すこ
とによりなされる。しかしながら、ブーツバンドは予め
両端部を結合された環状のものであるから、自在継手を
アッセンブルする際、予めブーツバンドを軸部に通して
おかなければブーツを固定することができない。また、
ブーツあるいはブーツバンドを交換する必要が生じた場
合には、自在継手を分解して軸部を取り外さなければな
らない。これらは、自在継手の組立作業およびブーツあ
るいはブーツバンドの交換作業の効率を著しく低下させ
る。
そこで本発明の目的は、上記組立・交換作業を簡単化す
ることができるブーツバンドを提供することにある。そ
して、この目的を達成するためには、ブーツを固定する
に際しブーツバンドを予め自在継手の軸部に挿通してお
かなければならないという不都合を解消することが本発
明の解決すべき課題となる。
[課題を解決するための手段] 本発明のブーツバンドは、被覆部材に装着されたブーツ
の外周に嵌着されて該ブーツを被覆部材に固定する金属
製のものであって、バンド部材の輪状に湾曲させて重ね
合わせた部分が多点スポット溶接により接合されたもの
である。
[作用] 本発明のブーツバンドは、バンド部材を輪状に湾曲させ
てブーツの所定外周位置に巻き回した後、バンド部材の
重ね合わせた部分を多点スポット溶接により接合したも
のである。このため、このブーツバンドは予め自在継手
の軸部に挿通しておくことを必要としない。
また、ブーツの固定に必要とされるバンド張力が多点の
スポット溶接箇所で分担支持されるため、溶接箇所1点
当りの溶接強度を減少させることが可能になる。このこ
とは、電極間の通電時間、溶接電流値、電極の加圧力等
を減少させ得ることを意味し、溶接時のバンド部材の温
度上昇を押さえ、バンド部材と接するブーツ外周面の熱
損傷を防止する上で極めて有効な手段となる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。
第1図は、本考案のブーツバンド2を示す。このブーツ
バンド2は、自在継手に装着されたブーツ1の所定外周
位置に、予め所定長に切断された金属製のバンド部材2
aを巻き回した後、バンド部材2の両端部の重ね合わせ
た部分2bをスポット溶接により溶着したものである。
両端部の接合は、第2A図および第2B図に示すように
、重ね合わせ部分2bに外側から2つの電極3・4を所
要の溶接強度が得られるような加圧条件で加圧セットし
、電極3・4間で数m s e c〜数十m5ecオー
ダーの瞬間通電を行なうことによりなされる。1回の通
電でa部およびb部を同時に溶着することができる。こ
のようなスポット溶接法は、一般にシリーズ溶接法と称
されており、電極の設定如何により2点以上多点の箇所
の溶接を瞬時に行なうことができる。
第3図は、4つの電極3・4・5・6を用いて4点を同
時に溶接するようにした実施例を示す。
尚、4点の溶接は、第2A図および第2B図に示す2点
溶接を2回に分けて行なうようにしてもよい。
第4図は、上述した2点溶接、および2点溶接を2回に
分けて行なった4点溶接についての試験結果を示す。試
験結果から明らかなように、溶着部の引っ張り強度は、
自在継手用ブーツの固定に必要とされるバンド強度を十
分満足するものである。第4図中、4点溶接における電
流値および通電時間を2点溶接におけるものより低くし
ているのは、前述したように、溶接箇所が増加すること
により、各点における溶接強度を低く設定することがで
きることによる。本試験においては、4点溶接における
電流値および通電時間が低く設定され、各点の溶接強度
が減少しているのにもかかわらず、バンド全体の引っ張
り強度は2点溶接よりも大きくなっている。また、本試
験においては、両者の電極加圧力を同一(20kg)に
したが、同図に示す条件(電流値および通電時間)下に
、4点溶接における電極加圧力をより小さくしたとして
も、2点溶接と同程度のバンド強度を得ることが可能で
ある。これらのことは、溶接箇所下側のバンド部材2a
の温度上昇を押さえ、バンド部材2aと接するブーツ1
の外周面の熱損傷を防止する上で極めて有効な手段とな
る。
第5図は、バンド部材2aの重ね合わせた部分2bに一
方の電極3を所要の溶接強度が得られるような加圧条件
で加圧セットし、他方の電極4を重ね合わされていない
部分に加圧セットして溶接を行なう実施例を示す。この
溶接法は、一般にインダイレクト溶接法と呼ばれ、数m
5ec〜数十m5ecオーダーの瞬間通電を行なうこと
により、1回の通電で少なくとも1箇所(a点)、電極
の設定如何により、同時にあるいは繰り返しにより多点
溶接を行なうことができる。
尚、本発明は、バンド部材を予め所定長に切断したもの
に限定されず、バンド部材をスポット溶接で接合したの
ち、切断するようにしてもよい。
[発明の効果コ 本発明のブーツバンドは、バンド部材の重ね合わせた部
分が多点のスポット溶接で結合されるため、ブーツの所
定外周位置にバンド部材を巻き回したのち重ね合わせた
部分を結合してブーツの固定を行なう等の固定方法を用
いることが可能となる。したがって、本発明によれば、
ブーツの固定作業を行なうのに際し、ブーツバンドを予
め自在継手の軸部に挿通しておかなければならないとい
ったような不都合が解消されるため、自在継手等の被覆
部材の組立作業、ブーツあるいはブーツバンドの交換作
業等が極めて効率化される。また、多点スポット溶接を
採用したことにより、通電時間、溶接電流値、電極加圧
力等の溶接諸条件を低く押さえることができるため、溶
接時のバンド部材加熱によるブーツ表面の熱損傷を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のブーツバンドを示す一部断面図、 第2A図はバンド部材両端部の溶接法を示す断面図、第
2B図は第2A図の平面図、 第3図は本発明の他の実施例を示す平面図、第4図は試
験結果を示す表、 第5図は本発明の他の実施例を示す一部断面、第6図は
自在継手に装着されたブーツの固定状態を示す断面図、 第7図は従来のブーツバンドを示す側面図である。 1:ブーツ   2:ブーツバンド 2a:バンド部材 2b=重ね合わせた部分 3:4:5:6:電極 特 許 出 願 人  工ヌティエヌ株式会社代   
理   人   江  原  省  吾第1図 b 第2A図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)覆部材に装着されたブーツの外周に嵌着されて該
    ブーツを被覆部材に固定する金属性のブーツバンドであ
    って、バンド部材の輪状に湾曲させて重ね合わせた部分
    が多点スポット溶接により接合されたブーツバンド。
JP2296442A 1990-10-31 1990-10-31 ブーツバンド Pending JPH04171306A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2296442A JPH04171306A (ja) 1990-10-31 1990-10-31 ブーツバンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2296442A JPH04171306A (ja) 1990-10-31 1990-10-31 ブーツバンド

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Publication Number Publication Date
JPH04171306A true JPH04171306A (ja) 1992-06-18

Family

ID=17833595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2296442A Pending JPH04171306A (ja) 1990-10-31 1990-10-31 ブーツバンド

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JP (1) JPH04171306A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100846058B1 (ko) * 2007-01-11 2008-07-11 위아 주식회사 등속 조인트용 센서링 일체형 클램핑 밴드

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100846058B1 (ko) * 2007-01-11 2008-07-11 위아 주식회사 등속 조인트용 센서링 일체형 클램핑 밴드

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